[SQL] SQLコミュニケーション エラー 17832, 17824, 1608, 232, 109

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文書番号: 109787 - 対象製品
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目次

概要

SQL Server の通信関連のエラーが多数発生する可能性があります。たいていの場合、これらのエラーは SQL Server の問題ではなく、ネットワーク、ネットワーク構成、あるいはクライアント アプリケーションの問題です。

サーバ側のエラー

   17832 ログイン パケット(s)が読み取れません
   17825 サーバー側の接続をクローズできません
   17824 サーバー側の接続 '%1' に書き込めません  
   10058 Can't send after socket shutdown (ソケット遮断後送信不能)
   10054 Connection reset by peer (ピアが接続をリセットする)
   10053 Software caused connection abort (ソフトウェアが接続を中止させる)
    1608 結果をフロント エンドに送っている間にネットワーク エラーが発生しまし
         た。詳細については、SQL サーバーのエラー ログを参照してください。
     232 The pipe is being closed (パイプ(pipe)が閉じている)
     109 The pipe has been ended (パイプ(pipe)が終了した)

クライアント側のエラー

   10008 ネットワーク エラーの可能性:SQL サーバーからのトークンの誤り:データ
         ストリーム処理の同期が取れません。
   10010 ネットワーク エラーの可能性:SQL サーバーからの読み取りエラーです。
   10018 Error closing network connection (エラーがネットワークの接続を閉じた)
   10025 Write to SQL Server failed (SQL Serverに書込み失敗)

詳細

クライアント側とサーバ側のどちらにおいても、SQL Server とそのアプリケーションはほとんど ISO ネットワーク第 7 層以上にあります。信頼性のあるネットワークの確立と維持は、SQL Server より下位の層にあるネットワークとシステムの役割です。

SQL Server がネットワークを使用するのは、電話を購入して使用することに類似しています。接続された 2 台の電話は、信頼性のある接続の確立と維持という点では電話網に依存しています。雑音、低品質、あるいは接続の切断などといった問題の原因がユーザの電話機にあることはめったにありません。ほとんどの場合、接続に関する問題の原因は、二人のエンド ユーザを接続する電話網に帰せられるはずです。

同様に、この記事で列挙されたエラーのほとんどは目に見えない接続の失敗が SQL の層で明らかになっただけです。これらは、SQL Server の問題ではありません。接続の失敗は通常、クライアント ワークステーションのリブートが原因になっています。この場合は、サーバはクライアントに接続の失敗を報告します。メモリ不足などのクライアントアプリケーションのエラーやシステム エラーが原因で、クライアント プログラムの停止や異常終了が起こります。この場合もサーバは接続の失敗を報告します。
これを検査するために、クライアント システムをデバッグできます。クライアントとサーバを接続するネットワーク内のハードウェアやソフトウェアのさまざまな問題が原因で、このようなエラーが発生する場合もあります。このような場合の問題を解決するためには、問題のあるネットワーク、アプリケーションあるいはシステムの特性を確認して、その部分に解決努力を集中させることが必要です。

問題解決の方法には、エラー発生時にクライアント マシンでユーザが何をしていたか明確にする、クライアント アプリケーションをデバッガにかける、Network General Sniffer やNovell Lanalyzer などのネットワーク アナライザを使用してエラー発生時のクライアントとサーバ間のトラフィックをモニタするなどの方法があります。

これらの問題の詳細は次のとおりです。

サーバ側のエラー

17832 ログイン パケット(s)が読み取れません。NT のみ。
クライアント オペレーティング システムまたはクライアント アプリケーションの障害が原因で、クライアントが接続開始しても接続に成功しない場合に、この事態が発生することがあります。接続開始時と接続完了時の間にネットワークに障害が発生した場合にも、このエラーは発生します。
17825 サーバー側の接続をクローズできません。NT のみ。
ネットワークのクライアントの接続を終了しようとしているときに SQL Server にエラーが起こった場合に、このエラーが発生することがあります。通常は、このエラーは発生しません。ときに、より深刻なエラーの副次的現象としてこのエラーが発生することがあります。その場合は、先にそちらを解決しなければなりません。
17824 サーバー側の接続 '%1' に書き込めません 。NT のみ。
SQL Server がクライアントに書込みを試みて失敗したときに、このエラーが発生することがあります。クライアント マシンがハングまたはシャットダウンした場合やネットワークの問題が原因で発生することもあります。クライアント マシンをリブートすると、このエラーがよく発生します。
10058 ソケット遮断後送信不能。NTのみ。
(SPX を含む) ソケット クライアントが SQL NT との間でデータを送受信中に、クライアントアプリケーションがハング、トラップ、あるいは突然シャットダウンした場合に、このエラーが発生することがあります。通常、このエラーは17824のエラーに関連してソケットベースの接続で発生します。17824 のエラーと同様に、たいていクライアントマシンのハング、トラップ、突然のシャットダウンが原因で発生します。たとえば、NWLink SPX 転送を使用している NT クライアントが SQL SQL NT にデータを挿入しているときにクライアント アプリケーションが終了 (kill) された場合などに、10058 のエラーが発生します。
10054 ピアが接続をリセットする。NT のみ。
(SPX を含む) ソケット クライアントが SQL NT との間でデータを送受信中にネットワークの接続が失われた場合に、このエラーが発生することがあります。このエラーは、通常 17824 のエラーに関連してソケットベースの接続で発生します。たとえば、NWLink SPX 転送を使用している NT クライアントが SQL NT からデータを選択しているときに、ネットワーク ケーブルが SQL NT マシンから切断された場合などに、10054 のエラーが発生します。
10053 ソフトウェアが接続を中止させる。NT のみ。
(SPX を含む)ソケット クライアントが接続を中止するときに発生します。通常、このエラーは、17824 のエラーに関連してソケットベースの接続で発生します。17824 のエラーと同様に、たいていクライアント マシンのハングや突然のシャットダウン、クライアント アプリケーションやネットワークの問題が原因で発生します。
1608 フロント エンドに結果を送信中にネットワーク エラーに遭遇した。
OS/2 およびNT。
原因は、17824、10058、10054、および10053 と同じです。エラー シンタックすが示すように、ネットワークに関連していることがよくあります。
232 パイプ (pipe) が閉じている。OS/2 および NT。
読込み中に名前付きのパイプ接続が切断されたときに発生します。エラー 232 は標準システム エラー コードで、Microsoft Visual C++ の WINERROR.H ファイルなどのリファレンスにドキュメント化されています。SQL Server が名前付きパイプ操作を試みていると、その呼出しはエラーコード 232 を返しました。このエラーはエラー 17824 や 1608 とともに発生することが多く、原因も同じです。
109 パイプ (pipe) が終了した。OS/2 および NT。
書き込み中に名前付きパイプの接続が切断されたときに発生します。原因は、エラー 232 ときわめて類似しています。

クライアント側のエラー

以下の DB-Library エラーは上記のサーバ側のエラーと同時に発生することがよくあります。これらのエラーは多くの場合、クライアントの視点からみて、ネットワークの接続が切断されたことを示しています。ネットワーク自身に障害が発生したとき、管理者がネットワーク接続や SQL プロセスを終了したとき、あるいは、サーバ側の SQL プロセスが中止されたときなどに、ネットワークの接続が切断されることがあります。アクセス権の侵害や同様のエラーがないかどうか SQL Server のエラー ログを調査することによって、これが SQL の問題か否かを容易に確認できます。アクセス権の侵害などがなければ、ネットワーク、ネットワーク構成、あるいはシステムやアプリケーションの問題として追求しなければなりません。クライアント側の通信エラーが発生したときと同時にサーバ側のエラーが発生しているならば、たいていネットワークの問題です。
10008 SQL Server から不正なトークンが送信された:データストリームの処理が同期していない。
ネットワーク接続が突然切断されたことが原因である場合が多く、クライアントは損傷したTabular Data Stream トークンを読み込むことになります。このエラーの詳細については、Q73215 を参照してください。
10010 SQL Server からの読込み失敗。
クライアントが SQL Server ネットワーク データストリームを読み込んでいるとエラーコードが返りました。ネットワーク サポート プロバイダが問題の診断に役に立つネットワークのエラーコードを、DB-Library が返す場合があります。
10018 エラーがネットワークの接続を閉じた
クライアントがネットワーク接続を終了しようとしていると、エラーコードが返されました。DB-Library が、ネットワーク サポート プロバイダが問題の診断に役に立つネットワークのエラーコードを返す場合があります。
10025 SQL Server に書込み失敗
クライアントが SQL Server ネットワーク データストリームに書き込んでいると、故障コードが返されました。ネットワーク サポート プロバイダが問題の診断に役に立つネットワークのエラーコードを、DB-Library が返す場合があります。

関連情報

この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID 109787 (最終更新日 1996-01-19) をもとに作成したものです。

プロパティ

文書番号: 109787 - 最終更新日: 2004年1月23日 - リビジョン: 1.0
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft SQL Server 6.0 Standard Edition
  • Microsoft SQL Server 6.5 Standard Edition
  • Microsoft SQL Server 7.0 Standard Edition
キーワード:?
kbinfo KB109787
"Microsoft Knowledge Baseに含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行ないません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社 及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社 またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。なお、本文書においては、文書の体裁上の都合により製品名の表記において商標登録表示、その他の商標表示を省略している場合がありますので、予めご了解ください。"

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