Windows の Msdos.sys ファイルの内容

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文書番号: 118579 - 対象製品
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目次

概要

Windows のセットアップ プログラムはルート フォルダに Msdos.sys というファイルを作成し、読み取り専用、システム、および隠しファイルの各属性を設定します。MS-DOS の Msdos.sys ファイルとは異なり、このファイルはテキスト ファイルです。このファイルには、他の Windows ファイル (レジストリなど) が保存されている位置を示す [Paths] セクションや、起動プロセスをカスタマイズするために使用可能な [Options] セクションが含まれています。

詳細

[Paths] セクションには以下の項目を設定できます。
  • HostWinBootDrv=ブート ドライブのルート
    デフォルト値 : C
    用途 : 起動ドライブのルートの位置を指定します。
  • UninstallDir=ブート ドライブのルート
    デフォルト値 : C
    用途 : W95undo.dat ファイルおよび W95undo.ini ファイルの場所を指定します。これらのファイルは、Windows 95 のアンインストールするのに必要です。

    : この設定が存在するのは、Windows 95 のセットアップ時にシステム ファイルのバックアップを作成した場合だけです。
  • WinBootDir=Windows フォルダ
    デフォルト値 : セットアップ時に指定したフォルダです (たとえば C:\Windows)。
    用途 : 起動に必要なファイルの位置を示します。
  • WinDir=Windows フォルダ
    デフォルト値 : セットアップ時に指定したフォルダです (たとえば C:\Windows)。
    用途 : セットアップ時に指定した Windows 95 フォルダの場所を示します。
[Options] セクションには以下の項目を設定できます。これらの設定を使用したい場合は、手動で追加する必要があります。
  • AutoScan=数値
    デフォルト値 : 1
    用途 : コンピュータが正常に終了しなかった場合に、後でスキャンディスクを実行するかどうかを定義します。0 の場合、スキャンディスクは実行されません。1 の場合、スキャンディスクを実行するかどうかの確認を求められます。2 の場合、スキャンディスクの実行前には確認を求められませんが、エラーが検出された場合には、修復するかどうかの確認を求められます。

    この設定は、Windows 95 OEM Service Release 2 および Windows 98 でのみ使用できます。
  • BootDelay=秒数
    デフォルト値 : 2
    用途 : Windows 95 の起動が続行される前に、"Starting Windows" のメッセージを画面に表示する時間を指定します。

    : BootDelay は、Windows 98 ではサポートされません。
  • BootSafe=ブール値
    デフォルト値 : 0
    用途 : 1 の場合、コンピュータは Safe モードで起動されます。
  • BootGUI=ブール値
    デフォルト値 : 1
    用途 : 1 の場合、グラフィカル ユーザー インターフェイスが読み込まれます。0 の場合、グラフィカル ユーザー インターフェイスの読み込みが無効になります。
  • BootKeys=ブール値
    デフォルト値 : 1
    用途 : 1 の場合、ファンクション キー ブート オプション (F4、F5、F6、F8 および Ctrl キー) の使用が有効になります。0 の場合は無効になります。

    : BootKeys=0 に設定されている場合、BootDelay=n の指定は無効です。
  • BootMenu=ブール値
    デフォルト値 : 0
    用途 : 1 の場合、スタートアップ メニューが常に表示されます。0 の場合、"Starting Windows 95" のメッセージの表示中に F8 キーを押したとき (Windows 98 ベースのコンピュータを再起動する際に Ctrl キーを押したままにした場合) のみスタートアップ メニューが表示されます。
  • BootMenuDefault=数値
    デフォルト値 : システムが正常に実行中の場合は 1。前回システムがハングアップした場合は 3。
    用途 : スタートアップ メニューのデフォルトのメニュー項目を設定するために使用します。
  • BootMenuDelay=数値
    デフォルト値 : 30
    用途 : Windows スタートアップ メニューが表示される時間を設定します。ユーザーからの入力がないままこの時間が経過すると、BootMenuDefault が有効になります。

    : このオプションは、Msdos.sys ファイルの [Options] セクションに BootMenu=1 が指定されている場合にのみ有効です。
  • BootMulti=ブール値
    デフォルト値 : 1
    用途 : 0 の場合、マルチブートが無効になります (たとえば、以前のバージョンのオペレーティング システムを起動できなくなります)。1 の場合、F4 キーまたは F8 キーを押して、以前のバージョンのオペレーティング システムを起動できます。
  • BootWarn=ブール値
    デフォルト値 : 1
    用途 : 0 の場合、Safe モード ブートの警告メッセージと スタートアップ メニューが表示されません。
  • BootWin=ブール値
    デフォルト値 : 1
    用途 : 1 の場合、起動時に Windows 95 が読み込まれます。0 の場合、Windows 95 がデフォルトのオペレーティング システムとして読み込まれません (このオプションは、MS-DOS バージョン 5.x または 6.x がコンピュータにインストールされている場合にのみ有効です)。

    : BootMulti=1 が設定されている場合に限り、F4 キーを押すとこの設定が逆になります (たとえば、値が 0 のときに F4 キーを押すと、Windows 95 が読み込まれます)。
  • DoubleBuffer=ブール値
    デフォルト値 : 0
    用途 : 1 の場合、ダブル バッファを必要とするコントローラ (SCSI コントローラなど) に対してダブル バッファを有効にします。2 の場合、コントローラにダブル バッファが必要かどうかに関係なく、ダブル バッファを無条件に有効にします。
  • DBLSpace=ブール値
    デフォルト値 : 1
    用途 : 1 の場合、DBLSPACE.BIN ファイルを自動的に読み込まれます。0 の場合、このファイルは自動的には読み込まれません。

    : Windows 95 は、Dblspace.bin または Drvspace.bin が起動ドライブのルート フォルダに存在すれば、そのいずれかを起動時に使用します。起動時に圧縮ドライバが読み込まれないようにするには、次のように Msdos.sys で DBLSpace と DRVSpace の両方を 0 に設定します。
    DBLSpace=0
    DRVSpace=0
  • DRVSpace=ブール値
    デフォルト値 : 1
    用途 : 1 の場合、DRVSPACE.BIN ファイルが自動的に読み込まれます。0 の場合、このファイルは自動的には読み込まれません。

    : Windows 95 は、Dblspace.bin または Drvspace.bin が起動ドライブのルート フォルダに存在すれば、そのいずれかを起動時に使用します。起動時に圧縮ドライバが読み込まれないようにするには、次のように Msdos.sys で DBLSpace と DRVSpace の両方を 0 に設定します。
    DBLSpace=0
    DRVSpace=0
  • LoadTop=ブール値
    デフォルト値 : 1
    用途 : 0 の場合、Windows 95 は COMMAND.COM と DRVSPACE.BIN/DBLSPACE.BIN をコンベンショナル メモリ (640KB) の上位に読み込みません。ソフトウェアの互換性に問題があり、使用可能なメモリに制限がある場合は、この値を 0 に設定してみてください。
  • Logo=ブール値
    デフォルト値 : 1
    用途 : 1 の場合、起動時に Windows 95 のロゴ画面が表示されます。0 の場合、ロゴ画面は表示されません。また、0 に設定すると、一部のサードパーティ製メモリ マネージャとの間での互換性の問題の原因になる、さまざまな割り込みのフックを防止できます。
  • Network=ブール値
    デフォルト値 : 0
    用途 : 1 の場合、ネットワークがインストールされたことを意味し、Windows 95 スタートアップ メニューのオプションに [Safe mode with network support] が追加されます。

Msdos.sys ファイル内の余分な文字について

Msdos.sys ファイルには、明らかに不要と思われる情報も含まれています。この情報は、Msdos.sys のファイル サイズが最低 1,024 バイトでないと問題を起こすプログラムをサポートするために必要です。たとえば、ウイルス対策プログラムが 1,024 バイト未満の Msdos.sys ファイルを検出すると、Msdos.sys ファイルがウイルスに感染していると見なしてしまう可能性があります。Msdos.sys ファイルを削除してしまうとコンピュータは起動しません。

Msdos.sys ファイルでは、一連の "X" の前に以下のような記述が見られます。
;The following lines are required for compatibility with other programs.
;Do not remove them (Msdos.sys needs to be > 1024 bytes).
各行の先頭にセミコロン (;) が記述されているため、Windows がこれらの行を読み込むことはありません。

Msdos.sys ファイルを編集する方法

Msdos.sys ファイルの値を変更するには、次の手順でファイルを編集します。
  1. [スタート] ボタンをクリックし、[検索] をポイントします。次に、[ファイルやフォルダ] をクリックします。
  2. [名前] ボックスに「msdos.sys」と入力します。[探す場所] ボックスで、起動ドライブ (通常は C ドライブ、C ドライブが圧縮されている場合は H ドライブ) を選択します。[検索開始] ボタンをクリックします。
  3. 検索結果のリストから Msdos.sys ファイルを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
  4. [読み取り専用]、[隠しファイル] チェック ボックスをオフにし、Msdos.sys ファイルからこれらの属性を削除して、[OK] をクリックします。
  5. Msdos.sys ファイルを右クリックし、[アプリケーションから開く] をクリックします。
  6. [このファイルを開くアプリケーション] ボックスで [ワードパッド] をクリックし、[OK] をクリックします。
  7. ファイルを編集します。編集完了後、テキスト ファイルとして保存し、ワードパッドを終了します。
  8. 検索結果のリストから Msdos.sys ファイルを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
  9. [読み取り専用]、[隠しファイル] チェック ボックスをオンにし、Msdos.sys ファイルにこれらの属性を設定後、[OK] をクリックします。[検索] ウィンドウを閉じます。
  10. Windows を再起動します。
Windows がインストールされているフォルダを調べる方法の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
305792 How to Determine Which Folder Windows Is Installed In
305792 Windows がどのフォルダにインストールされているかを調べる方法

関連情報

この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID 118579 (最終更新日 2002-08-06) を基に作成したものです。

プロパティ

文書番号: 118579 - 最終更新日: 2004年12月27日 - リビジョン: 1.4
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Windows 95
  • Microsoft Windows 98 Standard Edition
  • Microsoft Windows 98 Second Edition
  • Microsoft Windows Millennium Edition
キーワード:?
kbinfo kbtshoot kbhardware kbenv kbsetup kbfaq kbdiskmemory KB118579
"Microsoft Knowledge Baseに含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行ないません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社 及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社 またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。なお、本文書においては、文書の体裁上の都合により製品名の表記において商標登録表示、その他の商標表示を省略している場合がありますので、予めご了解ください。"

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