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文書番号: 124184 - 最終更新日: 2004年9月8日 - リビジョン: 4.1

システム アカウントで実行されているサービスがネットワークにアクセスできない

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現象

システム アカウントを使ってアプリケーションが起動された場合、アプリケーションは Null アカウントでログオンします。アプリケーションが Null セッションを使ってリモートの Windows NT 3.5 のサーバー リソースにアクセスしようとすると失敗します。Scheduler サービスのスクリプト (AT コマンド) 、またはそのほかのサービスやアプリケーションの動作が、ネットワーク上のサーバー リソースにアクセスしようとすると、次のようなエラー メッセージが表示されます。
エラー 5: アクセスが拒否されました。
システム アカウントを使用するアプリケーションが、UNC 名を使って共有リソースにアクセスする場合、次のエラー メッセージが返されます。
指定されたファイルが見当たりません。
注 : Scheduler サービスのスクリプトのエラー メッセージは、AT コマンドをファイルにリダイレクトすることにより表示されます。

原因

Scheduler などのサービスは、デスクトップとの対話にシステム アカウントを使ってログオンする場合、Null セッションをサポートします。

Windows NT 3.1 は、デフォルトで Null セッションをサポートしています。しかしながら、Windows NT 3.5 は、デフォルトでは Null セッションをサポートしていないため、サポートするには別途構成が必要となります。この変更は、デフォルトのセキュリティ レベルをさらに強固なものにするために行なわれました。



システム アカウントのコンテキストでプロセスを実行すると、プロセスは、アカウント情報に Null セッションを使って、リソースにアクセスしようとします。Net Use などのコマンドを実行している AT スクリプトには、こうしたアクセス情報がデフォルトで設定されています。プロトコル アナライザ トレースは、明示されていないアカウント情報を渡す Server Message Block (SMB) Session Setup & X に関連付けられた Null セッション リクエストを表示します。

解決方法

システム アカウントを使用しないでください。Scheduler などのサービスやユーザー設定アプリケーションは、ユーザー固有のアカウントを使って構成することができます。ユーザー固有のアカウントを使用すると、そのアカウントおよび関連付けられたパスワードに基づいて、ユーザー レベル セキュリティを設定することができます。

注 : 詳細については、『Windows NT Server 3.5 System Guide』の第 15 章「Server Manager, Assigning a Logon Account to the Schedule Service」を参照してください。

Null セッション サポートが必要な場合には、次の手順を実行して、リモートの各リソース コンピュータのレジストリを変更します。

警告 :

  • 次の方法で共有リソースを設定すると、セキュリティが確保されません。Microsoft では、Null セッションでセキュリティを必要とする場合、この構成はお勧めしません。
  • レジストリ エディタの使用方法を誤ると、システム全体に関する重大な問題が発生する可能性があり、その問題を修正するには Windows NT を再インストールしなければならない場合があります。Microsoft は、レジストリ エディタの誤用により発生した問題に関しては、一切責任を負わないものとします。レジストリ エディタは、自己の責任においてご使用ください。
  1. レジストリ エディタ (REGEDT32.EXE) を起動します。
  2. HKEY_LOCAL_MACHINE サブツリーから、次のキーに移動します。

    \System\CurrentControlSet\Services\LanmanServer\Parameters\NullSessionShares
    

    注 : NullSessionShares の種類は、REG_MULTI_SZ です。
  3. NullSessionShares キー内の新しい行に、Null セッションでアクセスする共有を入力します (たとえば、"PUBLIC")。
  4. 使用しているアプリケーションが名前付きパイプを使用し、Null セッションのサポートを必要としている場合には、次の操作を実行します。

    1. HKEY_LOCAL_MACHINE サブツリーから、次のキーに移動します。

      \System\CurrentControlSet\Services\LanmanServer\Parameters\NullSessionPipes 
      

      注 : NullSessionPipes の種類は、REG_MULTI_SZ です。
    2. NullSessionPipes キー内の新しい行に、Null セッションでアクセスするパイプを入力します。
  5. サーバーを終了し、再起動します。
その他の情報については、次の Microsoft Knowledge Base を参照してください。
文書番号 : 132679? (http://support.microsoft.com/kb/132679/EN-US/ )
タイトル : Local System Account and Null Sessions in Windows NT

文書番号 : 122702? (http://support.microsoft.com/kb/122702/EN-US/ )
タイトル : Using the System Account as a Service in Windows NT 3.5

文書番号 : 121281? (http://support.microsoft.com/kb/121281/EN-US/ )
タイトル : LMHOSTS #Include Directives Requires Null Session Support

詳細

この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID 124184? (http://support.microsoft.com/kb/124184/EN-US/ ) (最終更新日 2000-10-25) をもとに作成したものです。


この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Windows NT Workstation 3.5
  • Microsoft Windows NT Server 3.5
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