[Windows 95 Setup] 説明およびトラブルシューティングの手順

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文書番号: 129260 - 対象製品
この資料では、Windows 95 のインストール時の問題解決に役立つトラブルシューティングの手順を説明します。この情報は、Windows 95 セットアップ トラブルシューティング ウィザードでも入手できます。このウィザードを使用することをお勧めしていますが、利便性を高めるため、このテキスト ベースの資料も作成しました。
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目次

概要

この資料には、セットアップの問題をトラブルシューティングする手順が記載されています。また、以前のバージョンの Windows から Windows 95 にアップグレードする際の一般的なセットアップ処理について説明します。

詳細

セットアップのトラブルシューティング

次のいずれかの手順を試してみる前に、現在のオペレーティング システムのブート ディスクを作成してください。コンピュータの起動に必要なすべてのファイル (Autoexec.bat ファイルおよび Config.sys ファイルを含む) をブート ディスクにコピーします。必要なデバイス ドライバ ファイル (ハード ディスクへのアクセスを提供するデバイス ドライバなど) が含まれていることを確認します。ブート ディスクの作成方法については、オペレーティング システムのマニュアルを参照してください。

クリーン ブート

Windows 95 のインストール時に問題が発生した場合は、まずクリーン ブートを試してみる必要があります。コンピュータの起動にディスク圧縮ソフトウェア、ディスク パーティション管理ソフトウェア、またはサードパーティ製のドライバが不要な場合は、次の手順を実行してクリーン ブートを実行してみます。
  1. Config.sys ファイルの名前を Config.xxx に変更します。これを実行するには、コマンド プロンプトで次の行を入力します。
    ren c:\config.sys config.xxx
  2. Autoexec.bat ファイルの名前を Autoexec.xxx に変更します。これを実行するには、コマンド プロンプトで次の行を入力します。
    ren c:\autoexec.bat autoexec.xxx
  3. コンピュータを再起動し、セットアップを再度実行します。
MS-DOS からのセットアップ

コンピュータの起動にディスク パーティション管理ソフトウェア、ディスク圧縮ソフトウェア、またはその他のサードパーティ製ソフトウェアが必要な場合は、Autoexec.bat ファイルおよび Config.sys ファイルに次のように記述する必要があります。
   Config.sys
   --------------------------------------
   <サードパーティ製ディスク分割ソフトウェア>
   <サードパーティ製ディスク圧縮ドライバ>
   <その他必要なサードパーティ製ドライバ>
   shell=c:\<dir>\command.com  /E:1024 /P
   files=45
   buffers=20

   Autoexec.bat
   ---------------
   prompt $p$g
   path=c:\DOS;c:\
				
Windows からのセットアップ

コンピュータの起動にディスク パーティション管理ソフトウェア、ディスク圧縮ソフトウェア、またはその他のサードパーティ製ソフトウェアが必要な場合は、Autoexec.bat ファイルおよび Config.sys ファイルに次のように記述する必要があります。
   Config.sys
   -------------------------------------
   device=c:\<dir>\himem.sys
   device=c:\<dir>\emm386.exe x=a000-f7ff nohi noems novcpi nomovexbda notr
   <サードパーティ製ディスク分割ソフトウェア>
   <サードパーティ製ディスク圧縮ドライバ>
   <その他のサードパーティ製ドライバ>
   stacks=9,256
   shell=c:\<dir>\command.com  /E:1024 /P
   files=45
   buffers=20

   Autoexec.bat
   --------------------------
   prompt $p$g
   path=c:\Windows;c:\DOS;c:\
   set temp=c:\<dir>
				
実行中の Windows ベースのプログラム (プログラム マネージャを除く) をすべて終了し、32 ビット ファイルおよびディスクへのアクセスを無効にしてから、セットアップを再度実行します。

注 : これらの例は、セットアップをネットワークから実行していないことを前提にしています。セットアップをネットワークから実行している場合、最小限のファイルを使用する起動方法については、ネットワーク管理者に問い合わせてください。

スキャン ディスクが応答を停止 (ハング) する

スキャン ディスクでハード ディスクの問題をチェック中にコンピュータがハングした場合、アクティブでない時間が 3 分を超えると、セットアップはコンピュータの制御をユーザーに返す必要があります。セットアップから制御が返されない場合は、コマンド プロンプトからスキャン ディスクを実行してから、セットアップを再び実行します。依然としてセットアップがハングする場合は、スキャン ディスクが実行されないように /IS スイッチを指定してセットアップを実行します。この場合、セットアップでは Chkdsk.exe が実行され、クロスリンク ファイルのチェックが行われます。

セットアップがハングする

セットアップがハングする最も一般的な原因は、ウイルスおよびウイルス対策ソフトウェアです。セットアップがハングした場合は、まずウイルス対策プログラムを実行してください。ウイルスが検出されなかった場合は、ウイルス対策プログラムがメモリに常駐しているかどうかを確認します。

コンピュータによっては、プログラムによるハード ディスクのブート セクタへの書き込みを禁止するウイルス対策機能が搭載されているものがあります。このような機能は、コンピュータの CMOS 設定で設定されている場合があります。ウイルス対策の保護機能が有効になっている場合、セットアップによるインストールが完了しないか、Windows 95 が正しく読み込まれません。

この問題を回避するには、コンピュータの CMOS 設定でウイルス対策機能を無効にし、セットアップを再度実行します。セットアップが正常に完了した場合、ウイルス対策機能を再度有効にできます。コンピュータの CMOS 設定を変更する方法の詳細については、コンピュータの製造元に問い合わせてください。

製品 (OEM) 版の Windows 95 を空のブート可能 SCSI ハード ディスクにインストールする場合 (たとえば、製品に付属しているブート ディスクを使用せず、代わりに Io.sys、Msdos.sys、および Command.com をハード ディスクにコピーする場合) にもセットアップがハングすることがあります。

SMARTDrive はセットアップ時に自動的に読み込まれますが、ダブル バッファリングは有効になりません。ダブル バッファリングが必要な SCSI ハード ディスクに Windows 95 をインストールする場合、一時ファイルのハード ディスクへのコピー中にセットアップがハングすることがあります。

この問題を回避するには、/C スイッチを指定してセットアップを実行し、SMARTDrive が読み込まれないようにします。

セットアップがディスク 2 でハングする

この問題は、次のいずれかの原因によって発生している可能性があります。
  • メディア交換信号のサポートが正常に機能していない

    セットアップがディスク 1 の読み取り後、ディスク 2 を読み取ることができない場合は、次の手順を試してください。

    1. Config.sys ファイルに次のうち適切な行を追加します。

      1.44 MB ドライブ A の場合
               drivparm=/d:0 /f:7
      								
      1.44 MB ドライブ B の場合
               drivparm=/d:1 /f:7
      								
      注 : これらの行では /C スイッチが指定されていないため、MS-DOS はメディア交換信号のサポートに依存しません。Config.sys ファイルに Driver.sys 行が既に含まれている場合は、その行頭に REM コマンドを挿入して無効にしてください。
    2. コンピュータを再起動して、セットアップを再度実行します。

      セットアップが正常に実行される場合は、メディア交換信号のサポートが正しく機能していません。Config.sys ファイルの drivparm の行をそのままにしておきます。

      依然としてセットアップが正常に実行されない場合は、Config.sys ファイルから drivparm の行を削除し、コンピュータの CMOS 設定が正しいかどうかをコンピュータの製造元に問い合わせてください。
  • セットアップ ディスクに不良がある

    ディスク 2 〜 13 は、標準の MS-DOS 形式のディスクではなく DMF (Distribution Media Format) ディスクです。DMF ディスクには、標準の MS-DOS 形式のディスクより多くの情報を格納できます。ただし、コンピュータによっては DMF ディスクの読み取り時に問題が発生することがあります。コンピュータで DMF ディスクを正常に読み取れない場合、セットアップが適切に実行されないことがあります。

    DMF ディスクに関する問題のトラブルシューティングを行うには、次の手順を実行します。

    1. ディスク 1 からドライブ C のルート フォルダに Extract.exe ファイルをコピーします。これを実行するには、コマンド プロンプトで次の行を入力します。
      copy a:\extract.exe c:\
    2. コマンド プロンプトで次の行を入力し、ハード ディスクに一時フォルダを作成します。
      md c:\win95tmp
    3. ドライブ A にディスク 2 を挿入し、Precopy2.cab ファイルおよび Win95_02.cab ファイルを、手順 2. で作成したフォルダに展開します。これを実行するには、次のコマンドを入力します。
      extract /e a:\precopy2.cab /l c:\win95tmp
      extract /e a:\win95_02.cab /l c:\win95tmp
      注 : すべてのディスク (ディスク 1 を除く) は DMF ディスクであるため、Extract コマンドを使用する必要があります。

      Extract コマンドの使用方法の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
      129605 [HOWTO] 圧縮されたファイルから元の Windows ファイルを抽出する方法
    ディスク 2 からこれらのファイルを抽出できない場合は、他のディスクから別の .cab ファイルの抽出ができるかどうかを試します。どの .cab ファイルも展開できない場合は、コンピュータのハードウェアが正常に機能していないか、コンピュータがコンピュータ ウイルスに感染している可能性があります。

    コンピュータがウイルスに感染しているかどうかを判断するには、最新のウイルス検出ソフトウェアを実行する必要があります。ウイルスが検出された場合は、コンピュータからウイルスを削除してファイルの抽出を再度実行してください。

    注 : ウイルスがセットアップ ディスクに感染している場合、そのディスクは使用できません。交換ディスクが必要になります。

    コンピュータがウイルスに感染していないことが確認できても、依然としてファイルを抽出できない場合は、他のコンピュータを使用してファイルを抽出してみます。他のコンピュータを使用するとファイルを抽出できる場合は、ハードウェアの製造元に、不具合のあるコンピュータ ハードウェアの適切な構成方法を問い合わせるか、ハードウェアを交換してもらう必要があります。

    特定の .cab ファイルを抽出しようとしたときにのみ問題が発生し、他の .cab ファイルは抽出できる場合には、ディスクの交換が必要な場合があります。交換ディスクについては、マイクロソフト製品サポート サービスにお問い合わせください。

ハードウェア検出時にセットアップがハングする

コンピュータのハードウェアを検出時にセットアップがハングする場合は、次の手順を試します。
  1. コンピュータの電源を切り、数秒間待ってから、コンピュータの電源を入れます。

    注 : リセット ボタンを使用したり、Ctrl + Alt + Del キーを押してコンピュータを再起動したりしないでください。
  2. セットアップを再度実行し、修復セットアップを行うかどうかを確認するメッセージが表示されたら、[修復セットアップ(通常はこの方法を選んでください)] をクリックします。
ハードウェアの検出時に依然として同じ箇所でセットアップがハングする場合は、次の手順を実行します。
  1. セットアップを実行します。
  2. セットアップ方法を確認する画面が表示されたら、[カスタム] をクリックします。
  3. "すべてのハードウェア デバイスを調べますか?" というメッセージが表示されたら、[いいえ(調べるデバイスを指定する)] をクリックします。
  4. [ハードウェアの種類] ボックスの一覧で、次の種類のみをクリックします。
          ディスプレイ
          フロッピー ディスク コントローラ
          ハード ディスク コントローラ
          キーボード
    
          マウス
    						
  5. 依然としてハードウェアの検出時にセットアップがハングする場合は、セットアップを再度実行し、選択するハードウェアの種類の組み合わせを変更します。たとえば、[ディスプレイ]、[フロッピー ディスク コントローラ]、[キーボード]、および [マウス] のみを選択します。

起動ディスク作成時にセットアップがハングする

起動ディスクを作成するときに、セットアップがハングすることや、一般保護 (GP) 違反エラー メッセージが表示されることがあります。この問題は Norton Utilities の仮想デバイス ドライバ (VxD) が存在することが原因である場合があります。この問題を回避するには、次のいずれかの方法を使用します。
  • セットアップを再度実行します。起動ディスクを作成するかどうかを確認する画面が表示されたら、[いいえ] をクリックします。
  • System.ini ファイルの [386Enh] セクションから "device=symevnt.386" の行を削除します。この行を削除するには、テキスト エディタ (メモ帳または Edit.com など) を使用して System.ini ファイルを編集します。削除後、セットアップを再度実行します。
セットアップ時に起動ディスクを作成しない選択をした場合、セットアップが終了した後に作成することができます。これを実行するには、Windows 95 で次の手順を実行します。
  1. [スタート] ボタンをクリックし、[設定] をポイントして、[コントロール パネル] をクリックします。
  2. [アプリケーションの追加と削除] をダブルクリックし、[起動ディスク] タブをクリックします。
  3. [ディスクの作成] ボタンをクリックして起動ディスクを作成します。

最初の再起動後にセットアップがハングする

次のいずれかの理由により、最初の再起動後にセットアップがハングすることがあります。
  • ビデオ ドライバが競合しているか、互換性のないリアル モードのハード ディスク ドライバが存在している。この場合は、次の手順を実行して Windows 95 をセーフ モードで起動してみます。

    1. Windows 95 を再起動します。"Starting Windows 95" というメッセージが表示されたら、F8 キーを押します。
    2. Microsoft Windows 95 スタートアップ メニューで [Safe Mode] を選択します。
    Windows 95 が起動したら、次の手順を実行してビデオ ドライバを標準の VGA ドライバに変更します。

    1. [スタート] ボタンをクリックし、[設定] をポイントして、[コントロール パネル] をクリックします。
    2. [画面] アイコンをダブルクリックします。
    3. [ディスプレイの詳細] タブをクリックし、[詳細プロパティ] ボタンをクリックします。
    4. [アダプタ] タブの [変更] ボタンをクリックし、[すべてのデバイスを表示] をクリックします。
    5. [(スタンダード ディスプレイ)] をクリックし、[スタンダード ディスプレイ アダプタ (VGA)] をクリックします。[OK] をクリックします。
    6. 通常どおりに Windows 95 を再起動します。
    Windows 95 のビデオに関する問題のトラブルシューティングの関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
    127139 Windows でのディスプレイに関する問題のトラブルシューティング
  • 破損した Windows 3.1 グループ (.grp) ファイルが存在している。この問題を修正するには、コンピュータの電源を切り、数秒間待って再び電源を入れます。グループ コンバータ ツール (Grpconv.exe) を実行して、各 .grp ファイルを個別に再構築します。

"不正なシステム ディスク" または "無効なシステム ディスク" エラー メッセージ

注意 : ハード ディスクに対してディスク マネージャなどのディスク ドライブ オーバーレイ プログラムを使用している場合は、そのハード ディスクに対して SYS コマンドを実行する前にオーバーレイ ドライバが読み込まれていることを確認してください。オーバーレイ ドライバが読み込まれていない場合、ハード ディスクに対して SYS コマンドを使用すると、ディスク ドライブ オーバーレイ プログラムでドライブのパーティション分割が認識されず、データが失われることや、そのドライブから起動ができなくなることがあります。

この問題は、Windows 95 のシステム ファイルをハード ディスクに手動でインストールすることで回避できます。これを行うには、次の手順を実行します。
  1. セットアップ時に作成した起動ディスクを使用してコンピュータを起動します。
  2. コマンド プロンプトで次の行を入力し、現在の Msdos.sys ファイルのバックアップ コピーを作成します。
    c:
          cd \windows\command
          attrib c:\msdos.sys -r -s -h
          ren c:\msdos.sys msdos.xxx
    						
  3. コマンド プロンプトで次の行を入力して、起動ディスクから Sys.com コマンドを使用し、システム ファイルをハード ディスクに転送します。
    a:
    sys c:
    						
  4. コマンド プロンプトで次の行を入力し、新しい Msdos.sys ファイルをバックアップ コピーと置き換えます。
    c:
          cd \windows\command
          attrib c:\msdos.sys -r -s -h
          del c:\msdos.sys
          ren c:\msdos.xxx msdos.sys
          attrib c:\msdos.sys +r +s +h
    						

2 回目の再起動時にセットアップがハングする

この問題を含む Windows 95 に関する問題のトラブルシューティングの関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
119941 Windows 95、98、Me でフォルダの復元、変換、トラブルシューティングを行う方法

セットアップを起動する

Microsoft Windows 95 は、Windows 3.0 以降、および Windows for Workgroups 3.1 以降からアップグレードできます。現在 Windows 3.0 を使用している場合は、MS-DOS からセットアップを実行する必要があります。Windows 3.1 または Windows for Workgroups 3.1 以降を使用している場合は、MS-DOS または Windows からセットアップを実行できます。

MS-DOS、PC-DOS、または OEM-DOS 3.2 以降から Windows 95 にアップグレードすることもできます。

セットアップの手順

セットアップで実行される処理の手順を理解しておくと、セットアップ処理中に発生する問題のトラブルシューティングに役立つ場合があります。セットアップは次の手順で実行されます。

手順 1 - セットアップの初期化

この手順では、コンピュータに対して次の処理を実行して、Windows 95 のインストールの準備を行います。
  • MS-DOS からセットアップを実行した場合は、ローカル ハード ドライブ上で以前のバージョンである Windows 3.1 以降が検索されます。以前のバージョンが検出された場合は、セットアップを終了して既存のバージョンの Windows からセットアップを再度実行することを勧めるメッセージが表示されます。
  • 最小システム構成がチェックされます。
  • 拡張メモリ マネージャ (Himem.sys など) およびディスク キャッシュ プログラム (Smartdrv.exe など) がチェックされます。いずれかが検出されない場合は、セットアップによって読み込まれます。
  • Windows 95 セットアップ時に問題発生の原因となることが判明している常駐型プログラム (TSR) がチェックされます。この TSR チェックを行わない場合は Setup /IT を使用します。
  • セットアップを MS-DOS から実行した場合、Mini-Windows に必要なコンポーネントがインストールされます。これらのファイルは、セットアップで作成される Wininst0.400 という名前の一時ディレクトリに格納されます。
  • Scandisk /ALL /NOTEXT が実行され、ハード ディスクに問題がないかどうかがチェックされます。セットアップ時にスキャン ディスクを実行しない場合は Setup /IS を使用します。
  • グラフィカル ユーザー インターフェイス (GUI) が起動され、"セットアップへようこそ" メッセージが表示されます。この時点で、プロセッサがプロテクト モードに切り替えられ、拡張メモリが使用可能になります。
  • OLD_DOS.X ディレクトリが検出された場合、この情報を削除してハード ディスクの領域を解放するかどうかを確認するメッセージが表示されます。

    OLD_DOS.X ディレクトリは MS-DOS 6.x アップグレードまたはステップアップをインストールする際に作成されます。このディレクトリは、アップグレードを削除して以前のバージョンの MS-DOS に戻すときに使用されます。MS-DOS 6.x アップグレードまたはステップアップをインストールしていない場合は、OLD_DOS.X ディレクトリは存在しません。

手順 2 - 修復セットアップの準備

何らかの理由でセットアップが終了せず、コンピュータの再起動が必要な場合には、Autoexec.bat ファイルの次の行が実行され、セットアップを再度実行して修復セットアップ オプションを選択するよう求めるメッセージが表示されます。
   @if exist c:\wininst0.400\suwarn.bat call c:\wininst0.400\suwarn.bat
   @if exist c:\wininst0.400\suwarn.bat del c:\wininst0.400\suwarn.bat
				

手順 3 - Setuplog.txt ファイルの読み取り

Setuplog.txt ファイルが読み取られ、以前にセットアップが失敗しているかどうかが確認されます。以前にセットアップが失敗している場合は、修復セットアップを実行するかどうかを確認するメッセージが表示されます。

Setuplog.txt ファイルが完全で、同じバージョンの Windows からセットアップを実行している場合は、[確認] オプションが表示されます。このオプションを使用すると、Windows 95 のファイル サイズと日付がチェックされます。ファイルが破損している場合は、セットアップによりファイルが再インストールされます。

手順 4 - 情報の収集

ユーザー情報 (ユーザー名および Windows 95 をインストールするディレクトリなど) が収集されます。これらの情報は Setuplog.txt ファイルに書き込まれ、ファイルのコピー時に使用されます

手順 5 - ハードウェアの検出

ハードウェアの検出は、セットアップの最も重要な部分です。Windows 95 では既知のレガシ (プラグ アンド プレイではない) デバイスのデータベースと、これらのデバイスで使用されるリソースが保持されます。これらのリソース (I/O ポート、IRQ、DMA チャネル、メモリ アドレスなど) すべてに対してポーリングが実行され、応答を待って、各リソースがどのデバイスで使用されているのかが判断されます。プラグ アンド プレイ デバイスが検出されると、レジストリにデバイスの構成情報が追加されます。

レジストリが作成され、ドライブ C のルート ディレクトリに System.new、User.new、および Detlog.txt ファイルが配置されます。多数の .inf ファイルを検索する処理速度を高めるために、一時ディレクトリ (Wininst0.400) にある Drvidx.bin および Drvdata.bin という 2 つのインデックス ファイルが使用されます。

手順 6 - Windows コンポーネント

インストールするコンポーネント (またはデフォルトのコンポーネントをそのまま使用すること) を選択すると、他のセットアップ情報と一緒に選択したコンポーネントが Setuplog.txt ファイルに書き込まれます。

手順 7 - ファイルのコピーの準備

Setupx.dll ファイルが使用され、選択したコンポーネントに基づいてコピーするファイルの一覧が作成されます。

手順 8 - ファイルのコピー

起動ディスクの作成を選択した場合は、この時点で起動ディスクのファイルがコピーされます。次に、手順 7. で準備されたファイルがハード ディスクにコピーされます。

手順 9 - セットアップの終了

必要なファイルをすべてコピーした後、Windows の既存のコピーがアップグレードされ、既存のバージョンの MS-DOS が Windows 95 オペレーティング システムと置き換えられます。セットアップ処理が完了すると、ハード ディスクのマスタ ブート レコード (MBR) に情報が書き込まれ、Io.sys ファイルおよび Msdos.sys ファイルの名前がそれぞれ Io.dos および Msdos.dos に変更されます。この時点で、[完了] ボタンをクリックし、コンピュータを再起動してインストールを完了するように求めるメッセージが表示されます。

手順 10 - ハードウェアの構成

Winint.exe が実行され、Wininit.ini ファイル内のオプションが処理されて、構成ファイルが更新されます。Wininit.ini ファイルの記述に基づいて、Vmm32.vxd ファイルが作成され、セットアップの最初の実行時に使用されて不要になったファイルの名前が変更されます。

手順 11 - Run-Once の実行

Run-Once モジュールが実行されます。このモジュールはレジストリで指定されており、このモジュールを実行すると、特定のデバイス構成およびプリンタがインストールされます。また、.grp ファイルが Windows 95 形式に変換され、日付と時刻が設定され、Windows 95 のヘルプ システムがセットアップされます。

手順 12 - 2 回目の再起動

この手順はコンピュータによっては実行されないことがあります。セットアップでは、ハードウェアの設定を完了するために、コンピュータの 2 回目の再起動を実行することがあります。この追加手順により、最初のハードウェアの検出時に検出されなかったハードウェアが検出されます。

たとえば、コンピュータに SCSI コントローラが組み込まれたサウンド カードが存在する場合、最初のハードウェアの検出フェーズでサウンド カードおよび SCSI コントローラが検出されます。セットアップで 2 回目の再起動が実行されると、SCSI 列挙子が読み込まれ、SCSI コントローラに接続されているデバイス (CD-ROM ドライブなど) が検出されます。

プロパティ

文書番号: 129260 - 最終更新日: 2007年11月20日 - リビジョン: 2.2
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Windows 95
キーワード:?
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