Visual FoxPro でスタートアップ画面を作成する

この記事では、Visual FoxPro でスタートアップ画面を作成する方法について説明します。

元の製品バージョン: Visual FoxPro
元の KB 番号: 138497

概要

多くの Windows ベースのアプリケーションでは、アプリケーションの初期化フェーズ中に起動画面またはスプラッシュ画面が表示されます。 このスタートアップ画面には、製品名、製品ロゴ、製品バージョン情報、会社名などの情報が表示されます。 さらに、アプリケーションの起動時間が短縮されたという認識をユーザーに提供します。

この記事では、アプリケーションの初期化中に指定した間隔で表示されるカスタム アプリケーション起動画面を作成する手順について説明します。 このフォームでは、実行可能ファイル内で実行されている場合、FoxPro システム メニューや FoxPro タイトル バーは抑制されません。

カスタムスタートアップ画面を作成する手順

Visual FoxPro フォーム Designerを使用して、カスタム アプリケーションの起動画面を作成できます。

  1. 新しいフォームを作成します。

  2. フォームの次のプロパティを設定します。

    AutoCenter=.T.
    BorderStyle=1
    Caption=<set the caption to be blank>
    Closable=.F.
    ControlBox=.F.
    MaxButton=.F.
    MinButton=.F.
    Movable=.F.
    WindowType=1
    
  3. タイマー コントロールをフォームに追加します。

  4. タイマーの Interval プロパティを、スタートアップ画面に表示する時間 (ミリ秒単位) に設定します。 たとえば、スタートアップ画面が 3 秒間表示される場合は、タイマーの Interval プロパティを 3000 に設定します。

  5. タイマーの Timer イベントに次のコードを配置します。

    ThisForm.Release
    
  6. イメージ、ラベル、その他のコントロールを追加して、必要に応じてフォームをカスタマイズします。

  7. フォームを保存して実行します。

タイマーの Interval プロパティで指定した時間だけフォームが表示され、非表示になります。

このスタートアップ画面をアプリケーションに組み込むには、アプリケーション メイン プログラムの先頭に次のコードを追加します。

DO FORM <startup screen form name>

アプリケーションを実行すると、タイマーの Interval プロパティで指定された時間のスタートアップ画面が表示されます。