文書番号: 149235 - 最終更新日: 2007年1月29日 - リビジョン: 2.0

Excel でファイルの破損に備える方法

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目次

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概要

この資料では、データの損失を予防するために Microsoft Excel で使用できる機能について説明します。また、ファイルの破損に備えるための一般的な予防策についても説明します。

詳細

自動保存

Microsoft Excel 97 および Microsoft Excel 2000 には自動保存機能があります。この機能をカスタマイズして、設定した時間間隔で自動的にファイルが保存されるようにすることができます。自動保存機能では、ファイルのバックアップ コピーは作成されません。このため、自動保存機能は、ファイルの破損に対する予防策とはなりません。この機能は、Microsoft Excel が突然終了した場合にデータを保護するのに役立ちます。たとえば、コンピュータの電源が突然切断された場合にデータを保護するのに役立ちます。

Excel の自動保存機能を使用する方法の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
213943? (http://support.microsoft.com/kb/213943/ ) Excel の自動保存機能を使用する方法

回復用データの自動保存

Microsoft Excel 2002 および Microsoft Office Excel 2003 では、自動保存機能は回復用データの自動保存機能に置き換えられました。回復用データの自動保存機能は自動保存機能に似ており、指定された時間間隔でファイルが保存されます。ただし、自動保存機能のようにファイル自体を保存するのではなく、回復用データの自動保存機能では指定された場所にファイルのコピーが保存されます。
Excel 2002 および Excel 2003 の回復用データの自動保存機能を使用する方法の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
289273? (http://support.microsoft.com/kb/289273/ ) Excel 2002 と Excel 2003 の自動バックアップ機能の概要

自動バックアップ

Microsoft Excel には、[バックアップ ファイルを作成する] オプションがあります。この機能では、作業中の Excel ブックに対する変更内容をユーザーが保存すると必ず、その前のバージョンの Excel ブックが保存されます。これは、ファイルの破損に対する予防策となります。ただし、バックアップ ファイル内の情報は、最後に保存したものより 1 つ前のバージョンです。つまり、バックアップ ファイルには、最後に保存した変更内容は反映されていません。

このオプションにアクセスするには、[名前を付けて保存] ダイアログ ボックスで [ツール] をクリックし、[全般オプション] をクリックします。デフォルトでは、このチェック ボックスはオフになっています。このオプションの設定は、そのファイルに対してのみ適用されます。すべての新規ドキュメントに対してこの設定を適用するには、起動時のデフォルトのワークシートまたはブックに適用されるテンプレートを編集します。

ハード ディスクのメンテナンス

コンピュータのハード ディスクは、可動部分を持つ機械装置であり、機械装置の類に漏れず、経年により消耗し故障します。ハード ディスクの製造元では、平均故障間隔 (MTBF、機器が故障するまでの時間の平均値) という形でドライブの信頼性を高い頻度で計測しています。

ハード ディスクが消耗すると、ハード ディスク上のセクションは読み取り不能となり、多くの場合、不良セクタと呼ばれます。この影響でファイルが破損することがあります。読み取り不能となったハード ディスクのセクションにファイルが保存されていた場合、そのファイルを取り出すことはできません。

ファイルの破損に備える 1 つの手段として、ハード ディスクのメンテナンスを定期的に実行することが挙げられます。スケジュールの一例として推奨するのは、週に一度スキャンディスクまたはサードパーティのハード ディスク ユーティリティを実行してハード ディスクのファイル構造を検査することです。さらに、月に一度ユーティリティを実行してハード ディスク メディアのクラスタ スキャン (完全チェック) を実行します。詳細については、メンテナンス ユーティリティ プログラムのマニュアルを参照してください。Microsoft Plus! for Windows 95 をお持ちの場合は、システム エージェントを使用してスキャンディスクの実行スケジュールを設定することができます。

ファイルの破損の予防策として実行できるその他のトラブルシューティング手順としては、以下のものがあります。
  • コンピュータの再起動またはシャットダウンの前に Windows を終了します。
  • ラジオ、FAX 機、テレビ、ステレオ、スピーカーなど、電磁放射線の発生源となるものをコンピュータから遠ざけます。
  • コンピュータのモニタの上にフロッピー ディスクを載せないようにします。コンピュータのモニタも電磁放射線の発生源となります。
  • ウイルスに感染していないかどうか、定期的にコンピュータをスキャンします。
  • フロッピー ディスクは、埃がたまらないように、ディスクが入っていた箱など、ディスク記憶装置用の入れ物に保管します。
  • コンピュータの周囲に埃がたまらないようにします。

データのバックアップ

データの損失に対する予防策として最適な方法の 1 つは、定期的にデータのバックアップを取ることです。重要なデータほど、頻繁にバックアップを取ることをお勧めします。

重要性がきわめて高い情報については、少なくとも 2 か所にファイルを保存することをお勧めします。少なくとも 1 つは、フロッピーディスクやコンピュータ用磁気テープなどのリムーバブル メディアとし、そのメディアは耐火金庫に保管します。耐火金庫の安全度にはいくつかの段階があります。リムーバブル メディアが火災の影響を受けないようにするには、火災発生時にも庫内温度が摂氏 43 度を超えないようにする必要があります。詳細については金庫の製造元にお問い合わせください。

この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Office Excel 2003
  • Microsoft Excel 2002 Standard Edition
  • Microsoft Excel 2000 Standard Edition
  • Microsoft Excel 97 Standard Edition
  • Microsoft Excel 98 for Macintosh
キーワード:?
kbinfo KB149235
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