致命的な例外エラーについて

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文書番号: 150314 - 対象製品
この記事は、以前は次の ID で公開されていました: JP150314
表示されるエラー メッセージがこの資料に記載されていない場合は、「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) の次の資料を参照して、その他のエラー メッセージに関する説明を参照してください。
315854 Windows 98 および Windows Me のエラー メッセージ リソース センター

Windows 98 の致命的な例外 0E エラーに関する資料の一覧を参照するには、次のリンクをクリックしてください。 致命的な例外 0E の資料の一覧を参照するには、ここをクリックしてください。
Windows Me の致命的な例外 0E エラーに関する資料の一覧を参照するには、次のリンクをクリックしてください。 致命的な例外 0E の資料の一覧を参照するには、ここをクリックしてください。
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目次

概要

コンピュータをシャットダウンしようとしたり、Windows を起動したり、Windows でプログラムを起動したりすると、次のようなエラー メッセージが発生することがあります。
例外 XYxxxx:xxxxxxxx で発生しました。
致命的な例外エラーは、次の場合にプログラムから返されるコードです。
  • 無効な命令へのアクセスが発生した場合
  • 無効なデータまたはコードにアクセスした場合
  • 操作の特権レベルが無効な場合
上記のいずれかが発生すると、プロセッサからオペレーティング システムに例外が返され、致命的な例外エラーとして処理されます。エラーの重要度にもよりますが、多くの場合はこの例外から回復できず、システムを再起動またはシャットダウンする必要が生じます。

上記のエラー メッセージのサンプルにおいて、XY は 00 から 0F までの実際のプロセッサ例外を表します。以下の説明では 0E や 0F などの後に "h" を付けてありますが、エラー メッセージではこの文字がしばしば省略されます。xxxx:xxxxxxxx の値は、コード セグメントへの拡張命令ポインタを表します。この 32 ビット アドレスは、例外が発生した実際のアドレスです。

これらのエラーは、Windows によって引き起こされるわけではありません。Windows には特定のプロセッサ例外に対する例外処理ルーチンが用意されており、それによってエラー メッセージが表示されます。

: この資料は情報提供を目的としています。この資料の「致命的な例外エラーのトラブルシューティング」に移動するには、次のリンクをクリックしてください。

詳細

プロセッサ例外とその定義

00 : Divide Fault (除算違反)

プロセッサで除算違反が発生すると、この例外が返されます。除算違反は、0 による除算が試みられた場合、または演算の結果が出力オペランドに適合しない場合に発生します。

02 : NMI Interrupt (NMI 割り込み)

割り込み 2 は、ハードウェアのマスク不可割り込み (NMI) 状態用に予約されています。割り込み 2 を介してトラップを生成する例外はありません。

04 : Overflow Trap (オーバーフロー トラップ)

0F ビットが 1 に設定されているときに INTO 命令が実行されると、オーバーフロー トラップが発生します。

05 : Bounds Check Fault (境界チェック違反)

BOUND 命令では、配列のインデックスが上限および下限と比較されます。インデックスが範囲外の場合は、プロセッサから割り込み 05 が発行されます。

06 : Invalid Opcode Fault (無効なオペコード違反)

このエラーは、次のいずれかの状況が発生した場合に返されます。
  • プロセッサが有効なコンピュータ命令に対応しないビット パターンをデコードしようとした場合
  • プロセッサが無効なオペランドを含む命令を実行しようとした場合
  • 仮想 8086 モードの実行中に、プロセッサがプロテクト モードの命令を実行しようとした場合
  • ロックできない命令を使用して、プロセッサが LOCK プレフィックスを実行しようとした場合

07 : Coprocessor Not Available Fault (コプロセッサ利用不可違反)

このエラーは、コンピュータに数値演算コプロセッサが搭載されていないにもかかわらず、レジスタ CR0 の EM ビットがセットされ、数値データ プロセッサ エミュレーションが使用されていることを示している場合に発生します。浮動小数点演算が実行されるたびに、割り込み 07 が発生します。

このエラーは、数値演算コプロセッサの使用時にタスク切り替えが実行された場合にも発生します。割り込み 07 は、コプロセッサの現在の状態を保存して、別のタスクで使用できるようにする必要があることをプロセッサに通知します。

08 : Double Fault (ダブル フォールト)

例外が処理されたことにより、二次例外が引き起こされることがあります。この現象が発生するイベントにおいて、ダブル フォールトに対する割り込み 08 がプロセッサから発行されます。

09 : Coprocessor Segment Overrun (コプロセッサ セグメント オーバーラン)

このエラーは、浮動小数点命令により、セグメントの終了位置を超えてメモリ アクセスが行われた場合に発生します。浮動小数点オペランドの開始アドレスがセグメント外にある場合は、一般保護違反 (割り込み 0D) が発生します。

10 (0Ah) : Invalid Task State Segment Fault (無効なタスク状態セグメント)

タスク状態セグメントには多数の記述子が含まれるため、例外 0A の原因となる状況もさまざまです。通常、プロセッサは、タスク状態セグメントから十分な情報を収集し、実際の問題を示す別のエラーを発行できます。詳細については、『Microsoft's Programming the 80386/80486 Guide』を参照してください。

11 (0Bh) : Not Present Fault (不在違反)

不在割り込みにより、オペレーティング システムでは、セグメンテーション機構を使用した仮想メモリを実装することができます。"不在" としてマークされたセグメントは、ディスクにスワップされます。割り込み 0B 違反は、アプリケーションがそのセグメントへのアクセスを要求したときに発生します。

12 (0Ch) : Stack Fault (スタック違反)

命令がスタック セグメントの制限を超えるメモリを参照すると、エラー コード 0 のスタック違反が発生します。オペレーティング システムで下方伸長型セグメントがサポートされている場合は、スタックのサイズを増やすことによって問題を解決できます。無効な記述子をスタック セグメントに読み込んだ場合は、一般保護違反が発生します。

13 (0Dh) : General Protection Fault (一般保護違反)

他のプロセッサ例外のいずれにも当てはまらない状態は、一般保護違反となります。この例外は、プログラムがメモリを破壊したことを示します。通常、そのプログラムはすぐに終了されます。

14 (0Eh) : Page Fault (ページ違反)

ページ違反割り込みにより、オペレーティング システムでは、デマンド ページ方式で仮想メモリを実装することができます。通常、割り込み 14 は、存在ビットが 0 (不在) に設定されたページ ディレクトリ エントリまたはページ テーブルへのアクセスが発生したときに発行されます。オペレーティング システムは、そのページを存在させ (通常は仮想メモリからページを取得し)、違反を起こした命令を再発行して、セグメントにアクセスできるようにします。ページ違反は、ページ保護ルールが侵された場合 (取得に失敗した場合、取得したデータが無効な場合、または違反を発行したコードがプロセッサの保護ルールを破った場合) にも発生します。このような場合は、オペレーティング システムによって適切な処理が行われます。

16 (10h) : Coprocessor Error Fault (コプロセッサ エラー)

この割り込みは、前の命令でマスクされていない浮動小数点数例外が検出されているときに発生します。80386 は浮動小数点装置にアクセスできないため、ERROR\ ピンを調べてこの状態をテストします。このエラーは、CR0 の Emulate Math Coprocessor ビットがセットされているときに WAIT 命令が実行された場合にも発生します。

17 (11h): Alignment Check Fault (アライメント チェック違反)

この割り込みは、80486 CPU でのみ使用されます。割り込み 17 は、リング レベル 3 で実行中のコードが、偶数アドレス境界にない word オペランド、4 で割り切れない double-word オペランド、または 8 で割り切れないアドレスを持つ long real オペランドや temp real オペランドにアクセスしようとしたときに発生します。アライメント チェックは、CPU が最初に起動した時点では無効であり、プロテクト モードでのみ有効になります。

致命的な例外エラーのトラブルシューティング

コンピュータのクリーン ブート

致命的な例外エラーはさまざまな状況で発生するため、問題を解決する最初の手順は焦点を絞ることです。焦点を絞るには、コンピュータの "クリーン ブート" を試します。

クリーン ブートによるトラブルシューティングは、コンピュータ環境が原因で発生する可能性のある問題を減らす方法です。多くの問題は、ドライバの競合、常駐プログラム (TSR)、その他コンピュータの起動時に読み込まれる設定が原因で発生します。 コンピュータをクリーン ブートする方法の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
192926 Windows 98 でクリーン ブート トラブルシューティングを実行する方法
243039 Windows 95 でクリーン ブートを実行する方法

「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) の検索

発生したエラー メッセージの説明が「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) に含まれているかどうかを調べるには、次の Web サイトで「サポート技術情報」を検索してください。
http://support.microsoft.com/search/
242450 「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) の検索方法に関するヒント

致命的な例外エラー メッセージに関する資料

致命的な例外エラー メッセージの関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
133440 エラー メッセージ : This program has caused a Fatal Exception 0D...
192803 ATI All-in-Wonder Pro ビデオ アダプタを使用すると "Fatal Exception 0D" というエラー メッセージが表示される
175211 コントロール パネルを開くときや閉じるとき発生する致命的な例外エラー
171195 MSDLC32 を使用してサスペンドおよび再開を行うと致命的な例外エラーが発生する
187214 エラー メッセージ : A Fatal Exception 0E Has Occurred at 0028:C02A0201...
190123 エラー メッセージ : 例外 06 が <XXXX>:<XXXXXXXX> で発生しました。
252523 インターネットへの接続時に致命的な例外エラー メッセージが表示される
189655 エラー メッセージ : A Fatal Exception 0E Has Occurred at 0028:<XXXXXXXX>
: この一覧の資料がすべてではありません。これらの資料を参照しても問題を解決できない場合は、この資料の「「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) の検索」の手順を使用して、詳細情報を探してください。

プロパティ

文書番号: 150314 - 最終更新日: 2006年8月28日 - リビジョン: 3.0
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Windows Millennium Edition
  • Microsoft Windows 98 Second Edition
  • Microsoft Windows 98 Standard Edition
  • Microsoft Windows 95
キーワード:?
kbinfo kbprod2web KB150314
"Microsoft Knowledge Baseに含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行ないません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社 及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社 またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。なお、本文書においては、文書の体裁上の都合により製品名の表記において商標登録表示、その他の商標表示を省略している場合がありますので、予めご了解ください。"

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