[XADM] EDB Event ID 23 Error -1018

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文書番号: 151789 - 対象製品
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目次

概要

Exchange サーバーの Information Store (以下、IS) や Directory Store (以下、DS)のオンライン バックアップを行った際に、アプリケーション イベント ログにエラー - 1018 の内容を示すエラー イベントが記録されることがあります。

詳細

Exchange サーバーの Jet データベースでは IS や DS へのトランザクションは一旦トランザクション ログ ファイル (EXCHSRVR\MDBDATA、または EXCHSRVR\DSADATA にある EDB*.LOG) に書き込み、そのログ ファイルから Jet にコミット処理を行います。このプロセスで Jet エンジンは書き込むべきページのチェックサムを計算し、ディスク上の実際のデータベースのページ ヘッダに 4KB のページ データの書き込みを要求します。つまりファイル システムはこのコールを受けると Windows NT サービスを使用して実際の書き込み要求をハードウェア デバイス ドライバに転送します。そのハードウェア デバイス ドライバはファイル システムに情報を返し、そして Jet にその情報を反映させます。この一連のコールが正常に行われると、Jet は動作を続けます。

もしもハードウェアに故障が発生した状態や、実際の動作を終了する前の状態でキャッシュした情報に対する要求が発生すると、ハードウェアは実際の物理的な動作を行う前に処理に成功したことを示す応答を返します。この動作は SCSI コントローラやハード ディスクのパフォーマンス向上のために行われます。しかしながらこのように実際の物理的なオペレーションの代替が行われた場合には、エラー イベントが発生しそのデータは期待通りの書き込みがその時点では行われていなかったことを表します。

Exchange サーバーの IS や DS のオンライン バックアップを実行する時、4KB のページがテープに書き込まれる前に、チェックサムの確認が行われます。バックアップ ルーチンはディスクから 4KB ページ データの読み出し要求を行います。その要求が受け付けられると Jet は再度チェックサムの計算を行います。この読み出し要求からのチェックサムの値は、書き込み処理中に記録されたチェックサム値と比較されます。もしもその値が一致しない場合には Jet はページに異常があると判断し、ID -1018 のエラー イベントが発生します。

解決方法

上記のような問題が発生した場合の対処方法を以下に 2 つ記述します。

バックアップ データのリストア

上述のようなエラーが発生した場合は、最新の正常なバックアップ データからデータベースをリストアすることが最も安全です。しかしながら、ハードウェアの問題が依然として残っている場合には、問題が解消されることはありません。その場合には Windows NT のイベント ログがハードウェアのエラーを記録しているはずです。他に考えられる原因はハードディスクのライト バック キャッシュが有効になっていることです。Exchange サーバーのようなトランザクション ログを利用したデータベースを持つアプリケーションが動作しているマシンでは、ハードディスクのライト バック キャッシュをオフにする必要があります。

EDBUTIL.EXE の実行

壊れたページを修復するためのもう 1 つの方法が EDBUTIL.EXE を使用する方法です。ここで、EDBUTIL.EXE を実行する前には必ずデータベース ファイルとログ ファイルのオフライン バックアップを取得することを忘れないでください。つまりファイル レベルで EXCHSRVR\DSADATA と EXCHSRVR\MDBDATA ディレクトリのバックアップを取得することです。これらのバックアップ データは EDBUTIL.EXE が失敗した時に元の状態に戻すために必要です。
EDBUTIL.EXE はデータベースのデフラグメンテーションや整合性をチェックする低レベルの Jet データベース ユーティリティです。また EDBUTIL.EXE には壊れたページを修復したり、もしもその修復の作業が失敗した時にその部分を削除するためのオプション (Edbutil /d /r <dbname>) があります。もしも修復オプションでページが削除されてしまうと、データ喪失につながります。データベース中のページは、メッセージ、フォルダ、テーブル、マスター インデックスなどの情報を保持しています。EDBUTIL.EXE がある特定のページを削除してしまったとしても、Jet はデータを RAW レベルで参照するためその削除された情報が何であったかということは知ることはできません。Jet データベースの修復後、EDBUTIL.EXE を実行したデータベースに対して ISINTEG.EXE を FIX モードで実行してください。ISINTEG.EXE は Jet データベースである IS の実際のデータにおけるポインタ間の不整合を調整します。もしも EDBUTIL.EXE による修復作業 (Edbutil /d /r) を実行後すぐに ISINTEG.EXE を実行しなかった場合には、ユーザーのメール ボックス壊れてしまう可能性があります。ユーザーはメッセージを開くことができなくなったり、開封済み / 未開封の情報が不正になったりしてしまいます。詳細は Exchange サーバー管理者ガイドの EDBUTIL.EXE、ISINTEG.EXE に関する項目をご覧ください。

関連情報

この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID 151789 (最終更新日 1998-01-05) をもとに作成したものです。

プロパティ

文書番号: 151789 - 最終更新日: 2004年3月29日 - リビジョン: 5.0
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Exchange Server 4.0 Standard Edition
  • Microsoft Exchange Server 5.0 Standard Edition
  • Microsoft Exchange Server 5.5 Standard Edition
キーワード:?
kbinfo KB151789
"Microsoft Knowledge Baseに含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行ないません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社 及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社 またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。なお、本文書においては、文書の体裁上の都合により製品名の表記において商標登録表示、その他の商標表示を省略している場合がありますので、予めご了解ください。"
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