PRB : SQL Server を起動するとき Temp_db デバイスで問題が生じる

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文書番号: 158586 - 対象製品
この記事は、以前は次の ID で公開されていました: JP158586
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現象

SQL Server を起動するとき、[Tempdb in RAM] オプションを明示的に設定することにより、またはコマンドラインで -f パラメータを使って最小構成モードで起動することにより、Tempdb が RAM に置かれるようにすると、"temp_db" という名前のデバイスが既に存在している場合、SQL Server は正しく起動できません。

原因

Tempdb が RAM に置かれる場合、SQL Server は最初に "temp_db" という論理名で RAM デバイスを作成し、次にこのデバイス上に Tempdb データベースを作成しようとします。しかし、"temp_db" という名前のデバイスが既に存在していると、sysdevices テーブルにエントリを挿入するときに失敗し、Tempdb を作成できません。

SQL Server のエラー ログには、次の順序でエラー メッセージが書き込まれます。
Attempt to insert duplicate key row in object 'sysdevices' with unique index 'sysdevices' (Msg 2601)

crdb_tempdb: Unable to move tempdb into RAM; RAM device doesn't exist, cannot be created, or doesn't have enough space for tempdb.

この場合、サーバーが起動プロセスを最後まで継続できないため、ほかのエラー メッセージも表示されます。



起動時に (たとえば、起動時のストアド プロシージャで) Tempdb を使用しようとすると、次のエラー メッセージが表示される場合があり、サーバーは起動できません。
Msg 906: Could not locate row in sysobjects for system catalog 'sysobjects' in database 'tempdb'

Msg 615: Unable to find database table id = 2, name = 'tempdb'

サーバーの起動後に Tempdb にアクセスしようとした場合、上記のメッセージがログに記録されますが、サーバーは停止しません。

回避策

サーバーを起動するには、コマンド プロンプトに移動し、SQL Server がインストールされた BINN ディレクトリに移動します。たとえば、SQL Server 6.0 の場合は SQL60\BINN、または SQL Server 6.5 の場合は MSSQL\BINN などに移動します。次に、次のコマンドラインを使用して、SQL Server を起動します。大文字と小文字を区別する必要があります。
sqlservr -c -m -T3609 -T4022



-m を使用すると、SQL Server はシングル ユーザー モードで起動するので、注意してください。最初のログインが成功した後は、要求を行っても、必ず "ログインに失敗しました" というメッセージが表示されます。これは最初の接続をログアウトするまで続きます。SQL Server にログインしようとする可能性がある自動処理 (SQL Executive、パフォーマンス モニタなど) は、必ず停止してください。

SQL Server が起動したら、ISQL/w を使って SQL Server に接続します。この場合、SQL Enterprise Manager は使用できなくなるので、注意してください。SQL Enterprise Manager では Tempdb が使用されるため、上の起動パラメータは利用できません。接続したら、次のコマンドを使用して、"temp_db" という名前の既存のデバイスを削除します。これは、SQL Server が起動時にそのデバイスを作成できるようにするためです。
sp_dropdevice 'temp_db'

Tempdb 以外のデータベースがデバイス上に展開されていれば、このコマンドによって展開されているデータベースの名前が報告されます。DROP DATABASE コマンドを使用して、Tempdb 以外のデータベースを削除し、temp_db デバイスを削除できるようにします。



上記の手順を実行しても、まだ SQL Server が正常に起動されず、Tempdb が RAM に明示的に置かれた場合は、次のコマンドを使って Tempdb をディスクに戻します。
sp_configure 'tempdb in RAM', 0
reconfigure with override

これにより、Tempdb は、既定のデータベース サイズ (通常、master 上で 2 MB) を持つ既定のデバイスに戻されます。SQL Server を停止し、再起動します。次に、temp_db という名前のデバイスを削除し、別の名前のデバイスを作成し、この新規のデバイス上で Tempdb を展開します。

詳細

この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID 158586 (最終更新日 1999-04-03) をもとに作成したものです。

プロパティ

文書番号: 158586 - 最終更新日: 2014年2月6日 - リビジョン: 1.1
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft SQL Server 1.1 Standard Edition
キーワード:?
kbnosurvey kbarchive kbtshoot c ssrvisql ssrvadmin 6.00 minimal KB158586
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