Windows NT 4.0 でのモデム問題のトラブルシューティング

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文書番号: 161516 - 対象製品
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目次

概要

この資料では、Windows NT 4.0 において、DUN (ダイヤルアップ ネットワーク) でモデムを使ってダイヤル アウトできない場合に、問題を診断および修正するための手順について説明します。

詳細

モデムのインストール

使用中のモデムが Windows NT 4.0 のハードウェア互換リスト (HCL) にない場合、または Windows NT によって検出されない場合には、次のいずれかの手順を使ってモデムをインストールしてください。
  • モデムの製造元から、Windows NT 4.0 用の .inf ファイルを入手します。製造元の指示に従って、Windows NT 4.0 にモデムをインストールします。この手順に関しては、モデムの製造元に問い合わせてください。
  • Windows 95 用の .inf ファイルがあれば、そのファイルを Windows NT で使用できる場合があります。コントロール パネルの [モデム] を使ってモデムを追加するときに、[モデムを一覧から選択するので検出しない] のチェック ボックスをオンにします。[ディスク使用] のオプションを選択し、Windows 95 の .inf ファイルが含まれているディスクを挿入します。ただし、Windows 95 用の .inf ファイルがすべて Windows NT 4.0 で正しく動作するわけではありません。
  • 以下の手順を使用して、モデムを標準のモデムとしてインストールします。
    1. コントロール パネルで [モデム] をダブルクリックします。以前にモデムをインストールしていなければ、新しいモデムのインストール ウィザードが自動的に開始されます。ウィザードが自動的に開始されない場合には、すでにモデムがインストールされています。[追加] をクリックして、ウィザードを開始してください。
    2. [モデムを一覧から選択するので検出しない] チェック ボックスをオンにして、[次へ] をクリックします。
    3. [製造元] ボックスで、[標準モデムの種類] をクリックします。[モデル] ボックスで、使用するモデムのスピードに対応するモデルをクリックし、ウィザードの指示に従います。

COM ポートの確認

COM ポートが Windows NT によって認識されていることを確認するには、コントロール パネルの [シリアル ポート] アイコンをダブルクリックし、モデムが接続されている COM ポートが一覧にあるかどうか調べます。一覧にあれば、その COM ポートは Windows NT によって認識されています。

コントロール パネルの [シリアル ポート] で COM ポートが認識されていない場合には、ハードウェアまたは構成に問題があると考えられます。以下の手順に従って、トラブルシューティングを行ってください。

外付けモデムの場合
  1. COM ポートがマザーボード上にあるか、シリアル カードで提供されている場合には、コンピュータの BIOS (または CMOS) セットアップでそのポートが無効になっていないことを確認します。BIOS セットアップのオプションの構成については、コンピュータのマニュアルを参照してください。
  2. モデムが接続されている COM ポートと同じベース I/O アドレスまたは IRQ に設定された ほかのアダプタやデバイスがないことを確認します。
  3. シルアル ポートに欠陥がないことを確認します。モデムやその他のシリアル デバイスが、特定の COM ポートでエラーになり、ほかの COM ポートでは機能する場合、上記の 2 点が確認済みであれば、そのシリアル ポートに欠陥がある可能性があります。
  4. 新しい標準シリアル ケーブルを使用して、シリアル ケーブルに欠陥がないことを確認します。
内蔵モデムの場合
  1. COM ポートが内蔵モデムによって定義されている場合には、モデムのジャンパが正しく設定されていることを確認します。ほとんどすべての内蔵モデムには、アダプタ上に、モデムを特定の COM ポートに設定するジャンパがあります。また、モデムが使用するベース I/O アドレスと IRQ を設定できるジャンパがある場合もあります。
  2. モデムが、マザーボードまたはシリアル カード上の COM ポート (物理ポート) に割り当てられている COM ポート番号に設定されている場合には、ほかの COM ポートを使用するようにモデムを設定するか、または BIOS セットアップを使って内蔵モデムと同じ番号の COMポートを無効にする必要があります。たとえば、内蔵モデムと物理 COM ポートがともに COM1 に設定されているならば、内蔵モデムをほかの未使用の COM ポートに設定するか、または BIOS セットアップで物理 COM1 ポートを無効にします。
  3. 内蔵モデムと同じベース I/O アドレスまたは IRQ に設定されたほかのアダプタやデバイスがないことを確認します。通常の場合には、5 の IRQ (または割り込み) を使用する COM3 が、内蔵モデム用として適しています。ただし、サウンド カードがある場合、その多くは 5 の割り込みを使用するため、5 以外の IRQ を選択しなければならない場合があります。
  4. コントロール パネルの [シリアル ポート] で、IRQ の設定と I/O アドレスが正しいことを確認します。イベント ビューアでシステム ログをチェックし、I/O または IRQ の競合エラーがないか調べます。

    可能な場合には、以下のような COM ポートの標準設定を使用してください。
             SERIAL 1   COM1:  I/O Address = 3F8h   IRQ = 4
             SERIAL 2   COM2:  I/O Address = 2F8h   IRQ = 3
             SERIAL 3   COM3:  I/O Address = 3E8h,  IRQ = 4
             SERIAL 4   COM4:  I/O Address = 2E8h,  IRQ = 3
    
  5. 内蔵モデムのサポートを追加するのに、コントロール パネルの [シリアル ポート] で新しいポートを追加する必要はありません。NTDETECT によって、内蔵モデムと、そのモデムが使用する COM ポートが検出されます。コントロール パネルの [シリアル ポート] の [追加] ボタンを使って重複するポートが追加されている場合には、[削除] ボタンで重複ポートを削除します。
  6. 内蔵モデムに欠陥がないことを確認します。さらに、利用可能なフラッシュ アップグレードがないかどうか、モデムの製造元に問い合わせるとよいでしょう。

ハイパーターミナルによるトラブルシューティング

ハイパーターミナル プログラムを使用して、モデムが Windows NT によって認識されていることと、ダイヤル アウトが可能なことを確認します。手順は次のとおりです。

注 : ハイパーターミナルを使用する前に、リモート アクセス サーバー サービスが実行中でないことを確認します。コントロール パネルの [サービス] アイコンをダブルクリックし、[リモート アクセス サーバー] の横の [状態] の列が空欄になっていることを確認します。この欄に "開始" と表示されている場合には、[停止] ボタンをクリックしてリモート アクセス サーバー サービスを無効にしてから、操作を続行してください。
  1. [スタート] をクリックし、[プログラム] をポイントし、[アクセサリ] をポイントします。[ハイパーターミナル] をポイントし、[ハイパーターミナル] をクリックします。
  2. 新しい接続ウィザードが表示されたら、[キャンセル] をクリックします。
  3. [ファイル] メニューの [プロパティ] をクリックし、[接続方法] の一覧でテストするモデムをクリックします。
  4. [モデムの設定] をクリックし、そのモデムが正しいポートを使用するように設定されていることを確認して、[OK] をクリックします。
  5. ハイパーターミナルのウィンドウ内に AT と入力し、Enter を押します。
  6. 入力と同時にハイパーターミナル ウィンドウ内に "AT" (引用符を除く) と表示され、Enter を押した後に "OK" (引用符を除く) と表示される場合には、ハイパーターミナルでモデムが正しく認識されています。入力しても "AT" と表示されなかったり、Enter を押した後に "OK" と表示されない場合には、前述の手順に従って、モデムが Windows NT に正しくインストールされているかどうか確認します。
  7. ハイパーターミナルを使って、モデムがダイヤルアウトできることを確認します。[ファイル] メニューの [新しい接続] をクリックし、画面上の指示に従います。
  8. [ダイヤル] をクリックします。モデムのスピーカがオンになっていれば、ダイヤル トーンと、モデムが電話番号をダイヤルする音が聞こえます。
関連情報については、Microsoft Knowledge Base の以下の資料を参照してください。
131868 Troubleshooting PCMCIA Modems in Windows NT 3.51
150808 Disabling Remote Access Support for Unimodem Modems

詳細

この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID 161516 (最終更新日 1999-08-11) を基に作成したものです。

プロパティ

文書番号: 161516 - 最終更新日: 2004年9月7日 - リビジョン: 1.2
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Windows NT Workstation 4.0 Developer Edition
  • Microsoft Windows NT Server 4.0 Standard Edition
キーワード:?
kbtshoot ntsrvwkst ntras kbhw KB161516
"Microsoft Knowledge Baseに含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行ないません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社 及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社 またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。なお、本文書においては、文書の体裁上の都合により製品名の表記において商標登録表示、その他の商標表示を省略している場合がありますので、予めご了解ください。"

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