インターネットでの通信に関する問題のトラブルシューティング

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文書番号: 163391 - 対象製品
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目次

概要

この資料では、インターネット ブラウザ、FTP、または Telnet を使ってインターネット上のサーバーと通信する際の問題に対する解決方法を説明します。この資料は、正常に ISP (Internet service provider) に接続してログオンできることを前提にしています。

詳細

インターネット上のサーバーと通信する際に、以下の理由から問題が発生することがあります。
  • サーバーが正常に動作していないか、またはサーバーがインターネットから一時的に切断されている。
  • インターネット ブラウザが適切に構成されていない。
  • ISP へのダイヤルアップ接続用の TCP/IP の構成が正しくない。
  • ISP のドメイン ネーム サービス (DNS) サーバーが正常に動作していない。
問題を判別して解決するには、以下のセクションの手順を順番に実行します。各手順を実行後、インターネット上のサーバーと正常に通信できるかどうかを確認します。

正常なことがわかっているサーバーで試行する

インターネット上の特定のサーバーと通信できない場合は、完全修飾ドメイン名 (FQDN) を使って次の Microsoft Web サイトに接続を試みます。
http://www.microsoft.com/
FQDN は、ホスト名とドメイン名から構成されます。FQDN を使って Microsoft Web サイトに接続できる場合、使用しているコンピュータの TCP/IP 構成は正常です。

Microsoft Web サイトには接続できるが、別の特定のインターネット サイトには数回試みても接続できない場合は、そのサイトが正常に動作していないか、インターネットから一時的に切断されている可能性があります。この場合は、別のいくつかの Web サイトに接続を試みます。接続できない Web サイトがある場合は、ISP に問い合わせてください。ISP の支援により、問題の原因がわかることがあります。

いずれの Web サイトにも接続できない場合は、使用しているインターネット ブラウザの構成に問題があるか、または ISP へのダイヤルアップ接続のための TCP/IP 構成に問題がある可能性があります。

ブラウザの構成を確認する

インターネット ブラウザが、ISP へのダイヤルアップ接続を用いてインターネットに接続するように設定され、プロキシ サーバーを通じて接続するように設定されていないことを確認します。

マルチリンク プロトコルを無効にする

マルチリンク プロトコル (MP) を有効にしていて、ISP の PPP (Point-to-Point プロトコル) サーバーがマルチリンク プロトコルをサポートしていない場合は、インターネット上のサーバーと通信できないことがあります。この場合は、ISP に問い合わせてマルチリンク プロトコルを無効にする必要があるかどうか判断します。ISP として MSN (Microsoft Network) を使用している場合は、マルチリンク プロトコルを無効にします。

マルチリンク プロトコルを無効にするには、以下の方法に従います。
  • Windows NT 4.0 Service Pack 1 か、Service Packがまったくインストールされていない場合は、LCP 拡張を無効にするとマルチリンク プロトコルを無効にできます。これを行うには、以下の手順に従います。
    1. [スタート] ボタンをクリックし、[プログラム]、[アクセサリ] の順にポイントして、[ダイヤルアップ ネットワーク] をクリックします。
    2. [ダイヤルする電話帳エントリ] ボックス内の ISP の電話帳エントリをクリックします。
    3. [その他] をクリックし、[エントリとモデム プロパティの編集] をクリックします。
    4. [サーバー] タブ上の [PPP LCP 拡張を使う] をクリックし無効にして、[OK] をクリックします。
  • Windows NT 4.0 Service Pack 2 をインストールしている場合は、サポート技術情報 (Microsoft Knowledge Base) の次の資料を参照してください。
    文書番号 : 161368
    TITLE: Service Pack 2 May Cause Loss of Connectivity in Remote Access
  • Windows NT 4.0 Service Pack 3 以降をインストールしている場合は、マルチリンク プロトコルを必要としないダイヤルアップに対しては、マルチリンク プロトコルは自動的に無効にされます。

IP アドレスを確認する

ISP から静的 IP アドレスが割り当てられている場合は、ISP へのダイヤルアップ接続の TCP/IP 構成に ISP から提供された正しい情報が設定されていることを確認します。これを行うには、以下の手順に従います。
  1. ISP に接続します。
  2. 次のコマンドをコマンド プロンプトで入力します。
    ipconfig /all
    IPCONFIG/ALL コマンドを実行すると、すべてのネットワーク アダプタとモデム接続の Windows NT TCP/IP 設定が表示されます。モデム接続のアドレスは、"NDISWAN<x> adapter" として表示されます。ここで、<x> は数字です。NDISWAN<x> アダプタのデフォルト ゲートウェイは、IP アドレスと同じです。これは標準であり仕様です。複数の NDISWAN<x> アダプタが表示される場合があります。現在使用していないNDISWAN<x> アダプタの IP アドレスにはゼロが表示されます。
  3. ISP へのダイヤルアップ接続用に表示された IP アドレスが ISP から提供された IP アドレスと一致していない場合は、ISP から提供された設定情報と一致するように IP アドレスを変更します。そうするには、以下の手順に従います。
    1. [スタート] ボタンをクリックし、[プログラム]、[アクセサリ] の順にポイントして、[ダイヤルアップ ネットワーク] をクリックします。
    2. [ダイヤルする電話帳エントリ] ボックス内の ISP の電話帳エントリをクリックします。
    3. [その他] をクリックし、[エントリとモデム プロパティの編集] をクリックします。
    4. [サーバー] タブをクリックし、[TCP/IP 設定] をクリックします。
    5. ISP から提供された設定情報と一致するように、TCP/IP 設定を変更し、[OK] をクリックしてから、再度 [OK] をクリックします。

[リモート ネットワークでデフォルト ゲートウェイを使う] を有効にする

ネットワーク アダプタを使用してローカル ネットワークに接続し、同時にモデムを使用して ISP に接続する場合、ルーティングの競合が ISP へのダイヤルアップ接続を優先して解決されるようにダイヤルアップ接続を設定します。これを行うには、以下の手順に従います。
  1. [スタート] ボタンをクリックし、[プログラム]、[アクセサリ] の順にポイントして、[ダイヤルアップ ネットワーク] をクリックします。
  2. [ダイヤルする電話帳エントリ] ボックス内の ISP の電話帳エントリをクリックします。
  3. [その他] をクリックし、[エントリとモデム プロパティの編集] をクリックします。
  4. [サーバー] タブをクリックし、[TCP/IP 設定] をクリックします。
  5. [リモート ネットワークでデフォルト ゲートウェイを使う] チェック ボックスをオンにして、[OK] をクリックします。
  6. [OK] をクリックします。

送信ライトを確認する

ネットワーク アダプタを使用してローカル ネットワークに接続し、同時にモデムを使用して ISP に接続する場合、ネットワーク アダプタとモデム間の競合により、インターネット上のサーバーに情報を送信できないことがあります。TCP/IP パケットがモデムを経由して ISP にルートされていることを確認するには、以下の手順に従います。
  1. ISP に接続してログオンします。
  2. タスク バーの [ダイヤルアップ ネットワーク モニタ] アイコンを右クリックします。
  3. [ダイヤルアップ モニタを開く] をクリックして、[設定] タブをクリックします。
  4. [ステータス ライトの表示] の下で [デスクトップ上のウィンドウとして] をクリックします。
  5. PING コマンドを使用して、モデムから情報を送信します。そうするには、コマンド プロンプトで次のコマンドを入力します。
    ping <IP アドレス>
    ここで、<IP アドレス> は、インターネット上で正常に動作しているサーバーの IP アドレスです。サーバーの IP アドレスがわからない場合は、ftp.microsoft.com の IP アドレスの 207.46.133.140 を使用します。
ダイヤルアップ ネットワーク モニタは、ウィンドウにモデムのステータス ライトを表示します。インターネット上のサーバーに ping を実行するとダイヤルアップ ネットワーク モニタの送信 (Tx) ライトが点滅する場合は、TCP/IP の情報はモデムを経由して ISP にルートされています。

インターネット上のサーバーに ping を実行してもダイヤルアップ ネットワーク モニタの送信 (Tx) ライトが点滅しない場合、パケットはモデムを経由してルートされていません。ダイヤルアップ接続用に ISP から提供された IP アドレスが、ネットワーク アダプタまたはループバック ドライバ (インストールしている場合) の IP アドレスと異なることを確認します。また、ネットワーク アダプタまたはループバック ドライバの IP アドレスは、ダイヤルアップ接続用に ISP から提供された IP アドレスと同じネットワーク上のアドレスにすることはできません。

すべてのネットワーク アダプタとモデム接続のための Windows NT TCP/IP 設定を表示するには、以下の手順に従います。
  1. ISP に接続してログオンします。
  2. コマンド プロンプトで、ipconfig/all と入力します。
モデム接続用のアドレスは、"NDISWAN<x> アダプタ" として表示されます。ここで、<x> は数字です。NDISWAN<x> アダプタのデフォルト ゲートウェイは、IP アドレスと同じです。これは標準であり仕様です。複数の NDISWAN<x> アダプタが表示されることもあります。NDISWAN<x> アダプタを使用していない場合は、IP アドレスにはゼロが表示されます。ネットワーク アダプタとダイヤルアップ接続の TCP/IP 設定が、競合していないことを確認します。

ネットワーク アダプタまたはループバック ドライバの TCP/IP 設定を変更するには、コントロール パネルからネットワーク ツールを起動します。ネットワーク ツールは、ネットワーク アダプタ専用です。ダイヤルアップ アダプタの IP アドレスを設定する場合は、ダイヤルアップ ネットワーク ツールですべての設定を行なう必要があります。

受信ライトを確認する

通信しようとしているインターネット上のサーバーから応答が返されるかどうかを確認します。これを行うには、以下の手順に従います。
  1. ISP に接続してログオンします。
  2. タスク バー上の [ダイヤルアップ ネットワーク モニタ] アイコンを右クリックします。
  3. [ダイヤルアップ モニタを開く] をクリックして、[設定] タブをクリックします。
  4. [ステータス ライトの表示] の下で [デスクトップ上のウィンドウとして] をクリックします。
  5. PING コマンドを使用して、モデムから情報を送信します。そうするには、コマンド プロンプトで次のコマンドを入力します。
    ping <IP アドレス>
    ここで、<IP アドレス> は、インターネット上の正常なことが分かっているサーバーの IP アドレスです。サーバーの IP アドレスがわからない場合は、ftp.microsoft.com の IP アドレスの 207.46.133.140 を使用します。
ダイヤルアップ ネットワーク モニタは、ウィンドウにモデムのステータス ライトを表示します。インターネット上のサーバーに ping を実行してもダイヤルアップ ネットワーク モニタの受信 (Rx) ライトが点滅しない場合は、パケットは ISP から受信されていません。この場合は、ISP に問い合わせてください。

インターネット上のサーバーに ping を実行するとダイヤルアップ ネットワーク モニタの受信 (Rx) ライトが点滅するが、その FQDN を用いてサーバーに接続できない場合は、名前解決に問題がある可能性があります。

名前解決をテストする

ドメイン ネーム サービス (DNS) サーバーは、ホスト名を IP アドレスに変換します。完全修飾ドメイン名 (FQDN) を使用してインターネット上のサーバーに接続できない場合は、ISP へのダイヤルアップ接続の DNS 構成かまたは ISP の DNS サーバーに問題がある可能性があります。

ISP へのダイヤルアップ接続の DNS 構成に問題があるかどうかを判断するには、以下の手順に従います。
  1. コマンド プロンプトで「ipconfig/all」 と入力し、DNS サーバーの IP アドレスを表示します。DNS サーバーの IP アドレスが表示されない場合は、ISP に問い合わせて DNS サーバーの IP アドレスを取得します。
  2. DNS サーバーの IP アドレスを指定して ping を実行することで、DNS サーバーと通信できるか確認します。以下のような応答が表示されるはずです。
          Pinging &lt;###.###.###.###&gt; with 32 bytes of data:
    
          Reply from &lt;###.###.###.###&gt;: bytes=32 time=77ms TTL=28
          Reply from &lt;###.###.###.###&gt;: bytes=32 time=80ms TTL=28
          Reply from &lt;###.###.###.###&gt;: bytes=32 time=78ms TTL=28
          Reply from &lt;###.###.###.###&gt;: bytes=32 time=79ms TTL=28
    

    ここで、<###.###.###.###> は、DNS サーバーの IP アドレスです。
DNS サーバーの IP アドレスに ping を正常に実行できない場合、ISP に問い合わせて、DNS サーバーの IP アドレスが正しいことと、DNS サーバーが正常に動作していることを確認します。

DNS サーバーの IP アドレスには ping を正常に実行できるが、完全修飾ドメイン名でインターネット上のサーバーに接続できない場合は、DNS サーバーがホスト名を適切に解決していない可能性があります。複数の DNS サーバーが ISP で使用できる場合は、別の DNS サーバーを使用するようにコンピュータを構成します。別の DNS サーバーを使用すると問題が解決する場合は、ISP に連絡して元の DNS サーバーの問題を解決するように依頼します。

DNS サーバーの IP アドレスが正しいことを確認したら、ISP へのダイヤルアップ接続の TCP/IP 設定を更新します。ダイヤルアップ ネットワークの電話帳エントリの DNS サーバーの IP アドレスを変更したり、正しいアドレスを追加するには、以下の手順に従います。
  1. [スタート] ボタンをクリックし、[プログラム]、[アクセサリ] の順にポイントして、[ダイヤルアップ ネットワーク] をクリックします。
  2. [ダイヤルする電話帳エントリ] ボックス内の ISP の電話帳エントリをクリックします。
  3. [その他] をクリックし、[エントリとモデム プロパティの編集] をクリックします。
  4. [サーバー] タブをクリックし、[TCP/IP 設定] ボタンをクリックします。
  5. [ネーム サーバー アドレスの指定] をクリックし、[プライマリ DNS] ボックス内に正しい IP アドレスをタイプします。
  6. [OK] をクリックし、もう一度 [OK] をクリックします。

関連情報

この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID 163391 (最終更新日 2001-10-05) をもとに作成したものです。

プロパティ

文書番号: 163391 - 最終更新日: 2004年9月7日 - リビジョン: 2.1
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Windows XP Home Edition
  • Microsoft Windows XP Professional Edition
  • Microsoft Windows NT Server 3.51
  • Microsoft Windows NT Workstation 4.0 Developer Edition
  • Microsoft Windows 2000 Professional Edition
  • Microsoft Windows 2000 Server
  • Microsoft Windows 2000 Advanced Server
キーワード:?
kbtshoot kbdialup kbnetwork dun kbfaq KB163391
"Microsoft Knowledge Baseに含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行ないません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社 及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社 またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。なお、本文書においては、文書の体裁上の都合により製品名の表記において商標登録表示、その他の商標表示を省略している場合がありますので、予めご了解ください。"

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