システム修復ディスク (ERD) を使用してシステム ファイルを置き換える

文書翻訳 文書翻訳
文書番号: 164471 - 対象製品
この記事は、以前は次の ID で公開されていました: JP164471
すべて展開する | すべて折りたたむ

概要

Windows NT Setup プログラムおよびシステム修復ディスク (ERD) を使用して、コピー方法が複雑なシステム ファイルを置き換えることができます。この手順は、Windows NT をブート不可能な NTFS パーティションにインストールしている場合に特に便利です。また、この手順により、ミラー パーティションのミラリングを最初に停止することなくファイルを置き換えることができます。

詳細

ここに示す手順を使用して、Windows NT のシステム ファイルを置き換えることができます。例では、\WINNT\system32\drivers\beep.sys ファイルを置き換えます。Beep.sys というファイルは単なる例なので注意してください。正しいパスおよびファイル名を使用すれば、例にならって、Windows NT のどのシステム ファイルでも置き換えることができます。この手順を行うには、ファイルを置き換える Windows NT のシステム修復ディスクが必要です。別のコンピュータにインストールしている同一の Windows NT のシステム修復ディスクを使用することもできます。ただし、インストール内容に少しでも相違がある場合は、予期しない問題が発生します。

注 : NT 4.0 のシステム修復ディスクを使用するには、Setupdd.sys の更新ファイルが必要です。このファイルは NT 4.0 Service Pack 2 以降に含まれています。お使いの Setupdd.sys を更新するには、サービスパックから NT 4.0 セットアップ ディスク 2 へ Setupdd.sys をコピーします。これにより、Setupdd.sys の旧バージョンが更新されます。

詳細については、Microsoft Knowledge Base の次の資料を参照してください。
文書番号 : 168015
タイトル : Files Not Replaced When Running Emergency Repair.
  1. システム修復ディスクは、Windows NT の最初のセットアップ、または Windows NT の RDISK.EXE プログラムの実行により作成されます。オリジナルのシステム修復ディスクの内容をバックアップとして別のフロッピー ディスクまたは別のマシン上のサブディレクトリにコピーしてください。この手順が成功しなかった場合、または元の状態に設定を戻す必要がある場合には、オリジナルの ERD の情報を復元する必要があります。
  2. Setup.log ファイルの読み取り専用のファイル属性を取り消します。このファイルはシステム修復ディスクの隠しファイルですが、テキスト エディタを使って編集することができます。以下の例のように、[Files.WinNt] セクション全体を例の最後の行のように置き換え、Setup.log ファイルを変更します。複数のファイルをコピーする必要がある場合は、行を追加できます。Setup.log の [Files.WinNt] セクションには、すべての Windows NT オペレーティング システム ファイルが含まれています。このエントリを作成または変更する場合、変更するファイルを含むフォルダが [Paths] セクションの行の TargetDirectory の値と同じであることを確認してください。ファイルを変更するフォルダは Windows NT のシステムルートに対応しています。

    [Files.WinNT] セクションの対象となるファイルで元の行を検索および変更することで、容易にこの手順を実行することができます。

    Setup.log の元の行は次のようになっています。
    \WINNT\system32\drivers\beep.sys = "beep.sys","f7fb"

    ファイルをインストール CD-ROM からシステム修復ディスクの内容へ置き換えると、次のようになります (実際には改行せずに入力してください)。
    \WINNT\system32\drivers\beep.sys = "beep.sys","99999","\","ERD disk","beep.sys"
    エントリ 99999 は、オリジナルのシステム修復ディスクが使用したチェックサム f7fb を置換ます。これにより、修復プロセスにおいてこのファイルの置き換えを要求されるようになります。"\" は、修復プロセスが、ファイルのコピー元であるディスクのルートを参照する必要があることを示しています。"ERD disk" は、Setup プログラムがシステム修復ディスクをコピーするときにディスクがドライブに挿入されていない場合、ディスクの挿入を要求するために使用します。行の最後のエントリは、システム修復ディスクで表示されるファイル名で、ファイルをコピーするための適切なディスクの挿入を確認するタグ ファイルとして使用されます。

    次に Setup.log ファイル修正後の全内容を示します。
    [Paths]
          TargetDirectory = "\WINNT"
          TargetDevice = "\Device\Harddisk1\partition1"
          SystemPartitionDirectory = "\"
          SystemPartition = "\Device\Harddisk0\partition1"
    [Signature]
          Version = "WinNt4.0"
    [Files.SystemPartition]
          NTBOOTDD.SYS = "sparrow.sys","b4a3"
          ntldr = "ntldr","2a36b"
          NTDETECT.COM = "NTDETECT.COM","b69e"
    [Files.WinNt]
          \WINNT\system32\drivers\tcpip.sys = "beep.sys","99999","\","ERD
             disk","beep.sys"
    
  3. ファイル (この場合 Beep.sys) をシステム修復ディスクのルートにコピーします。ファイルを置き換えるのに必要なスペースが不足している場合、Setup.log 以外のファイルをシステム修復ディスクから削除し、スペースを作ることができます。この操作を実行すると、システム修復ディスクを別の修復目的に使用できなくなるため、オリジナルのシステム修復ディスクを安全な場所に保管しておいてください。また、置き換えるファイルを含むセカンド ディスクを使用し、"ERD disk" プロンプトが表示されたらそれを挿入することもできます。

    注 : 上記の行は、Tcpip.sys を Beep.sys に置き換えるため、元の Tcpip.sys ファイルが上書きされます。この例では、システム修復ディスクの追加機能により、どのファイルも別のファイルに置き換えられることを示しています。
  4. Windows NT Setup を実行し、修復オプションを選択してファイルを置き換えます。ここからは標準の手順です。これ以降の手順は修復プロセスを再現したものです。
  5. Windows NT Setup を実行します。通常は、ブート ディスクから実行します。最初に表示される "セットアップへようこそ" 画面で修復の R を選択します。次の画面で、"Windows NT システム ファイルの確認" 以外のチェックをすべてオフにし、[続行] を選択します。Windows NT 4.0 での修復プロセスには修復対象のコンピュータに CD-ROM ドライブが搭載されていること、および Windows NT 4.0 CD-ROM が必要です。いずれかが欠けている場合は、Microsoft Knowledge Base の次の資料を参照してください。
    文書番号 : 158423
    タイトル : WinNT 4.0 ERD Won't Allow Repair w/out Compact Disc Installed

    文書番号 : 158423
    タイトル : [NT] システム修復時にWindows NT の CD-ROMが必要となる
  6. システム修復ディスクを挿入するようにメッセージが表示された場合、内容を変更したシステム修復ディスクのコピーを A ドライブに挿入し、Enter キーを押します。
  7. 置き換えるファイルがオリジナルの Windows NT インストール CD-ROM に含まれていないというメッセージが表示されます。Enter キーを押してファイルを置き換えます。修復完了のメッセージが表示されたら、Enter キーを押してコンピュータを再起動してください。
この手順で失敗した場合、次の頻出エラーに該当していないかどうかを確認してください。
  • ファイルのフル パスは正しく設定されていますか。例に示したファイル名のみを変更して、パスを変更していない場合に発生します。
  • ファイルの置換先となるディレクトリは Setup.log 最上位の TargetDirectory の値と一致していますか。
  • すべての項目が、修正済みの Setup.log エントリで正しい順序で配列されていますか。
  • 入力エラーはありませんか。引用符内に含まれている項目はすべて例のとおりになっていますか。
  • 例と同じようにカンマが入力されていますか。
  • 対象のファイルをフロッピー ディスクから置き換えた後、Setup を終了 (f3) しましたか。まだ終了しておらず、手順 2 で説明したようにファイルを削除していない場合は、ファイル リストをさらに検索し、ファイルを再度置き換えている可能性があります。

関連情報

この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID 164471 (最終更新日 1999-12-23) をもとに作成したものです。

プロパティ

文書番号: 164471 - 最終更新日: 2003年1月22日 - リビジョン: 2.0
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Windows NT Workstation 3.51
  • Microsoft Windows NT Workstation 4.0 Developer Edition
  • Microsoft Windows NT Server 3.51
  • Microsoft Windows NT Server 4.0 Standard Edition
キーワード:?
kbhowto ntsrvwkst kbsetup ntsetup KB164471
"Microsoft Knowledge Baseに含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行ないません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社 及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社 またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。なお、本文書においては、文書の体裁上の都合により製品名の表記において商標登録表示、その他の商標表示を省略している場合がありますので、予めご了解ください。"

フィードバック

 

Contact us for more help

Contact us for more help
Connect with Answer Desk for expert help.
Get more support from smallbusiness.support.microsoft.com