文書番号: 164903 - 最終更新日: 2003年8月20日 - リビジョン: 3.0

[NT]MAC アドレスが重複した場合のトラブルシューティング

この記事は、以前は次の ID で公開されていました: JP164903

目次

すべて展開する | すべて折りたたむ

概要

Windows NT がネットワーク上で二重メディア アクセス コントロール (MAC) アドレスを検出すると Windows NT のシステム イベント ログで以下のようなメッセージを受け取ります。(メッセージの記述内容は実際の表示と異なる場合があります。イベント ID を基準に御参照ください。)
   イベント ID   : 4198
   ソース     : TCP/IP
   説明: システムは、ローカル インターフェイスが無効にされているハードウェア 
          アドレス 02:A0:8C:DE:00:FD を持つシステムと、IP アドレス 129.0.0.1 に
          ついてアドレスの衝突を検出しました。
または
   イベント ID   : 4199
   ソース     : TCP/IP
   説明: システムは、ネットワーク ハードウェア アドレス xx:xx:xx:xx:xx:xx を
         持つシステムと、IP アドレス 0.0.0.0 についてアドレスの衝突を検出しまし
         た。このシステムでのネットワーク操作は、結果として中断される可能性が
         あります。
注意: IP アドレスは、このサンプルとは異なります。

TCP/IP でのこのコンピュータへのネットワーク接続はすべて、その衝突が解決されシステムが再起動されるまで中止します。

関連情報

メディア アドレス コントロール (MAC) アドレスは、前もって割り当てられ、ネットワーク インターフェイス カード (NIC) へ永久的に焼き付けられています。通常の環境下でのこのアドレスは必ず一意ですが、製造プロセス中で発生したまれなエラーによって、二重メディア アクセス コントロール アドレスが使用され、この問題を引き起こす可能性があります。

またユーザーがローカルに管理されたメディア アクセス コントロール アドレス (LAA) を割り当てている場合には、二重メディア アクセス コントロール アドレスの別の原因が発生する可能性があります。この場合、ローカルに割り当てられたメディア アクセス コントロール アドレスを優先して、焼き付けられたアドレスを無効にしています。いくつかの Windows NT ドライバでは、LLA メディア アクセス コントロール アドレス、通常は Token Ring アダプタ ドライバを考慮します。

解決方法

この問題を直すためには、ネットワーク上の他のコンピュータのどれが、同じメディアアクセス コントロール アドレスを使用しているか判断する必要があります。MicrosoftTCP/IP スタックと共に出荷されているツールのいくつかは、二重アドレスのコンピュータを突き止めるのに使用できます。

二重アクセス コントロール アドレスを切り離すためには、以下の手順を実行します。

作業中の TPC/IP ベースのクライアントから:
  1. コマンド プロンプトから以下を入力して、イベント ログ エントリ内にある TCP/IP アドレスを ping します。
    PING 129.0.0.1
    二重アドレスのコンピュータから、以下のような応答が戻るはずです。
          Pinging 129.0.0.1 with 32 bytes of data:
    
          Reply from 129.0.0.1: bytes=32 time=10ms ttl=128
          Reply from 129.0.0.1: bytes=32 time=<10ms ttl=128
          Reply from 129.0.0.1: bytes=32 time=<10ms ttl=128
          Reply from 129.0.0.1: bytes=32 time=<10ms ttl=128
    
  2. コンピュータのメディア アクセス コントロール アドレスが二重になっているか確認するためには、コマンド プロンプトで以下を入力します。
    ARP -a 129.0.0.1

    次のような応答を受け取るはずです。
          Internet Address  Physical Address
          129.0.0.1 02:A0:8C:DE:00:FD  <-- イベント ログのエントリと一致
    
  3. これで、NBTSTAT を使い、コマンド プロンプトで以下を入力することで、二重コンピュータの NetBIOS (フレンドリ) 名を受け取ることができます。
    NBTSTAT -A 129.0.0.1
    そのコンピュータの NetBIOS 名が書かれた応答を受け取るはずです。
    この NetBIOS 名を使用して、そのコンピュータの所有者がだれであるかを判定し、ネットワーク上でのその位置を突き止めます。
            NAME             TYPE               STATUS
         -----------------------------------------------
         NTSERVER1           <00>                Unique
         DOMAN-NAME          <00>                GROUP
         NTSERVER1           <03>                Unique
    
       メディア アクセス コントロール アドレス = 02-A0-8C-DE-00-FD
    

    以下のメッセージを受け取った場合:
    HOST NOT FOUND.
    これは、その二重コンピュータが、Novell サーバー、Unix サーバー、ルータ、あるいは Jet Direct プリンタのような、NetBIOS 対応のコンピュータでないことを示します。
  4. 二重アドレスのコンピュータを検出したら、そのネットワーク カードを置換するか、それがローカルに管理されたメディア アクセス コントロール アドレス (LAA) の場合には、それをネットワーク上で一意のものにすることができます。
LAA の変更は、以下の手順で行うことができます。
  1. [スタート] - [設定] - [コントロール パネル] をクリックし、[ネットワーク] アイコンをダブルクリックします。
  2. インストール済みのネットワーク アダプタのプロパティの表示中に、一意の LAA を使用するように、インストール済みのネットワーク アダプタの LAA のプロパティまたは構成を変更します。

関連情報

この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID 164903? (http://support.microsoft.com/kb/164903/EN-US/ ) (最終更新日 1998-02-12) をもとに作成したものです。


この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Windows NT Workstation 3.5
  • Microsoft Windows NT Workstation 3.51
  • Microsoft Windows NT Workstation 4.0 Developer Edition
  • Microsoft Windows NT Server 3.5
  • Microsoft Windows NT Server 3.51
  • Microsoft Windows NT Server 4.0 Standard Edition
  • Microsoft Windows 2000 Professional Edition
  • Microsoft Windows 2000 Server
  • Microsoft Windows 2000 Advanced Server
キーワード:?
kbhowto ntsrvwkst kbnetwork nthowto kbdomain KB164903
"Microsoft Knowledge Baseに含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行ないません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社 及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社 またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。なお、本文書においては、文書の体裁上の都合により製品名の表記において商標登録表示、その他の商標表示を省略している場合がありますので、予めご了解ください。"
 

サポート技術情報の翻訳

 

Related Support Centers