Boot.iniファイルで使用できるスイッチ オプションについて

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文書番号: 170756 - 対象製品
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目次

概要

Windows 2000, Windows NT の起動時に読み込まれる Boot.ini ファイルには、さまざまなスイッチを追加することができます。これらのスイッチを使用して、Windows 2000, Windows NT のロード方法を変更することができます。 Boot.ini ファイルの関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
102873 Boot.ini and ARC Path Naming Conventions and Usage
102873 [NT] BOOT.INI と ARC パスの名前付け規約と使用法

詳細

Boot.ini ファイルに追加できるさまざまなスイッチを以下に示します。

/3GB

ユーザーモードのプログラムで 3 GB のメモリにアクセスできるようにします。このフラグを指定しない場合は、Windows 2000, Windows NT がユーザーモードのプログラムに通常割り当てる 2 GB となります。この指定により、カーネル メモリの先頭が 3 GB の位置に移動します。このスイッチは、Windows 2000 Advanced Server, Windows 2000 Datacenter Serve, または、Service Pack 3 以降を適用した Windows NT Server Enterprise Edition でのみ使用できます。

関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
171793 Information on Application Use of 4GT RAM Tuning

/BASEVIDEO

/basevideo スイッチを指定すると、システムを強制的に解像度 640 x 480 の 16 色 VGA モードにします。このオプションは、ビデオの解像度やリフレッシュ レートを誤って選択した場合に、システムをロードできるようにするために使用します。

詳細については、「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) の次の資料を参照してください。
126690 Windows NT 4.0 Setup Troubleshooting Guide

/BAUDRATE=nnnn

このスイッチを使用して、デバッグ ポートのボーレートを設定します。値の設定をしなかった場合、デフォルトのボーレートは 19,200 となります。モデムを介してリモート デバッグを行う際の標準レートは、9,600 です。このスイッチにより、/debug スイッチも同時に有効となります。例としては、/BAUDRATE=9600 のように指定します。

モデムの構成の関連情報については、「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) の次の資料を参照してください。
148954 How to Set Up a Remote Debug Session Using a Modem
ヌル モデムの構成の関連情報については、「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) の次の資料を参照してください。
151981 How to Set Up a Remote Debug Session Using a Null Modem Cable

/CRASHDEBUG

Windows 2000, Windows NT がクラッシュした場合に、COM ポートをデバッグ用に使えるようにします。このオプションを指定した場合、Windows 2000, Windows NT が正常に動作している間は COM ポートを通常の操作に使用できますが、Windows 2000, Windows NT がクラッシュすると、そのポートがデバッグ用のポートに切り替わります (これにより、リモート デバッグが可能になります)。

詳細については、「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) の次の資料を参照してください。
151981 How to Set Up a Remote Debug Session Using a Null Modem Cable

/DEBUG

/debug スイッチを使用すると、カーネル デバッガが有効になります。これにより、COM ポートを介して Windows 2000, Windows NT システムのライブ リモート デバッグが可能になります。/crashdebug とは異なり、/debug では、デバッグしているかどうかに関係なく COM ポートが使用されます。

リモート デバッグの関連情報については、「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) の次の資料を参照してください。
121543 Setup for Remote Debugging

/DEBUGPORT=comx

/debugport=comx スイッチを使用すると、デバッグ ポートに使用する COM ポート (com1、com2、com3...) を選択することができます。DEBUGPORT スイッチでは、COM2 がデフォルトです。COM2 が存在しない場合は COM1 となります。このスイッチにより、/debug スイッチも同時に有効となります。例としては、/DEBUGPORT=COMx のように指定します。x には COM ポートの番号が入ります。

詳細については、「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) の次の資料を参照してください。
151981 How to Set Up a Remote Debug Session Using a Null Modem Cable

/HAL=ファイル名

起動時に読み込まれる実際のハードウェア アブストラクション レイヤ (HAL) を定義します。このスイッチは、hal.dll という名前に変更せずに、複数の HAL を試してみる場合に便利です。また、/kernel スイッチと組み合わせて使用する際に、マルチプロセッサ モードとシングル プロセッサ モードとを切り替えてブートを試したい場合にも、このスイッチは便利です。/HAL=halmps.dll のように指定します。このように指定すると、System32 ディレクトリにある Halmps.dll というファイルがロードされます。

/KERNEL=ファイル名

/kernel=ファイル名スイッチを使用すると、起動時に実際にロードされるカーネルを定義することができます。これは、デバッグ用のコードをすべて有効にしたカーネルと通常のカーネルとを切り替える場合に便利です。また、特定のカーネルを Windows 2000, Windows NT に強制的にロードさせる場合にも便利です。例としては、/KERNEL=ntkrnlmp.exe のように指定します。このスイッチ コマンドでは、System32 ディレクトリにある Ntkrnlmp.exe がロードされます。

/MAXMEM=nn

/maxmem=nn スイッチを使用すると、起動時に Windows 2000, Windows NT で検出および使用が可能なメモリの量を選択することができます。この設定は、12 より小さな値に設定しないでください。このオプションは、不良メモリ チップをチェックする際に便利です。例としては、/MAXMEM=12 のように指定します。

詳細については、「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) の次の資料を参照してください。
108393 MAXMEM Option in Windows NT Boot.ini File

/NODEBUG

このスイッチを使用すると、カーネル デバッガが無効になります。このスイッチにより、デバッグはオフになります。ソフトウェアのコード内にハードコードされたデバッグ用のブレイクポイントがある場合、このスイッチが原因でブルー スクリーンが発生する可能性があります。

/NOSERIALMICE:comx

このスイッチを使用すると、指定した COM ポートのマウス ポート チェックが無効になります。/noserialmice:comx のように指定します。x にはシリアル ポートの番号が入ります。複数のポートを無効にするには、各ポートをカンマで区切って指定します。シリアル ポートを指定しなかった場合は、すべてのポートがマウス デバイスに対して無効となります。

このスイッチは、American Power Conversion (APC) ブランドなど、シリアル ポートに接続する無停電電源装置 (UPS) で使用します。このオプションが指定されていなかった場合、Windows 2000, Windows NT の起動時にこのポートでマウス検出が行われ、UPS によって意図しないシャットダウン モードが開始されることになります。

詳細については、「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) の次の資料を参照してください。
131976 How to Disable Detection of Devices on Serial Ports
131976 [NT] 起動時のシリアルポートへの信号出力を抑止する方法

/NOLOWMEM

このスイッチを使用すると、システム全体 (ドライバ、プール、プログラムなど) が、4 GB よりも上の領域にロードされます。このスイッチを使用できるのは、Windows 2000 の Advanced Server と Datacenter Server だけです。

/NUMPROC=

このスイッチを使用すると、Windows 2000, Windows NT の起動時に動作するプロセッサの数を設定することができます。パフォーマンスの問題や CPU の欠陥を確認する場合に、このスイッチが役に立ちます。/NUMPROC=3 のように指定します。

/PAE

Windows 2000 Advanced Server に対しては 8 GB のメモリ、Windows 2000 Datacenter Server に対しては 32 GB のメモリのサポートを有効にします。

/PCILOCK

このスイッチを使用すると、HAL による PCI バスのリソースの移動を無効にします。I/O やメモリのリソースは、BIOS で設定されたままに維持されます。

関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
148501 Preventing PCI Resource Conflicts on Intel-Based Computers

/SOS

/sos スイッチを使用すると、ローダーがロードしたモジュールの名前が表示されるようになります。デバイスの読み込み中、画面上に点は表示されず、Windows NT によって各ドライバが読み込まれるごとに対応する実際のドライバ名が表示されます。

詳細については、「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) の次の資料を参照してください。
99743 Purpose of the Boot.ini File

/ONECPU

このスイッチは、Compaq 社製の HAL の一部です。このスイッチは、起動時に 1 つの CPU だけを使用するように Windows 2000, Windows NT に対して指定します。これにより、マルチカーネルの構成で単一の CPU を動作させることができます。/ONECPU のように指定します。

Windows 2000, Windows NT とは関係ない、そのほかの Boot.ini スイッチの関連情報については、「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) の次の資料を参照してください。
157992 How to Triple Boot to Windows NT, Windows 95, and MS-DOS

/WIN95

/win95 スイッチを使用すると、bootsec.dos がロードされます。

/WIN95DOS

/wind95dos スイッチを使用すると、bootsec.w40 がロードされます。

関連情報

この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID 170756 (最終更新日 2001-08-13) をもとに作成したものです。

プロパティ

文書番号: 170756 - 最終更新日: 2007年10月26日 - リビジョン: 2.1
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Windows 2000 Professional
  • Microsoft Windows 2000 Server
  • Microsoft Windows 2000 Advanced Server
  • Microsoft Windows 2000 Datacenter Server
  • Microsoft Windows NT Workstation 4.0 Developer Edition
  • Microsoft Windows NT Server 4.0 Standard Edition
  • Microsoft Windows NT Server 4.0 Enterprise Edition
  • Microsoft Windows NT Server 4.0, Terminal Server Edition
  • Microsoft Windows NT Workstation 3.51
  • Microsoft Windows NT Server 3.51
キーワード:?
kbinfo kbsetup kbproductlink KB170756
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