Microsoft DNS Server のインストールおよび設定方法

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文書番号: 172953 - 対象製品
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目次

概要

この資料は、Microsoft Windows NT Server 4.0 に含まれる Microsoft Domain Name Service (DNS) を紹介することを目的としています。このガイドでは、Windows NT Server 上に DNS をインストールおよび設定するのに必要な手順について説明します。

Domain Name Service の詳細については、米国 Microsoft Corporation の匿名 FTP サーバーで提供されている、以下の白書をご覧ください。
ファイル名 : Dnswp.exe
所在 : ftp://ftp.microsoft.com/bussys/winnt/winnt-docs/papers/
タイトル :DNS and Microsoft Windows NT 4.0

詳細

Microsoft DNS のインストール

Windows NT 4.0 Server に DNS をインストールするには、次の手順にしたがってください。
  1. [スタート] ボタンをクリックし、[設定] をポイントして、[コントロール パネル] をクリックします。[ネットワーク] アイコンをダブルクリックして、[サービス] タブをクリックします。
  2. [追加] をクリックし、[ネットワーク サービスの選択] ダイアログ ボックスの [Microsoft DNS サーバー] をクリックして、[OK] をクリックします。
  3. Windows NT ソース ファイルの場所を入力し、[OK] をクリックして、[閉じる] をクリックします。
    注意 : 既にサービス パックをインストールしてある場合は、コンピュータを再起動する前にサービス パックを再適用する必要があります。
  4. コンピュータを再起動します。

Microsoft DNS の設定

情報の収集

実際に DNS サーバーを設定する前に、必要となる基本的な情報がいくつかあります。この情報の中には、Internet 上で使用するために Internic による承認が必要な情報がありますが、このサーバーを内部だけで使用するように設定する場合は、どの名前および IP アドレスを使用するか、自分で決めることができます。必要な情報は次のとおりです。
  • ドメイン名 (Internic による承認が必要)
  • 名前を特定するそれぞれのサーバーの IP アドレス
  • 前の手順のそれぞれのサーバーのホスト名
注意 : 前のステップのサーバーは、メール サーバー、任意のパブリック アクセス サーバー、FTP サーバー、WWW サーバーなどになります。

たとえば、次の情報を使用します。(実際の情報に合わせて置き換えてください。)
   ドメイン名 : <Domain.com>
   サーバー : 192.168.50.11   <Mail1.domain.com>
              192.168.50.12   <Ftp1.domain.com>
              192.168.50.12   <WWW.domain.com> (同じ IP アドレスを通知)
              192.168.50.15   <DNS1.domain.com>

DNS サーバーの作成

収集した情報を使用し、次の手順にしたがって Microsoft DNS サーバーを設定します。
  1. [スタート] ボタンをクリックし、[プログラム] をポイントし、[管理ツール] をポイントして、[DNS マネージャ] をクリックします。
  2. [DNS] メニューの [新しいサーバ] をクリックします。
  3. [DNS サーバの追加] ダイアログ ボックスに DNS サーバーの IP アドレス (例では 192.168.58.15) を入力して、[OK] をクリックします。
注意 : ゾーンへの変更を有効にするために DNS サーバーを再起動する必要はありません。必要なのは、次の手順にしたがって、サーバー データファイルを更新することだけです。
  • DNS Manager で、DNS サーバーを右クリックして、[サーバデータファイルの更新] をクリックします。
Reverse Lookup Zone (リバース ルックアップ ゾーン) の作成

アプリケーションの中には、IP アドレスが判明している場合に、DNS へのリバースクエリーを使用して、ホストのホスト名を検索するものもあります。この機能を提供するには、Reverse Lookup Zone を設定する必要があります。

注意 : Reverse Lookup Zones は、ネットワーク内に必ずしも必要ではありませんが、1 つ作成しておくことをお勧めします。

Reverse Lookup Zone を作成するには、次の手順を実行します。
  1. DNS マネージャで、DNS サーバーを右クリックして、[新しいゾーン] をクリックします。
  2. ["DNS サーバ名 " の新しいゾーンを作成しています] ダイアログ ボックスの [プライマリ] をクリックして、[次へ] をクリックします。
  3. ゾーン名は、IP ネットワーク アドレスから派生したものです。例では、ゾーン名は 58.168.192.in-addr.arpa です。指定する Reverse Zone 名 (最低でも、重要性の高い IP アドレス部、さらに最も重要性の高いアドレス部まで) を入力してください。たとえば、次のようになります。
         ネットワーク ID                リバース ゾーン 
    
         10.0.0.0                       10.in-addr.arpa
         130.20.0.0                     20.130.in-addr.arpa
         250.30.203.0                   203.30.250.in-addr.arpa
    
    注意 : Reverse Lookup Zone の構文は、このオペレーションに絶対必要です。
  4. Reverse Lookup Zone 名を入力した後、Tab キー を押すと、手順 3 のゾーン名に (引用符なしで) ".dns" を付加した名前を使用して、Reverse Lookup Zone のファイル名が自動的に入力されます。
  5. [次へ] をクリックして、[完了] をクリックします。
Forward Lookup Zone (フォワード ルックアップ ゾーン)の作成

  1. DNS Manager でサーバーをクリックして、[新しいゾーン] をクリックします。
  2. [プライマリ] をクリックして、[次へ] をクリックします。
  3. DNS ドメインのゾーン名を入力します。これは、Internic に登録されているドメイン名です (例では <Domain.com>)。
  4. Tab キーを押し、[次へ] をクリックして、[完了] をクリックします。
Forward Lookup Zone を作成すると、そのゾーンに 3 つのレコードが作成されます。その 3 レコードは、NS レコード、SOA レコード、および A レコードです。3 つのレコードすべてが揃っていない場合は、TCP/IP プロパティの DNS 設定が正しく設定されているかどうかを検査する必要があります。([スタート] ボタンをクリックし、[設定] を選択し、[コントロール パネル] をクリックして、[ネットワーク」アイコンをダブルクリックします)。

Forward Lookup Zone へのホスト レコードの追加

DNS 用の A レコードは、自動的に作成されます。しかし、DNS Manager は、DNS サーバー用のリバース ゾーンに PTR レコードを自動的に作成しません。次の手順を使用すると簡単にこれを修正できます。
  1. DNS サーバー用の A レコードを右クリックして、[レコードの削除] をクリックします。
  2. 確認ダイアログ ボックスの [Yes] をクリックします。
  3. Forward Zone <Domain.com> を右クリックして、[新しいホスト] をクリックします。
  4. DNS サーバーのホスト名および IP アドレスを入力します。
  5. [関連付けられた PTR レコードを作製する] をクリックして有効にし、[ホストの追加] をクリックします。
  6. [完了] をクリックします。
NOTE: DNS ドメインに追加するサーバーすべてに対して、手順 3 〜 5 を繰り返してください。

PTR レコードが正常に作成されたかどうかを検査するには、Reverse Lookup zone 58.168.192.in-addr.arpa を右クリックして、[最新の情報に更新] をクリックしてください。

その他の種類のレコードの設定

DNS サーバーは、数種類のレコードを扱うことができます。レコードの種類には、A、CNAME、HINFO、MX、NS、SOA などがあります。これらのレコードおよび他のレコードの種類については、この資料の前の方で述べた DNS white paper を参照してください。

CNAME レコードの作成

CNAME レコードを使用すると、同じ IP アドレスに対して複数の名前を使用できます。これによって、同じサーバーにアクセスして、FTP1.domain.com および WWW.domain.com などの別の機能を利用できるように設定できます。CNAME レコードを作成する前に、前に説明した A レコードを作成する必要があります。

CNAME レコードを作成するには、次の手順にしたがってください。
  1. Forward Zone <Domain.com> を右クリックして、[新しいレコード] をクリックします。
  2. [新しい資源レコード] ダイアログ ボックスの [レコードの種類] リスト ボックスの [CNAME レコード] をクリックします。
  3. このコンピュータにアクセスするための代理名を入力します。たとえば、この資料の例では、WWW が FTP1.domain.com の代理名です。
  4. [ホスト DNS 名] に元のホスト名を入力します。たとえば、<FTP1.domain.com> です。

    注意 : ホストの DNS 名を入力するときには、完全修飾ドメイン名 (FQDN) を使用することが重要です。
  5. [OK] をクリックします。
この設定によって、ユーザーがこれらのホスト名のいずれかに対してクエリーをすると、DNS サーバーが同じ IP アドレスを返すことができるようになります。

MX レコードの作成

MX レコードは、メール プログラムをメール サーバーに仕向ける Mail Exchange レコードです。MX レコードを作成するには、次の手順を実行します。
  1. Forward Lookup Zone <Domain.com> を右クリックして、[新しいレコード] をクリックします。
  2. [新しい資源レコード] ダイアログ ボックスで、[レコードの種類] リスト ボックスの [MX レコード] をクリックします。
  3. [ホスト名 (オプション)] フィールドは、メール サーバーのホスト名に使われます。しかし、ユーザーがフォーマット USER@Domain.com を使用してドメイン宛にメールを送信できるようにする場合は、[ホスト名] フィールドを空白のままにしておきます。
  4. [メール エクスチェンジ サーバー DNS 名] にメール サーバーの FQDN を入力します。たとえば、Mail1.domain.com です。
  5. 優先度番号は 0 〜 65535 の任意の番号です。メール サーバーが複数ある場合は、この番号で最初に使用するメール サーバーを識別します。優先度番号が小さいほど、優先度は高くなります。
  6. [OK] をクリックします。

関連情報

この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID 172953 (最終更新日 1997-10-14) をもとに作成したものです。

プロパティ

文書番号: 172953 - 最終更新日: 2003年8月20日 - リビジョン: 3.0
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Windows NT Server 4.0 Standard Edition
  • Microsoft BackOffice Small Business Server 4.0
  • Microsoft BackOffice Small Business Server 4.0a
キーワード:?
kbinfo KB172953
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