破損した DHCP データベース ファイルの復元方法

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文書番号: 173396 - 対象製品
この記事は、以前は次の ID で公開されていました: JP173396
重要 : この資料には、レジストリの編集方法が記載されています。万一に備えて、編集の前には必ずレジストリをバックアップし、システムの復元方法を理解しておいてください。バックアップ、復元、および編集方法の詳細については、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
256986 Description of the Microsoft Windows Registry
256986 Microsoft Windows レジストリの説明
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目次

概要

この資料では、破損した動的ホスト構成プロトコル (DHCP) データベースを復元する場合に使用する方法を説明します。

詳細

警告 : レジストリ エディタの使い方を誤ると、深刻な問題が発生することがあります。最悪の場合、オペレーティング システムの再インストールが必要になることがあります。マイクロソフトは、レジストリ エディタの誤用により発生した問題に関しては、一切責任を負わないものとします。レジストリ エディタは、自己の責任においてご使用ください。

Windows NT Server 3.51 および 4.0 を実行しているコンピュータで、DHCP データベースが破損していると、以下のイベント ログ メッセージが出力されます。
イベント ID : 1014
ソース : DhcpServer
説明 : JET データベース呼び出しは次のエラーを返しました: -510
または
イベント ID : 1014
ソース : DhcpServer
説明 : JET データベース呼び出しは次のエラーを返しました: -1022。
または
イベント ID : 1014
ソース : DhcpServer
説明 : JET データベース呼び出しは次のエラーを返しました: -1850。
Jet.exe を使用して DHCP データベースを圧縮しても、これらの問題は解決できません。

関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
153476 Windows NT 3.51 DHCP Server Stops Assigning IP Addresses to Clients
DHCP データベースは、%SystemRoot%\System32\Dhcp フォルダにある Dhcp.mdb ファイルに含まれています。DHCP サーバーでは、このファイルを使用して、アクティブ リースと予約に関する情報を記録し保存しています。この情報の多くは、次のレジストリ キーに格納されています。
Windows NT 4.0
HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\DHCPServer\Configuration


Windows 2000
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\DhcpServer\Configuration
DHCP サービスが正常に終了されると、データベース ファイル (Dhcp.mdb) とレジストリ キーの両方のバックアップ コピーが作成されます。レジストリのバックアップ情報は、Dhcpcfg ファイルに保存されます。Windows NT 3.51 の場合、Dhcp.mdb ファイルは %SystemRoot%\System32\Dhcp\Backup\Jet フォルダにあります。Windows NT 4.0 の場合、Dhcp.mdb ファイルは %SystemRoot%\System32\Dhcp\Backup\Jet\New フォルダにあります。Windows NT のどちらのバージョンでも、Dhcpcfg ファイルは %SystemRoot%\System32\Dhcp\Backup フォルダにあります。

破損した DHCP データベースを回復するには、以下のいずれかの方法を使用します。
  • データベース ファイル Dhcp.mdb のバックアップ コピーを復元します。

    または
  • DHCP の構成レジストリ キーを使用して新しいデータベース ファイルを生成します。
データベース ファイルのバックアップ コピーを復元する方法では情報が失われることがないため、この方法をお勧めします。

上記のいずれかの方法を使用してデータベース ファイルを復元後、データベース ファイルとレジストリ情報の間で情報の整合性を取る必要があります。

: 以下の手順では、破損した DHCP データベースが原因で DHCP サーバーが起動しない場合を想定しています。DHCP サーバーは起動できるが、データベースが破損している場合は、最初に DHCP サービスを停止する必要があります。

DHCP サーバー サービスを停止するには、コマンド プロンプトで次のコマンドを入力します。
net stop dhcpserver

データベースのバックアップ コピーの復元

警告 : レジストリ エディタの使い方を誤ると、深刻な問題が発生することがあります。最悪の場合、オペレーティング システムの再インストールが必要になることがあります。マイクロソフトは、レジストリ エディタの誤用により発生した問題に関しては、一切責任を負わないものとします。レジストリ エディタは、自己の責任においてご使用ください。
  1. 既存の DHCP フォルダにあるファイルを別の場所に移動します。この際、DHCP フォルダの構造を変更しないように注意してください。たとえば、コマンド プロンプトで次のコマンドを入力し、1 行入力するごとに Enter キーを押します。
    md c:\Olddhcp
    move %SystemRoot%\system32\DHCP\*.* C:\Olddhcp
  2. 破損したデータベース ファイルを削除します。
  3. データベースのバックアップ ファイルを DHCP フォルダにコピーします。これを行うには、コマンド プロンプトで次のコマンドを入力し、Enter キーを押します。
    • Windows NT 3.51

      copy %SystemRoot%\system32\dhcp\backup\jet\dhcp.mdb %SystemRoot%\system32\dhcp\dhcp.mdb
    • Windows NT 4.0

      copy %SystemRoot%\system32\dhcp\backup\jet\new\dhcp.mdb %SystemRoot%\system32\dhcp\dhcp.mdb
Microsoft Windows 2000 を実行している場合は、次のレジストリ キーを変更して、DHCP サーバーを復元します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\DHCPServer\Parameters
このレジストリ キーの RestoreFlag の REG_DWORD の値を 1 に変更します。

また、テープ バックアップや他のバックアップ メディアから Dhcp.mdb ファイルを %SystemRoot%\System32\Dhcp フォルダに復元することもできます。

バックアップ メディアまたはバックアップ フォルダからデータベース ファイルを復元した場合は、既存のデータベース ファイルを使用していることになるため、Jetpack ユーティリティを使用して、データベース ファイルを圧縮する必要があります。

関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
145881 How to Use Jetpack.exe to Compact a WINS or DHCP Database
145881 Jetpack.exe を使って WINS または DHCP のデータベースを圧縮する方法
上記の手順を実行すると、サービスが開始されるようになります。ただし、スコープ情報がない場合は、Dhcpcfg レジストリ ファイルのバックアップ コピーを使用して、スコープ情報と予約情報を復元する必要があります。詳細については、次の資料の「移行先 DHCP Server での操作」の手順 5. 〜 11. を参照してください。

関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
130642 How to Move a DHCP Database to Another Windows Server
130642 DHCP データベースを別の Windows サーバーに移行する方法

新しいデータベース ファイルの生成

  1. 既存の DHCP フォルダにあるファイルを別の場所に移動します。この際、DHCP フォルダ構造を変更しないように注意してください。たとえば、コマンド プロンプトで次のコマンドを入力し、1 行入力するごとに Enter キーを押します。
    md c:\olddhcp
    move %SystemRoot%\system32\dhcp\*.* c:\olddhcp
  2. 使用している Windows NT Server のバージョンに応じて、以下の手順を実行します。

    Windows NT Server 3.51

    CD-ROM ドライブに Windows NT Server 3.51 の CD-ROM を挿入して、オリジナル メディアから System.mdb ファイルのコピーを展開します。これを行うには、コマンド プロンプトで次のコマンドを入力し、Enter キーを押します。
    expand D:\I386\System.md_ %SystemRoot%\System32\Dhcp\System.mdb

    ここで D は CD-ROM ドライブのドライブ文字、i386 は使用しているプラットフォームです。

    Windows NT Server 4.0

    DHCP フォルダを空にした状態で DHCP サーバーを再起動します。Windows NT 4.0 および Windows 2000 では、System.mdb ファイルは使用されていません。
上記の手順を実行すると、サービスが開始されるようになります。ただし、スコープ情報がない場合は、Dhcpcfg レジストリ ファイルのバックアップ コピーを使用して、スコープ情報と予約情報を復元する必要があります。詳細については、次の資料の「移行先 DHCP Server での操作」の手順 5. 〜 11. を参照してください。

関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
130642 How to Move a DHCP Database to Another Windows Server
130642 DHCP データベースを別の Windows サーバーに移行する方法

DHCP 情報の整合性を取る

新しいデータベース ファイルを生成すると、スコープ情報があるにもかかわらず、アクティブ リースが表示されないことがあります。アクティブ リースを復元するには、以下の手順を使用して、レジストリの情報とデータベースの整合性を取る必要があります。
  1. DHCP マネージャでスコープをクリックし、[スコープ] メニューの [アクティブ リース] をクリックします。
  2. [アクティブ リース] ダイアログ ボックスで [整合性] をクリックします。
  3. [OK] をクリックします。[アクティブ リース] ダイアログ ボックスに、アクティブ リースが表示されるようになります。
: クライアント リースのプロパティを参照すると、コンピュータ名はリースされている IP アドレスとして表示され、任意の 16 進数の値がクライアント ID として表示されます。これらの情報は、クライアントがリースを書き換えると適切な情報に置き換わります。

リースの整合性を取る必要のあるスコープごとに上記の手順を繰り返し実行します。

DHCP サーバーで Windows NT Server 4.0 SP2 以降を実行している場合、次の資料に記載されているとおりに、IP アドレスの競合を検出する機能を有効にする必要があります。

161430 Detecting and Flagging Duplicate IP Addresses

関連情報

この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID 173396 (最終更新日 2004-03-29) を基に作成したものです。

プロパティ

文書番号: 173396 - 最終更新日: 2004年4月14日 - リビジョン: 3.0
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Windows 2000 Server
  • Microsoft Windows 2000 Advanced Server
  • Microsoft Windows NT Server 3.51
  • Microsoft Windows NT Server 4.0 Standard Edition
キーワード:?
kbhowto kbnetwork KB173396
"Microsoft Knowledge Baseに含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行ないません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社 及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社 またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。なお、本文書においては、文書の体裁上の都合により製品名の表記において商標登録表示、その他の商標表示を省略している場合がありますので、予めご了解ください。"

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