[NT] クラスタにおけるネットワーク アダプタ障害の影響

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文書番号: 176320 - 対象製品
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目次

概要

この資料には、クラスタ内におけるネットワーク アダプタ障害に関する情報と、障害発生時に行われる各処理についての説明が含まれています。

詳細

ネットワーク アダプタ障害の影響は、ハードウェア構成とインストールされているネットワーク アダプタの数によって異なります。この資料では、あらゆるネットワーク構成を考慮した上で、最も一般的な 3 種類の構成を取り上げます。

構成 1

プライベート ネットワークとすべての通信用に構成されたクライアント ネットワーク:

Microsoft Cluster Server (MSCS) 管理者ガイドでは、クラスタ通信には独立したネットワークを利用し、クライアント ネットワークには 1 つのアダプタを使用する構成が提案されています (アダプタは、クライアントおよびクラスタ通信の両方に利用できるように構成しておきます)。この構成では、クラスタ ノードが利用するプライベート ネットワークにおいてアダプタに障害が発生しても、ノード間の通信はクライアント ネットワークを利用して続行できます。

クライアント ネットワーク アダプタで障害が発生すると、そのアダプタにバインドされた IP アドレス リソースも機能しなくなります。リソースをオンラインにすることができなかった場合、そのグループは、クラスタ内の他の稼動中のノードにフェールオーバーしてしまいます。クライアント ネットワーク アダプタからネットワーク ケーブルを取り外すだけで、アダプタ障害が必ず発生するとは限りません。

両方のアダプタに問題があり、クラスタ ノード間の通信が不可能な場合は、クォーラム ディスクにアクセスするための調停プロセスが開始されます。このプロセスにより選択されたノードがクラスタとグループの制御権を獲得し、他のノードはクラスタ サービスをシャットダウンすることで 、クラスタから退きます 。

構成 2

プライベート ネットワークとクライアント専用に構成されたクライアント ネットワーク:

MSCS では、この構成は前述の構成 1 とほとんど同様に扱われます。ただし、プライベート ネットワーク上のアダプタに障害が発生すると、クラスタ通信で利用できるように構成されたネットワークが 1 つも存在しなくなります。その結果、クォーラム ディスクにアクセスするクラスタ ノードの調停が行われ、選ばれたノードがすべてのグループの制御権を獲得します。他のノードでは、クラスタ サービスをシャットダウンすることで、クラスタから退きます。

構成 3

クラスタ通信用のプライベート ネットワークが存在しない場合:

この構成では、大きな制限があります。いずれかのノードでアダプタに障害が発生した場合、クラスタ通信のために代わりに利用できるアダプタが存在しないため、直ちにクォーラム ディスクにアクセスするノードの調停が行われます。この調停プロセスで選ばれたノードがクラスタ グループを制御し、その他のノードではクラスタ サービスがシャットダウンされます。調停プロセスにより、とにかくノードは選出されますが、2 つのノード間で通信を行う手段が存在しないため、その制御権を獲得したノードがクライアント ネットワークにアクセスできるとは限りません。このような大きな制限から、この構成はサポート対象外であり、この方法は推奨されません。

注意: このクラスタ構成はサポートされません。Microsoft Cluster Server ハードウェア互換性リスト (HCL) に示されているとおり、各クラスタ ノードには、少なくとも 2 つのネットワーク アダプタが存在しなければなりません。これらのネットワーク アダプタの 1 つは、プライベート クラスタ通信専用として構成する必要があります。詳細については次の Web サイトを参照してください。
http://www.microsoft.com/whdc/whql/default.mspx
弊社では、上記の構成 1 および 2 のような構成を推奨しています。より望ましいのは構成 2 で、上記の例はプライベート ネットワークが 1 つの場合ですが、これにもう 1 つのプライベート ネットワークを追加した構成をお勧めします。これにより、クラスタ通信用に 2 つのプライベート ネットワークが用意されるため、すべてのクラスタ通信を分離しておくことができます。プライベート ネットワークは、ノード間をクロスケーブルで接続したり、専用のハブを利用して実現されている場合もあります。構成 3 も機能する可能性はありますが、サポートされている HCL 構成ではありません。

関連情報

この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID 176320 (最終更新日 2000-06-23) をもとに作成したものです。

プロパティ

文書番号: 176320 - 最終更新日: 2006年1月26日 - リビジョン: 3.1
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Windows NT Server 4.0 Enterprise Edition
  • Microsoft Cluster Server 1.1
キーワード:?
kbinfo kbnetwork ntsetup ntsrv KB176320
"Microsoft Knowledge Baseに含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行ないません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社 及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社 またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。なお、本文書においては、文書の体裁上の都合により製品名の表記において商標登録表示、その他の商標表示を省略している場合がありますので、予めご了解ください。"

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