[W_WD98] マクロウイルスへの対処方法

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文書番号: 181079 - 対象製品
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目次

現象

1995 年夏に米国にて初めてマクロ ウイルスが発見されて以来、さまざまなマクロ ウイルスが現れています。この資料ではマクロ ウイルスに感染したと思われる場合、もしくは今後感染しないようにするための対処方法を記述しています。

概要

以下のような現象が発生する場合、マクロ ウイルスに感染している可能性があります。
  • 文書を保存する際に、テンプレート形式でしか保存できない。
  • 保存したファイルのアイコンが、文書ファイルのアイコンよりもテンプレートのアイコンに似ている。
  • [ツール] メニューの [マクロ] コマンドが表示されない。
  • 文書を閉じるときに、自動的に上書きされてしまう。
  • Word 文書やテンプレートを開くと意図しないメッセージが表示される。
  • マクロ名一覧に新しいマクロ名 (AutoOpen、FileSaveAs など) が表示される。既にこのマクロ名を使用していた場合でも、マクロ内容が変更される。
Word には、マクロ ウイルスから文書を保護するオプション ([ツール] - [オプション] - [全般]) が用意されています。この機能は、文書にマクロが含まれている場合、そのマクロがどのようなものであったとして、文書を開くときに警告メッセージを表示します。警告メッセージでは、マクロを有効にするか、無効にするか、またはこの文書そのものを開かないかを選択することができます。根本的にマクロ ウイルスから文書を保護するには、アンチ ウイルス ソフトウェアをご利用いただく必要があります。

Word では、文書やテンプレートに含まれているマクロを削除しません。文書にマクロが含まれている場合、その文書を開くときに警告メッセージを表示させるだけです。警告メッセージが表示された場合、その文書にマクロ ウイルスが含まれていないことがわかっている場合以外は、マクロを有効にしてファイルを開かないでください。

Word に感染するマクロ ウイルスから文書を保護するためには、マクロ ウイルスを検出し、除去するよう設計されたソフトウェアをインストールされることをお勧めします。国内のアンチウイルス (ウイルス駆除) ソフトウェア ベンダー様に関する情報については下記、マイクロソフト Web サイトで紹介しています。 http://www.asia.microsoft.com/japan/Office/Documents/virusinfo

回避策

一時的な解決方法としてのみ以下の回避方法をご利用ください。長期的な解決のためには、マクロ ウイルスを検出し、除去することを目的に設計されたアンチウイルス (ウイルス駆除) ソフトウェアを導入されることをお勧めします。

方法 1: Shift キーを押しながらファイルを開く

この資料に記述されたような現象はなくてもマクロ ウイルスによって影響を受けたくない場合は、Shift キーを押しながらそのファイルを開きます。Shift キーを押すと、自動実行マクロが実行されないため、マクロ ウイルスがあっても実行されません。

方法 2: マクロを削除し、文書を修復する

この資料に記述された現象を経験した、あるいは、ここで記述されていないマクロ ウイルスがある場合、以下の手順でマクロを削除し、文書を修復します。
  1. Word を終了し、Normal.dot を 別の名前 (たとえば Name.dot) に変更します。
  2. 感染した文書ファイルのバックアップをとります。
  3. Word を起動し、[ファイル] メニューの [開く] をクリックします。
  4. 現象が発生しているファイルが保存されているフォルダを参照します。
  5. 該当の文書ファイルが表示されるので、そのファイルをクリックして選択します。
  6. Shift キーを押したまま、[開く] ボタンをクリックします。

    Shift キーはこのファイルが開くまで、押しつづけます。
  7. 以下の手順でウイルスが含まれていると疑われるマクロを削除します。
    1. [ツール] メニューの [マクロ] をポイントし、[マクロ] をクリックします。
    2. [マクロ] ダイアログ ボックスの [マクロの保存先] から [作業中のすべての文書とテンプレートをクリックして選択します。
    3. 疑わしいマクロをクリックし、[削除] をクリックします。マクロを削除するかどうかを訪ねられたら [はい] をクリックします。
    4. すべての疑わしいマクロについて、上記の手順を繰り返します。
  8. 感染した文書を修復します。
    1. Ctrl + A キーを押すか、[編集] メニューの [すべてを選択] をクリックし、文書全体を選択します。
    2. Shift + ← キーを押し、文書の最後の段落記号だけ、選択されている状態から解除します。
    3. [編集] メニューの [コピー] をクリックします。
    4. [ファイル] メニューの [新規作成] をクリックします。使用したいテンプレートを選択して [OK] をクリックします。
    5. [編集] メニューの [貼り付け] をクリックします。
      • 余白や用紙サイズなどのページレイアウトの設定やヘッダーフッターは別途設定してください。
    6. 文書を保存します。
  9. マクロ ウイルスに感染していると思われるファイルすべてに対して上記手順を繰り返し実行します。

方法 3 :マクロウイルスを一時的に除去するため構成内容変更を使用する

[構成内容変更] を使用し、マクロ ウイルスを除去します。感染したファイルを開いた後に、他のファイルを開くと、たいていそれらすべてのファイルは感染しています。

Normal テンプレートからウイルスを除去:

  1. すべての文書を閉じます。もし、感染されているファイルを開いている場合 Normal.dot は既に、簡単に感染しています。
  2. [ツール] メニューの [テンプレートとアドイン] をクリックし、[構成内容変更] ボタンをクリックします。
  3. [マクロ プロジェクト] タブをクリックし、以下のマクロを削除、または名前を変更します。
    NewMacros
    AutoClose
    AutoExec
    AutoOpen
    FileExit
    FileNew
    FileOpen
    FileSave
    FileSaveAs
    Macros
    ToolsMacro
  4. [閉じる] をクリックします。
  5. Shift キーを押したまま、[ファイル] メニューをクリックし、上書き保存をクリックしテンプレートを保存します。
感染ファイルからウイルスを除去する.

ファイルが感染している場合、上記と同様の方法を行います。このとき、感染ファイルと Normal テンプレート双方に対しても、必ず実行してください。感染ファイルを開くと、ご使用の Normal テンプレートはまず感染しているため、Normal.dot からも必ずマクロを削除してください。

方法 4: 新しい文書に挿入する

この方法は、[挿入] メニューを使用して、名前を変更した Normal.dot を使用し、マクロを削除する方法です。CAP と呼ばれるマクロ ウイルスなどで [ツール] メニューの [マクロ] や [ユーザー設定] が削除された場合に有効な方法です。

メモ: [ツール] メニューの [テンプレートとアドイン] が動作しなくなった状況で有効な方法です。

  1. Word を終了し、Normal.dot を 別の名前 (たとえば Name.dot) に変更します。
  2. 感染した文書ファイルのバックアップをとります。
  3. Word を起動し、[ファイル] メニューの [開く] をクリックします。
  4. 現象が発生しているファイルが保存されているフォルダを参照します。
  5. 該当の文書ファイルが表示されるので、そのファイルをクリックして選択します。
  6. Shift キーを押したまま、[開く] ボタンをクリックします。

    Shift キーはこのファイルが開くまで、押しつづけます。
  7. [ツール] メニューの [マクロ] をポイントし、[マクロ] をクリックして新しい文書や作業中のすべての文書にマクロが含まれていないことを確認して [キャンセル] をクリックします。
  8. [ファイル] メニューの [名前をつけて保存] をクリックし、別名でファイルを保存します。
  9. 感染したファイルを削除します。

詳細

  • マクロ ウイルスはアプリケーションのプログラミング言語で記述されたプログラムです。これによりファイルやコンピュータのオペレーティング システムに被害を与えます。
  • Word のマクロ ウイルスは、インターネットや他のメディアを通じてひとりでに広がることはありません。マクロ ウイルスを含む文書またはテンプレートを開いたときに感染します。
  • マクロ ウイルスは WordMail メッセージによって感染することはありませんが、電子メール メッセージに埋め込まれた (添付された) Word 文書がマクロ ウイルスに感染している場合、その文書を開くことによって感染します。

関連情報

この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID 181079 (最終更新日 1999-10-01) をもとに作成したものです。

プロパティ

文書番号: 181079 - 最終更新日: 2006年9月1日 - リビジョン: 2.0
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Word 97 Standard Edition
キーワード:?
anti concept dmv infect kbfaq kbinfo macro nuclear prank protect protection shooting trouble virus wd97 wd98 word97 word98 KB181079
"Microsoft Knowledge Baseに含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行ないません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社 及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社 またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。なお、本文書においては、文書の体裁上の都合により製品名の表記において商標登録表示、その他の商標表示を省略している場合がありますので、予めご了解ください。"
サポート期間が終了した「サポート技術情報」資料に関する免責事項
この資料は、マイクロソフトでサポートされていない製品について記述したものです。そのため、この資料は現状ベースで提供されており、今後更新されることはありません。

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