[VB5] DCOMCNFG.EXE で VB5 アプリに DCOM 設定をする方法

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文書番号: 183607 - 対象製品
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概要

この資料では、DCOM コンフィグレーション ユーティリティ DCOMCNFG.EXE を使って、Microsoft Visual Basic 5.0 で開発したリモート C/S アプリケーションに DCOM を設定する方法を紹介します。

DCOM C/S アプリケーションにセキュリティを正しく設定していないと、通常次のいずれかのエラーが発生します。
実行時エラー '429'
ActiveX コンポーネントはオブジェクトを作成できません.
または
実行時エラー '70'
書き込みできません.
この資料では、ファイアーウオールを使ったクライアント アクセスを行うための設定についての説明は行ってはおりません。

詳細

以下の手順を Windows NT Server (または Workstation) 上で実行すると、Windows NT または Windows 95 クライアントとの通信が可能になります。(ただしファイアーウオールやプロキシ サーバーが使用されていないことを前提とします。)

NT マシン上で Visual Basic DCOM "Server" を設定するために、次の手順を実行してください。(DCOMCNFG は EXE 形式のサーバーのみを表示します。DLL 形式のサーバーは表示しません。)
  1. DCOMCNFG.EXE を起動します。
  2. [アプリケーション] タブで、設定を行いたい DCOM サーバー アプリケーションを選択します。(DCOM サーバー アプリケーションは、"Your DCOM Server" のような普通の名前が付けられた ProgID か、{5BD7512F-3F2B-11D0-B4D2-02E0C911A7B1} のような CLSID (GUID) で表されています。)
  3. 目的のサーバー アプリケーションをダブルクリックするか、[プロパティ] ボタンをクリックしてサーバー アプリケーションのプロパティを表示します。
  4. [セキュリティ] タブを選択します。
  5. 次の設定を変更します。

    重要: 以下の設定を行うと、だれもがサーバー アプリケーションを起動できるようになります。この設定は、あくまでも開発モードでのデバッグを目的としたもので、ターゲット プラットフォームに配布するための固有セキュリティを設定するためのものではありません。

    独自のアクセス権を使う:
    Everyone    -allow access
    System      -allow access
    Interactive -allow access
    
    独自の起動アクセス権を使う:
    Everyone    -allow launch
    System      -allow launch
    Interactive -allow launch
    
  6. [識別] タブを選択し、"対話ユーザー" を選択します。
  7. [OK] をクリックし、さらに [OK] をクリックします。


クライアントに対してイベントを発生させたり、クライアント コールバックを使用する DCOM サーバーの場合は、Windows NT サーバー マシンのデフォルト設定を次のように変更する必要があります。

Windows NT サーバー マシンでの変更事項:

  1. DCOMCNFG.EXE を起動し、[既定のプロパティ] タブを選択します。
  2. [既定の認証レベル] に "(なし)" を設定します。
  3. [既定の偽装レベル] に "識別する" を設定します。
注意: DCOM アプリケーションのテストを行うときは、必ずクライアントとサーバーが別々のユーザー アカウントで実行されている環境で行うようにしてください。
この時点でアプリケーションが正しく動作した場合は、クライアント マシン上で設定変更をする必要はありません。


クライアントがサーバーから発信したイベントを受信した、あるいはサーバーからのコールバックを許可した場合は、使用するネットワークに応じて次の手順を実行する必要があります。

Visual Basic DCOM クライアントを設定するには:

Windows NT または Windows 95 クライアント マシンでの変更事項:
  1. DCOMCNFG.EXE を起動し、[既定のプロパティ] タブを選択します。
  2. [既定の認証レベル] に "(なし)" を設定します。
  3. [既定の偽装レベル] に "偽装" を設定します。

Windows 95 クライアント マシンでの変更事項 (イベントを受信した場合):
  1. DCOMCNFG.EXE を起動し、[既定のセキュリティ] タブを選択します。
  2. [既定値の編集] をクリックします。
  3. "世界" ユーザーにアクセス権を与えます。

セキュリティ設定の変更は、注意深く行うようにしてください。セキュリティ設定の変更を行う場合は、それに伴う影響や可能性を十分理解した上で行うようにしてください。上記のクライアント設定は、特定のネットワーク環境にのみ対応したものです。以上の設定は、セットアップ コード経由でクライアントのレジストリに書き込むことができます。
このようなセットアップ コードの記述方法については、この後の「関連情報」をご覧ください。
注意: DCOM レジストリ キーは、標準的なソフトウエアに対応したキーであるため、特殊なソフトウエアやプログラミング規約には対応していません。

関連情報

DCOM セキュリティ設定に関する詳細情報については、米国 Microsoft Corporation から提供されている以下の Article ID の Knowledge Base をご覧ください。
ARTICLE-ID: 176799
TITLE : INFO: Using DCOM Config (DCOMCNFG.EXE) on Windows NT

ARTICLE-ID: 182248
TITLE : HOWTO:: Use DCOM Config (DCOMCNFG.EXE) on Windows 95
Windows 95 を DCOM サーバーとして使用する際の詳細情報については、以下の文書をご覧ください。
文書番号 : 165101
TITLE : Windows 95 を DCOM サーバーとして使用する方法
Visual Basic 5.0 では、DCOM クライアント アプリケーションと DCOM サーバー アプリケーション間の双方向通信を可能にするリモート イベント コールバックを利用することができます。

DCOM と Visual Basic 5.0 でリモート イベント、あるいはコールバックを使用する際の詳細情報については、米国 Microsoft Corporation から提供されている以下の Article ID の Knowledge Base をご覧ください。
ARTICLE-ID: 175510
TITLE : FILE: VB5DCOM.EXE: Using Callbacks and WithEvents with DCOM

関連情報

この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID 183607 (最終更新日 1998-06-25) をもとに作成したものです。

プロパティ

文書番号: 183607 - 最終更新日: 2004年3月30日 - リビジョン: 4.0
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Visual Basic 5.0 Learning Edition
  • Microsoft Visual Basic 5.0 Professional Edition
  • Microsoft Visual Basic 5.0 Enterprise Edition
キーワード:?
kbhowto KB183607
"Microsoft Knowledge Baseに含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行ないません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社 及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社 またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。なお、本文書においては、文書の体裁上の都合により製品名の表記において商標登録表示、その他の商標表示を省略している場合がありますので、予めご了解ください。"
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この資料は、マイクロソフトでサポートされていない製品について記述したものです。そのため、この資料は現状ベースで提供されており、今後更新されることはありません。

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