[NT] Windows NT 4.0 のプロファイル & ポリシー ガイド (3/6)

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文書番号: 185588 - 対象製品
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概要

この資料は、クライアント ワークステーションおよびサーバー上で Microsoft Windows NT 4.0 のプロファイルとポリシーを実装するための情報および手順を紹介する一連の資料の第 3 セクションです。

この情報および追加のフローチャート、図、例をすべて含むホワイトペーパーが入手可能です。以下の Web ページからダウンロードできます。
http://www.microsoft.com/technet/archive/winntas/maintain/prof_pol.mspx


このガイドの他のセクションについては、「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) の以下の資料を参照してください。
161334 [NT] Windows NT 4.0 のプロファイル & ポリシー ガイド (1/6)
185587 Guide to Windows NT 4.0 Profiles & Policies Part 2 of 6
185589 Guide to Windows NT 4.0 Profiles & Policies Part 4 of 6
185590 [NT] Windows NT 4.0 のプロファイル & ポリシーのガイド (5/6)
185591 Guide to Windows NT 4.0 Profiles & Policies Part 6 of 6

詳細

                   Windows NT Server オペレーティング システム
                             ホワイト ペーパー
         Microsoft Windows NT 4.0 のプロファイル & ポリシーのガイド

Copyright 1997 Microsoft Corporation. All rights reserved.

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Redmond, WA 98052-6399
USA
0997

既定のユーザー テンプレート プロファイル
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Windows NT 4.0 Workstation のインストール中に、セットアップ プログラムによって汎用のユーザー プロファイル「既定のユーザー」が作成され、プロファイル ディレクトリ内のフォルダに保存されます。これらのデフォルト設定は、コンピュータにローカルでログオンする新しいユーザーや、ネットワークの既定のユーザー プロファイルを含まないドメインにログオンする新しいユーザーの環境を定義するものです。新しいユーザーがログオンすると、そのユーザーに対するプロファイル ディレクトリが作成され、これらのデフォルト設定が新しいユーザーのディレクトリに書き込まれます (このプロファイルは、管理者がどのように構成したかによって、カスタマイズできる場合とできない場合があります)。

Windows NT 4.0 では、管理者がネットワークの既定のユーザー プロファイルを作成することもできます。ネットワークの既定のユーザー プロファイルが存在する場合は、このプロファイルが、ローカルの既定のユーザー プロファイルより前に使用されます。初期の Windows NT 4.0 品版では、ワークステーションがこのネットワークの既定のユーザー プロファイルと最新の NTconfig.pol ファイルをダウンロードし、ローカルの Default User (Network) および Policy の各フォルダにキャッシュします。以後、必要に応じてこれらを自動的にサーバーからダウンロードする代わりに、ログオン プロセスが 2 つのバージョンの時刻、日付、およびサイズを比較し、同じであればダウンロードを実行せずにキャッシュされたバージョンを使用します。これに対し、Windows NT 4.0 Service Pack 2 では、システム ポリシー ファイル NTconfig.pol がログオンごとにダウンロードされます (プロファイルについては、仕様に変更はなく、ローカルのコピーが最新でない場合にのみダウンロードされます)。

プロファイルの名前とレジストリ内の格納場所
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Windows NT 4.0 では、レジストリ内の次の場所にユーザーのセキュリティ ID (SID) に対するレジストリ キーを配置することによって、どのプロファイルがどのユーザーによって使用されるかを記録しています。

   HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion
   \ProfileList

ローカル マシンにログオンした各ユーザーは、SID がサブキーに記録され、そのユーザーのローカル プロファイルへのパスを含む値 ProfileImagePath が格納されます。同じアカウント名を持つ複数のユーザーがネットワークにログオンした場合も、各ユーザーに対して別々のプロファイルが作成されます。たとえば、John Smith というアカウント名を持つ複数のユーザーがコンピュータにログオンした場合、最初の John Smith には JohnSmith という名前のフォルダが割り当てられます。この後、同じ名前のユーザーには、JohnSmith.000、JohnSmith.001 というように、JohnSmith の末尾に番号を付けた名前のフォルダが割り当てられます。

レジストリによってユーザー プロファイルを手動で管理する
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システム管理者は、与えられた設定を変更して不必要なユーザーの操作を回避したり、プロファイルを必須に設定する前に変更を加えたり、カスタムのレジストリ エントリを追加したりする必要があります。また、新しくログオンしたユーザーがテンプレートとして使用する前に、既定のユーザー プロファイルを変更しなければならない場合もあります。以下に説明する手順に従って、特定のユーザーのプロファイルまたは既定のユーザー プロファイルを開き、手動でカスタマイズすることができます。

注 : 以下の手順を実行する前に、該当するユーザーがログオンしていないことを確認してください。プロファイル設定はログオフの際に保存されるため、ユーザーがログオンしているときに変更を加えた場合、これらの変更はそのユーザーの設定によって上書きされます。

前述したように、NTuser.dat ファイルには、HKEY_CURRENT_USER 内のすべてのレジストリ設定が含まれています。システム管理者は、レジストリにハイブをロードすることによって、プロファイルの NTuser.dat の部分に含まれているデータを変更できます。

ユーザー プロファイルを手動でカスタマイズするには、以下の手順を実行します。

1. 変更するプロファイルを探します。

    - プロファイルがサーバー ベースのプロファイルの場合は、\\server\share\username を探し、NTuser.xxx ファイルの拡張子を判別します。

    - プロファイルがローカル プロファイルの場合は、%systemroot%\Profiles\username ディレクトリを探し、Ntuser.xxx ファイルの拡張子を判別します。

    - 既定のユーザー プロファイルを編集する必要がある場合は、%systemroot%\Profiles\Default User ディレクトリを探し、Ntuser.xxx ファイルの拡張子を判別します。

    - ネットワークの既定のユーザー プロファイルを編集する必要がある場合は、ユーザー認証を行っているドメイン コントローラの NETLOGON 共有内の Default User フォルダを探し、Ntuser.xxx ファイルの拡張子を判別します。複数のドメイン コントローラが存在し、"既定のユーザー" プロファイルがすべてのドメイン コントローラ上で同じであることがディレクトリの複製によって保証されている場合には、エクスポート サーバーであるドメイン コントローラ上のプロファイルのみを開きます。

2. Regedt32.exe を起動し、Local Machine ウィンドウで HKEY_USERS を選択します。HKEY_USERS のルート キーを選択します。

3. [レジストリ] メニューの [ハイブのロード] を選択します。

4. 手順 1. で判別したディレクトリを参照し、そのディレクトリ内の NTuser.xxx ファイルを選択します。

5. キー名の入力を促すダイアログが表示されます。キー名には任意の値を使用できますが、アンロードの際に選択できるように覚えておく必要があるため、ユーザー名を使用することをお勧めします。

6. [OK] をクリックします。この操作により、以下の例に示すように、プロファイルのレジストリ ハイブが HKEY_USERSのサブキーとして追加されます。

7. 必要に応じて既存の値を編集します。

8. 変更が終了したら、ユーザーのプロファイル レジストリ キーのルートを選択し、[レジストリ] メニューの [ハイブのアンロード] を選択します。この操作により、ユーザーのプロファイルに変更が保存されます (最初に [ハイブのロード] を選択したときに、[ファイルを開く] ダイアログで選択されたファイルにキーがマップされているため、[名前を付けて保存] を実行する必要はありません)。

既定のユーザー プロファイルを変更する
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Windows NT ベースのワークステーションの既定のユーザー プロファイルの設定を変更する場合、またはネットワークの既定のユーザー プロファイルを変更する場合は、上記の手順に従って NTuser.xxx ハイブをレジストリにロードし、必要な変更を加え、ハイブをアンロードします (この操作により変更が自動的に保存されます)。

 - ワークステーションの既定のユーザー プロファイルは、\%systemroot%\Profiles\Default User ディレクトリにあります。

 - ネットワークの既定のユーザー プロファイルを変更する場合は、ドメインのエクスポート サーバーであるドメイン コントローラのスクリプト エクスポート ディレクトリ (%systemroot%\system32\repl\export\scripts) の中にある Ntuser.xxx ファイルを使用します。このファイルに対する変更は、すべて他のドメイン コントローラ (インポート サーバー) に複製されます。

一元管理されないカスタムのショートカット、フォルダ、およびファイルを含む既定のユーザー プロファイルをユーザーに提供するためには、既定のユーザー プロファイル内の該当するフォルダにアイコンを配置します。新しいユーザーは、新しいプロファイルの一部として、これらのショートカット、フォルダ、およびファイルを受け取ります。たとえば、あるコンピュータに新しくログオンする各ユーザーが、デスクトップ上に "My Storage" というフォルダを持つようにするためには、このフォルダを以下のパスに作成します。

   \%systemroot%\Profiles\Default User\Desktop

Windows NT 3.5x Server ベースのプロファイルを Windows NT 4.0 の移動プロファイルにアップグレードする
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Windows NT 3.5x の移動プロファイル (.usr プロファイル) をアップグレードする場合、ユーザー アカウントに設定されているプロファイル パスに変更を加える必要はありません。ユーザーが Windows NT 4.0 ベースのマシンにログオンした場合、プロファイルが Windows NT 3.5x のプロファイルであることがわかると、これに相当する Windows NT 4.0 のプロファイルが自動的に検索されます。プロファイルが見つからない場合は、変換プロセスによって、Windows NT 3.5x のプロファイル内の設定を使用した新しい Windows NT 4.0 のプロファイルが作成されます。

変換中に、Windows NT 4.0 によって、既存の Windows NT 3.5x のプロファイルと同じ場所に、新しいプロファイル用のディレクトリが作成されます。作成されるディレクトリには、Windows NT 3.5x の .usr という拡張子の代わりに、プロファイル ディレクトリ構造 (Profile Directory Structure) を表す .pds という拡張子が付けられます。たとえば、Windows NT 3.5x のユーザー mydomainuser のユーザー プロファイル パスが \\myserver\myshare\mydomainuser.usr である場合、このユーザーが Windows NT 4.0 ベースのマシンにログオンすると、\\myserver\myshare の中に mydomainuser.pds というプロファイル ディレクトリが作成されます。

このようなアプローチを使用することで、ユーザーは、Windows NT 3.5x ベースのワークステーションからも Windows NT 4.0 ベースのワークステーションからもネットワークにログオンできます。ユーザーが Windows NT 3.5x ベースのコンピュータからログオンした場合、プロファイル パスは、Windows NT 3.5x ベースのマシンに対し、Windows NT 4.0 にアップグレードする前に使用されていたユーザー プロファイルを示します。ユーザーが Windows NT 4.0 ベースのコンピュータに移動した場合、このユーザーの Windows NT ベースのワークステーションは、プロファイルに Windows NT 3.5x の構文が含まれていることを認識し、.usr を .pds に置き換え、この文字列を使用して Windows NT 4.0 のプロファイルを探します。結果として、Windows NT 4.0 の構造は、Windows NT 3.51 のプロファイル (現在は NTuser.xxx) および既定のユーザー プロファイルのフォルダになります。

Windows NT 3.5x のプロファイルは削除されないことに注意してください。ユーザーが Windows NT 3.5x ベースのコンピュータからログオンすることがあれば、まだこのプロファイルを使用できます。また、この 2 つのプロファイルの設定は、完全に独立しています。Windows NT 3.5x のプロファイルに対する変更は、Windows NT 4.0 のプロファイルには反映されず、その逆も同様です。

注 : ユーザーの移動プロファイルが格納されている共有内のディレクトリ構造を調べたときに、.pds または .pdm 拡張子が追加されていない場合がありますが、これは正常な現象です。Windows NT 4.0 での新しい移動プロファイルのディレクトリには、拡張子は追加されません。これらの拡張子は、プロファイルが Windows NT 3.5x から 4.0 に移行された場合、または管理者が正常なログオンを必要とする新しい Windows NT 4.0 必須プロファイルを作成した場合にのみ追加されます。

Windows NT 3.5x の必須プロファイルを Windows NT 4.0 の必須プロファイルにアップグレードする
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Windows NT 3.5x の必須プロファイルから Windows NT 4.0 へのアップグレードは自動的に実行することはできません。これは、ユーザーが自分のプロファイルへの変更を保存できないようにする同じ制限によって、システムが既存のプロファイルから新しい Windows NT 4.0 の必須プロファイルを作成する機能も制限されているためです。

Windows NT 3.5x の必須プロファイルをアップグレードする場合、プロファイル パスを変更する必要はありません。ただし、同じ設定を持つ新しい必須プロファイルを作成する必要があります。必須プロファイルを作成するには、古いプロファイルから必須の拡張子を削除して強制的に変換を実行するか、テンプレートから新しいプロファイルを作成します。以下に、この両方の手順について説明します。

古いプロファイルから必須プロファイルを作成するには、以下の手順を実行します。

1. 既存の必須プロファイルの .man 拡張子を、.usr に置き換えます。

2. ユーザーのプロファイル パスの拡張子を .man から .usr に変更します。

3. ユーザーをログオンさせます。この操作により、変換が実行されます。

4. ユーザーをログオフさせます。この操作により、プロファイル名に .pds 拡張子の付いたディレクトリが作成されます。

5. .pds フォルダの拡張子を .pdm に変更し、ユーザーのプロファイル パスを .man に戻します。

6. NTuser.dat ファイルの名前を NTuser.man に変更します。

既存のテンプレート プロファイルからプロファイルを作成するには、以下の手順を実行します。

1. ユーザー プロファイル パスに指定されている \\server\share の中に、プロファイルが格納されている場所のディレクトリ名を持つフォルダを作成します。このディレクトリ名には、.pdm という拡張子を使用します。たとえば、ユーザー名が domainuser の場合、ディレクトリ名は \\server\share\domainuser.pdm になります。

2. プロファイルをホストしている Windows NT ベースのコンピュータ上で、管理者としてログオンし、プロファイルが格納されている \\server\share にドライブをマップします。

3. コントロール パネルで [システム] をクリックします。

4. [ユーザー プロファイル] のページで、コピーするプロファイルを選択します。[コピー先] オプションを使用して手順 1. で作成したこのユーザーのフォルダを選択し、正しいアカウントを反映するようにアクセス権を変更し、[OK] をクリックします。

   元のプロファイルに含まれていたフォルダ ツリーおよび NTuser.xxx ファイルを含めて、プロファイルが指定された場所に書き込まれます。また、アクセス許可がバイナリの NTuser.xxx ファイルにエンコードされます。

5. プロファイルのコピー先のディレクトリで、NTuser.xxx ファイルに .man という拡張子があるかどうかチェックします。拡張子が .dat ならば、そのプロファイルはまだ変更可能です。必要に応じて拡張子を .man に変更します。

ユーザー プロファイルが .pdm という拡張子のディレクトリ内に保存されたため、サーバー上には Windows NT 3.5x と Windows NT 4.0 のプロファイルが両方とも存在します。ユーザーは Windows NT 3.5x ベースのコンピュータからも Windows NT 4.0 ベースのコンピュータからもログオンでき、該当するプロファイルが使用されます。

ユーザー プロファイルを抽出して別のドメインまたはマシンで使用する
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前述したように、ユーザーにはプロファイルを使用するための明示的なアクセス権が与えられます。これらのアクセス権は、管理者が作成して制御するか、またはユーザーが最初にログオンしたときにシステムによって自動的に生成することができます。

プロファイルのアクセス権が、ユーザーが必要とするアクセス権と異なる場合 (たとえば、異なるドメイン上のユーザーに対してプロファイルを作成した場合) には、正しく動作するようにプロファイルを変更する必要があります。例として、ある Windows NT ベースのワークステーションをドメインに参加させる一方で、ユーザーがそのプロファイル設定をそのまま維持できるようにしたいというケースを想定します。この Windows NT ベースのワークステーションは、現在ワークグループ WORKER の一部であり、このワークステーションをドメイン BIGDOMAIN に参加させるとします。

プロファイルを変更するには、以下の手順を実行します。

1. コンピュータに管理者としてログオンし、変換中にプロファイルを保存するために一時的に使用するローカル アカウントを作成します。

2. 一時ユーザーとしてログオンし、すぐにログオフします。これにより、%systemroot%\Profiles ディレクトリの下に、ログオンしたアカウントの名前でサブディレクトリが作成されます。

3. 再び管理者としてログオンし、ワークステーションを構成してドメインに参加させます。

4. ワークステーションがドメインに参加した後、コンピュータを再起動します。

5. マシンの再起動後、変換されたプロファイルが必要なドメインのユーザーとしてログオンし、ログオフします。これにより、変換プロセスの実行に必要なディレクトリ構造がセットアップされます。

6. 再び管理者としてログオンし、ワークグループ ユーザーのプロファイルが格納されているディレクトリから、手順 2. で一時ユーザー用に作成したサブディレクトリへ、Ntuser.xxx とすべてのサブディレクトリを含むプロファイル構造をコピーします。

7. コントロール パネルの [システム] をクリックします。

8. [ユーザー プロファイル] のプロパティ ページで、一時ユーザーのプロファイルを選択し、[コピー先] をクリックします。%systemroot%\Profiles の下で、手順 5. でログオンしたドメイン ユーザーのプロファイルが含まれているサブディレクトリを指定します。[OK] をクリックし、アクセス権の [変更] ボタンをクリックします。

9. このプロファイルを使用するドメイン ユーザーを選択します。[OK] をクリックしてプロファイルをコピーします。

10. ログオフし、ドメイン ユーザーとしてログオンします。これにより、このユーザーが元のプロファイル設定を使用できるようになっています。

注 : 代替方法として、プロファイルをコピーし、「ユーザー プロファイルにアクセス権をエンコードする」に記載されている手順を使用してアクセス権を変更することもできます。ただし、この場合はレジストリを手動で編集する必要があります。

ユーザー固有の接続を使用せずにプロファイルを作成する
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状況によって、あらかじめ構成された固定接続を含むプロファイルを作成したい場合があります。ただし、テンプレート プロファイルを作成するときに別の資格情報を提供すると、後でユーザーがこのプロファイルを使用するときに問題が発生する可能性があります。

固定接続に関する情報は、レジストリ内の HKEY_CURRENT_USER\Network に格納されています。このキーには、ドライブ文字によって固定ドライブ接続の一覧を示すサブキーが含まれています。各サブキーに対して UserName という値があります。別の資格情報を提供して接続を確立する必要がある場合には、これらの資格情報もここに格納されます。これには、ドメインおよびユーザー アカウント名だけが含まれ、パスワードは含まれていません。ユーザーがこのプロファイルを受け取ってログオンすると、Windows NT はドライブを再接続しようとしますが、ログオンしたユーザーの資格情報ではなく、別の資格情報が送信されます。UserName の値に空の文字列が含まれている場合には、ログオンしたユーザーの資格情報が送信されます (この場合には望ましい動作です)。

不適切な資格情報や誤った資格情報が送信されるのを回避するには、次のいずれかの方法を使用します。

 - テンプレート プロファイルを作成するユーザーにあらかじめ十分なアクセス権を与えることによって、共有プロファイル内にネットワーク リソースへの接続を作成するときに別の資格情報を提供する必要がないようにします。

 - プロファイルを変更して必須プロファイルにする前に、UserName の値から資格情報を削除する REGINI スクリプトを実行します。値は削除せず、文字列データのみを削除します。

USERENV.LOG ファイルによるユーザー プロファイルのトラブルシューティング
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Userenv.log は、ユーザー プロファイルのロードおよびアンロードのプロセスをトラブルシューティングするための重要なツールです。このログには、ユーザー プロファイル プロセスの各手順が、通知およびエラーのメッセージとともに記録されます。

UserEnv.dll のチェック バージョンは、製品版と同じダイナミック リンク ライブラリ (.dll) ですが、カーネル デバッガで設定して使用できるデバッグ フラグが含まれている点が異なります。このファイルは、Windows NT DDK (Device Driver Kit) および Windows NT SDK (Software Development Kit) の両方に含まれています。このファイルをレジストリ エントリと併用することにより、Windows NT 4.0 クライアント上での移動プロファイルおよびシステム ポリシーに関する問題のトラブルシューティングとデバッグに使用できるログ ファイルが生成されます。

ログを有効にするには、以下の手順を実行します。

1. %systemroot%\SYSTEM32 ディレクトリ内の UserEnv.dll ファイルの名前を Userenv.old または任意の一意の名前に変更します。

2. UserEnv.dll のチェック バージョンを、デバッグするクライアント マシンの %systemroot%\SYSTEM32 ディレクトリにコピーします。UserEnv ファイルのチェック バージョンは、クライアント コンピュータにインストールされているオペレーティング システムおよび Service Pack のバージョンと一致している必要があります。

3. REGEDT32 を起動し、以下のパスを探します。

      HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\WindowsNT\CurrentVersion
      \Winlogon

4. UserEnvDebugLevel という名前の新しい値を REG_DWORD 型として作成します。16 進値 10002 を割り当てます。

5. コンピュータを再起動します。

ログ情報は、C ドライブのルート ディレクトリに UserEnv.log として記録されます。このログ ファイルはメモ帳を使用して表示できます。以下に、サンプル ログを示します。

サンプル ログ
----------

LoadUserProfile. : Entering, hToken = <0xac>, lpProfileInfo = 0x12f4f4
LoadUserProfile: lpProfileInfo->dwFlags = <0x2>
LoadUserProfile: lpProfileInfo->lpUserName = <administrator>
LoadUserProfile: NULL central profile path
LoadUserProfile: lpProfileInfo->lpDefaultPath = <\\DfsES\netlogon\Default
User>
LoadUserProfile: lpProfileInfo->lpServerName = <\\DfsES>
LoadUserProfile: lpProfileInfo->lpPolicyPath =
<\\DfsES\netlogon\ntconfig.pol>
RestoreUserProfile: Entering
RestoreUserProfile: Profile path = <>
RestoreUserProfile: User is a Admin
IsCentralProfileReachable: Entering
IsCentralProfileReachable: Null path. Leaving
GetLocalProfileImage: Found entry in profile list for existing local
profile
GetLocalProfileImage: Local profile image filename =
<%SystemRoot%\Profiles\Administrator>
GetLocalProfileImage: Expanded local profile image filename =
<D:\WINNTDfs\Profiles\Administrator>
GetLocalProfileImage: Found local profile image file ok
<D:\WINNTDfs\Profiles\Administrator\ntuser.dat>
Local profile is reachable
Local profile name is <D:\WINNTDfs\Profiles\Administrator>
RestoreUserProfile: No central profile. Attempting to load local profile.
RestoreUserProfile: About to Leave. Final Information follows:
Profile was successfully loaded.
lpProfile->szCentralProfile = <>
lpProfile->szLocalProfile = <D:\WINNTDfs\Profiles\Administrator>
lpProfile->dwInternalFlags = 0x102
RestoreUserProfile: Leaving.
UpgradeProfile: Entering
UpgradeProfile: Build numbers match
UpgradeProfile: Leaving Successfully
ApplyPolicy: Entering
ApplyPolicy: Policy is turned off on this machine.
LoadUserProfile: Leaving with a value of 1. hProfile = <0x60>

関連情報

この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID 185588 (最終更新日 2001-09-27) をもとに作成したものです。

プロパティ

文書番号: 185588 - 最終更新日: 2014年2月8日 - リビジョン: 5.1
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Windows NT Server 4.0 Standard Edition
  • Microsoft Windows NT Workstation 4.0 Developer Edition
  • Microsoft Windows 95
キーワード:?
kbnosurvey kbarchive kbinfo KB185588
"Microsoft Knowledge Baseに含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行ないません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社 及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社 またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。なお、本文書においては、文書の体裁上の都合により製品名の表記において商標登録表示、その他の商標表示を省略している場合がありますので、予めご了解ください。"

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