Terminal Server アプリケーションのレジストリ設定

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文書番号: 186499 - 対象製品
この記事は、以前は次の ID で公開されていました: JP186499
重要 : この資料には、レジストリの編集に関する情報が含まれています。レジストリを編集する前に、レジストリの編集により問題が発生した場合に、レジストリを復元する方法を理解しておく必要があります。復元方法については、Regedit.exe の「レジストリの回復」か、またはRegedt32.exe の「レジストリ キーの復元」 というオンライン ヘルプのトピックを参照してください。
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目次

概要

この資料では、Terminal Server コンピュータのアプリケーションの動作を変更するために使用できる、レジストリ設定について説明します。

詳細

警告 : レジストリ エディタの使い方を誤ると、深刻な問題が発生することがあります。最悪の場合、オペレーティング システムの再インストールが必要となります。弊社では、レジストリ エディタの誤用により発生した問題に関しては、一切責任を負わないものとします。レジストリ エディタは、自己の責任においてご使用ください。

レジストリの編集方法の詳細については、レジストリ エディタ Regedit.exe のヘルプ トピック「キーと値の変更」、または Regedt32.exe のヘルプ トピック「レジストリ情報の追加と削除」と「レジストリ情報の編集」を参照してください。編集する前にレジストリのバックアップを行うようにしてください。

実行モードにおけるアプリケーションの実行を制御する

アプリケーション、レジストリ パス、または .ini ファイルに関する複数の互換ビットを設定することにより、セッションの実行モードにおける Terminal Server コンピュータのアプリケーションの初期化データの取り扱い方法を変更することができます。これらの互換ビットは、レジストリの次のサブキーに設定されます。
   HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion
   \Terminal Server\Compatibility
注 : 上記のレジストリ キーは、実際は 1 行のパスですが、読みやすくするために改行されています。
このレジストリ パスの下に、アプリケーション、.ini ファイル、レジストリ エントリのために 3 つのキーがあります。

ほとんどのアプリケーションはデフォルトの設定で動作しますが、次に示す互換ビットを使用すると、さらに性能を向上できる場合があります。

警告 : これらの互換ビットは、アプリケーションが適切に動作していない場合のみ変更してください。

最初の互換ビットは、設定対象のアプリケーションのバージョンを表します。すべての組み合わせが使用できるわけではありません。たとえば、MS-DOS アプリケーションはレジストリを呼び出しません。ファイルのパスが指定されず、複数のアプリケーションが同じファイル名を使用する可能性があるため (たとえば現在、Setup.exe および Install.exe は通常インストール プログラムで使用されます)、アプリケーションの種類を指定することにより、互換設定がほかのアプリケーションの同じファイル名に影響しないようにします。

設定するビットの値を加算して文字列値を決定します。たとえば、16 ビットと 32 ビット両バージョンの Myapp.exe で、コンピュータ名ではなくユーザー名を返すようにするには、次の手順を実行し、レジストリ内にサブキーを作成します。

  1. レジストリ エディタ (Regedt32.exe) を実行し、次のサブキーに移動します。
    HKEY_LOCAL_MACHINE \Software\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion
       \Terminal Server\Compatibility\Applications\Myapp
    
    注 : 上記レジストリ キーのパスは、実際は 1 つのパスですが、読みやすくするために改行されています。
  2. [編集] メニューで、[値の追加] をクリックし、次の情報を入力します。
    値の名前:フラグのタイプ : REG_DWORD
    値のデータ フィールドで、16 進数値 11C を入力します (16 ビットの Windows アプリケーションを示す 0x00000004、32 ビットの Windows アプリケーションを示す 0x00000008、コンピュータ名ではなくユーザー名を返すために 0x00000010、レジストリ マッピングを無効にするために 0x00000100 を加算します)。

アプリケーション

次に示す互換ビットは、次のレジストリ サブキーに存在し、実行時のアプリケーションに影響を与えます。
   HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion
   \Terminal Server\Compatibility\Applications\Appname
注 : 上記レジストリ キーのパスは、実際は 1 つのパスですが、読みやすくするために改行されています。
注 : Appname は、アプリケーションの実行可能ファイル名です (たとえば、アプリケーションの実行可能ファイル名が Prog1.exe の場合、Appname はPROG1 です)。

互換ビット :

  • MS-DOS アプリケーション : 0x00000001
  • OS/2 アプリケーション : 0x00000002
  • Windows 16 ビット アプリケーション : 0x00000004
  • Windows 32 ビット アプリケーション : 0x00000008
  • コンピュータ名ではなくユーザー名を返す : 0x00000010
  • Terminal Server のビルド番号を返す : 0x00000020
  • このアプリケーションのレジストリ マッピングを無効にする : 0x00000100
  • ユーザーの Windows ディレクトリを取り替えない : 0x00000400
  • レポートされるメモリを制限する : 0x00000800
コンピュータ名を一意な識別子として使うアプリケーションには、"コンピュータ名ではなくてユーザー名を返す" ビットを使用します。これで、アプリケーションにユーザー名が返され、アプリケーションの各ユーザーに一意な識別子が与えられます。

アプリケーションが使用したレジストリ変数の 1 つのグローバル コピーだけを保存するには、"このアプリケーションのレジストリ マッピングを無効にする" ビットを使用します。

"ユーザーの Windows ディレクトリを取り替えない" ビットが設定されている場合、GetWindowsDirectory API 呼び出しで SystemRoot ディレクトリを返します。このビットが設定されていない場合は、デフォルトで Windows ディレクトリのすべてのパスはユーザーの Windows ディレクトリのパスに代替されます。

.INI ファイル

次に示す互換ビットは、次のレジストリ サブキーに存在し、.ini ファイルの取り扱いを制御します。
   HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion
   \Terminal Server\Compatibility\IniFiles\Inifile
注 : 上記レジストリ キーのパスは、実際は 1 つのパスですが、読みやすくするために改行されています。
注 : Inifile は .ini ファイルの名前です (たとえば、アプリケーションの .ini ファイル名が Prog1.ini の場合、Inifile は PROG1 です)。

互換ビット :

  • Windows 16 ビット アプリケーション : 0x00000004
  • Windows 32 ビット アプリケーション : 0x00000008
  • ユーザーの .ini ファイルをシステム バージョンに同期させる : 0x00000040
  • ユーザーの Windows ディレクトリを取り替えない : 0x00000080
"ユーザーの .ini ファイルをシステム バージョンに同期させる" ビットが設定されていると、アプリケーションの起動時にシステム マスターの .ini ファイルから新しいエントリを追加しますが、ユーザーの .ini ファイルの既存データは削除しません。このビットが設定されていない場合は、ユーザーの .ini ファイルがシステム マスターの .ini ファイルより古いと、デフォルトでユーザーの .ini ファイルは上書きされます

"ユーザーの Windows ディレクトリを取り替えない" ビットが設定されている場合、システムのマスター バージョンの .ini ファイルがユーザーの Windows ディレクトリにコピーされるときに、 .ini ファイルのファイル パスを SystemRoot ディレクトリのままにします。このビットが設定されていない場合は、デフォルトで Windows ディレクトリへのすべてのパスは、ユーザーの Windows ディレクトリのパスと取り替えらえます。

レジストリ パス

次に示す互換ビットは、次のレジストリ サブキーに存在し、レジストリの取り扱いを制御します。
   HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion
   \Terminal Server\Compatibility\RegistryEntries\PathName
注 : 上記レジストリ キーのパスは、実際は 1 つのパスですが、読みやすくするために改行されています。
注 : Pathname は、HKEY_CURRENT_USER\Software キー配下のレジストリ パスです (たとえば、アプリケーションのレジストリ変数パスが HKEY_CURRENT_USER\Software\BrandX\Prog1 の場合、Pathname は Brandx\Prog1 です)。

互換ビット :

  • Windows 32 ビット アプリケーション : 0x00000008
  • アプリケーションのレジストリ マッピングを無効にする : 0x00000100
"アプリケーションのレジストリ マッピングを無効にする" ビットが設定されている場合、アプリケーションの起動時にシステム マスターのレジストリ イメージから新しいエントリを追加しますが、ユーザーのレジストリ内の既存データは削除しません。このビットが設定されていない場合、ユーザーのレジストリ データがシステム マスターのレジストリ データより古いと、デフォルトでユーザーのレジストリ データが削除され、上書きされます。

詳細については、Microsoft Knowledge Base の次の資料を参照してください。
186514 [NT]ターミナル サーバーは Sentinel デバイスをサポートしない

関連情報

この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID 186499 (最終更新日 1999-07-15) をもとに作成したものです。

プロパティ

文書番号: 186499 - 最終更新日: 2004年2月17日 - リビジョン: 2.2
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Windows Server 2003, Datacenter Edition (32-bit x86)
  • Microsoft Windows Server 2003, Enterprise Edition (32-bit x86)
  • Microsoft Windows Server 2003, Standard Edition (32-bit x86)
  • the operating system: Microsoft Windows 2000, Server
  • Microsoft Windows 2000 Advanced Server
  • Microsoft Windows NT Server 4.0, Terminal Server Edition
キーワード:?
kbinfo KB186499
"Microsoft Knowledge Baseに含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行ないません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社 及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社 またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。なお、本文書においては、文書の体裁上の都合により製品名の表記において商標登録表示、その他の商標表示を省略している場合がありますので、予めご了解ください。"

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