[WD] Word マクロ ウイルスに関する FAQ

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文書番号: 187243 - 対象製品
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概要

この資料では、Word マクロ ウイルスについてよく寄せられる質問と、その回答を紹介します。

詳細

  1. Q. Word マクロ ウイルスとは何ですか。

    A. マクロ ウイルスとは、アプリケーションのマクロ プログラミング言語を使用して、自分自身を配布するコンピュータ ウイルスです。これらのマクロは、文書やその他のコンピュータ ソフトウェアに損害を与える可能性があります。これらのマクロ ウイルスは、Word ファイルだけでなく、プログラミング言語を使用する他のアプリケーションにも感染する場合があります。

    従来のウイルスとは異なり、マクロ ウイルスはプログラムに感染せず、文書やテンプレートに感染します。マクロ ウイルスを含む文書やテンプレートを開くとシステムに感染し、システム上に存在する他の文書やテンプレートにウイルスが広がります。迷惑なだけで有害でないマクロ ウイルスもありますが、一部のマクロ ウイルスは多大な損害を与える可能性があります。また、プラットフォームを越えて広がる Word マクロ ウイルスもあります。たとえば、Windows プラットフォームのファイルだけでなく Macintosh プラットフォームのファイルにも感染するマクロ ウイルスがあります。
  2. Q. Word マクロ ウイルスに感染しているかどうかを確認する方法はありますか。

    A. マクロ ウイルスに感染しているかどうかを確認するのは必ずしも容易ではありません。各自のシステムに存在する Word マクロを把握している場合は、マクロを検査して、把握していないマクロがないかどうかを確認することができます。把握していないマクロがある場合は、システムに感染したマクロ ウイルスを構成するマクロである可能性があります。このような種類のマクロ名としては、AAAZAO、AAAZFS、AutoOpen、FileSaveAs、PayLoad などがあります。

    ウイルス感染が疑われるその他の現象
    • システムで予期しない現象が発生します。たとえば、パスワードが設定されていないことがわかっているファイルでパスワードを要求されたり、文書が予期せずテンプレートとして保存されたりすることがあります。
    • 以下の例のような通常とは異なるエラー メッセージが表示されます。
      This one's for you, Bosco.
      または
      ROBERTA TI AMO!
      または
      Just to prove another point.
      または
      And finally I would like to say: STOP ALL FRENCH NUCLEAR TESTING IN THE PACIFIC!
    • 文書に対して不審な変更が行われます。たとえば、マクロ ウイルスによって 3 つの単語がランダムに移動され、"WAZZU" という語が任意の位置に挿入されることがあります。
  3. Q. どのような経路でマクロ ウイルスに感染しますか。

    A. Word マクロ ウイルスに感染したファイルを使用すると感染します。感染したファイルは以下のいずれかの経路によって取得された可能性があります。
    ディスク経由
    ネットワーク経由
    電子メールの添付ファイル経由
    モデム経由
    インターネット経由
    最新のマクロ ウイルス検出プログラムを入手して、今後のマクロ ウイルスの侵入を防止し、存在するマクロ ウイルスを駆除することができます。
  4. Q. システムに Word マクロ ウイルスが存在する場合、知らない間にマクロ ウイルスを他のユーザーに感染させている可能性はありますか。

    A. あります。他のユーザーとファイルを共有している場合はウイルスを拡散する可能性があります。マクロ ウイルスはファイルに埋め込まれているため、ディスク、ネットワーク ドライブ、外部ドライブ メディア、またはその他のさまざまなファイル転送方法によってファイルを共有する場合、通常他のユーザーに感染が広がる可能性があります。インターネット経由で交換したファイルもマクロ ウイルスを拡散する可能性があります。
  5. Q. Word マクロ ウイルスの今後の侵入を防止するソフトウェアを入手する方法はありますか。

    A. マイクロソフト テクニカル サポートでは、Word マクロ ウイルスの検出とシステム保護を提供するサードパーティ製品の使用を推奨しています。以下の資料に示すような多数のソフトウェア製造元がこのサービスを提供しています。 ウイルス対策ソフトウェアのサードパーティ ベンダの関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
    49500 ウイルス対策ソフトウェア ベンダーの一覧
  6. Q. ウイルス対策ソフトウェアを使用する以外に Word マクロ ウイルスを除去する方法がありますか。

    A. システムからマクロ ウイルスを除去する一時的な回避方法がいくつかあります。ただし、これらの方法では今後のシステムへの感染を防止できません。
  7. Q. Word でマクロを含むファイルを開く場合は常に確認メッセージが表示されますが、他のユーザーとのファイルやディスクの共有や、インターネットからのファイルのダウンロードは行っていません。Word でこの警告メッセージが常に表示されないようにすることは可能ですか。

    A. 可能です。マクロ ウイルスの警告を無効にすることはできますが、マイクロソフトではこのような処置を推奨していません。マクロ ウイルスの警告を無効にするには、次の手順を実行します。
    1. [ツール] メニューの [オプション] (Windows の場合) または [初期設定] (Macintosh の場合) をクリックします。
    2. [全般] タブをクリックします。
    3. [マクロに対する警告を表示する] チェック ボックスをオフにします。
    4. [OK] をクリックします。

    これにより、今後マクロ ウイルスの警告が表示されなくなります。
  8. Q. Word でマクロを含む可能性のあるファイルを開く際にはマクロ ウイルスの警告が表示されますが、テンプレート フォルダのファイルを開く際には表示されません。なぜこのような違いがあるのでしょうか。

    A. Word は、ユーザーが各自のテンプレート フォルダに保存したファイルを把握していて、ファイルの安全性を確認しているという前提でファイルを開きます。このため、テンプレート フォルダのファイルにマクロが含まれることが検出されても、Word によってマクロ ウイルスの警告が表示されることはありません。Word で使用されるテンプレート フォルダは、[オプション] ダイアログ ボックスの [ファイル] タブにある、ユーザー テンプレートとワークグループ テンプレートの設定で定義されています。
  9. Q. 使用しているバージョンの Word にはマクロ ウイルスの警告機能が組み込まれていません。この機能を使用するためのツールをマイクロソフトでは提供していますか。

    A. Word 7.0a より前の Microsoft Word に関して、マイクロソフトでは以下に示すバージョンの Word 用の ScanProt ツールを提供しています。
    • Microsoft Word for Windows 6.0、6.0a、6.0c
    • Microsoft Word for Windows 95 7.0
    • Microsoft Word for Windows NT 6.0
    • Microsoft Word for the Macintosh 6.0、6.0.1、6.0.1a

    Microsoft Virus Protection Tool (ScanProt) は、Concept ウイルスのみをスキャンしてシステムから駆除します。他のマクロ ウイルスをシステムから検出することも駆除することもありません。ただし、このツールによって、マクロを含むファイルを開く際に警告を表示するマクロがインストールされます。

    Word 用の ScanProt ツールの入手方法を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
    134728 [WD1215] "Macro Virus Protection Tool" (Windows 用)
    133895 [WD6X] Macintosh 用の Macro Virus Protection Tool (MW1222)
    マイクロソフトでは、Word 6.0 より前のバージョンの Word 用の ScanProt ツールは提供していません。Word 6.0 より前のバージョンの Word でマクロ ウイルス対策を実行するには、サードパーティのウイルス対策ソフトウェア ベンダに問い合わせてください。
  10. Q. Microsoft Office の他のアプリケーションに影響するマクロ ウイルスはありますか。

    A. あります。Microsoft Office の他のアプリケーションに影響するマクロ ウイルスの詳細については、以下の資料を参照してください。
    • Microsoft Excel のマクロ ウイルスの関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
      154131 [XL] Excel マクロ ウイルス (Laroux マクロ ウイルス) に関する FAQ

関連情報

この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID 187243 (最終更新日 2003-10-10) を基に作成したものです。

プロパティ

文書番号: 187243 - 最終更新日: 2005年8月25日 - リビジョン: 2.2
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Word 6.0 Standard Edition
  • Microsoft Word 6.0a
  • Microsoft Word 6.0c
  • Microsoft Word 95 Standard Edition
  • Microsoft Word 95a
  • Microsoft Word 6.0 Standard Edition
  • Microsoft Word 6.0 for Macintosh
  • Microsoft Word 6.01 for Macintosh
  • Microsoft Word 6.01 for Macintosh
キーワード:?
kbinfo kbvirus KB187243
"Microsoft Knowledge Baseに含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行ないません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社 及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社 またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。なお、本文書においては、文書の体裁上の都合により製品名の表記において商標登録表示、その他の商標表示を省略している場合がありますので、予めご了解ください。"
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この資料は、マイクロソフトでサポートされていない製品について記述したものです。そのため、この資料は現状ベースで提供されており、今後更新されることはありません。

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