ADO を使用して、ADSI LDAP プロバイダ経由でオブジェクトにアクセスする方法

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文書番号: 187529 - 対象製品
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目次

概要

ADSI (Active Directory Service Interfaces) LDAP (Lightweight Directory Access Protocol) プロバイダは、ADO (ActiveX Data Objects) を使用して LDAP 準拠のディレクトリのオブジェクトにアクセスするための OLE DB インターフェイスを実装したものです。これを行うには、ADO の Connection オブジェクトを作成し、そのオブジェクトの Provider プロパティを "ADsDSOObject" に設定する必要があります。ADO の Connection オブジェクトの Open メソッドの接続文字列 (最初の引数) には、"" も含め、任意の文字列を指定できます。

Connection オブジェクトの Execute メソッドの CommandText (最初のオブジェクト) は、4 つの要素で構成される LDAP クエリで、セミコロンで区切られた次の形式を取ります。
   <LDAP://server/adsidn>;ldapfilter;attributescsv;scope
				
上記の各部分は、それぞれ次のような意味を表します。
  • server は、ディレクトリをホストするサーバーの名前 (または IP アドレス) です。
  • adsidn は、名前空間のルートを左に置き "/" で区切られた、ADsPath 形式で表現されたクエリの開始ポイントの DN (Distinguished Name) です。名前空間のルートを右に置きコンマで区切られた相対識別名による X.500 形式の属性名も使用できます。
  • ldapfilter は、LDAP フィルタ文字列です (rfc2254 を参照してください)。
  • attributescsv は、レコードセットの各行に返されるコンマ区切りの属性名の一覧です。
  • scope は、base、onelevel、または subtree のいずれかを指定します。
: rfc2253 では、ADSI LDAP 構文の基準になっている LDAP 構文を指定しています。

Exchange Server 内のすべての受信者コンテナ内のすべてのオブジェクトの ADsPath、クラス、および cn 属性を返すには、次の CommandText を (URL 形式で) 使用できます。
      LDAP:<//server/o=organization/ou=site/cn=recipients>;
         (objectClass=*);ADsPath,objectClass,cn;subtree"
				
または (属性名形式) で使用します。
     <LDAP://server/cn=recipients,ou=site,o=organization>, _
         (objectClass=*);ADsPath,objectClass;subtree
				

詳細

次の Visual Basic のサンプル コードは、このクエリを示したものです。

サンプル コード

  Dim conn As ADODB.Connection
      Dim rs As ADODB.Recordset
      Set conn = New ADODB.Connection
      conn.Provider = "ADSDSOObject"
      conn.Open "ADs Provider"
      Set rs = conn.Execute( _ 
            "<LDAP://server/o=organization/ou=site/cn=recipients>;" _
            & "(objectClass=*);ADsPath,objectClass,cn;subtree")
      While Not rs.EOF
         Debug.Print rs.Fields(0).Value, rs.Fields(1).Value, _
               rs.Fields(2).Value
         rs.MoveNext
      Wend
      conn.Close
				

関連情報

RFC 2253 および RFC 2254 を含む一般的な LDAP RFC の一覧と説明については、「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) の次の資料を参照してください。
221606 [NT] 共通の LDAP RFC
関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
275917 [PRB] ADSI 2.5 と MDAC 2.6 の互換性の問題

関連情報

この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID 187529 (最終更新日 2004-07-13) を基に作成したものです。

この資料に含まれているサンプル コード/プログラムは英語版を前提に書かれたものをありのままに記述しており、日本語環境での動作は確認されておりません。

プロパティ

文書番号: 187529 - 最終更新日: 2004年12月17日 - リビジョン: 1.1
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Visual Basic 5.0 Professional Edition
  • Microsoft Visual Basic 6.0 Professional Edition
  • Microsoft Visual Basic 5.0 Enterprise Edition
  • Microsoft Visual Basic 6.0 Enterprise Edition
  • Microsoft Active Directory Service Interfaces 2.0
  • Microsoft ActiveX Data Objects 1.5
  • Microsoft ActiveX Data Objects 2.0
  • Microsoft ActiveX Data Objects 2.1 Service Pack 2
  • Microsoft ActiveX Data Objects 2.5
キーワード:?
kbhowto kbtophit kbmdacnosweep KB187529
"Microsoft Knowledge Baseに含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行ないません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社 及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社 またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。なお、本文書においては、文書の体裁上の都合により製品名の表記において商標登録表示、その他の商標表示を省略している場合がありますので、予めご了解ください。"

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