[INFO] エラー "-2147168246 (8004d00a)" オブジェクトのトランザクション呼び出し中に参加に失敗しました

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文書番号: 191168 - 対象製品
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: このエラー メッセージは、エラー番号 -2147168246 (8004d00a) と関連付けられている可能性があります。

重要 : この資料には、レジストリの編集方法が記載されています。万一に備えて、編集の前には必ずシステムの復元方法を理解しておいてください。復元方法の詳細については、Regedit.exe のヘルプの「レジストリを復元する」、または Regedt32.exe のヘルプの「レジストリ キーを復元する」を参照してください。
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目次

概要

メッセージ "オブジェクトのトランザクション呼び出し中に参加に失敗しました" について

トランザクションをサポートしている Microsoft Transaction Server コンポーネントがデータベース接続を開くときに、ODBC ドライバ マネージャがデータベース接続を現在のトランザクションで登録できない場合、ドライバ マネージャによりこのエラーが出力されます。ODBC ドライバ マネージャは、ODBC ドライバの SQLSetConnectionAttr (SQL_ATTR_ENLIST_IN_DTC) プロシージャを呼び出してデータベース接続を現在のトランザクションに登録します。SQLSetConnectionAttr プロシージャの呼び出しが失敗した場合、ODBC ドライバ マネージャにより "... 参加に失敗しました" というメッセージが表示されます。

関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
193893 [INFO] MTS と COM+ で Oracle を使用する

詳細

Microsoft SQL Server を使用している場合

トランザクションをサポートしている Microsoft Transaction Server コンポーネントが Microsoft SQL Server データベースにアクセスしているときにこのエラーが発生した場合は、以下のことを確認します。
  1. 分散トランザクション コーディネータ (MS DTC) サービスが開始されていることを確認します。

    Microsoft Transaction Server コンポーネントが展開されているシステム上で MS DTC サービスが開始されていることを確認します。Microsoft Transaction Server アプリケーションがリモート システム上の Microsoft SQL Server データベースにアクセスしている場合は、リモート システムでも MS DTC サービスが開始されていることを確認します。多くの場合、"... 参加に失敗しました" エラーが表示される原因は、DTC サービスが開始されていないことです。

    次の手順を実行して、MS DTC サービスの状態を確認します。
    1. [スタート] ボタンをクリックし、[設定] をポイントし、[コントロール パネル] をクリックします。
    2. [サービス] アイコンをダブルクリックします。
    3. サービスの一覧をスクロールして、MS DTC サービスの状態が [開始] になっていることを確認します。MS DTC の状態が空白になっている (サービスが開始されていない) 場合は、MS DTC をクリックし、[開始] ボタンをクリックすることで、サービスを開始できます。
  2. ネットワーク構成を確認します。

    あるシステム上のトランザクションをサポートしている Microsoft Transaction Server コンポーネントから別のシステム上の SQL Server データベースにアクセスすると、MS DTC によりプライマリ システム (最初のシステム) からセカンダリ システムに DTC トランザクションが伝達されます。プライマリ システム上の DTC プロセスがセカンダリ システム上の DTC プロセスと通信できる場合にのみ、トランザクションは伝達されます。DTC プロセスはリモート プロシージャ コール (RPC) 接続を双方向で確立するため、どちらかのシステムでネットワーク構成に問題があると、DTC プロセスが相互に正常な通信を行うことができません。このため、ODBC から "... 参加に失敗しました" エラーが返されます。

    多くの場合、次の MS DTC イベントが Windows NT アプリケーション イベント ログに出力されます。
    Primary: Session Bind Failed. Primary Timed Out while waiting for the secondary to Bind.
    このエラーは、Microsoft Transaction Server コンピュータ上の DTC から SQL Server 上の DTC にはバインドできたものの、SQL Server 上の DTC から Microsoft Transaction Server コンピュータへの逆方向のバインドができなかったことを示しています。

    ネットワーク構成が正しくない場合、リモートの SQL Server データベースに接続しようとすると、毎回 "... 参加に失敗しました" エラーが発生します。両方のシステム上で Microsoft DTC が開始されているにもかかわらず、このエラーが毎回表示される場合、原因として最も可能性が高いのはネットワーク構成の不適切な設定です。

    この場合、Pingtest.bat を使用して次のようにネットワーク構成を確認します。
    1. メモ帳などのテキスト エディタを使用して、Pingtest.bat という名前のファイルを作成します。このファイルに次のバッチ ファイル コマンドをコピーします。
         echo off
         REM Usage pingtest OtherMachineName
         REM Must use a machine name and NOT an IP address
         ping -n 1 %computername%
         ping -n 1 %1
         ipconfig /all
         echo on
      このバッチ ファイルでは、%computername% を使用してローカルの IP アドレスを表示します。このバッチ ファイルを実行すると、コマンド ラインで指定したリモート コンピュータの IP アドレスが表示されます。バッチ ファイルを実行するときには、IP アドレスではなく、リモート コンピュータの名前を指定する必要があります。コンピュータ名を指定すると、MS DTC がリモートの MS DTC コンピュータにバインドするときと同じように、ping でコンピュータ名が解決されます。
    2. Pingtest.bat を Microsoft Transaction Server コンピュータ上で実行して、名前を指定して SQL Server コンピュータに対する ping を実行できるかどうかを確認します。バッチ ファイルの実行結果をテキスト ファイルにリダイレクトします。たとえば、Microsoft Transaction Server がコンピュータ A 上で実行され、SQL Server がコンピュータ B 上で実行されている場合、次のコマンドを使用します。
      Pingtest B > AResults.txt
    3. Pingtest.bat を SQL Server コンピュータ上で実行して、名前を指定して Microsoft Transaction Server コンピュータに対する ping を実行できるかどうかを確認します。バッチ ファイルの実行結果をテキスト ファイルにリダイレクトします。たとえば、Microsoft Transaction Server がコンピュータ A 上で実行され、SQL Server がコンピュータ B 上で実行されている場合、次のコマンドを使用します。
      Pingtest A > BResults.txt
    4. 2 つのテキスト ファイルの内容を調べ、2 つのコンピュータで相互に正常に ping を実行できることを確認します。

      Hosts ファイルまたは Lmhosts ファイルを TCP/IP 名前解決に使用する場合は、これらのファイルに記載されているコンピュータ名と IP アドレスの対応が正しいかどうかを十分に確認します。確認する対象は、Microsoft Transaction Server コンピュータと SQL Server コンピュータの両方の Winnt40\System32\Drivers\Etc ディレクトリ内にある Hosts ファイルおよび Lmhosts ファイルです。一方のシステム上のファイルは正しく、もう一方のシステム上のファイルには誤りがある場合があります。
  3. 名前付きパイプではなく、TCP/IP を使用するように SQL Server を構成します。

    "参加に失敗しました" エラーが毎回発生するのではなく、断続的に発生する場合は、TCP/IP ではなく名前付きパイプを使用していることが問題の原因である可能性があります。名前付きパイプを使用すると、このエラーが断続的に発生することがあります。
    マイクロソフトは、名前付きパイプではなく TCP/IP を使用するように SQL Server を構成することを強く推奨します。名前付きパイプを使用すると、"参加に失敗しました" エラーが断続的に発生することがあります。
    1. [スタート] ボタンをクリックし、[プログラム] をポイントし、[Microsoft SQL Server 6.5] をポイントし、[SQL クライアント設定ユーティリティ] をクリックします。
    2. [Net Library] タブをクリックします。
    3. [デフォルト ネットワーク] ボックスの一覧の [TCP/IP ソケット] をクリックします。
    4. [終了] をクリックします。
  4. トランザクションのタイムアウトをチェックします。

    データベースの登録が完了する前に、トランザクションのタイムアウトが発生したために、コンポーネントのトランザクションが中止された可能性があります。Microsoft Transaction Server エクスプローラを使用して、トランザクションのタイムアウト値に大きな値を設定することができます。タイムアウト値を大きくするには、次の手順を実行します。

    1. Microsoft Transaction Server エクスプローラを起動し、[コンピュータ] をクリックします。
    2. トランザクションを開始した側のコンピュータを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
    3. [オプション] タブをクリックし、タイムアウト値に現在より大きな値を指定します。
    トランザクションに要する時間が通常より特に長い場合を除いて、このことが原因で問題が発生する可能性は高くありません。しかし、一時的にタイムアウト値に大きな値を設定することにより、タイムアウトが問題の原因ではないことを確認しておくことができます。

Oracle を使用している場合

トランザクションをサポートしている Microsoft Transaction Server コンポーネントが Oracle データベースにアクセスしているときにこのエラーが発生した場合は、以下の項目を確認します。
  1. MS DTC サービスが開始されていることを確認します。

    Microsoft Transaction Server コンポーネントが展開されているシステム上で Microsoft DTC サービスが開始されていることを確認します。
    DTC サービスの状態を確認するには、以下の手順を実行します。
    1. [スタート] ボタンをクリックし、[設定] をポイントし、[コントロール パネル] をクリックします。
    2. [サービス] アイコンをダブルクリックします。
    3. サービスの一覧をスクロールして、MS DTC サービスの状態が開始になっていることを確認します。MS DTC の状態が空白になっている (サービスが開始されていない) 場合は、MSDTC をクリックし、[開始] ボタンをクリックすることで、サービスを開始できます。
  2. Microsoft Transaction Server コンピュータに最新の Oracle クライアント ソフトウェアをインストールします。

    Microsoft Transaction Server コンポーネントが展開されているシステムに、Oracle 7.3 または Oracle 8 のクライアント ソフトウェア用の最新の修正プログラムがインストールされていることを確認します。Oracle データベースが格納されているシステム上の Oracle ソフトウェアは通常アップグレードされていますが、Microsoft Transaction Server コンポーネントが展開されているシステム上の Oracle ソフトウェアはアップグレードされていない場合があります。クライアント システム上の Oracle ソフトウェアをアップグレードする必要があります。

    Windows NT 用の最新の Oracle 修正プログラムを入手するには、次の Oracle FTP サイトにアクセスしてください。

    : Oracle サイトにおける Windows NT プラットフォーム用の修正プログラムの提供は終了しました。
    ftp://oracle-ftp.oracle.com

    [server]、[wgt-tech]、[server]、[windowsNT] の順にフォルダを展開します。
  3. Oracle Database Server System に最新の Oracle Server ソフトウェアをインストールします。

    Microsoft Transaction Server アプリケーションから Windows NT または UNIX システム上の Oracle データベースにアクセスする場合は、そのシステム上に最新の Oracle 修正プログラムがインストールされていることを確認します。

    Windows NT 用の最新の Oracle 修正プログラムを入手するには、次の Oracle FTP サイトにアクセスしてください。

    : Oracle サイトにおける Windows NT プラットフォーム用の修正プログラムの提供は終了しました。
    ftp://oracle-ftp.oracle.com

    [server]、[wgt-tech]、[server]、[windowsNT] の順にフォルダを展開します。
  4. Microsoft Oracle ODBC ドライバを使用します。

    Microsoft Transaction Server で Microsoft Oracle ODBC ドライバが使用されていることを確認します。それ以外の Oracle ODBC ドライバでは Microsoft Transaction Server のトランザクションはサポートされていません。

    Intel x86 プラットフォームから Microsoft Transaction Server のトランザクションを使用する場合は、以下のいずれかの Microsoft Oracle ODBC ドライバをインストールする必要があります。

    元に戻す全体を表示する
    MS Oracle ODBC ドライバ バージョン番号 リリースの媒体
    2.0 更新版 2.73.7283.03 MDAC 1.5b
    MDAC 1.5c
    Windows NT 4.0 Option pack
    2.0 更新版 2.73.7356 ODBC 3.5 SDK
    2.5 2.573.2927 Visual Studio 6.0
    Data Access SDK 2.0
    MDAC 2.0

    Compaq Alpha プラットフォームから Microsoft Transaction Server のトランザクションを使用する場合は、Microsoft Oracle ODBC 2.5 ドライバ (バージョン 2.573.2927) を使用する必要があります。それより前のバージョンの Microsoft Oracle ODBC ドライバでは、Compaq Alpha プラットフォームはサポートされていません。

    Microsoft Oracle ODBC ドライバ 2.5 を入手するには、次の Web サイトにアクセスしてください。

    http://www.microsoft.com/japan/msdn/data/download/mdac/25/250440312.asp

    [ダウンロード] にあるリンクをクリックします。

    Oracle データベースにアクセスする場合は、トランザクションのサポートが不要な場合でも、Microsoft Oracle ODBC ドライバ 2.0 以降を使用することをお勧めします。Microsoft Oracle ODBC 1.0 に置き換わる、新しい 2.0 以降のドライバを使用すると、パフォーマンスが向上します。Oracle 1.0 ドライバでは、すべての動作がドライバ レベルでシリアル化されるため、ドライバではすべての要求が単一のスレッドで処理されます。Microsoft Oracle 2.0 以降のドライバでは、すべての動作が接続レベルでシリアル化されるため、複数のデータベース接続を並行して使用できます。
  5. Oracle XA サポートが有効になっていることを確認します。

    Oracle XA トランザクションのサポートが有効になっていることを確認します。詳細については、『Using Oracle Databases with Microsoft Transaction Server and COM+』の「Enable Oracle XA Transaction Support」を参照してください。

    1. Oracle 7.3 を使用している場合は、V$XATRANS$ が存在することを確認します。このビューは、通常、XA ライブラリのインストール時に作成されます。このビューが存在しない場合は、Oracle システムの管理者が Oracle が提供している "XAVIEW.SQL" という名前のスクリプトを実行して、作成する必要があります。このスクリプト ファイルは、C:\ORANT\RDBMS73\ADMIN にあります。この SQL スクリプトを実行するには、Oracle の "SYS" ユーザーを使用する必要があります。

      Oracle8 を使用している場合、このビューは存在しています。作成する必要はありません。
    2. Oracle 7.3 および Oracle8 のどちらでも、Oracle システム管理者は DBA_PENDING_TRANSACTIONS ビューに対する SELECT のアクセス権限を public に付与する必要があります。
      Grant Select on V$XATRANS$ to public.
    3. Oracle Instance Manager で、[表示] メニューの [拡張モード] をクリックし、左側のウィンドウの [初期化パラメータ] をクリックします。右側のウィンドウで [拡張チューニング] をクリックし、"distributed_transactions" パラメータの値を大きくすると、同時にデータベースを更新できる MTS の同時実行トランザクションの数を増やすことができます。
    Oracle の XA トランザクション サポートを構成する方法については、Oracle Server のマニュアルを参照してください。
  6. Oracle で数字が正しく構成されていることを確認します。

    警告 : レジストリ エディタの使い方を誤ると、深刻な問題が発生することがあります。最悪の場合、オペレーティング システムの再インストールが必要になることがあります。マイクロソフトは、レジストリ エディタの誤用により発生した問題に関しては、一切責任を負わないものとします。レジストリ エディタは、自己の責任においてご使用ください。

    レジストリの編集方法の詳細については、レジストリ エディタ (Regedit.exe) のヘルプの「キーと値を変える」、または Regedt32.exe のヘルプの「レジストリ情報の追加と削除」と「レジストリを編集する」を参照してください。編集する前にレジストリのバックアップを行うようにしてください。

    米国以外の地域でシステムを使用している場合は、Oracle の数字サポートを構成することが必要な場合があります。Windows NT のレジストリで、次のレジストリ キーを見つけます。
    HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Oracle
    次のエントリを追加します。
    "NLS_NUMERIC_CHARACTERS"=".,"
    : 上記のエントリ内の二重引用符で囲まれた文字は、左から順に、ピリオドとコンマ (いずれも半角文字) です。
  7. Oracle で接続数が適切に構成されていることを確認します。

    Oracle データベースへの接続の数が数十を超える場合は、多くのデータベース接続をサポートできるように Oracle が構成されていることを確認してください。詳細については、『Using Oracle Databases with Microsoft Transaction Server and COM+』の「Configure Oracle to Support a Large Number of Connections」を参照してください。
  8. Oracle Integrated Security を使用する場合は、Oracle データベースに接続していることを確認します。

    Oracle Integrated Security を使用する場合は、Oracle データベースへの接続が承認されているログイン ID とパスワードで MS DTC が実行されていることを確認します。詳細については、『Using Oracle Databases with Microsoft Transaction Server and COM+』の「Configure Integrated Security」を参照してください。
  9. TestOracleXAConfig プログラムを実行します。

    TestOracleXAConfig プログラムを実行して、Microsoft Transaction Server を使用せずに Oracle データベースに接続できることを確認してください。詳細については、『Using Oracle Databases with Microsoft Transaction Server and COM+』の「Test Installation and Configuration of MTS Support for Oracle」を参照してください。
  10. Sample Bank プログラムを実行します。

    Sample Bank プログラムを実行して、Microsoft Transaction Server プログラムから Oracle データベースに接続できることを確認してください。詳細については、『Using Oracle Databases with Microsoft Transaction Server and COM+』の「Validating Oracle Installation and Configuration Using the Sample Bank Application」を参照してください。
  11. Oracle のトレース機能を有効にします。

    Oracle には、Oracle のクライアントとサーバー間で送信される情報を記録するトレース ファイルを生成する機能があります。これらのトレース ファイルは問題の診断に役立ちます。Oracle のトレース機能を有効にするには、以下の手順を実行します。
    1. MTS システム上にインストールされている Mtxoci.dll のバージョンが 1998.08.762.0 以上であることを確認します。バージョン 1998.08.762.0 は、NT4 Service Pack 4 のリリースに含まれています。このバージョンの Mtxoci.dll で初めて、Oracle のトレース機能を有効にすること、および Oracle トレース ファイルの場所を制御することが可能になりました。
    2. エクスプローラを使用して、システムで既存の Oracle トレース ファイルを検索し、削除します。これらのファイルには、ファイル名の最後に ".trc" という拡張子が付いています。古いトレース ファイルを削除すると、新しく作成されたファイルを探しやすくなります。
    3. Regedit を実行し、次のレジストリ値を作成します。
      HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Transaction Server\Local Computer\My Computer\OracleTraceFilePath
      この値に次の REG_SZ データを設定します。
      C:\OraTrace+DbgFl=7
      必要に応じて、トレース ファイルの場所には別のディスク ドライブおよびディレクトリを指定することができます。
    4. エクスプローラを使用して Oracle トレース ファイルのディレクトリを作成します。上記の例では、"C" ドライブに "OraTrace" ディレクトリを作成します。
    5. Oracle データベースにアクセスしている MTS パッケージを停止します。パッケージを停止すると、既存の Oracle データベース接続がすべて閉じ、MTS コンポーネントが次に起動されたときに新しい Oracle データベース接続が開かれます。新しく開かれた Oracle データベース接続では、Oracle のトレース機能が有効になります。
    6. Oracle データベースを開く Microsoft Transaction Server コンポーネントを起動します。
    7. 新しく作成された Oracle トレース ファイルをチェックします。
  12. MTS および Oracle のエラー トレース機能を有効にします。

    MTS には、Oracle のエラーに関する追加情報を取得して Windows アプリケーション イベント ログに出力する機能があります。この機能を有効にするには、次の手順を実行します。
    1. REGEDIT を実行し、次のレジストリ キーを作成します。
      HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\IniFileMapping\MTx.Ini\TRACE
    2. Oracle データベースにアクセスしている MTS パッケージを停止します。パッケージを停止すると、再起動時に、Mtxoci.dll のトレース機能が実行されます。
    3. Oracle データベースを開いている Microsoft Transaction Server コンポーネントを起動します。
    4. Windows のイベント ビューアを使用して、アプリケーション イベント ログをチェックします。MTXOCI によって生成されたイベントを見つけます。次のようなイベントが出力されている場合があります。
      String message: sqlld2 call failed with error 0x849.
      エラーの値は 8 進数で表示されます。電卓プログラムを使用してこの値を 10 進数に変換することができます。上記の例では、"0x849" は Oracle のエラー値 2121 に対応します。
  13. トランザクションのタイムアウトを確認します。

    Microsoft データベースの登録が完了する前に、Transaction Server コンポーネントのトランザクションが終了している可能性がないかどうかを検討してください。この現象は、Oracle データベースの登録が完了する前にトランザクションがタイムアウトしている場合に発生することがあります。

    トランザクションのタイムアウト値は、Microsoft Transaction Server エクスプローラを使用して、大きな値に変更することができます。この操作を行うには、次の手順を実行します。

    1. Microsoft Transaction Server エクスプローラを起動し、[コンピュータ] をクリックします。
    2. トランザクションを開始した側のコンピュータを右クリックし、ショートカット メニューの [プロパティ] をクリックします。
    3. [オプション] タブをクリックし、タイムアウト値に現在より大きな値を設定します。
    トランザクションが 1 分以上続く場合を除いて、このことが原因で問題が発生する可能性は高くありません。しかし、一時的にタイムアウト値に大きな値を設定することにより、タイムアウトが問題の原因ではないことを確認しておくことができます。

問題が解決しない場合の対応

この資料に記載されている方法をすべて実行しても依然としてエラーが発生する場合は、そのエラーを Microsoft Product Support Services (PSS) にご報告ください。障害レポートには、以下の情報を記入してください。
  1. 発生した問題について

    "... 参加に失敗しました" というエラーは、Microsoft Transaction Server のトランザクション使用時に毎回発生しますか。それとも、断続的に発生しますか。エラーが断続的に発生する場合、その頻度をお知らせください。
  2. アプリケーションおよびシステム構成について
    1. Microsoft Transaction Server アプリケーション コンポーネントがインストールされているシステムの情報を記載してください。Oracle データベースを使用している場合、使用している Oracle のクライアント ソフトウェアと Microsoft Oracle ODBC ドライバの両方のバージョンを記入してください。
    2. Microsoft SQL と Oracle のどちらのデータベースを使用していますか。データベースは Microsoft Transaction Server アプリケーション コンポーネントと同じコンピュータ上にありますか。それとも、別のコンピュータ上にありますか。Oracle データベースを使用している場合は、Oracle データベースがインストールされているシステムの種類と Oracle ソフトウェアのバージョンは、それぞれ何ですか。
    3. どのネットワーク転送方式を使用していますか (TCP/IP、名前付けパイプ、IPX/SPX など)。使用しているネーム サービスは何ですか (WINS、DNS、Hosts ファイルなど)。
  3. TestOracleXAConfig プログラムを実行したかどうか

    Oracle データベースを使用している場合は、TestOracleXAConfig プログラムを実行してみてください。このプログラムでエラーが発生する場合、問題は Oracle にあります。問題を Oracle のカスタマ サポートに報告してください。
  4. Sample Bank プログラムを実行したかどうか

    Microsoft SQL Server に対して Sample Bank プログラムを実行してみてください。Oracle データベースを使用している場合、Oracle に対して Sample Bank アプリケーションを実行できるかどうかを確認してください。実行できない場合、どんなエラーが発生しますか。
  5. Oracle トレース ファイルに出力されているエラー

    Oracle データベースを使用している場合、Oracle トレース ファイルにはどのような情報が記録されていますか。トレース情報を取得するには、まず、システム上にある既存の Oracle トレース ファイルをすべて検索して削除します。これらのファイルには名前の最後に .trc という拡張子が付いています。既存のトレース ファイルをすべて削除した後、エラーが発生する Microsoft Transaction Server コンポーネントを実行し、Oracle トレース ファイルの内容を Microsoft Product Support Services (PSS) に送信してください。
  6. Windows NT のイベント ログに出力されているエラー

    Windows NT のイベント ログをチェックして、エラーの発生時刻およびその前後の時刻に記録されている DTC イベントをすべて記入してください。
  7. Oracle Integrated Security を使用しているかどうか

    Oracle Integrated Security を使用しているかどうかを記入してください。
  8. トランザクションのタイムアウト値

    Microsoft Transaction Server で構成されているトランザクションのタイムアウト値を記入してください。

関連情報

関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
193893 [INFO] MTS と COM+ で Oracle を使用する

関連情報

この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID 191168 (最終更新日 2003-03-14) を基に作成したものです。

この資料に含まれているサンプル コード/プログラムは英語版を前提に書かれたものをありのままに記述しており、日本語環境での動作は確認されておりません。

プロパティ

文書番号: 191168 - 最終更新日: 2005年4月22日 - リビジョン: 2.1
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Transaction Services 1.0
  • Microsoft Transaction Services 2.0
キーワード:?
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"Microsoft Knowledge Baseに含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行ないません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社 及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社 またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。なお、本文書においては、文書の体裁上の都合により製品名の表記において商標登録表示、その他の商標表示を省略している場合がありますので、予めご了解ください。"
サポート期間が終了した「サポート技術情報」資料に関する免責事項
この資料は、マイクロソフトでサポートされていない製品について記述したものです。そのため、この資料は現状ベースで提供されており、今後更新されることはありません。

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