文書番号: 191687 - 最終更新日: 2009年6月30日 - リビジョン: 8.2

電子メールを送受信しようとすると、Exchange Server クライアントに、次のようなエラー メッセージが表示されます。"ソケット エラー:10061、エラー番号:0x800ccc0e"

この記事は、以前は次の ID で公開されていました: JP191687
重要: この資料には、コンピューターのセキュリティ設定を低くする方法、またはコンピューターのセキュリティ機能を無効にする方法が記載されています。これらの変更によって特定の問題を回避できますが、これらの変更を行う前に、記載された回避策を現在の環境に使用した場合の危険性を評価することをお勧めします。この資料の回避策の使用を決定した場合は、記載されている手順以外にも、コンピューターを保護するための適切な手順を実行してください。

: ウイルス対策ソフトウェアは、ウイルスからコンピューターを保護するのに役立ちます。ウイルス対策プログラムが無効である場合は、信頼できないソースからファイルをダウンロードしたり開いたりすること、および信頼できない Web サイトへのアクセスは行わないようにしてください。また、電子メールの添付ファイルも開かないようにしてください。
すべて展開する | すべて折りたたむ

現象

Exchange サーバーのクライアントを使用してメッセージを送受信しようとすると、エラー メッセージが表示されることがあります。SMTP (Simple Mail Transfer Protocol) サーバーに電子メール メッセージを送信すると、次のエラー メッセージが表示されることがあります。
サーバーへの接続は失敗しました。アカウント:'your_account',
Server:'your_SMTP_server', Protocol:SMTP, Port:25, Secure(SSL):NO,
Socket error:10061、エラー番号:0x800ccc0e
同様に、電子メール クライアントを起動するとき、またはメッセージを POP3 (Post Office Protocol version 3) サーバーから受信するときに、次のエラー メッセージが表示されることがあります。
サーバーへの接続は失敗しました。アカウント:'your_account',
Server:'your_POP3_server', Protocol:POP3, Port:110, Secure(SSL):NO,
Socket error:10061、エラー番号:0x800ccc0e

原因

クライアントの接続先のポートが、メール サーバーでブロックされているか、使用できない状態にあります。メッセージを送信するときにこの現象が発生する場合は、ポート 25 がブロックされています。メッセージを受信するときにこの現象が発生する場合は、ポート 110 がブロックされています。エラー メッセージでプロトコルとポート番号を確認してください。

回避策

Exchange サーバーのみで、次の回避策を実行する必要があります。「現象」に記載されているエラー メッセージのいずれかを受信している場合、および会社のネットワークにいない場合、Microsoft Outlook および Microsoft Outlook Express におけるこの問題のトラブルシューティング方法に関する情報については、以下のサポート技術情報を参照してください。
813514? (http://support.microsoft.com/kb/813514/ ) Outlook および Outlook Express で電子メールを送受信するときに発生するエラー メッセージのトラブルシューティング
警告: この資料に記載された回避策を適用すると、悪意のあるユーザーまたはウイルスなどの悪質なソフトウェアによる攻撃をコンピューターまたはネットワークが受けやすくなる場合があります。この資料の情報は、記載されている回避策をユーザーが自己の判断で使用することを前提に提供されているものであり、この回避策をお勧めするものではありません。この回避策は、自己の責任においてご使用ください。

この現象を回避するには、ポート 110 と 25 を使用できるようにします。ポート 110 と 25 は、既定では、Exchange Server サービスの開始時に使用可能になります。POP3 用のポート 110、NNTP (Network News Transfer Protocol) 用のポート 119、IMAP (Internet Message Access Protocol) 用のポート 143 は、Information Store サービスの開始時に開かれ、使用可能になります。ポート 25 は、Internet Mail Service の開始時に自動的に使用可能になります。これらのサービスが開始されていない場合、ポートは使用可能になりません。

サービスが実行されている場合、Netstat ユーティリティを使用することにより、サーバー上でこれらのポートがリッスンされている (着信待ちの状態である) かどうかを確認できます。
  1. Exchange Server を実行しているコンピューターでコマンド プロンプトを開きます。画面がスクロールしてデータが見えなくなるため、コマンド プロンプトのプロパティを変更する必要があります。コマンド プロンプトを開いて、ウィンドウの左上隅を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。[レイアウト] タブをクリックして、[画面バッファーのサイズ] の [高さ] を 1000 に変更し、変更を適用します。この変更を、現在のウィンドウにのみ適用するか、コマンド プロンプトの起動に使用するショートカットにも適用するかを確認するメッセージが表示されます。今後の作業のために、ショートカットを変更しておくと便利です。
  2. コマンド プロンプトで「netstat -an」と入力します。データ出力の最初の部分にスクロールして戻り、次のエントリを検索します。
    Proto  Local Address          Foreign Address        State
    TCP    0.0.0.0:25             0.0.0.0:0              LISTENING
    TCP    0.0.0.0:110            0.0.0.0:0              LISTENING
          
これらのエントリが存在する場合、Exchange Server ではすべてのインターフェイスでポート 110 とポート 25 がリッスンされています。これが通常の状態です。これらのポートが使用可能でない場合は、サービスやシステムのトラブルシューティングをさらに詳しく行う必要があります。以下に、これらのポートがブロックされたり、使用できなくなったりする一般的な原因を示します。
  • Microsoft Exchange Information Store サービスが実行されていないか、POP3 プロトコルが使用可能ではなく、ポート 110 をリッスンしていません。Information Store サービスが実行されていることを確認してください。 POP3 プロトコルのトラブルシューティングの関連情報を参照するには、以下のサポート技術情報番号をクリックしてください。
    161118? (http://support.microsoft.com/kb/161118/ ) [XCLN] Exchange Server への POP3 接続に関するトラブルシューティング
  • Internet Mail Service が実行されていないか、ポート 25 をリッスンしていません。Internet Mail Service が実行されていることを確認してください。 Internet Mail Service およびポート 25 のテストの関連情報を参照するには、以下のサポート技術情報番号をクリックしてください。
    153119? (http://support.microsoft.com/kb/153119/ ) [XFOR] ポート 25 に Telnet で接続して SMTP 通信をテストする
  • クライアントとサーバーの間にあるプロキシ サーバーで、Exchange Server コンピューターのこれらのポートへのアクセスがブロックされている可能性があります。 プロキシ サーバー経由の Exchange Server の設定の関連情報を参照するには、以下のサポート技術情報番号をクリックしてください。
    176466? (http://support.microsoft.com/kb/176466/ ) [XGEN] TCP ポートと Microsoft Exchange : 詳細解説
  • ウイルス対策ソフトウェアなど、他のプログラムにより、ポート 25 が別のポートに再割り当てされています。ウイルス対策ソフトウェアを含め、必要でないサービスをすべて無効にして、サーバーを再起動してください。

詳細

コンピューターで、ウイルス対策の電子メール保護またはパーソナル ファイアウォール ソフトウェアが有効になっている場合にも、このエラー メッセージが表示されることがあります。

コンピューター ウイルスの関連情報を参照するには、以下のサポート技術情報番号をクリックしてください。
129972? (http://support.microsoft.com/kb/129972/ ) [コンピュータ ウイルス] 解説、予防、および回復

この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Exchange Server 2007 Enterprise Edition
  • Microsoft Exchange Server 2007 Standard Edition
  • Microsoft Exchange Server 2003 Enterprise Edition
  • Microsoft Exchange Server 2003 Standard Edition
  • Microsoft Exchange Server 5.5 Standard Edition
  • Microsoft Exchange Client 5.5
  • Microsoft Exchange Client 5.0
キーワード:?
kbresolve kbemail kberrmsg kbprb KB191687
"Microsoft Knowledge Baseに含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行ないません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社 及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社 またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。なお、本文書においては、文書の体裁上の都合により製品名の表記において商標登録表示、その他の商標表示を省略している場合がありますので、予めご了解ください。"
 

サポート技術情報の翻訳