Eseutil ユーティリティ (Eseutil.exe) で最適化を行う方法

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文書番号: 192185 - 対象製品
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目次

概要

Eseutil ユーティリティを使用すると、Microsoft Exchange Server 5.5 でインフォメーション ストアやディレクトリの最適化を行ったり、Microsoft Exchange 2000 Server および Microsoft Exchange Server 2003 でインフォメーション ストアの最適化を行ったりすることができます。Eseutil は、データベース テーブルの構造を調べ、Ese.dll でデータベースの低いレベルを記録します (これには、読み取り、スキャン、修復、最適化などが含まれます)。

Eseutil は、Exchange Server 5.5 の場合は Winnt\System32 フォルダに、Exchange 2000 および Exchange 2003 の場合は Exchsrvr/Bin フォルダにあります。このユーティリティは、コマンド ラインから一度に 1 つのデータベースに対して実行できます。

詳細

最適化オプションでは、使用済み記憶領域を隣接するように並べ直し、未使用の領域を取り除いてデータベースをコンパクトにすることによってサイズを縮小します。Eseutil によって、データベース レコードは新しいデータベースにコピーされます。最適化が完了すると、元のデータベースは削除されるかユーザーが指定した場所に保存され新バージョンのデータベースには元の名前が付けられます。問題のあるレコードがあると、ユーティリティは処理を停止してエラーを表示します。

Exchange Server 5.5 データベースの最適化

: データベースの最適化には、処理するデータベースのサイズの 110% 相当の空きディスク容量が必要です。実際に必要な容量を特定するには、次の手順を実行します。
  1. インフォメーション ストア サービスが実行中でないことを確認します。
  2. コマンド プロンプトで、次のコマンドを実行します。
    eseutil /ms "database.edb"
  3. 空きページ数に 4 KB を掛けて空き容量を計算します。
  4. データベースの物理サイズから、手順 3. で得られた数値を引きます。
  5. 手順 4. で得られた数値が、データベース内のデータを表します。この数値に 110% を掛けます。この結果得られた数値が、データベースの最適化に必要な容量です。
  6. 手順 3. で得られた数値を 9 GB/h で割ります。これで得られた数値が、データベースの最適化にかかるおおよその時間です。

    : 9 GB/h は、Eseutil ユーティリティの実行速度です。これは参照用の数字です。正確な数字は、使用しているハードウェアおよび運用環境によって異なります。
Exchange Server 5.5 データベースを最適化するには、次の手順を実行します。
  1. コントロール パネルの [サービス] ツールを使用して、最適化するデータベースのサービスを停止します。
    • Exchange Directory データベースを最適化する場合は、Microsoft Exchange Directory サービスを停止します。
    • Exchange メールボックスまたはパブリック フォルダ データベースを最適化する場合は、Microsoft Exchange Information Store サービスを停止します。
  2. コマンド プロンプトで、Winnt\System32 フォルダに移動して、eseutil /d コマンド、データベース スイッチ、および任意のオプションを入力します。
たとえば次のコマンドは、ディレクトリで標準的なディスク最適化ユーティリティを実行し、そのコピーをユーザー定義ファイルに保存します。
C:\winnt\system32> eseutil /d /ds /tc:\dbback\tempdfrg.edb /p
次のいずれかのデータベース スイッチを使用して、特定のデータベースで Eseutil を実行します。
オプション         説明

----------------------------------------
/ds            ディレクトリ

/ispriv        プライベート インフォメーション ストア

/ispub         パブリック インフォメーション ストア
					
次のオプションのいずれか 1 つまたは複数を選択して、データベース上で実行する操作を指定します。
オプション         説明

-----------------------------------------------------------------------
/b <path>      指定した場所に、最適化前の元のデータベースのバックアップ コピー
               を作成します。


/p             最適化前の元のデータベースを元の保存場所に残した状態で、

               最適化された新しいデータベースをデフォルト ファイル
               (Exchsrvr\Bin\Tempdfrg.edb) に格納します。


/t <file_name> 指定のパスで、最適化された新しいデータベースを作成し、

               名前を変更します。


/o             Microsoft Exchange Server バナーを表示しません。

					

Exchange 2000 または Exchange 2003 データベースの最適化

: データベースの最適化には、処理するデータベースのサイズの 110% 相当の空きディスク容量が必要です。
  1. Exchange システム マネージャで、最適化を行うインフォメーション ストアを右クリックして、[ストアのディスマウント] (Exchange Server 2003 では、[ストアのマウントを解除]) をクリックします。
  2. コマンド プロンプトで、Exchsrvr\Bin フォルダに移動して eseutil /d コマンド、データベース スイッチ、および任意のオプションを入力します。
たとえば次のコマンドは、メールボックス ストア データベースで標準的な最適化ユーティリティを実行します。
C:\program files\exchsrvr\bin> eseutil /d c:\progra~1\exchsrvr\mdbdata\priv1.edb
次のデータベース スイッチを使用して、特定のデータベースで Eseutil による最適化を実行します。
eseutil /d <database_name> [options]

最適化/圧縮

オフラインでのデータベースの圧縮を行います。

構文 : eseutil /d <database_name> [options]

パラメータ : <database_name> は、圧縮するデータベースのファイル名です。

次のオプションは必須ではありませんが、これらを 1 つまたは複数 (スペースで区切る) 選択することにより、データベース上で実行する操作を指定することができます。
オプション         説明

----------------------------------------------------------------
/b<database>   指定の名前でバックアップ コピーを作成します。


/t<database>   一時データベース名を設定します (デフォルトは
               Tempdfrg.edb です)。


/s<file>       ストリーミング ファイル名を設定します (デフォルトは NONE です)。


/f<file>       一時的なストリーミング ファイル名を設定します (デフォルトは
               Tempdfrg.stm です)。


/p             一時データベースの保存時に
               圧縮を行いません。


/o             ロゴを無効にします。


/i             ストリーミング ファイルの最適化を行いません。

					
: たとえば /p オプションを使用して、上書きを無効にすると、元のデータベースが圧縮されないまま保存され、一時データベースには最適化されたバージョンのデータベースが含まれます。

Exchange Server 4.0 および 5.0 の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
163627 [XADM] Exchange Server を実行していないサーバーで EDB ファイルを最適化する方法
Exchange Server がインストールされていないコンピュータで Eseutil を実行する方法の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
244525 Exchange Server がインストールされていないコンピュータで Eseutil を実行する方法
/t スイッチを使用しない限り、Tempdfrg.edb ファイルは、eseutil /d コマンドの実行元のコンピュータの論理ドライブ上に作成されます。たとえば、Tempdfrg.edb を D ドライブのルートに作成するには、次のコマンドを実行します。
D:\>eseutil /d /ispriv
/t スイッチを使用して一時データベースおよび別の場所の名前を設定することもできます。たとえば、C ドライブから eseutil コマンドを実行しているときに D ドライブのルートに Sample.edb を作成するには、次のコマンドを実行します。
C:\>eseutil /d /ispriv /td:\Sample.edb

プロパティ

文書番号: 192185 - 最終更新日: 2007年11月26日 - リビジョン: 7.1
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Exchange Server 2003 Standard Edition
  • Microsoft Exchange Server 2003 Enterprise Edition
  • Microsoft Exchange 2000 Server Standard Edition
  • Microsoft Exchange Server 5.5 Standard Edition
キーワード:?
kbhowto KB192185
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