Windows 98 でクリーン ブート トラブルシューティングを実行する方法

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文書番号: 192926 - 対象製品
この記事は、以前は次の ID で公開されていました: JP192926
重要 : この資料には、レジストリの編集方法が記載されています。万一に備えて、編集の前には必ずシステムの復元方法を理解しておいてください。バックアップ、復元、および編集方法の詳細については、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
256986 Description of the Microsoft Windows Registry
256986 Microsoft Windows レジストリの説明
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目次

概要

この資料では、Windows 98 のクリーン ブート トラブルシューティングを実行する方法について説明します。

Windows Millennium Edition (Me) でクリーン ブート トラブルシューティングを実行する方法の詳細については、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
267288 How to Perform a Clean Boot in Windows Millennium Edition
267288 Windows Millennium Edition でクリーン ブートを実行する方法

詳細

警告 : レジストリ エディタの使い方を誤ると、深刻な問題が発生することがあります。最悪の場合、オペレーティング システムの再インストールが必要になることがあります。マイクロソフトは、レジストリ エディタの誤用により発生した問題に関しては、一切責任を負わないものとします。レジストリ エディタは、自己の責任においてご使用ください。

クリーン ブート トラブルシューティングとは、コンピュータの環境が原因で発生する問題を減らす方法の総称です。Windows やプログラムを実行する際に発生する多くの問題は、ドライバの競合、常駐型プログラム (TSR)、およびコンピュータ起動時に読み込まれるその他の設定が原因で発生します。コンピュータの環境には、次のファイルによる設定が含まれます。
  • Msdos.sys
  • Config.sys
  • Autoexec.bat
  • Winboot.ini
  • Windows\Winstart.bat
  • Windows\System.ini
  • Windows\Win.ini
  • Windows\Wininit.ini
  • Windows\System.dat
  • Windows\User.dat
これらのファイルは、Windows が起動する際のブート プロセスの一部として読み込まれ、オペレーティング システム (OS) やアプリケーションが使用する環境の構築に使用されます。

上記のファイルの詳細については、この資料の「注」を参照してください。

システム設定ユーティリティの使用方法

Windows 98 には、クリーン ブートを非常に簡単に実行できるシステム設定ユーティリティ (Msconfig.exe) が含まれています。

msconfig ユーティリティを使用して Windows 98 でトラブルシューティングを実行する方法の詳細については、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
281965 How to Troubleshoot Using the Msconfig Utility with Windows 98
システム設定ユーティリティを実行するには、次のいずれかの方法を使用します。
  • システム情報ツールを起動してから、システム設定ユーティリティを起動します。
    1. [スタート] ボタンをクリックし、[プログラム]、[アクセサリ]、[システム ツール] の順にポイントし、[システム情報] をクリックします。
    2. [ツール] メニューの [システム設定ユーティリティ] をクリックします。
  • [ファイル名を指定して実行] コマンドを使用してシステム設定ユーティリティを起動します。これを行うには、[スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックし、[名前] ボックスに msconfig.exe と入力して [OK] をクリックします。
システム設定ユーティリティを使用してクリーン ブートを実行するには、上記のいずれかの方法でシステム設定ユーティリティを起動してから、次の手順を実行します。
  1. [全般] タブの [起動オプションを選択する] をクリックし、以下のチェック ボックスをオフにします。
    • CONFIG.SYS ファイルを処理する
    • AUTOEXEC.BAT ファイルを処理する
    • Winstart.bat ファイルを処理する (使用可能な場合)
    • SYSTEM.INI ファイルを処理する
    • WIN.INI ファイルを処理する
    • スタートアップ グループの項目を読み込む

  2. [OK] をクリックします。コンピュータを再起動するように求めるメッセージが表示されたら、コンピュータを再起動します。
[スタートアップ グループの項目を読み込む] 以外の各チェック ボックスは、そのチェック ボックスをオフにしたときにトラブルシューティングのファイル拡張子 (.tsh) を持った名前に変更されるファイルを表しています。[スタートアップ グループの項目を読み込む] チェック ボックスは、[スタートアップ] フォルダ内のアイコン、または次のレジストリ キーのエントリと関連しています。
HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run

および

HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\RunServices
[スタートアップ グループの項目を読み込む] チェック ボックスをオフにすると、レジストリ エントリが次のキーに書き込まれます。
HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run-

および

HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\RunServices-

および

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run-
[スタートアップ] フォルダ内のアイコンは、Windows\スタート メニュー\プログラム フォルダの [使用不可になっているスタートアップ項目] フォルダに移動されます。

ファイルのチェック ボックスをオフにすると、そのファイル内の各行の先頭に Remark が付加されます。Config.sys ファイルおよび Autoexec.bat ファイルでは、チェック ボックスをオフにすると、"rem tshoot" が行の先頭に付き、その後ろにスペースが入ります。System.ini ファイルおよび Win.ini ファイルでは、"; tshoot" が行の先頭に付き、その後ろにスペースが入ります。これらの Remark は、オフになっているチェック ボックスをオンにすると削除されます。[スタートアップ] タブのチェック ボックスをオンにすると、そのレジストリ エントリが元の場所に戻されます。

スタートアップ ファイルはコンピュータの起動時にしか読み込まれないため、これらのファイルに変更を加えた場合は、毎回コンピュータを再起動する必要があります。

何らかの理由でシステム設定ユーティリティが使用できない場合は、手動でクリーン ブートを行います。 手動でコンピュータのクリーン ブートを実行する方法の詳細については、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
243039 How to Perform a Clean Boot in Windows 95
243039 Windows 95 でクリーン ブートを実行する方法

原因の切り分け

コンピュータに問題が発生しなくなれば、問題の原因を絞り込むことができます。この手順では、問題の原因となっているエントリを特定できるまで、システム設定ユーティリティを使用してファイルやファイルのエントリを元に戻す操作を行います。この手順は、削除しておいたエントリの半分を元に戻し、コンピュータを再起動して、問題が引き続き発生するかどうかをテストして調べることから、"Restoring by halves (部分的な復元)" と呼ばれます。
  1. システム設定ユーティリティの [全般] タブで、[起動オプションを選択する] の下にあるチェック ボックスをすべてオフにし、[OK] をクリックします。コンピュータを再起動するように求めるメッセージが表示されたら、コンピュータを再起動します。
  2. 問題が引き続き発生する場合は、システム設定ユーティリティの [全般] タブの [詳細設定] をクリックして表示される [アドバンス トラブルシューティングの設定] を使用します。詳細については、この資料の「アドバンス クリーン ブート トラブルシューティング」を参照してください。
  3. 問題が引き続き発生する場合は、コンピュータを Safe モードで再起動してテストします。Safe モードでも問題が引き続き発生する場合は、テクニカル サポートに問い合わせてください。コンピュータを Safe モードで起動するには、コンピュータを再起動し、Startup Menu が表示されるまで Ctrl キーを押したままにします。次に、[Safe Mode] を選択します。 コンピュータを Safe モードで起動する方法の詳細については、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
    180902 How to Start a Windows 98-Based Computer in Safe Mode
  4. すべてのチェック ボックスをオフにすると問題が発生しない場合は、[SYSTEM.INI ファイルを処理する] および [WIN.INI ファイルを処理する] チェック ボックスを両方ともオンにし、コンピュータを再起動して、問題が再現するかどうかを確認します。
  5. System.ini ファイルおよび Win.ini ファイルの両方を処理すると問題が発生する場合、問題はどちらかのファイルに関係があります。その場合は、一方のファイルのチェック ボックスをオフにします。問題が発生する場合は、オンになっている方のファイル内にあるエントリにより問題が発生しています。その場合は、手順 9. に進みます。
  6. [SYSTEM.INI ファイルを処理する] および [WIN.INI ファイルを処理する] チェック ボックスを両方ともオンにしても問題が発生しない場合は、[AUTOEXEC.BAT ファイルを処理する] チェック ボックスをオンにし、コンピュータを再起動して、問題が引き続き発生するかどうかを確認します。問題が発生する場合は、Autoexec.bat ファイル内のエントリが原因です。その場合は、手順 9. に進みます。
  7. [AUTOEXEC.BAT ファイルを処理する] チェック ボックスをオンにしても問題が発生しない場合は、[CONFIG.SYS ファイルを処理する] チェック ボックスをオンにし、コンピュータを再起動して、問題が発生するかどうかを確認します。問題が発生する場合は、Config.sys ファイル内のエントリが原因です。問題が発生しない場合は、[スタートアップ] グループ内の項目か Winstart.bat ファイルが原因です。
  8. [WINSTART.BAT ファイルを処理する] チェック ボックスをオンにし、コンピュータを再起動して、問題が発生するかどうかを確認します。問題が発生しない場合は、[スタートアップ グループの項目を読み込む] の項目が原因です。
  9. [全般] タブで、問題の原因となっているファイルのチェック ボックスをオンにし、そのファイル名が表示されているタブをクリックします。一覧の下半分のチェック ボックスをオフにし、コンピュータを再起動して、問題が発生するかどうかを確認します。

    たとえば、Config.sys ファイルのエントリが原因の場合、[全般] タブの [CONFIG.SYS ファイルを処理する] チェック ボックスをオンにします。[Config.sys] タブをクリックして、8 つあるチェック ボックスのうち下半分の 4 つをオフにします。[OK] をクリックし、コンピュータを再起動するように求めるメッセージが表示されたら、コンピュータを再起動します。
  10. 引き続き問題が発生する場合は、オンになっているエントリのいずれかが原因で問題が発生しています。問題が発生しない場合は、オフになっているエントリのいずれかが原因で問題が発生しています。

    チェック ボックスをオンにしたエントリが原因の場合は、オンになっているチェック ボックスの半分をオフにし、コンピュータを再起動して、問題が発生するかどうかを確認します。オフにしたエントリが原因の場合は、オフになっているエントリの半分をオンにし、コンピュータを再起動して、問題が発生するかどうかを確認します。
この手順を実行することで、何度かコンピュータを再起動すると、問題の原因となっているファイルのエントリを特定できます。問題の原因となっているエントリを特定できたら、該当するファイルやレジストリ キーを編集して問題のエントリを削除し、システム設定ユーティリティの設定を [標準の起動] に戻します。

システム設定ユーティリティを [標準の起動] に戻すには、次の手順を実行します。
  1. [スタート] ボタンをクリックして [ファイル名を指定して実行] をクリックし、[名前] ボックスに msconfig と入力して、[OK] をクリックします。
  2. [全般] タブで [標準の起動] をクリックし、[OK] をクリックします。
  3. コンピュータを再起動するように求めるメッセージが表示されたら、[いいえ] をクリックします。
問題のエントリが Config.sys、Autoexec.bat、Win.ini、または System.ini ファイルにある場合、システム エディタ (Sysedit.exe) でそのファイルを編集し、該当する 1 行または複数行を無効にします。これを行うには、次の手順を実行します。
  1. [スタート] ボタンをクリックして [ファイル名を指定して実行] をクリックし、[名前] ボックスに sysedit と入力して、[OK] をクリックします。
  2. [ウィンドウ] メニューで、該当するファイル名をクリックします (たとえば、C:\Windows\System.ini)。
  3. 問題の原因となっている行の先頭に rem と入力し、その後にスペースを入力します。
  4. [ファイル] メニューの [上書き保存] をクリックします。
  5. [ファイル] メニューの [システム エディタの終了] をクリックします。
  6. コンピュータを再起動します。
問題のエントリが [スタートアップ] タブ上に表示されるプログラムの場合、"スタートアップ" フォルダまたはレジストリからそのプログラムを削除します。"スタートアップ" フォルダからプログラムを削除するには、次の手順を実行します。
  1. [スタート] ボタンをクリックし、[設定] をポイントします。次に、[タスク バーと [スタート] メニュー] をクリックします。
  2. [[スタート] メニューの設定] タブをクリックして、[削除] をクリックします。
  3. [スタートアップ] をダブルクリックし、該当するエントリをクリックして、[削除] をクリックします。
  4. [閉じる] をクリックし、[OK] をクリックして、コンピュータを再起動します。
問題のエントリが [スタートアップ] フォルダにない場合、そのプログラムはレジストリから読み込まれている可能性があります。レジストリからエントリを削除するには、次の手順を実行します。
  1. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。[名前] ボックスに regedit と入力して、Enter キーを押します。
  2. レジストリ エディタで、次のキーを 1 つずつクリックし、[レジストリ] メニューの [レジストリ ファイルの書き出し] をクリックして、バックアップを作成します。
    HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run

    および

    HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\RunServices
  3. 該当するレジストリ キーの右側のウィンドウから、ファイル名.exe の値を削除します。ファイル名 は問題の原因となっているファイルの名前です。
    HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run

    および

    HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\RunServices

    および

    HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\RunOnceEx

    および

    HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run
  4. レジストリ エディタを終了し、コンピュータを再起動します。

トラブルシューティングの例

次のトラブルシューティングの例は、プログラムで問題が発生する原因となるスタートアップ設定を特定する方法を示したものです。
  1. コンピュータのクリーン ブートを実行します。

    1. システム設定ユーティリティの [全般] タブで、[起動オプションを選択する] をクリックします。
    2. [起動オプションを選択する] の下にあるチェック ボックスをすべてオフにし、[OK] をクリックします。
    3. コンピュータを再起動するように求めるメッセージが表示されたら、コンピュータを再起動します。
    問題は発生しません。

    : 引き続き問題が発生する場合は、コンピュータをクリーン ブートすることでは問題を解決できない可能性があります。この資料の「アドバンス クリーン ブート トラブルシューティング」を参照するか、「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) で問題に関する情報を検索するか、またはマイクロソフト テクニカル サポートに問い合わせてください。
  2. Win.ini ファイルまたは System.ini ファイル内の行が原因かどうかを判断するには、次の手順を実行します。

    1. システム設定ユーティリティの [全般] タブで、[起動オプションを選択する] をクリックします。
    2. [WIN.INI ファイルを処理する] および [SYSTEM.INI ファイルを処理する] チェック ボックスを両方ともオンにし、[OK] をクリックします。
    3. コンピュータを再起動するように求めるメッセージが表示されたら、コンピュータを再起動します。
    テストを行って、問題が発生しないことを確認します。Win.ini ファイルおよび System.ini ファイルには問題の原因はありません。
  3. Autoexec.bat ファイル内の行が原因かどうかを判断するには、次の手順を実行します。

    1. システム設定ユーティリティの [全般] タブで、[AUTOEXEC.BAT ファイルを処理する] チェック ボックスをオンにし、[OK] をクリックします。
    2. コンピュータを再起動するように求めるメッセージが表示されたら、コンピュータを再起動します。
    テストを行って、問題が発生しないことを確認します。Autoexec.bat ファイル内のエントリが原因ではありません。この例では Winstart.bat ファイルは存在しないため、Config.sys ファイルが問題の原因です。
  4. この例では、Config.sys ファイルには 8 つのエントリがあります。ファイルの上半分または下半分のどちらに、問題を引き起こす行が含まれているのかを判断するには、次の手順を実行します。

    1. システム設定ユーティリティの [全般] タブで、[CONFIG.SYS ファイルを処理する] チェック ボックスをオンにし、[Config.sys] タブをクリックします。
    2. [Config.sys] タブで、一覧の行のうち上半分のチェック ボックスをオフにします。この例では、8 つのチェック ボックスのうち最初の 4 つをオフにします。
    3. [OK] をクリックします。コンピュータを再起動するように求めるメッセージが表示されたら、コンピュータを再起動します。
    テストを行って、問題が発生しないことを確認します。問題の原因となっている行は、Config.sys ファイルの最初の 4 行のいずれかです。
  5. 手順 5. でオフにしたエントリの中で、最初の半分をオンにします。

    1. システム設定ユーティリティで、[Config.sys] タブをクリックします。
    2. [Config.sys] タブで、手順 5. でオフにしたエントリのうち、最初の半分をオンにします。この例では、チェック ボックスの一覧の中から最初の 2 つをオンにします。
    3. [OK] をクリックします。コンピュータを再起動するように求めるメッセージが表示されたら、コンピュータを再起動します。
    テストを行って、問題が発生しないことを確認します。問題の原因となっている行は、Config.sys ファイルの 3 番目か 4 番目の行です。
  6. 問題の原因となっている行を特定するには、次の手順を実行します。

    1. システム設定ユーティリティで、[Config.sys] タブをクリックします。
    2. [Config.sys] タブで、手順 5. でオフにしたエントリのうちの残りの半分から、最初のエントリをオンにします。この例では、一覧の中から 3 番目のチェック ボックスをオンにします。
    3. [OK] をクリックします。コンピュータを再起動するように求めるメッセージが表示されたら、コンピュータを再起動します。
    テストを行って、問題が発生しないことを確認します。問題の原因となっている行は、Config.sys ファイルの 4 番目の行です。

    : 別のプログラムの実行や、コンピュータのハードウェアへのアクセスに、この行が必要である可能性があります。その場合は、ファイルにその行を追加したソフトウェアまたはハードウェアの製造元のマニュアルを確認するか、製造元に問い合わせてアップデートされたドライバを入手してください。
スタートアップの設定を標準に戻すには、システム設定ユーティリティの [全般] タブで [標準の起動 - すべてのデバイス ドライバとソフトウェアを読み込む] をクリックし、[OK] をクリックします。コンピュータを再起動するように求めるメッセージが表示されたら、[はい] をクリックします。

クリーン ブート トラブルシューティングのヒント

システム設定ユーティリティの [全般] タブの [起動オプションを選択する] の一覧にあるスタートアップ ファイルをすべて削除してから部分的に復元する手順を実行する場合、次のエントリのチェック ボックスをオフにすることで手順を短縮できる場合があります。
  • Config.sys ファイルおよび Autoexec.bat ファイルに記載されているサードパーティ製のドライバ
  • System.ini ファイルの [386Enh] セクションにある、.386 というファイル拡張子で終わる行すべて
  • Win.ini ファイルの [Windows] セクションに Load= または Run= というエントリがある場合は、それらのエントリ
各ブート ファイルのファイル エントリを無効にする方法については、この資料の「システム設定ユーティリティの使用方法」を参照してください。

アドバンス クリーン ブート トラブルシューティング

システム設定ユーティリティの [全般] タブにある [起動オプションを選択する] を使用して起動オプションのチェック ボックスをすべてオフにしても、引き続き問題が発生する場合は、次の手順に従ってトラブルシューティングを実行します。
  • システム設定ユーティリティの [全般] タブにある [詳細設定] をクリックして表示される [アドバンス トラブルシューティングの設定] ダイアログ ボックスに表示されるチェック ボックスをすべてオンにします。[アドバンス トラブルシューティングの設定] ダイアログ ボックスに表示される項目を検証するには、次の手順を実行します。
    1. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックし、[名前] ボックスに msconfig.exe と入力して、[OK] をクリックします。
    2. [全般] タブで [詳細設定] をクリックし、各チェック ボックスをオンにして [OK] をクリックします。コンピュータを再起動するように求めるメッセージが表示されたら、コンピュータを再起動します。
    3. 部分的な復元の手順を実行して、問題の原因を特定します。部分的な復元の手順の詳細については、この資料の「原因の切り分け」を参照してください。この手順によって特定できる問題の多くは、ハードウェアやドライバの互換性に関連した問題です。問題を特定したら、そのハードウェアまたはソフトウェアの製造元に問い合わせて、アップデートされたドライバが入手できるかどうか、または Windows 98 との互換性の問題に関する情報がないかどうかを確認してください。 システム設定ユーティリティの [アドバンス トラブルシューティングの設定] ダイアログ ボックスの関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
      181966 System Configuration Utility Advanced Troubleshooting Settings
  • ビデオ アダプタを標準 VGA (ビデオ グラフィック アダプタ) に変更します。
    1. [スタート] ボタンをクリックし、[設定] をポイントして、[コントロール パネル] をクリックします。次に、[画面] をダブルクリックします。
    2. [設定] タブをクリックして、[詳細] をクリックします。[アダプタ] タブをクリックして、[変更] をクリックします。
    3. [次へ] をクリックし、[特定の場所にあるすべてのドライバの一覧を作成し、インストールするドライバを選択する] をクリックして、[次へ] をクリックします。
    4. [すべてのハードウェアを表示] をクリックし、[製造元] ボックスの [(標準ディスプレイ)] をクリックし、[モデル] ボックスの [標準ディスプレイ アダプタ (VGA)] をクリックして、[次へ] をクリックします。
    5. [はい] をクリックし、[次へ] をクリックして、[完了] をクリックします。
    6. [閉じる] を 2 回 をクリックして、コンピュータを再起動するように求めるメッセージが表示されたら [はい] をクリックします。

      ビデオ アダプタを標準 VGA に変更すると問題が発生しなくなる場合は、ビデオ アダプタの製造元に問い合わせて、Windows 98 用のアップデートされたビデオ アダプタ ドライバがないかどうかを確認してください。 ディスプレイに関する問題のトラブルシューティングの方法については、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
      127139 Troubleshooting Video Problems in Windows
      127139 Windows でのディスプレイに関する問題のトラブルシューティング
  • システム設定ユーティリティの [全般] タブにある [診断用の起動] をクリックし、静的 .vxd ファイルを読み込まないようにします。[診断用の起動] を選択して静的 .vxd ファイルの読み込みを避けるには、次の手順を実行します。
    1. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックし、[名前] ボックスに msconfig.exe と入力して、[OK] をクリックします。
    2. [全般] タブで [診断用の起動 - デバイス ドライバとソフトウェアを一部読み込む] をクリックし、[OK] をクリックします。
    3. コンピュータを再起動するように求めるメッセージが表示されたら、再起動します。
    4. スタートアップ メニュー が表示されるまで Ctrl キーを押し続けます。[Microsoft Windows 98 Startup Menu] で [Step-By-Step Confirmation] を選択し、Enter キーを押します。
    5. 表示される項目や推奨される設定については、次の表を参照してください。
      表示項目                                          推奨される設定
      ---------------------------------------------------------------
      Load DoubleSpace Driver?                          Yes
      Process the system registry                       Yes
      Create a startup log file (BOOTLOG.TXT)           Yes
      Process your startup device drivers (CONFIG.SYS)  No
      DEVICE=C:\WINDOWS\HIMEM.SYS                       Yes
      DEVICE=C:\WINDOWS\DBLBUFF.SYS                     Yes
      DEVICEHIGH=C:\WINDOWS\IFSHLP.SYS                  Yes
      Process your startup command file (AUTOEXEC.BAT)  No
      Load the Windows graphical user interface         Yes
      Load all Windows drivers?                         Yes
      								
      コンピュータ上の Windows フォルダの場所は異なる場合があります。使用しているコンピュータ上に存在するスタートアップ ファイルによっては、上記のプロンプトすべてが表示されるとは限りません。Yes で応答する場合は Enter キー、No の場合は Esc キーを押します。
    6. それぞれの静的 .vxd ファイルに対して No と入力すると、各ファイルが読み込まれないようにすることができます。次の一覧は、マイクロソフトの静的 .vxd ファイルの一部です。
      静的 .vxd ファイル            提供されるサポート
      ----------------------------------------------
      Vnetsup.vxd               Microsoft ネットワーク
      Ndis.vxd                  Microsoft ネットワーク
      Ndis2sup.vxd              Microsoft ネットワーク
      Javasup.vxd               Microsoft Java
      Vrtwd.386                 時計
      Vfixd.vxd                 テレビ電話ヘルパ
      Vnetbios.vxd              Microsoft ネットワーク
      Vserver.vxd               Microsoft ネットワーク
      Vredir.vxd                Microsoft ネットワーク
      Dfs.vxd                   Microsoft ネットワーク
      Ndiswan.vxd               Microsoft ネットワーク
      Msmouse.vxd               Microsoft マウス
      							
    7. 問題が発生しなくなった場合は、手順 1. 〜 6. を繰り返します。ただし、上記の一覧の各ファイルについてすべて Yes で応答します (Enter キーを押します)。問題が発生しない場合、問題は上記の一覧の静的 .vxd ファイルとは関係ありません。
    8. 部分的な復元の方法を使用して、問題の原因となっている静的 .vxd ファイルを特定します。
    9. HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\VxD レジストリ キーから、互換性のない静的 .vxd フォルダを削除します。

Msdos.sys

Msdos.sys ファイルには、Windows フォルダ、スタートアップ ファイル、およびその他のオプションの場所に関する基本的な情報が含まれています。これらのオプションの一部は、システム設定ユーティリティの [アドバンス トラブルシューティングの設定] ダイアログ ボックスを使用して編集することができます。

Msdos.sys ファイルの関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
118579 Contents of the Windows Msdos.sys File
118579 Windows の Msdos.sys ファイルの内容

Config.sys

Config.sys ファイルは、MS-DOS ベースのプログラムや古い Windows ベースのプログラムとの下位互換性のために提供されており、使用しているコンピュータ上には存在しない場合もあります。このファイルによって、低レベルの MS-DOS ベースのドライバが読み込まれます。多くの場合、これらのファイルには .sys というファイル拡張子が付いています。

Autoexec.bat

Autoexec.bat ファイルも MS-DOS ベースのプログラムや古い Windows ベースのプログラムとの下位互換性のために提供されており、使用しているコンピュータ上に存在しない場合があります。このファイルによって、MS-DOS ベースのプログラムが読み込まれます。多くの場合、これらのファイルには .com または .exe というファイル拡張子が付いています。

Winboot.ini

Winboot.ini ファイルは、Msdos.sys ファイルの一時的なバージョンです。このファイルは、プログラムによってブート プロセスに影響を及ぼす可能性がある変更がコンピュータに加えられた場合に生成されます。通常は、このファイルはプログラムの実行が完了すると削除されます。また、このファイルはルート ディレクトリに存在し、Msdos.sys ファイルの設定よりも優先されます。

Winstart.bat

Winstart.bat ファイルは、システム設定ユーティリティの [全般] タブ上のチェック ボックスで選択不可の状態になっている場合があります。Winstart.bat ファイルは、Windows ベースのプログラムの機能を有効にするために MS-DOS ベースのプログラムの実行を必要とするプログラム用に作成されます。たいていの場合、ユーザーの環境にこのようなプログラムが存在することはありません。

System.ini

System.ini ファイルには、特定のハードウェアに対応するコンピュータの設定に関する情報が含まれています。Windows が起動するには、このファイルが Windows フォルダに存在している必要があります。System.ini ファイルは、サウンドやビデオ アダプタのドライバを含む、さまざまなドライバを読み込むために使用されます。また、32 ビット ドライバを使用しないハードウェア用の 16 ビット ドライバが含まれている場合もあります。

システム設定ユーティリティの [SYSTEM.INI ファイルを処理する] チェック ボックスをオフにしてコンピュータを再起動すると、次の変更が行われます。
  • ディスプレイが、16 色で 640 X 480 ピクセルの解像度に設定されます。ディスプレイをこれよりも高い解像度に設定していた場合、デスクトップ上のショートカットが重なって表示される可能性があります。
  • サウンド カードが正常に動作しなくなります。

Win.ini

Win.ini ファイルには、Windows の全体的な外観に特有の情報が含まれます。このファイルは Windows フォルダに存在している必要があります。存在しない場合は、Windows によって再作成されます。これは Windows 3.x との下位互換性のために起動時に読み取られ、設定の多くはレジストリにコピーされます。システム設定ユーティリティの [WIN.INI ファイルを処理する] チェック ボックスをオフにすると、汎用的な Win.ini ファイルが作成されます。

Wininit.ini

Wininit.ini ファイルは、Windows およびサードパーティ製品のさまざまなコンポーネントのインストールを実行するために使用されます。使用中のファイルをプログラムからコピーまたは削除する必要がある場合は、そのたびに命令が Wininit.ini ファイルに書き込まれます。Windows は、ブート プロセスの中で Wininit.ini ファイルが存在するかどうかをチェックし、見つかった場合はその命令を実行します。問題のトラブルシューティングを行う際に、Wininit.ini ファイルが存在する場合は、ファイル拡張子 .old を付加して名前を変更してください。

System.dat

System.dat ファイルは、Windows が起動するために必要な 2 つのレジストリ ファイルのうちの 1 つです。System.dat は System.ini ファイルに似ており、コンピュータとソフトウェアの設定が含まれています。[スタートアップ グループの項目を読み込む] には、レジストリの System.dat 部分から読み込まれるエントリが含まれます。

User.dat

Windows が起動するために必要な 2 つのレジストリ ファイルのうち、もう 1 つが User.dat です。User.dat ファイルは、特定のプログラムを実行するための情報と、Windows の全体的な外観に関する情報が含まれているという点で、Win.ini ファイルに似ています。

スタートアップ ファイルのバックアップの作成

システム設定ユーティリティを使用して、この資料で説明したスタートアップ ファイルのバックアップを作成することができます。これを行うには、システム設定ユーティリティの [全般] タブで [バックアップの作成] をクリックします。バックアップ ファイルの保存先として、使用しているハード ディスク上のフォルダ、またはフロッピー ディスク (推奨) を指定することができます。

静的 .vxd ファイルは、仮想的なハードウェアおよびソフトウェアのドライバを読み込むために使用されます。多くのサードパーティの製造元が、独自の仮想ドライバ (静的 .vxd ファイル) を付加しています。

関連情報

この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID 192926 (最終更新日 2002-08-06) を基に作成したものです。

プロパティ

文書番号: 192926 - 最終更新日: 2004年12月27日 - リビジョン: 1.2
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Windows 98 Standard Edition
  • Microsoft Windows 98 Second Edition
キーワード:?
kbenv kbhowto kbtshoot KB192926
"Microsoft Knowledge Baseに含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行ないません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社 及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社 またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。なお、本文書においては、文書の体裁上の都合により製品名の表記において商標登録表示、その他の商標表示を省略している場合がありますので、予めご了解ください。"

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