特定のサービスの読み込みを遅らせる方法

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文書番号: 193888 - 対象製品
この記事は、以前は次の ID で公開されていました: JP193888
重要: この資料には、レジストリの編集に関する情報が含まれています。レジストリを編集する前に、問題が発生した場合に備えて、レジストリの復元方法を理解しておいてください。レジストリのバックアップ、復元、および編集方法の詳細については、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
256986 Microsoft Windows レジストリの説明
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概要

いくつかのコンピュータ、特に古いシステムや遅い周辺機器を使用しているシステムでは、コンピュータを正常に起動させるために、特定の Windows NT サービスの読み込みを遅らせる必要がある場合があります。またはトラブルシューティングのために、あるサービスが起動する前に別のサービスを起動させて使用可能にしておきたい場合もあります。この操作は、ドメインコントローラなどで、ネットワーク カード (たとえば Compaq NetFlex) がバインドされる前に、プロトコルや DHCP などのサービスが読み込みを開始するためにネットワークにアクセスできない場合などに効果があることがあります。

詳細

最初に、確立する依存関係がまだ存在していないことを確認する必要があります。デフォルトの構成に既にある依存関係のうち、最も一般的なものを次に示します。
   サービス        依存関係
   -------      ----------
   Alerter      LanmanWorkstation
   Browser      LanmanWorkstation、LanmanServer、LmHosts
   ClipSrv      NetDDE
   DHCP         Afd、NetBT、TCP/IP
   Messenger    LanmanWorkstation、NetBIOS
   NetBT        TCP/IP
   NetDDE       NetDDEDSDM
   NetLogon     LanmanWorkstation、LmHosts
   Parallel     Parport
   Replicator   LanmanServer、LanmanWorkstation

サービスのレジストリ サブキーは次のパスにあり、サービスの読み込み方法を制御することができます。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\<サービス名>
警告 : レジストリ エディタの使い方を誤ると、深刻な問題が発生することがあります。最悪の場合、オペレーティング システムの再インストールが必要になることがあります。マイクロソフトは、レジストリ エディタの誤用により発生した問題に関しては、一切責任を負わないものとします。レジストリ エディタは、自己の責任においてご使用ください。

レジストリの編集方法の詳細については、Regedit.exe のヘルプの「キーと値の変更」、「キーと値を変更する」または「キーおよび値を変更する」を参照してください。または Regedt32.exe のヘルプの「レジストリ情報の追加と削除」または「レジストリの情報を追加または削除する」、および「レジストリ情報の編集」または「レジストリ情報を編集する」を参照してください。レジストリの編集を行う前に、必ずレジストリのバックアップをとってください。Windows NT または Windows 2000 を実行している場合、システム修復ディスク (ERD) も更新する必要があります。

新しい依存関係を確立するには、遅らせるサービスを表すサブキーを選択し、[編集]、[値の追加] の順にクリックします。REG_MULTI_SZ というデータ型の新しい値の名前 DependOnService を作成し、[OK] をクリックします。[データ] ダイアログ ボックスが表示されたら、そのサービスよりも前に起動したいサービスの名前を入力します。複数入力する場合は、各行に 1 つのエントリを入力します。[OK] をクリックします。

[データ] ダイアログ ボックスには、Services キーの下のレジストリに表示されるサービスの名前を正確に入力します。

コンピュータを起動すると、このエントリが使用され、依存サービスの起動を試みる前に、この値に示されたサービスが起動されていることが確認されます。

たとえば、WINS (Windows Internet Name Service) よりも前に Server サービスを読み込んでおく場合を考えます。レジストリの WINS キーを選択すると、DependOnService 値が既に WINS キーにあることがわかります。デフォルトのインストールでは、WINS は既に、RPCSS (リモート プロシージャ コール) サービスと NTLMSSP (Windows NT LanMan セキュリティ サポート プロバイダ) サービスの両方に依存しています。Server サービスをこのリストに追加するには、DependOnService 値をダブルクリックします。複数行文字列エディタで、NTMLSSP の下の行にエントリ LANMANSERVER を追加し、[OK] をクリックします。

また、Windows 2000 Active Directory は、DNS Server サービスを見つけて使用する必要があります。このため、Netlogon サービスの起動を DNS Server サービスよりも遅らせて、動的 DNS 登録と、DNS サーバーのデータベースにある既存の Active Directory ドメイン コントローラへの問い合わせを行えるようにすることができます。Netlogon で DependOnService を使用し、LanmanWorkstation と LanmanServer のリストに DNS を追加してください。これにより、同じコンピュータの DNS Server サービスが起動されて準備が整うまで、Netlogon の起動を遅らせます。

: DNS サービスが同じ Windows 2000 ベースのサーバーで有効になっている場合、Windows 2000 Server で DNS よりも後に起動させるのは、Netlogon サービスのみにしてください。

: このフィールドのエントリに大文字と小文字の区別はありません。

警告 : このエントリを手動で追加したときに、"循環依存関係" を確立すると、システムが正しく起動しなくなることがあります。最も単純な例では、相互に依存する 2 つの異なるサービスを作成した場合にこのような問題が発生します。これらのサービスを起動するには、もう一方のサービスが既に起動されていなければならないため、どちらのサービスも起動することができません。

: 起動サイクルで起動を遅らせる必要のあるサービスがあっても、前述のような特定のサービスの依存関係を持っていない場合は、DependOnService 値のデータ値として、最後に起動するサービスの 1 つを選択してください。このときによく使用されるサービスは、Spooler と Messenger です。

関連情報

詳細については、『Windows NT Server リソース キット』の 第 8 章 「一般的なトラブルシューティング」を参照してください。

関連情報

この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID 193888 (最終更新日 2001-08-09) を基に作成したものです。

プロパティ

文書番号: 193888 - 最終更新日: 2005年3月22日 - リビジョン: 3.2
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Windows NT Server 4.0 Standard Edition
  • Microsoft Windows NT Workstation 4.0 Developer Edition
  • Microsoft Windows 2000 Server
  • Microsoft Windows 2000 Advanced Server
  • Microsoft Windows 2000 Professional
  • Microsoft Windows XP Home Edition
  • Microsoft Windows XP Professional
  • Microsoft Windows Server 2003, Enterprise Edition (32-bit x86)
  • Microsoft Windows Server 2003, Standard Edition (32-bit x86)
キーワード:?
kbinfo KB193888
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