Windows NT 4.0 TSE でショートカットの実行にパスワードの入力が必要となる

文書番号: 195887 - 対象製品
この記事は、以前は次の ID で公開されていました: JP195887
すべて展開する | すべて折りたたむ

目次

現象

Windows NT Terminal Server ユーザーがプログラムのショートカットをクリックすると、" ネットワーク パスワードの入力" と要求されることがありますが、ショートカットのプロパティにはローカル コンピュータへの相対パスが記述されています。

この問題は、サーバーベースのプロファイルが使用され、ショートカットが作成された以外の場所からユーザーがコンピュータにログオンするとき、特に顕著になります。

原因

コンピュータ上で作成されたショートカットは、\\<コンピュータ>\admin$ などの UNC (汎用名前付け規則) パスを .lnk ファイルに自動的に埋め込みます。デフォルトのショートカット解決方法は、そのファイルが存在する可能性のあるほかのパス (セカンダリ パスまたは "相対パス") を探す前に、リンクをファイルの元の場所 ("絶対パス") で解決する方法です。この場合は、元のファイルへの UNC パスが常に到達可能なため、リンクはローカル パスを介して解決されなくなります。その結果、ショートカットを使用しようとするユーザーは、リンクを作成したコンピュータの管理パスワードを入力するように要求されます。

解決方法

Windows NT 4.0, Terminal Server Edition

この問題を解決するためのモジュールは、Windows NT 4.0 Terminal Server Edition 日本語版 Service Pack 4 以降に含まれております。Windows NT 4.0 Terminal Server Edition 日本語版の最新サービスパックについては、以下 Web サイトから入手できます。
http://www.microsoft.com/japan/products/ntupdate/tsesp6/


サービスパック適用 (変更された Shell32.dll 適用) 後、次に説明する方法に従って、レジストリ設定を変更します。このレジストリ変更は、Terminal Server コンピュータで行う必要があります。これは、UNC パスからローカル相対パスへのすべての既存のショートカットを変更するものであり、Windows Terminal Server に接続しているすべての Terminal Server クライアントに影響を与えるものです。

警告 : レジストリ エディタの使い方を誤ると、深刻な問題が発生することがあります。最悪の場合、オペレーティング システムの再インストールが必要になることがあります。マイクロソフトは、レジストリ エディタの誤用により発生した問題に関しては、一切責任を負わないものとします。レジストリ エディタは、自己の責任においてご使用ください。

レジストリの編集方法の詳細については、Regedit.exe のヘルプの「キーと値の変更」または「キーと値を変更する」を参照してください。または Regedt32.exe のヘルプの「レジストリ情報の追加と削除」または「レジストリの情報を追加または削除する」、および「レジストリ情報の編集」または「レジストリ情報を編集する」を参照してください。レジストリの編集を行う前に、必ずレジストリのバックアップをとってください。Windows NT または Windows 2000 を実行している場合、システム修復ディスク (ERD) も更新する必要があります。


レジストリ パラメータを変更するには、次の手順を実行します。

  1. レジストリ エディタ (Regedt32.exe) を起動します。
  2. HKEY_LOCAL_MACHINE サブツリーから、次のキーに移動します。
    \Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\Explorer
    注 : Explorer サブキーが存在しない場合は追加してください。
  3. [編集] メニューの [値の追加] をクリックします。
  4. 次の値を追加します。
    値の名前 : LinkResolveIgnoreLinkInfo
    データ型 : REG_DWORD
    データ : 1 (有効)
  5. [OK] をクリックします。
  6. レジストリ エディタを終了します。
  7. 変更を有効にするために、ユーザーは一度ログオフして再度ログオンする必要があります。

状況

マイクロソフトではこの問題を、この資料の冒頭に記載したマイクロソフト製品の問題として認識しております。

詳細

Shell32.dll ファイルが適用された後、システムは期待どおりに相対パスをショートカットに解決します。ショートカットに相対パスがなく、ユーザーに接続の権限がない実行可能またはファイルへの UNC 名を含む場合は、次のエラー メッセージが表示されます。
ショートカットの参照先であるファイル、またはフォルダ "<ファイル名>" が見つかりません。
この問題に関する詳細については、「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) の次の資料を参照してください。
158682 [NT] ショートカットの実行にパスワードの入力が必要となる

関連情報

この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID 195887 (最終更新日 1999-04-09) を基に作成したものです。

プロパティ

文書番号: 195887 - 最終更新日: 2005年4月12日 - リビジョン: 1.1
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Windows NT Server 4.0 Terminal Server
キーワード:?
kbbug kbbug4.00 kbfix kbfix4.00 tsesp4fix KB195887
"Microsoft Knowledge Baseに含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行ないません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社 及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社 またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。なお、本文書においては、文書の体裁上の都合により製品名の表記において商標登録表示、その他の商標表示を省略している場合がありますので、予めご了解ください。"

フィードバック