文書番号: 196492 - 最終更新日: 2006年4月24日 - リビジョン: 6.0

Outlook の個人用フォルダ ファイルの管理方法 (IMO)

この記事は、以前は次の ID で公開されていました: JP196492
: この資料に記載されている手順は、Outlook をインターネット メールのみ (IMO) モードでインストールしている場合にのみ適用されます。インストールの種類を調べるには、[ヘルプ] メニューの [バージョン情報] をクリックします。インターネット メールのみのモードでインストールしている場合は、"インターネット メールのみ" と表示されます。

Microsoft Outlook と Microsoft Outlook Express の相違点の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
257824? (http://support.microsoft.com/kb/257824/ ) [OL2002] Outlook と Outlook Express の相違点
この資料は、これまでに公開されていた文書番号 184817、196492、181620、205229 の資料を統合したものです。

目次

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概要

この資料は、電子メール メッセージ、連絡先、予定、仕事、メモ、履歴項目など、Microsoft Outlook で作成されたデータのバックアップ方法について説明します。

この資料では、次の項目について説明します。
  • 個人用フォルダ ファイル (.pst) のバックアップ
  • .pst ファイル データのエクスポート
  • .pst ファイル データのインポート
  • Personal Folder Backup ユーティリティを使用した .pst ファイルの自動バックアップ
  • Outlook 設定ファイルのバックアップ
  • ルールのエクスポートおよびインポート
  • .pst ファイルの管理
Outlook で作成したデータをバックアップしておくと、ハードウェアの障害や不測の出来事が発生してデータが損傷しても、データを復元することができます。また、あるハード ディスクからバックアップしたデータを別のハード ディスクに復元することで、別のコンピュータまたは同じコンピュータ上の別のハード ディスクにデータを移すこともできます。

詳細

個人用フォルダ ファイル (.pst) のバックアップ

Outlook は、メール アカウントの設定時に作成される .pst ファイルにデータを格納します。こういったファイルが Outlook フォルダ一覧に表示される際のデフォルト表示名は、"個人用フォルダ" です。デフォルト名を使用している場合、フォルダ一覧エントリには、"Outlook Today - [個人用フォルダ]" と表示されます。この表示名はカスタマイズすることができます。

.pst ファイル全体をバックアップするには、次の手順を実行します。
  1. Outlook を起動します。Outlook アイテムが保存されている .pst ファイルの場所を探すには、[フォルダ一覧] で [Outlook Today] を右クリックし、ショートカット メニューの ["folder name" のプロパティ] をクリックします。folder name は、選択された .pst ファイルの表示名になります。次に [詳細] をクリックします。
  2. [パス] ボックスに表示された .pst ファイルの場所をメモします。Microsoft Windows では、.pst ファイルのデフォルトのパスは次のとおりです。
    C:\Windows\Application Data\Microsoft\Outlook\Outlook.pst
    コンピュータによっては、このボックスに表示されるパスが異なる場合があります。.pst ファイルはハード ディスク上のどこにでも格納することができます。Outlook アイテムの保存用に他の .pst ファイルを定義していて、それらをバックアップしたい場合は、同じ手順で各 .pst ファイルのパスを探します。

    [キャンセル] を 2 回クリックし、ダイアログ ボックスを閉じます。
  3. [ファイル] メニューの [終了] をクリックし、Outlook を終了します。
  4. 手順 2. でメモしたファイルのコピーを作成します。Windows でこの作業を実行する方法の詳細については、Windows のマニュアルか、オンライン ヘルプを参照してください。バックアップ プログラムを使用している場合に、.pst ファイルをバックアップ セットに含める方法については、そのプログラムのマニュアルを参照してください。
手順 2. で表示した [個人用フォルダ] ダイアログ ボックスでは、.pst ファイルに対して他の操作を行うことができます。たとえば、名前を編集することにより、.pst ファイルの表示名をカスタマイズすることができます。また、[今すぐ圧縮] をクリックして、.pst ファイルのサイズを縮小することもできます。

リムーバブル メディア (フロッピー ディスク、CD、その他のストレージ メディアなど) から .pst ファイルを復元する必要性が生じた場合は、前述の手順で作成したバックアップ コピーをコピーします。手順 2. でメモしたパスを使用して、リムーバブル メディアからハード ディスク ドライブに .pst ファイルのバックアップ コピーをコピーします。

.pst ファイル データのエクスポート

連絡先や予定表などの個々の Outlook フォルダをエクスポートするには、以下の手順を実行します。
  1. [ファイル] メニューの [インポートとエクスポート] をクリックします。
  2. [ファイルへエクスポート] をクリックし、[次へ] をクリックします。
  3. [エクスポートするファイルの種類を選択してください] ボックスの一覧の [個人用フォルダ ファイル (.pst)] をクリックし、[次へ] をクリックします。
  4. [エクスポートするフォルダ] ボックスの一覧でエクスポート先フォルダをクリックします。必要に応じて [サブフォルダを含む] をクリックし、[次へ] をクリックします。
  5. [エクスポート ファイル名] の [参照] をクリックし、エクスポートするデータが格納される .pst ファイルの場所を選択します。または、パスとファイル名を入力し、[完了] をクリックします。

.pst ファイル データのインポート

.pst ファイルを Outlook にインポートするには、以下の手順を実行します。
  1. [ファイル] メニューの [インポートとエクスポート] をクリックします。
  2. [ほかのアプリケーションまたはファイルからのインポート] をクリックし、[次へ] をクリックします。
  3. [インポートするファイルの種類を選択してください] ボックスの一覧の [個人用フォルダ ファイル (.pst)] をクリックし、[次へ] をクリックします。
  4. [インポートするファイル] ボックスの横の [参照] をクリックして、インポートする .pst ファイルの場所を指定し、[次へ] をクリックします。パスがわかる場合は、ボックスにそのパスを入力します。
  5. [インポートするフォルダの選択] ボックスの一覧で、インポートするデータが格納されているフォルダをクリックします。

    フォルダの中にサブフォルダがあり、このデータも含めてインポートしたい場合、[サブフォルダを含む] チェック ボックスをオンにします。現在選択されているフォルダにインポートする場合は、[現在のフォルダにアイテムをインポートする] をクリックします。それ以外のフォルダにインポートするには、[以下のフォルダにアイテムをインポートする] をクリックします。これにより、選択したインポート先フォルダに、一致するアイテムが作成されます。
  6. [完了] をクリックします。

Personal Folder Backup ユーティリティを使用した .pst ファイルの自動バックアップ

マイクロソフトは、.pst ファイルのバックアップ作業を自動化するユーティリティをリリースしました。このユーティリティは、次のマイクロソフト Web サイトからダウンロードできます。
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=ja&FamilyID=8b081f3a-b7d0-4b16-b8af-5a6322f4fd01 (http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=ja&FamilyID=8b081f3a-b7d0-4b16-b8af-5a6322f4fd01)
個人用フォルダ バックアップ ユーティリティの関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
238782? (http://support.microsoft.com/kb/238782/ ) Outlook 2000 および Outlook 2003 で個人用フォルダ ファイルのバックアップを自動的に作成する方法

Outlook 設定ファイルのバックアップ

カスタマイズした設定があり、Outlook をインストールした別のコンピュータ上でもそれを使用する場合は、バックアップに以下のファイルを含めます。
  • Outcmd.dat - ツール バーとメニューの設定を保存するファイル
  • Profile Name.fav - Outlook バーの設定を含む Favorites ファイル
  • Profile Name.htm - HTML 自動署名を保存するファイル
  • Profile Name.rtf - リッチ テキスト形式の自動署名を保存するファイル
  • Profile Name.txt - テキスト形式の自動署名を保存するファイル

    : 電子メールの編集に Microsoft Word を使用している場合、署名は、Normal.dot ファイル内のオートテキスト エントリとして保存されます。したがって、このファイルもバックアップする必要があります。
フォルダのデザイン プロパティには、フィルタ、説明、フォーム、ビューなどがあり、これらはそのフォルダに統合されています。.pst ファイルから別の .pst ファイルにアイテムをエクスポートする場合、デザイン プロパティは保持されません。この情報をバックアップするには、Microsoft Office Outlook のヘルプの「フォルダのデザインをコピーする」を参照してください。

: これらの設定ファイルは、Personal Folders Backup ユーティリティによってバックアップされません。

ルールのエクスポートおよびインポート

自動仕訳ウィザードで作成したルールは、エクスポートすることでバックアップが可能で、これにより後で使用できます。ルールをエクスポートするには、以下の手順を実行します。
  1. [ツール] メニューの [自動仕訳ウィザード] をクリックします。
  2. [オプション] をクリックします。
  3. [ルールをエクスポート] をクリックし、エクスポートするルールのファイル名を指定します。このファイルは拡張子として .rwz が使用されています。
定義済みのルールをインポートするには、以下の手順を実行します。
  1. Outlook バーで [受信トレイ] をクリックします。
  2. [ツール] メニューの [自動仕訳ウィザード] をクリックします。
  3. [オプション] をクリックします。
  4. [ルールをインポート] をクリックします。
  5. [ファイル名] ボックスに、既存のルールが保存されているパスとファイル名を入力します。デフォルトでは、ルールは拡張子 .rwz を持つファイルに保存されます。
  6. [開く] をクリックします。
ルールのインポートおよびエクスポートの方法の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
196206? (http://support.microsoft.com/kb/196206/ ) 自動仕訳ウィザードに既存のルールをインポートする方法

.pst ファイルの管理

ここでは、他のバックアップ方法およびコピー方法について説明します。

.pst ファイルのコピー

.pst ファイルを使用して、そのファイルをあるコンピュータから別のコンピュータにコピーできます。ただし、.pst ファイルのサイズが非常に大きくなることがあり、フロッピー ディスクにコピーできない場合があります。このような場合には、Windows バックアップやその他のバックアップ ユーティリティ、CD ドライブ、DVD ドライブ、またはネットワーク接続を使用できます。

特定のフォルダ (予定表フォルダ、連絡先フォルダ、仕事フォルダなど) のコピー

一般に、受信トレイ、削除済みアイテム、およびその他のメール保存用フォルダにメッセージが保存されていると、.pst ファイルのサイズが大きくなります。メール フォルダを共有せずに予定表、連絡先、および仕事のみを共有するには、以下の手順を実行します。

: 以下の手順は、.pst ファイル情報を共有する両方のコンピュータで実行してください。
  1. 2 つ目の .pst ファイルを定義します。
    1. [ファイル] メニューの [新規作成] をポイントし、[個人用フォルダ ファイル (.pst)] をクリックします。
    2. 新しい .pst ファイルの一意の名前を入力します。たとえば、Shared.pst と入力して [作成] をクリックします。
    3. Shared Folders など、.pst ファイルの [表示名] を入力して、[OK] をクリックします。
    4. [ファイル] メニューの [終了してログオフ] をクリックし、Outlook を終了します。
  2. 既存の予定表、連絡先、および仕事の各アイテムを新しいフォルダにコピーします。
    1. [表示] メニューの [フォルダ一覧] をクリックして、フォルダ一覧を表示します。

      : このオプションは、既に有効になっている場合があります。
    2. [フォルダ一覧] で古い [予定表] フォルダを右クリックし、["予定表" のコピー] をクリックします。
    3. [フォルダのコピー] ダイアログ ボックスで、手順 1c. で名前を指定した Personal Folders ファイルをクリックし、[OK] をクリックします。
    4. 連絡先フォルダおよび仕事フォルダに対して手順 2a. および 2b. を繰り返します。

      これで、新しい Shared Folders ファイルに予定表フォルダ、連絡先フォルダ、および仕事フォルダが作成されます。

      重要 : 続行する前に、元のフォルダにあるアイテムがすべて新しいフォルダに含まれていることを確認してください。
  3. 古い予定表、連絡先、および仕事フォルダの内容を削除します。

    古い予定表フォルダ、連絡先フォルダ、および仕事フォルダの内容を削除したことで、1 つのフォルダ セットのみを管理するだけでよくなりますが、以後、これらのフォルダ内のアイテムに関するアラームや自動更新を受信できなくなります。これは、これらのフォルダがデフォルトの配信ポイントに存在しないためです。

    以下の手順は省略してもかまいません。以下の手順を実行する必要があるかどうかを慎重に考えたうえで、作業を続行してください。
    1. 古い予定表フォルダをクリックし、[現在のビュー] ウィンドウの [終了していない予定] をクリックします。
    2. [編集] メニューの [すべて選択] をクリックします。
    3. 選択したアイテムを右クリックし、[削除] をクリックします。
    4. 古い連絡先フォルダをクリックします。
    5. [編集] メニューの [すべて選択] をクリックします。
    6. 選択したアイテムを右クリックし、[削除] をクリックします。
    7. 古い仕事フォルダをクリックします。
    8. [編集] メニューの [すべて選択] をクリックします。
    9. 選択したアイテムを右クリックし、[削除] をクリックします。
予定表、連絡先、および仕事は新しい Shared Folder セットに含まれていますが、メッセージは元の Shared Folder セットにも配信されます。この新しい Shared Folder セット (Shared.pst) はサイズが十分に小さくなっている可能性があり、ディスクにコピーしてコンピュータ間で受け渡しすることができます。

ネット フォルダを使用した Outlook アイテムの共有

Outlook 98 または Outlook 2000 のネット フォルダ機能を使用すると、制限付きの共有ソリューションを使用できます。受信側コンピュータでは Outlook を実行し、インターネット メールを使用して接続されている必要があります。ネット フォルダ オプションでは .pst ファイル全体を共有することはできません。また、各フォルダで保存できるデータは 2 MB に制限されます。ただし、ネット フォルダを使用して情報を共有する 2 つのコンピュータ間で連絡先、予定表、および仕事を共有および同期できます。 ネット フォルダの使用方法の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
195867? (http://support.microsoft.com/kb/195867/ ) [OL2000] ネット フォルダの使用方法
: ネット フォルダ機能は、Outlook 2002 または Outlook 2003 では使用できません。

関連情報

ファイルのコピー方法の詳細については、Windows 95/98 のヘルプの索引で "コピー, ファイルやフォルダ" を検索し、関連するトピックを参照してください。

この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Outlook 2000 Standard Edition
  • Microsoft Outlook 98 Standard Edition
キーワード:?
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