文書番号: 2028653 - 対象製品
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概要

Microsoft Office 2010 向けに、マイクロソフトは Office 2010 製品をダウンロードしてインストールする新しい手段を提供しています。このテクノロジはクイック実行と呼ばれます。この資料では、クイック実行と、クイック実行がマルウェア対策アプリケーションとどのように関連するかについて説明します。

詳細

クイック実行の概要

クイック実行は、Microsoft Office をブロードバンドのお客様に対して配布および更新する新しい手段です。クイック実行は、マイクロソフトの仮想化およびストリーミング テクノロジを使用します。

クイック実行の動作

クイック実行製品はストリーミングを使用します。ストリーミング ビデオと同じようにこのテクノロジを考えてください。ビデオの最初の部分は、ファイル全体がダウンロードされる前に見ることができます。同様に、クイック実行を使用すると、スイートまたは製品の全体がダウンロードされる前に Office の使用を開始できます。アプリケーションを使用している間に、Office の残りがバックグラウンドで何も表示されずにダウンロードされます。

Office クイック実行のもう 1 つの特徴としては、Office がコンピューターにダウンロードされた後、Office が格納されるユニークな方法です。クイック実行は、マイクロソフトの仮想化テクノロジを使用して、Office 2010 を仮想化されたアプリケーション空間内に収納します。この仮想の "バブル" により、Office は、ハード ディスク上で通常のファイル システムおよびアプリケーションから分離されます。これにより、Office 2010 クイック実行は、コンピューターに既にインストールされている既存のバージョンの Office と並存できます。また、Office クイック実行には、他の利点もあります。詳細については、以下のマイクロソフト ブログ サイトを参照してください。

http://blogs.technet.com/office2010/archive/2009/11/06/click-to-run-delivering-office-in-the-21st-century.aspx
クイック実行を使用して Office をインストールした後、マイ コンピューターにドライブ Q やドライブ R が表示される理由

ユーザーがクイック実行を介して展開される Office 2010 製品またはスイートをインストールすると、ドライブ Q (場合によってはドライブ R) が表示されます。これらの製品では論理ドライブ上に仮想ファイル システムをインストールすることが必要です。このため、ユーザーにはドライブ Q やドライブ R が表示されます。

クイック実行を使用する製品

クイック実行による配信は、マイクロソフトから直接ダウンロードする場合、Office Home & Student 2010 と Office Home & Business 2010 で使用できます。クイック実行は、Office Starter 2010 にも使用されます。

Office クイック実行とマルウェア対策アプリケーション

クイック実行マルウェア対策ソフトウェアの互換性

ドライブ Q の実装 (または一部システム上のドライブ R) は、一部の既存のマルウェア対策ソリューションとはまだ完全な互換性はありません。すべてのマルウェア対策ベンダーがマイクロソフトの仮想化テクノロジと互換性があるバージョンのソフトウェアを配布するまで、一部のマルウェア対策アプリケーションは、クイック実行を使用してインストールされた Office 2010 スイートの仮想環境に侵入したマルウェアを検出または駆除しない場合があります。

クイック実行を使用して Office 2010 を入手したユーザーには、クイック実行はセキュリティ上のリスクとなりますか?

マイクロソフトの仮想化テクノロジに基づく Microsoft Office クイック実行の実装は、マイクロソフトの厳格なセキュリティ標準に準拠しています。ユーザーの脆弱性は、クイック実行 Office 製品を使用しない場合と変わりません。クイック実行はサードパーティによる侵入テストをパスし、広範囲にわたるセキュリティ確認を完了しています。

ただし、ユーザーは一部のマルウェア対策ソリューションと互換性のないドライブ Q またはドライブ R 構成を使用します。そのため、マルウェアがドライブ Q またはドライブ R に検出されずに隠れる場合がありますが、これはユーザーのコンピューターが既に悪用されている場合に限られます。マイクロソフトはこのような状況の例を確認していませんが、可能性はあると考えられます。

マルウェア対策ベンダーがマイクロソフトの仮想化テクノロジと互換性がある更新プログラムをリリースするまでに、マルウェアから保護するためにユーザーが実行できる対策

ユーザーは既存のマルウェア対策ソフトウェアを実行する必要があります。ユーザーの脆弱性は、クイック実行 Office 製品がインストールされていない場合と変わりません。Office のインストールで問題が発生した場合、ユーザーは Office の修復を実行できます。この手順により、マイクロソフト以外のすべてのコンテンツが削除され、Office が元のインストール状態に復元されます。また、マイクロソフトは、マルウェアの懸念に特有のヘルプに関しては、ユーザーがマルウェア対策ベンダーに問い合わせることをお勧めします。

マルウェア対策ベンダーがドライブ Q またはドライブ R 上のマルウェアを検出および駆除するソリューションを用意していない場合の対策

マルウェア対策ベンダーがマイクロソフトに問い合わせる必要があります。

注意 : これは、マイクロソフトのサポート組織内で直接作成された "緊急公開" の資料です。 この資料には、確認中の問題に関する現状ベースの情報が記載されています。 情報提供のスピードを優先するため、資料には誤植が含まれる可能性があり、予告なしに随時改定される場合があります。 その他の考慮事項については、使用条件を参照してください。

プロパティ

文書番号: 2028653 - 最終更新日: 2011年5月16日 - リビジョン: 4.0
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Office Starter 2010
  • Microsoft Office Home and Business 2010
  • Microsoft Office Home and Student 2010
キーワード:?
KB2028653
"Microsoft Knowledge Baseに含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行ないません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社 及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社 またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。なお、本文書においては、文書の体裁上の都合により製品名の表記において商標登録表示、その他の商標表示を省略している場合がありますので、予めご了解ください。"

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