ドメイン コントローラーの降格に失敗した後、Active Directory のデータを削除する方法

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文書番号: 216498 - 対象製品
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目次

概要

この資料では、ドメイン コントローラーの降格に失敗した後で、Active Directory のデータを削除する方法について説明します。

警告: ADSI Edit スナップイン、LDP ユーティリティ、またはその他の LDAP 3 クライアントを使用して、Active Directory オブジェクトの属性に不適切な変更を加えると、深刻な問題が発生することがあります。最悪の場合、Microsoft Windows 2000 Server、Microsoft Windows Server 2003、Windows Server 2008、Microsoft Exchange 2000 Server、Microsoft Exchange Server 2003 のいずれか、または Windows と Exchange の両方の再インストールが必要になることがあります。マイクロソフトは、Active Directory オブジェクトの属性の誤った変更により発生した問題に関して、一切責任を負わないものとします。これらの属性の変更は、自己の責任において行ってください。

Active Directory インストール ウィザード (Dcpromo.exe) は、サーバーのドメイン コントローラーへの昇格と、ドメイン コントローラーのメンバー サーバー (または、ドメインで最後のドメイン コントローラーの場合には、ワークグループのスタンドアロン サーバー) への降格に使用します。降格処理の一部として、このウィザードは、Active Directory からドメイン コントローラーの構成データを削除します。このデータは、Active Directory サイトとサービスのサーバー オブジェクトの子オブジェクトとして存在する、"NTDS 設定" オブジェクトの形式を取ります。

この情報は、Active Directory の次の場所にあります。
CN=NTDS Settings,CN=<servername>,CN=Servers,CN=<sitename>,CN=Sites,CN=Configuration,DC=<domain>...
NTDS 設定オブジェクトの属性は、ドメイン コントローラーがそのレプリケーション パートナーに関してどのように識別されるか、コンピューターに保持されている名前付けコンテキスト、ドメイン コントローラーがグローバル カタログ サーバーかどうか、および既定のクエリ ポリシーを表すデータを含んでいます。NTDS 設定オブジェクトは、ドメイン コントローラーの直接のレプリケーション パートナーを表す子オブジェクトを持つことのあるコンテナーでもあります。このデータは、ドメイン コントローラーがその環境で動作するために必要ですが、降格の際に破棄されます。

NTDS 設定オブジェクトが正しく削除されない (たとえば、降格させるときに NTDS 設定オブジェクトが正しく削除されない) 場合、管理者はサーバー オブジェクトのメタデータを手動で削除することができます。Windows Server 2008 および Windows Server 2008 R2 では、管理者は Active Directory ユーザーとコンピューター スナップインでサーバー オブジェクトを削除することにより、サーバー オブジェクトのメタデータを削除することができます。

Windows Server 2003 および Windows 2000 Server の場合、管理者は Ntdsutil.exe ユーティリティを使用して、NTDS 設定オブジェクトを手動で削除できます。以下の手順は、Active Directory で特定のドメイン コントローラーの NTDS 設定オブジェクトを削除する手順を示しています。Ntdsutil の各メニューで「help」と入力することにより、管理者は利用可能なオプションの詳細情報を参照できます。

Windows Server 2003 Service Pack 1 (SP1) 以降 ? Ntdsutil.exe の拡張バージョン

Windows Server 2003 Service Pack 1 以降に含まれているバージョンの Ntdsutil.exe は、メタデータのクリーンアップ処理を実行するように拡張されています。SP1 に含まれている Ntdsutil.exe は、メタデータのクリーンアップ実行時に、次の作業を実行します。
  • NTDSA または NTDS 設定オブジェクトを削除します。
  • 既存のレプリケート先 DC が、削除対象のレプリケート元 DC からのレプリケートに使用する受信 AD 接続オブジェクトを削除します。
  • コンピューター アカウントを削除します。
  • FRS メンバー オブジェクトを削除します。
  • FRS サブスクライバー オブジェクトを削除します。
  • 削除対象の DC が保持している FSMO (Flexible Single Operations Master) 役割を取り消そうとします。
注意: 管理者は、どのサーバーに対しても、NTDS 設定オブジェクトを手動で削除する前に、降格してからレプリケーションが発生したことも確認してください。Ntdsutil ユーティリティを正しく使用しない場合、Active Directory の機能が部分的にまたは完全に失われる可能性があります。

手順 1:Windows Server 2003 SP1 またはそれ以降の Service Pack のみ

  1. [スタート] ボタンをクリックし、[プログラム]、[アクセサリ] を順にポイントし、[コマンド プロンプト] をクリックします。
  2. コマンド プロンプトで「ntdsutil」と入力し、Enter キーを押します。
  3. metadata cleanup」と入力し、Enter キーを押します。指定したオプションに基づいて、管理者は削除を実行することができますが、削除する前に追加の構成パラメーターを指定する必要があります。
  4. connections」と入力し、Enter キーを押します。このメニューは、変更が発生する特定のサーバーに接続するために使用します。現在ログオンしているユーザーに管理者権限がない場合、接続前に、使用する資格情報を指定することにより、別の資格情報を提供できます。これを行うには、「set creds DomainNameUserNamePassword」と入力し、Enter キーを押します。空のパスワードの場合は、パスワードのパラメーターに「null」と入力します。
  5. connect to server servername」と入力し、Enter キーを押します。接続が正常に確立されたという確認メッセージが表示されます。エラーが発生した場合は、接続で使用されているドメイン コントローラーが利用可能であり、指定した資格情報にサーバーの管理者権限が含まれていることを確認します。

    : 削除するサーバーに接続し、手順 15. に示すサーバーを削除しようとすると、次のエラー メッセージが表示されることがあります。
    エラー 0x2094 (DSA オブジェクトは削除できません。)
  6. quit」と入力し、Enter キーを押します。[metadata cleanup] メニューが表示されます。
  7. select operation target」と入力し、Enter キーを押します。
  8. list domains」と入力し、Enter キーを押します。フォレストのドメインの一覧が、それぞれの対応する番号と共に表示されます。
  9. select domain number」と入力し、Enter キーを押します。number は、削除しようとしているサーバーが所属しているドメインに対応する番号です。選択したドメインは、削除するサーバーがそのドメインの中で最後のドメイン コントローラーかどうかを判定するために使用されます。
  10. list sites」と入力し、Enter キーを押します。サイトの一覧が、それぞれの対応する番号と共に表示されます。
  11. select site number」と入力し、Enter キーを押します。number は、削除しようとしているサーバーが所属しているサイトに対応する番号です。選択したサイトとドメインの一覧が確認メッセージとして表示されます。
  12. list servers in site」と入力し、Enter キーを押します。サイトのサーバーの一覧が、それぞれの対応する番号と共に表示されます。
  13. select server number」と入力します。number は、削除するサーバーに対応する番号です。選択したサーバー、その DNS (Domain Name System) のホスト名、および削除するサーバーのコンピューター アカウントの場所が確認メッセージに表示されます。
  14. quit」と入力し、Enter キーを押します。[metadata cleanup] メニューが表示されます。
  15. remove selected server」と入力し、Enter キーを押します。削除が正常に完了したという確認メッセージが表示されます。次のエラー メッセージが表示された場合は、他の管理者が NTDS 設定オブジェクトを削除したか、DCPROMO ユーティリティ実行後にオブジェクトの正常な削除がレプリケートされたために、NTDS 設定オブジェクトが既に Active Directory から削除されている可能性があります。
    エラー 0x20E3
    (DSA オブジェクトが見つかりませんでした。)


    : 削除するドメイン コントローラーにバインドしようとしたときにも、このエラーが表示されることがあります。Ntdsutil は、metadata cleanup で削除されるドメイン コントローラー以外のドメイン コントローラーにバインドする必要があります。
  16. 各メニューで「quit」と入力して Enter キーを押し、Ntdsutil ユーティリティを終了します。接続が正常に切断されたという確認メッセージが表示されます。
  17. DNS の _msdcs.root domain of forest ゾーンにある cname レコードを削除します。ドメイン コントローラー (DC) の再インストールおよび再昇格が行われることを想定して、新しい NTDS 設定オブジェクトが、新しいグローバル一意識別子 (GUID) と、DNS 内の対応する cname レコードと共に作成されます。DC が以前に使用されていた cname レコードを使用して存在することは望ましくありません。

    最善の方法として、ホスト名やその他の DNS レコードを削除することをお勧めします。オフライン サーバーに割り当てられた DHCP (Dynamic Host Configuration Protocol) アドレスに残存するリース時間を過ぎた場合、別のクライアントが、問題の DC の IP アドレスを取得する可能性があります。
  18. DNS コンソールで DNS MMC スナップインを使用して、DNS の A レコードを削除します (A レコードは、Host レコードとも呼ばれます)。A レコードを削除するには、A レコードを右クリックして [削除] をクリックします。また、_msdcs コンテナーの cname レコードも削除します。これを行うには、_msdcs コンテナーを展開し、cname を右クリックして、[削除] をクリックします。

    重要: これが DNS サーバーである場合、[ネーム サーバー] タブで、この DC への参照を削除します。これを行うには、DNS コンソールで、[前方参照ゾーン] のドメイン名をクリックし、このサーバーを [ネーム サーバー] タブから削除します。

    : 逆引き参照ゾーンがある場合は、これらのゾーンからもサーバーを削除してください。
  19. 削除したコンピューターが子ドメインの最後のドメイン コントローラーで、その子ドメインも削除された場合は、ADSIEdit を使用して、その子の trustDomain オブジェクトを削除します。これを行うには、次の手順を実行します。
    1. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。「adsiedit.msc」と入力し、[OK] をクリックします。
    2. [Domain NC] コンテナーを展開します。
    3. [DC=Your Domain, DC=COM, PRI, LOCAL, NET] を展開します。
    4. [CN=System] を展開します。
    5. [TrustDomain] を右クリックし、[削除] をクリックします。
  20. Active Directory サイトとサービスを使用して、ドメイン コントローラーを削除します。これを行うには、次の手順を実行します。
    1. Active Directory サイトとサービスを起動します。
    2. [Sites] を展開します。
    3. サーバーのサイトを展開します。既定のサイトは、[Default-First-Site-Name] です。
    4. [Servers] を展開します。
    5. ドメイン コントローラーを右クリックし、[削除] をクリックします。
  21. Windows Server 2008 以降で DFS レプリケーションを使用する場合は、最新版の Ntdsutil.exe は DFS レプリケーション オブジェクトのクリーンアップを実行しません。この場合は、Adsiedit.msc を使用して Active Directory Domain Services (AD DS) の DFS レプリケーション オブジェクトを手動で修正することができます。これを行うには、以下の手順を実行します。
    1. 影響を受けるドメインのドメイン管理者として、ドメイン コントローラーにログオンします。
    2. ADSIEdit.msc を起動します。
    3. 既定の名前付けコンテキストに接続します。
    4. 次の DFS レプリケーション トポロジ コンテナーを見つけます。
      CN=Topology,CN=Domain System Volume,CN=DFSR-Globalsettings,CN=System,DC=Your Domain,DC=Domain Suffix
    5. 古いコンピューター名を含む msDFSR-Member CN オブジェクトを削除します。

手順 2:Windows 2000 (すべてのバージョン)、Windows Server 2003 RTM

  1. [スタート] ボタンをクリックし、[プログラム]、[アクセサリ] を順にポイントし、[コマンド プロンプト] をクリックします。
  2. コマンド プロンプトで「ntdsutil」と入力し、Enter キーを押します。
  3. metadata cleanupと入力し、Enter キーを押します。指定したオプションに基づいて、管理者は削除を実行することができますが、削除する前に追加の構成パラメーターを指定する必要があります。
  4. connections」と入力し、Enter キーを押します。このメニューは、変更が発生する特定のサーバーに接続するために使用します。現在ログオンしているユーザーに管理者権限がない場合、接続前に、使用する資格情報を指定することにより、別の資格情報を提供できます。これを行うには、「set creds DomainNameUserNamePassword」と入力し、Enter キーを押します。空のパスワードの場合は、パスワードのパラメーターに「null」と入力します。
  5. connect to server servername」と入力し、Enter キーを押します。接続が正常に確立されたという確認メッセージが表示されます。エラーが発生した場合は、接続で使用されているドメイン コントローラーが利用可能であり、指定した資格情報にサーバーの管理者権限が含まれていることを確認します。

    : 削除するサーバーに接続し、手順 15. に示すサーバーを削除しようとすると、次のエラー メッセージが表示されることがあります。
    エラー 0x2094 (DSA オブジェクトは削除できません。)
  6. quit」と入力し、Enter キーを押します。[metadata cleanup] メニューが表示されます。
  7. select operation target」と入力し、Enter キーを押します。
  8. list domains」と入力し、Enter キーを押します。フォレストのドメインの一覧が、それぞれの対応する番号と共に表示されます。
  9. select domain number」と入力し、Enter キーを押します。number は、削除しようとしているサーバーが所属しているドメインに対応する番号です。選択したドメインは、削除するサーバーがそのドメインの中で最後のドメイン コントローラーかどうかを判定するために使用されます。
  10. list sites」と入力し、Enter キーを押します。サイトの一覧が、それぞれの対応する番号と共に表示されます。
  11. select site number」と入力し、Enter キーを押します。number は、削除しようとしているサーバーが所属しているサイトに対応する番号です。選択したサイトとドメインの一覧が確認メッセージとして表示されます。
  12. list servers in site」と入力し、Enter キーを押します。サイトのサーバーの一覧が、それぞれの対応する番号と共に表示されます。
  13. select server number」と入力します。number は、削除するサーバーに対応する番号です。選択したサーバー、その DNS (Domain Name System) のホスト名、および削除するサーバーのコンピューター アカウントの場所が確認メッセージに表示されます。
  14. quit」と入力し、Enter キーを押します。[metadata cleanup] メニューが表示されます。
  15. remove selected server」と入力し、Enter キーを押します。削除が正常に完了したという確認メッセージが表示されます。次のエラー メッセージが表示される場合があります。
    エラー 0x20E3
    (DSA オブジェクトが見つかりませんでした。)
    この場合、別の管理者が NTDS 設定オブジェクトを削除したか、DCPROMO ユーティリティ実行後にオブジェクトの正常な削除がレプリケートされたために、NTDS 設定オブジェクトが既に Active Directory から削除されている可能性があります。

    : 削除するドメイン コントローラーにバインドしようとしたときにも、このエラーが表示されることがあります。Ntdsutil は、metadata cleanup で削除されるドメイン コントローラー以外のドメイン コントローラーにバインドする必要があります。
  16. 各メニューで「quit」と入力して Ntdsutil ユーティリティを終了します。接続が正常に切断されたという確認メッセージが表示されます。
  17. DNS の _msdcs.root domain of forest ゾーンにある cname レコードを削除します。ドメイン コントローラー (DC) の再インストールおよび再昇格が行われることを想定して、新しい NTDS 設定オブジェクトが、新しいグローバル一意識別子 (GUID) と、DNS 内の対応する cname レコードと共に作成されます。DC が以前に使用されていた cname レコードを使用して存在することは望ましくありません。

    最善の方法として、ホスト名やその他の DNS レコードを削除する必要があります。オフライン サーバーに割り当てられた DHCP (Dynamic Host Configuration Protocol) アドレスに残存するリース時間を過ぎた場合、別のクライアントが、問題の DC の IP アドレスを取得する可能性があります。
これで NTDS 設定オブジェクトが削除されました。コンピューター アカウント、FRS メンバー オブジェクト、_msdcs コンテナーの cname (または Alias) オブジェクト、DNS の A (または Host) レコード、削除した子ドメインの trustDomain オブジェクト、およびドメイン コントローラーを削除することができます。

: Windows Server 2003 RTM では、FRS メンバー オブジェクトを手動で削除する必要はありません。Ntdsutil.exe ユーティリティを実行したときに、このユーティリティによって FRS メンバー オブジェクトが既に削除されているためです。また、DC のコンピューター アカウントに別のリーフ オブジェクトが含まれる場合は、コンピューター アカウントのメタデータを削除することはできません。たとえば、リモート インストール サービス (RIS) が DC にインストールされている場合があります。

ADSIEdit ユーティリティは、Windows 2000 Server および Windows Server 2003 の Windows サポート ツールに含まれています。Windows サポート ツールをインストールするには、以下の手順を実行します。
  • Windows 2000 Server の場合: Windows 2000 Server の CD で Support\Tools フォルダーを開き、[Setup.exe] をダブルクリックします。その後、画面に表示される指示に従います。
  • Windows Server 2003 の場合: Windows Server 2003 の CD で Support\Tools フォルダーを開きます。[Suptools.msi] をダブルクリックし、[インストール] をクリックします。その後、Windows サポート ツールのセットアップ ウィザードに表示された手順に従って、インストールを完了します。
  1. コンピューター アカウントを削除するには、ADSIEdit を使用します。これを行うには、次の手順を実行します。
    1. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。[名前] ボックスに「adsiedit.msc」と入力し、[OK] をクリックします。
    2. [Domain NC] コンテナーを展開します。
    3. [DC=Your Domain Name, DC=COM, PRI, LOCAL, NET] を展開します。
    4. [OU=Domain Controllers] を展開します。
    5. [CN=domain controller name] を右クリックし、[削除] をクリックします。
    オブジェクトを削除するときに "DSA オブジェクトは削除できません" というエラー メッセージが表示される場合は、UserAccountControl の値を変更します。UserAccountControl の値を変更するには、ADSIEdit でドメイン コントローラーを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。[Select a property to view] の [userAccountControl] をクリックします。[Clear] をクリックし、値を 4096 に変更して、[Set] をクリックします (Windows Server 2003 の ADSIEdit の場合、[Attribute] ボックスの [userAccountControl] をクリックし、[Edit] をクリックし、[Clear] をクリックし、値を 4096 に変更して [OK] をクリックします)。これでオブジェクトを削除できるようになります。

    : FRS サブスクライバー オブジェクトは、コンピューター アカウントの子オブジェクトであるため、コンピューター オブジェクトが削除されるときに削除されます。
  2. ADSIEdit を使用して FRS メンバー オブジェクトを削除します。これを行うには、次の手順を実行します。
    1. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。[名前] ボックスに「adsiedit.msc」と入力し、[OK] をクリックします。
    2. [Domain NC] コンテナーを展開します。
    3. [DC=Your Domain, DC=COM, PRI, LOCAL, NET] を展開します。
    4. [CN=System] を展開します。
    5. [CN=File Replication Service] を展開します。
    6. [CN=Domain System Volume (SYSVOL share)] を展開します。
    7. 削除するドメイン コントローラーを右クリックし、[削除] をクリックします。
  3. DNS コンソールで DNS MMC スナップインを使用して、DNS の A レコードを削除します (A レコードは、Host レコードとも呼ばれます)。A レコードを削除するには、A レコードを右クリックして [削除] をクリックします。また、_msdcs コンテナーの cname (別名 Alias) レコードも削除します。これを行うには、_msdcs コンテナーを展開し、cname を右クリックして、[削除] をクリックします。

    重要: これが DNS サーバーだった場合、[ネーム サーバー] タブで、この DC への参照を削除します。これを行うには、DNS コンソールで、[前方参照ゾーン] のドメイン名を右クリックし、[プロパティ] をクリックして、このサーバーを [ネーム サーバー] タブから削除します。

    : 逆引き参照ゾーンがある場合は、これらのゾーンからもサーバーを削除してください。
  4. 削除したコンピューターが子ドメインの最後のドメイン コントローラーで、その子ドメインも削除された場合は、ADSIEdit を使用して、その子の trustDomain オブジェクトを削除します。これを行うには、次の手順を実行します。
    1. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。[名前] ボックスに「adsiedit.msc」と入力し、[OK] をクリックします。
    2. [Domain NC] コンテナーを展開します。
    3. [DC=Your Domain, DC=COM, PRI, LOCAL, NET] を展開します。
    4. [CN=System] を展開します。
    5. [TrustDomain] を右クリックし、[削除] をクリックします。
  5. Active Directory サイトとサービスを使用して、ドメイン コントローラーを削除します。これを行うには、次の手順を実行します。
    1. Active Directory サイトとサービスを起動します。
    2. [Sites] を展開します。
    3. サーバーのサイトを展開します。既定のサイトは、[Default-First-Site-Name] です。
    4. [Servers] を展開します。
    5. ドメイン コントローラーを右クリックし、[削除] をクリックします。

Ntdsutil.exe の SP1 バージョンを使用した高度なオプションの構文

Windows Server 2003 SP1 では、新しい構文が使用できるようになりました。この新しい構文を使用すると、DS にバインドして操作対象を選択する必要がなくなります。新しい構文を使用するには、降格するサーバーの NTDS 設定オブジェクトの DN を知っているか、取得する必要があります。新しい構文を使用してメタデータをクリーンアップするには、次の手順を実行します。
  1. ntdsutil を実行します。
  2. metadata cleanup プロンプトに切り替えます。
  3. 次のコマンドを実行します。
    remove selected server <DN of the server object in the config container>
    このコマンドの例を次に示します。

    : 次の行は 1 行ですが、折り返して表示されています。
    Remove selected server cn=servername,cn=servers,cn=sitename,cn=sites,cn=configuration,dc=<forest_root_domain>
  4. DNS の _msdcs.root domain of forest ゾーンにある cname レコードを削除します。ドメイン コントローラー (DC) の再インストールおよび再昇格が行われることを想定して、新しい NTDS 設定オブジェクトが、新しいグローバル一意識別子 (GUID) と、DNS 内の対応する cname レコードと共に作成されます。DC が以前に使用されていた cname レコードを使用して存在することは望ましくありません。

    最善の方法として、ホスト名やその他の DNS レコードを削除することをお勧めします。オフライン サーバーに割り当てられた DHCP (Dynamic Host Configuration Protocol) アドレスに残存するリース時間を過ぎた場合、別のクライアントが、問題の DC の IP アドレスを取得する可能性があります。
  5. 削除したコンピューターが子ドメインの最後のドメイン コントローラーで、その子ドメインも削除された場合は、ADSIEdit を使用して、その子の trustDomain オブジェクトを削除します。これを行うには、次の手順を実行します。
    1. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。「adsiedit.msc」と入力し、[OK] をクリックします。
    2. [Domain NC] コンテナーを展開します。
    3. [DC=Your Domain Name, DC=COM, PRI, LOCAL, NET] を展開します。
    4. [CN=System] を展開します。
    5. [TrustDomain] を右クリックし、[削除] をクリックします。
  6. Active Directory サイトとサービスを使用して、ドメイン コントローラーを削除します。これを行うには、次の手順を実行します。
    1. Active Directory サイトとサービスを起動します。
    2. [Sites] を展開します。
    3. サーバーのサイトを展開します。既定のサイトは、[Default-First-Site-Name] です。
    4. [Servers] を展開します。
    5. ドメイン コントローラーを右クリックし、[削除] をクリックします。

詳細

Windows Server 2003 ドメイン コントローラーまたは Windows 2000 ドメイン コントローラーを強制的に降格する方法の関連情報を参照するには、以下のサポート技術情報番号をクリックしてください。
332199 Windows Server 2003 と Windows 2000 Server で、Active Directory のインストール ウィザードを使用して強制的に降格を実行しても、ドメイン コントローラが正常に降格されない

サーバーの DN の確認

削除するサーバー オブジェクトの DN を取得するには、いくつかの方法があります。次の例では、Ldp.exe を使用します。Ldp.exe を使用して DN を取得するには、次の手順を実行します。
  1. LDP を実行します。
  2. rootDSE にバインドします。
  3. [View] メニューの [tree] をクリックします。ベース DN は cn=configuration,dc=rootdomain,dc=<suffix> です。
  4. [Sites] を展開します。
  5. サーバー オブジェクトが存在するサイトを展開します。
  6. [Servers] を展開します。
  7. 削除するサーバーを展開します。
  8. 右側にある行のうち、DN で始まる行を探します。
  9. DN 以外の行全体をコピーします。

    LDP による結果の最初の部分は次のようになります。

    Expanding base 'CN=DC1,CN=Servers,CN=Default-First-Site-Name,CN=Sites,CN=Configuration,DC=corp,DC=com'...Result <0>:(null) Matched DNs:Getting 1 entries:>> Dn:CN=DC1,CN=Servers,CN=Default-First-Site-Name,CN=Sites,CN=Configuration,DC=corp,DC=com"
    
    What you would copy would be 
    
    "CN=DC1,CN=Servers,CN=Default-First-Site-Name,CN=Sites,CN=Configuration,DC=corp,DC=com"
関連情報を参照するには、以下のサポート技術情報番号をクリックしてください。
887424 Ntdsutil を使用して、Windows Server 2003 のネットワークから削除されたドメイン コントローラーのメタデータを削除しようとするとエラー メッセージ "DsRemoveDsDomainW error 0x2015" が表示される

関連情報

スクリプトを使用して Active Directory メタデータを削除する方法の詳細については、次のマイクロソフト TechNet Web サイトを参照してください。
http://gallery.technet.microsoft.com/ScriptCenter/ja-jp/d31f091f-2642-4ede-9f97-0e1cc4d577f3

プロパティ

文書番号: 216498 - 最終更新日: 2010年5月14日 - リビジョン: 11.0
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Windows 2000 Server
  • Microsoft Windows 2000 Advanced Server
  • Microsoft Windows 2000 Datacenter Server
  • Microsoft Windows Server 2003, Standard Edition (32-bit x86)
  • Microsoft Windows Server 2003, Enterprise Edition (32-bit x86)
  • Microsoft Windows Server 2003, Datacenter Edition (32-bit x86)
  • Windows Server 2008 Standard
  • Windows Server 2008 Enterprise
  • Windows Server 2008 Datacenter
  • Windows Server 2008 Datacenter without Hyper-V
  • Windows Server 2008 Enterprise without Hyper-V
  • Windows Server 2008 for Itanium-Based Systems
  • Windows Server 2008 Foundation
  • Windows Server 2008 R2 Datacenter
  • Windows Server 2008 R2 Enterprise
  • Windows Server 2008 R2 Standard
  • Windows Web Server 2008 R2
キーワード:?
kbenv kbhowtomaster KB216498
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