Exchange Server 環境で使用している Outlook 2010 のデータを保存、復元、または移動する方法

文書番号: 2179267 - 対象製品
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はじめに?

この資料では、Exchange Server 環境で使用している Microsoft Outlook 2010 で作成されたメッセージ、連絡先、予定表、仕事、メモ、履歴などのデータを保存、復元、または移動する方法について説明しています。


一般的なメールの送受信用に Outlook を使用している場合のデータのバックアップ方法については、次のマイクロソフトサポート情報を参照してください。


2633154 初心者でもわかる! Outlook のバックアップ


Outlook で作成したデータをバックアップして保存しておけば、ハードウェアの障害や不測の出来事が発生してデータが損傷しても、保存しておいたデータを復元することができます。また、あるハード ディスクからバックアップしたデータを別のハード ディスクに復元すれば、同じコンピューター上の別のハード ディスク、または別のコンピューターにデータを移すこともできます。

この資料では、以下の項目を説明します。?

Outlook データ ファイル (.pst) のバックアップ?


Microsoft Exchange Server 環境で Outlook を使用している場合を除き、Outlook のデータはすべてOutlook データ ファイル (.pst) に保存されます。

Outlook 2003 以降の Outlook には、"Microsoft Outlook 個人用フォルダ ファイル" または "Outlook データ ファイル" (.pst) と呼ばれるファイル形式が導入されており、Outlook 2002 以前のバージョンと比較して、アイテムとフォルダーの保存容量が増え、多言語の Unicode データがサポートされています (Unicode : Unicode Consortium によって開発された文字のエンコード規格。Unicode では、1 つの文字を複数バイトで表します。このため、世界中の言語のほとんどすべての表記文字を単一のコード体系で表すことができます)。Outlook データ ファイル (.pst) 形式で作成されるファイルは、Outlook 2002 以前の Outlook と互換性がないため、Outlook 2002 以前のバージョンの Outlook では開くことができません。詳細については次のサポート技術文書を参照してください。

839109 Outlook 2003 または Outlook 2007 の .pst ファイルを以前のバージョンの Outlook で開くと ".pst は互換性がありません" というエラー メッセージが表示される

連絡先や予定表など、個々のフォルダーのバックアップ方法またはエクスポート方法については、この資料の「Outlook データ ファイル (.pst) データのエクスポート」または「Outlook データ ファイル (.pst) データのインポート」の手順を参照してください。

Outlook データ ファイル (.pst) 全体をバックアップするには、次の手順で行います。
: この資料では Windows 7 コンピューターでの手順を使用して説明します。
  1. Outlook を終了します。
  2. [スタート] ボタンをクリックし、[コントロール パネル] をクリックします。
  3. [メール] アイコンをダブルクリックします。

    ここで、 [メール] アイコンが表示されていない場合は、ウィンドウの右上に表示される [表示方法] ドロップダウン リストで [小さいアイコン] または [大きいアイコン] をクリックして表示を切り替えてから、[メール] アイコンをクリックします。
  4. [プロファイルの表示] をクリックします。
  5. 適切なプロファイルをクリックし、[プロパティ] をクリックします。
  6. [データ ファイル] をクリックします。
  7. バックアップする Outlook データ ファイルをクリックします。既定ではこの名前は [Outlook データ ファイル] となりますが、別の名前が付いている場合もあります。

    : 1 つのプロファイルに複数のOutlook データ ファイル (.pst) が表示されることもあります。その場合は、それぞれのOutlook データ ファイル (.pst) を個別にバックアップする必要があります。Outlook のメッセージ、連絡先、予定などの情報が保存できるのに、データ ファイル一覧に Outlook データ ファイルが表示されない場合は、Exchange Server 上のメール ボックスに情報が保存されている可能性があります。その場合は、この資料の 「Microsoft Exchange Server 上のデータのバックアップ」 を参照してください。

    サービスの一覧にOutlook データ ファイル (.pst) が 1 つも表示されず、Exchange Server のメール ボックスにも情報が保存されていない場合は、ファイルの閲覧以外の Outlook のデータ保存機能を使用することはできません。この場合は、この資料で説明しているバックアップ対象の Outlook のデータはありません。
  8. [設定] をクリックし、[ファイル名] ボックスに表示されたパスとファイル名をメモします。
  9. [OK] または [閉じる] を続けてクリックし、すべてのプロパティ関連のダイアログ ボックスを閉じます。
  10. [エクスプローラー] または [コンピューター] を使って手順 8 でメモしたファイルのパスを開き、.pst ファイルのコピーを作成します。
    コンピューターのリカバリが必要になった場合など、CD-RW や DVD-RW ドライブなどのリムーバブル メディアやその他のストレージ メディアへOutlook データ ファイル (.pst) をバックアップする場合は、上の手順で作成したバックアップ ファイルをメディアにコピーします。バックアップしたファイルを復元する場合は、コンピューターのハードディスク上の、手順 8 でメモしたフォルダーに、同じ名前でコピーします。?


Outlook データ ファイル (.pst) データのエクスポート?


連絡先、予定表など、個々のフォルダーをエクスポートするには、次の手順で行います。?
  1. Outlook を起動します。
  2. [ファイル] タブ、[開く]、[インポート] の順にクリックします。
  3. [ファイルにエクスポート] をクリックして、[次へ] をクリックします。?
  4. [Outlook データ ファイル (.pst)] をクリックして、[次へ] をクリックします。
    • 各フォルダーを個別にバックアップする場合、[サブフォルダーを含む] チェック ボックスはオフのままにします。
    • 選択したフォルダーの中に含まれるサブフォルダーもまとめてバックアップするには、[サブフォルダーを含む] チェック ボックスをオンにします。
  5. エクスポートするフォルダーをクリックし、[次へ] をクリックします。
  6. [参照] ボタンをクリックし、ファイルの保存先を選択します。?
  7. [ファイル名] ボックスにわかりやすいファイル名を入力し、[OK] をクリックします。
  8. [完了] をクリックします。
  9. 作成する Outlook データ ファイルに対しパスワードを設定する場合は、[Outlook データ ファイルの作成] ダイアログの [パスワード] および [パスワードの確認] ボックスにパスワードを入力して [OK] をクリックします。パスワードを設定しない場合は、[パスワード] および [パスワードの確認] ボックスを空白のままにして [OK] をクリックします。


Outlook データ ファイル (.pst) データのインポート?


Outlook データ ファイル (.pst) を Outlook にインポートするには、次の手順で行います。?
  1. Outlook を起動します。
  2. [ファイル] タブ、[開く]、[インポート] の順にクリックします。
  3. [他のプログラムまたはファイルからのインポート] をクリックして、[次へ] をクリックします。
  4. [Outlook データ ファイル (.pst)] をクリックして、[次へ] をクリックします。
  5. [参照] ボタンをクリックして、インポートする Outlook データ ファイル (.pst) を指定します。
  6. 必要に応じて、[オプション] でインポートするデータが重複した場合の処理方法を変更し [次へ] をクリックします。
  7. インポートするフォルダーを選択するか、複数のフォルダーをインポートする場合は一番上の階層のフォルダーを選択します。
  8. インポート先のフォルダーを指定して [完了] をクリックします。

    : 読み取り専用メディア (CD-ROM など) に保存されているOutlook データ ファイル (.pst) は、そのままではインポートすることができません。デスクトップなど、ハードディスク上の場所に Outlook データ ファイル (.pst) をコピーしてからインポートを行ってください。


Microsoft Exchange Server 上のデータのバックアップ


Outlook の情報が Exchange Server に保存されている場合は、通常はサーバーでバックアップを行います。Exchange Server に保存された情報のバックアップまたは復元方法については、Exchange Server の管理者に問い合わせてください。

Exchange Server 環境で Outlook を使用している場合は、Exchange Server またはクライアントのハード ディスクのOutlook データ ファイル (.pst) のどちらに情報を保存するかを選択することができます。Outlook データがどちらに保存されているか確認するには、次の手順で行います。?
  1. [ファイル] タブ、[情報]、[アカウント設定]、[アカウント設定] の順にクリックします。
  2. [電子メール] タブをクリックし、「選択したアカウントでは、新しいメッセージを次の場所に配信します:」 の下に表示されている内容を確認します。

    [メールボックス] の後に電子メール名が表示されている場合は、Exchange Server 上のフォルダーに Outlook データが保存されています。"Outlook データ ファイル" またはその他のOutlook データ ファイル名 (.pst) が表示されている場合は、クライアントのハード ディスク上のOutlook データ ファイル (.pst) に新着メッセージ、連絡先、予定表などのデータが保存されています。?


ハード ディスク上の Outlook データ ファイルに保存されているデータをバックアップする方法については、この資料の「Outlook データ ファイル (.pst) のバックアップ」を参照してください。?
?

Outlook 設定ファイルのバックアップ

コマンド バーやメニュー等について Outlook でカスタマイズを行った場合、その内容は Outlook 設定ファイルとしてコンピューター上に保存されます。カスタマイズした設定を他のコンピューターで利用するには、Outlook 設定ファイルをバックアップして他のコンピューターにコピーする必要があります。Microsoft Office Outlook 2010 でユーザーの情報および設定が保存される場所を参照して、Outlook データ ファイル (.pst) と共に必要なファイルのバックアップとコピーを行ってください。

: Outlook 設定ファイルには機能をカスタマイズしたときにのみ作成されるものがあるため、構成によっては一部のファイルが存在しない場合もあります。Outlook 設定ファイルについての詳しい説明や保存される場所の情報については、Outlook のヘルプか Microsoft Office Outlook 2010 でユーザーの情報および設定が保存される場所を参照してください。


関連情報

一般的なメールの送受信用に Outlook を使用している場合のデータのバックアップ方法については、次のマイクロソフト サポート情報を参照してください。


2633154 初心者でもわかる! Outlook のバックアップ

プロパティ

文書番号: 2179267 - 最終更新日: 2012年3月6日 - リビジョン: 2.0
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Outlook 2010
キーワード:?
kbharmony KB2179267
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