Active Directory レプリケーションにおけるサイト間トポロジ ジェネレータの役割

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文書番号: 224815 - 対象製品
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256986 Microsoft Windows レジストリの説明
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概要

知識整合性チェッカー (KCC) は Active Directory のコンポーネントであり、ドメイン コントローラ間のレプリケーション トポロジを生成します。この資料では、サイト間トポロジ ジェネレータと呼ばれる、各サイトに 1 つ割り当てられるサーバーの役割について説明します。このサーバーは、サーバー自身が属しているサイトのすべてのブリッジヘッド サーバーに対する入力方向のレプリケーション接続オブジェクトを管理します。

詳細

警告 : レジストリ エディタの使い方を誤ると、深刻な問題が発生することがあります。最悪の場合、オペレーティング システムの再インストールが必要になることがあります。マイクロソフトは、レジストリ エディタの誤用により発生した問題に関しては、一切責任を負わないものとします。レジストリ エディタは、自己の責任においてご使用ください。

各ドメイン コントローラの KCC では、KCC が存在するサイト内のトポロジを生成する際に、ローカル コンピュータに接続オブジェクトが必要な場合のみ、Active Directory に接続オブジェクトを作成します。この変更は通常のレプリケーション処理によって他のドメイン コントローラに伝達されます。各ドメイン コントローラでのレプリケーション トポロジの計算には同じアルゴリズムが使用されるため、ドメイン コントローラ間の均衡が取れた状態である場合は、各ドメイン コントローラでレプリケーション トポロジの状態に関して同じ結果が算出されます。この処理の際に、各ドメイン コントローラは独自の接続オブジェクトを作成します。

サイト間レプリケーションに使用するブリッジヘッド サーバーの接続オブジェクトは、別の方法で作成されます。各サイトのドメイン コントローラの KCC (ドメインとは無関係) には、サイト間トポロジを確認し、KCC が存在するサイトのブリッジヘッド サーバーに必要な入力方向のレプリケーション オブジェクトを作成するものが 1 つあります。このドメイン コントローラはサイト間トポロジ ジェネレータ (ISTG) と呼ばれます。この役割を持つドメイン コントローラがブリッジヘッド サーバーでもあるとは限りません。

ISTG では、サイトの特定のブリッジヘッド サーバーの接続オブジェクトを変更する必要があると判断すると、Active Directory のローカル コピーに変更を加えます。これらの変更は、通常のサイト内レプリケーション処理の一部としてサイト内のブリッジヘッド サーバーに伝達されます。ブリッジヘッド サーバー上の KCC で変更の受信後にトポロジを確認する際に、接続オブジェクトはレプリケーション リンクに変換され、Active Directory でそのリンクを使用してデータがリモート ブリッジヘッド サーバーからレプリケートされます。

現在 ISTG の役割を持っているサーバーは、Active Directory の通常のレプリケーション処理を介して伝達されます。まず、サイトの最初のサーバーがそのサイトの ISTG になります。現在の ISTG が使用できなくなるまでは、追加のドメイン コントローラが追加されても役割は変更されません。

現在の ISTG は、Active Directory の構成名前付けコンテキストのドメイン コントローラ オブジェクトにある "CN=NTDS Site Settings,CN=SiteName,CN=Sites,CN=Configuration,DC=MyDomain,DC=Com" に "interSiteTopologyGenerator" 属性を特定の間隔で書き込むことで、存在していることをサイトの他のすべてのドメイン コントローラに通知します。この間隔は、次のレジストリ値を使用して変更できます (この値はデフォルトでは存在しないため、追加する必要があります)。
キー : HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\NTDS\Parameters
値の名前 : KCC site generator renewal interval (minutes)
値のデータ : Active Directory への更新間隔 (分単位)
デフォルト値 : 30
この属性が Active Directory レプリケーションによって他のドメイン コントローラに伝達されると、これらの各コンピュータ上の KCC でこの属性が監視され、指定した時間内に書き込みが行われたかどうかが確認されます。変更が行われないまま指定した時間が経過すると、新しい ISTG が役割を引き継ぎます。この時間は次のレジストリ値を使用して変更できます。
キー : HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\NTDS\Parameters
値の名前 : KCC site generator fail-over (minutes)
値のデータ : 新しい ISTG が選択されるまでに必要な経過時間 (分単位)
デフォルト値 : 60
新しい ISTG を確立する必要がある場合、各ドメイン コントローラはグローバル一意識別子 (GUID) の昇順に並べたサーバー一覧を要求します。サーバー一覧で現在役割を持っているサーバーの次にあるドメイン コントローラが役割を引き継いで "interSiteTopologyGenerator" 属性の書き込みを開始し、ブリッジヘッド サーバーの入力方向の接続オブジェクトの管理に必要な KCC の処理を実行します。

ドメイン コントローラが ISTG の役割を引き継ぐサーバーを評価する際に、現在のサーバーが一覧の最後のサーバーである場合は、一覧の最初のドメイン コントローラから選択が再開されます。

サイト内の 2 つのドメイン コントローラがどちらも、自身が ISTG の役割を持っていると判断した場合、一時的に 2 つのコンピュータによって複数の入力方向のレプリケーション接続オブジェクトが作成された状態になる場合があります。この場合でも、レプリケーションが発生し、すべてのドメイン コントローラが新しい ISTG を特定する変更を受信すると、ISTG の KCC によってトポロジが適切に調整されます。

プロパティ

文書番号: 224815 - 最終更新日: 2007年11月20日 - リビジョン: 3.2
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Windows 2000 Server
  • Microsoft Windows 2000 Advanced Server
  • Microsoft Windows 2000 Datacenter Server
キーワード:?
kbinfo kbenv kbnetwork KB224815
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