クラスタ上でファイル共有を作成する方法

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文書番号: 224967 - 対象製品
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目次

概要

クラスタ上で可用性の高いファイル共有を作成するには、クラスタ アドミニストレータ (CluAdmin.exe) またはクラスタ API セットのいずれかを使用して作成する必要があります。他の関連リソース (IP アドレス、ネットワーク名、および記憶デバイス) を含むグループ内に共有を配置すると、それらのリソースのグループを所有するクラスタ内の任意のノードから共有を使用できます。この資料では、ファイル共有リソースを作成するための基本的な手順について説明します。

詳細

サーバー クラスタ上でファイル共有を作成するには、以下の手順を実行します。

: この資料に記載されている情報は、Windows 2000 のクラスタ サービスでも有効です。
  1. エクスプローラを開いて、他のユーザーと共有する共有ディスクにフォルダを作成します。
  2. 適切な NTFS ファイル レベルのアクセス許可をそのフォルダに割り当てます。クラスタ サービスを起動するアカウントに、少なくともそのフォルダの読み取りアクセス許可があることを確認します。

    : 通常のファイル共有のように、エクスプローラでフォルダを共有しないでください。クラスタ アカウントに適切なアクセス許可が付与されていない場合、またはエクスプローラを介してフォルダを共有した場合、クラスタ ファイル共有が失敗することがあります。これには、既存の管理用共有リソースも含まれます。たとえば、ドライブのルート (Q$) に共有を作成しないでください。
  3. クラスタ アドミニストレータ (CluAdmin.exe) を起動します。
  4. 既存の IP アドレス リソースとネットワーク名リソースを含むグループを選択します。これらのリソースが作成されていない場合、以下の操作を続行する前に作成しておく必要があります。関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
    257932 Microsoft Cluster Server を使用した仮想サーバーの作成
  5. グループを右クリックし、[新規作成] をポイントし、[リソース] をクリックします。
  6. リソースの管理用の名前と説明を入力します。[リソースの種類] ボックスの一覧の [ファイル共有] をクリックし、[次へ] をクリックします。

    : ここで指定した名前はクラスタ アドミニストレータに表示され、管理目的のみに使用されます。この名前はユーザーが接続する共有名ではありません。わかりやすく管理が容易な名前を指定してください。
  7. リソースの実行可能な所有者となるノードを選択します。[次へ] をクリックすると、すべてのノードが実行可能な所有者になります。

    : 実行可能な所有者は、リソースが特定のノードに対してフェールオーバーできるかどうかを定義します。1 つのリソースに実行可能な所有者を定義した場合でも、グループ全体のフェールオーバーに影響するため、実行可能な所有者の定義には十分注意してください。
  8. ファイル共有が依存するネットワーク名リソースと物理ディスク リソースを選択します。

    : 依存によって以下の 2 つの機能が提供されます。

    a. リソースのバインドが定義されます。クライアントがファイル共有への接続時に使用するネットワーク名リソースにファイル共有を依存させることができます。ネットワーク名リソースが依存する IP アドレス リソースは、その共有への接続時に使用される IP アドレスになります。ファイル共有リソースを "クラスタ名" リソースに依存させることはできません。

    b. リソースの起動順序が定義されます。ファイル共有をオンラインにする前に、共有を作成するネットワーク名と、共有されるフォルダが存在する物理ディスクを確実にオンラインで利用可能の状態にすることができます。

    依存 "ツリー" を作成する場合、可能な限り構造を単純にしてください。ファイル共有リソースは常に、クライアントがその共有への接続に使用するネットワーク名リソースと、フォルダが存在する物理ディスクリソースに依存する必要があります。物理ディスク リソースが他のリソースに依存しないようにします。ネットワーク名リソースは、仮想サーバーが関連付けられる IP アドレス リソースに依存する必要があります。IP アドレス リソースが他のリソースに依存しないようにします。詳細については、以下の資料を参照してください。
    171791 Microsoft Cluster Server での依存関係の作成
  9. [ファイル共有パラメータ] 画面で以下の情報を入力し、[完了] をクリックします。

    a. [共有名] は、クライアントの接続時に UNC 用に作成される共有の名前です。この名前は、有効な NetBIOS 名である必要があります。また、有効な URL 名でもあることが推奨されます。

    b. [パス] は、フォルダが存在する共有ディスクを示すローカル ノード上の完全なパスです。たとえば、T:\Users のようになります。

    c. [コメント] にはその共有に関する情報を入力します。この情報は、クライアントが共有を参照する際に表示されます。
  10. デフォルトでは、リソースが作成された時点では、リソースはオフラインの状態になっています。以下の手順は、推奨例の 1 つです。以下の手順に従って、他の運用リソースでのリソース障害の影響の切り分けを行います。これは、リソースがユーザーが運用できる状況になるまでの手助けとなります。
    1. リソースを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
    2. [詳細設定] タブで、[再開しない] をクリックし、[OK] をクリックします。
    3. リソースをオンラインにします。リソースが正しく機能していることを確認します。
    4. リソースが正しく機能していることを確認でき、リソースを運用可能な状態にすることができたら、リソースをオフラインにします。次に、[再開する] をクリックします。
    5. リソースをオンラインにします。

  • [ユーザー数制限] ボックスを使用すると、同時接続が可能なユーザー数を制限できます。
  • [アクセス許可] をクリックし、共有レベルのアクセス許可を設定します。共有レベルのアクセス許可の定義ではドメイン レベルのグループのみを使用してください。これは、ローカル グループとユーザー アカウントは他のノード上には存在しないため、ファイル共有がフェールオーバーした場合にそのアクセス許可が反映されないからです。唯一の例外は、クラスタ内のすべてのノードがドメイン コントローラの場合です。サーバー クラスタ上では、共有レベルのアクセス許可ではなく NTFS アクセス許可の使用をお勧めします。
  • [詳細設定] を使用すると、動的ファイル共有または DFS ルートを作成できます。[詳細設定] ボタンは、Windows NT 4.0 Service Pack 4 で新たに追加された機能です。NT 4.0 の実行時に [詳細設定] ボタンが表示されない場合は、Windows NT 4.0 Service Pack 4 以降の Service Pack を再適用してください。詳細については、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) の資料を参照してください。
    256926 サーバー クラスタ上のホーム フォルダの実装
    220819 Windows 2000 サーバー クラスタで DFS ルートを構成する方法
ファイル共有の参照時に、同じクラスタ上にある他の仮想サーバーのファイル共有も表示されることがあります。詳細については、以下の資料を参照してください。
285369 サーバー クラスタでクライアント側のキャッシュを構成する方法
多数のファイル共有リソースを作成する場合、Cluster.exe を使用する作成手順をスクリプト化すると容易に処理できます。詳細については、以下の資料を参照してください。
170762 他の名前のサーバーの参照リストにもクラスタ共有が表示される

プロパティ

文書番号: 224967 - 最終更新日: 2006年8月8日 - リビジョン: 5.3
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Cluster Server 1.1?を以下の環境でお使いの場合
    • Microsoft Windows Server 2003, Enterprise Edition (32-bit x86)
    • Microsoft Windows 2000 Advanced Server
    • Microsoft Windows 2000 Datacenter Server
    • Microsoft Windows NT Server 4.0 Enterprise Edition
キーワード:?
kbdiskmemory kbenv kbhowto KB224967
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