パーティションを拡張した後、ディスク管理でボリュームが生として表示されることがありますが、chkdsk はファイル システムを NTFS として表示します
この記事では、ボリュームがディスク管理で 生 として表示されるが、パーティションを拡張した後に chkdsk がファイル システムを NTFS として表示する問題の解決策を示します。
適用対象: Windows Server 2012 R2
元の KB 番号: 2261358
現象
FSExtend を使用してボリュームを拡張すると、ボリュームがディスク管理で 生 として表示される場合があります。 ただし、chkdsk を実行すると、ファイル システムは NTFS として表示されます。
さらに、システム ログに次のエラー メッセージが表示されます。
ログ名: システム
ソース: Ntfs
イベント ID: 55
レベル: エラー
説明:
ディスク上のファイル システム構造が破損しており、使用できません。 ボリューム <ドライブレッター>で chkdsk ユーティリティを実行してください。
原因
この問題は、次のいずれかの理由で発生します。
- ディスク上のファイル システム構造が破損しています。
- ファイル システムの拡張に十分なディスク領域がありません。
解決方法
この問題を解決するには、以下のいずれかの手順を実行します。
方法 1
ボリュームをマウントするディスク領域が少なすぎる場合は、NTFS トランザクション ログを 4 MB に圧縮します。 その後、ディスクにはボリュームをマウントするための十分な領域があります。 それには、以下の手順を実行します。
NTFS トランザクション ログを 4 MB に圧縮するには、次のコマンドを実行します。
chkdsk d: /l:4096 /f
ディスクにアクセスできるかどうかを判断します。 ディスクにアクセスできる場合は、空き領域を解放してから、NTFS トランザクション ログを約 65 MB の既定値に戻す必要があります。 このためには、次のコマンドを実行します。
chkdsk d: /l: 65536 /f
方法 2
ディスクで次のコマンドを実行して、ディスク上のエラーを修正します。
chkdsk /f <drive>
chkdsk が正常に完了したら、サーバーを再起動します。 次に、ドライブで FSExtend を実行して、ファイル システムを拡張します。 このためには、次のコマンドを実行します。
FSExtend <drive>
これにより、ドライブ上のファイル システムが拡張され、ディスクにアクセスできる必要があります。
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