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文書番号: 231587 - 最終更新日: 2004年9月8日 - リビジョン: 3.1

IP セキュリティ モニタ ツールを使用した IPSec 通信の表示

この記事は、以前は次の ID で公開されていました: JP231587
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概要

IP セキュリティ モニタを使用すると、管理者は IP セキュリティ (IPSec) 通信が正常に保護されているかどうかを確認できます。このツールでは、AH (Authentication Header) や ESP (Encapsulating Security Payload ) のセキュリティ プロトコルを介していくつのパケットが送信されたか、あるいはコンピュータが最後に起動されて以来セキュリティのアソシエーションやキーがいくつ生成されたかを確認できます。

コンピュータで IP セキュリティ モニタを起動するには、[スタート] ボタンをクリックして [ファイル名を指定して実行] をクリックし、ipsecmon と入力してから [OK] をクリックします。

IP セキュリティ モニタを使用してリモート コンピュータを管理するには、[スタート] ボタンをクリックして [ファイル名を指定して実行] をクリックし、ipsecmoncomputername と入力してから [OK] をクリックします。

詳細

IP セキュリティ モニタでは、ほかのコンピュータとのアクティブなセキュリティ アソシエーションだけが表示されます。成功および失敗の各セキュリティ アソシエーションのログについては、イベント ビューアのセキュリティ ログで Netlogon イベントを確認してください。更新率は設定のみ可能なオプションです。既定では 15 秒ごとに統計情報が更新されます。統計情報は、コンピュータが最後に起動されて以降 IPSec を使用している通信ごとに累積されます。次の統計情報が IP セキュリティ モニタによって記録されます。
  • アクティブ アソシエーション - 監視中のコンピュータとのアクティブなセキュリティ アソシエーションの数。
  • 機密の送信バイト数 - 機密付きで送信したバイトの総数。パケットが ESP (Encapsulating Security Payload) セキュリティ プロトコル (10 進 ID 50) を使用して送信されたことを示します。
  • 機密の受信バイト数 - 機密付きで受信したバイトの総数。パケットが ESP (Encapsulating Security Payload) セキュリティ プロトコル (10 進 ID 50) を使用して送信されたことを示します。
  • 認証された送信バイト数 - 認証プロパティを有効にして送信したバイトの総数。
  • 認証された受信バイト数 - 認証プロパティを有効にして受信したバイトの総数。
  • 不正な SPI パケット数 - SPI (Security Parameters Index) が無効なパケットの総数。この数は、セキュリティ アソシエーション (SA) の期限が切れたか、または既に有効ではないことを示すと考えられます。

    SPI とは、受信側コンピュータがパケットを処理する SA を選択できるようにする、SA 内の一意な識別値のことです。
  • 暗号化を解除しなかったパケット数 - 受信側の IPSec ドライバが暗号化を解除できなかったパケットの総数。この数は、セキュリティ アソシエーション (SA) の期限が切れた、SA が既に有効ではない、認証が成功しなかった、または整合性チェックが成功しなかったことを示すと考えられます。
  • 認証されなかったパケット数 - IPSec ドライバが正常に認証できなかったパケットの総数。この数は、セキュリティ アソシエーション (SA) の期限が切れたか、または既に有効ではないことを示すと考えられます。IPSec ドライバがパケットを処理するためにはセキュリティ アソシエーション内の情報が必要です。

    この数は、2 台のコンピュータが互いに互換性のない認証設定を持っていることを示す場合もあります。2 台のコンピュータで指定されている認証方法が同じであるかどうか確認してください。
  • キーの追加数 - ISAKMP (ISAKMP/Oakley メカニズム) から IPSec ドライバに送信されたキーの総数。この数は、ISAKMP フェーズ II セキュリティ アソシエーションが正常にネゴシエートされたことを示します。
  • Oakley メイン モード - ISAKMP フェーズ I 中に正常に確立されたセキュリティ アソシエーションの総数。この数は、キー情報の交換が正常に行われ、アイデンティティが認証されて共通のキー データが確立されたことを示します。
  • Oakley クイック モード - ISAKMP フェーズ II 中に正常に確立されたセキュリティ アソシエーションの総数。この数は、データ転送中におけるサービス保護のためのネゴシエーションが正常に行われたことを示します。
  • ソフト アソシエーション - 結果として (パケットの暗号化や署名が行われない) コンピュータどうしによるクリアテキストのデータ転送だけが認められた、ISAKMP フェーズ II ネゴシエーションの総数。
  • 認証の失敗回数 - コンピュータのアイデンティティの認証が正常に行われなかった回数の総数。各コンピュータの認証方法設定が互いに互換性のあるものか確認してください。この数は、セキュリティ アソシエーションの期限が切れたことを示す場合もあります。
メモ : IPSec (ソフト アソシエーション) なしの通信の数も、[ネゴシエーション ポリシー] 欄で値 "None" で示されます。

IP セキュリティ モニタは、IP セキュリティが対象コンピュータ上で有効かどうかも示します。この情報はウィンドウの右下隅に表示されます。IP セキュリティ モニタ内の統計情報をリセットするには、[コンピュータの管理] スナップイン (Compmgmt.msc) にある [IP セキュリティ ポリシー エージェント] を再起動します。

詳細

この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID 231587? (http://support.microsoft.com/kb/231587/EN-US/ ) (最終更新日 1999-12-29) をもとに作成したものです。


この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Windows 2000 Advanced Server
  • Microsoft Windows 2000 Datacenter Server
  • Microsoft Windows 2000 Professional
  • Microsoft Windows 2000 Server
キーワード:?
kbtshoot kbtool KB231587
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