Windows における Windows スクリプト ホストの概要

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文書番号: 232211 - 対象製品
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目次

概要

Windows スクリプト ホスト (WSH) は、スクリプト ファイルをダブルクリックするか、コマンド プロンプトでスクリプト ファイルの名前を入力することにより、Windows でスクリプトを直接実行できるようにするものです。Microsoft Internet Explorer と同様、WSH は、ActiveX のスクリプティング エンジンのコントローラとして機能します。WSH は、使用するメモリが非常に少なく、対話型および非対話型のどちらのスクリプトが必要な場合にも適しています (ログオン スクリプトや管理スクリプトなどを実行する場合)。

詳細

WSH は、Microsoft Visual Basic Scripting Edition (VBScript) または JavaScript で記述されたスクリプトをサポートします。スクリプトを実行すると、スクリプティング ホストは指定されたスクリプト ファイルの内容を読み込み、登録されたスクリプト エンジンに渡します。スクリプティング エンジンは、SCRIPT タグ (HTML 内で使用) の代わりにファイル拡張子 (VBScript の場合は .vbs、JavaScript の場合は .js) を使用して、スクリプトを識別します。このため、スクリプトの作成者が、さまざまなスクリプト エンジンの正確なプログラム ID (ProgID) を知っておく必要はありません。スクリプトの拡張子から ProgID へのマッピングは、スクリプト ホスト自体が管理します。スクリプト ホストは、Windows の関連付けモデルを使用して、指定されたスクリプトに適したエンジンを起動します。

WSH には 2 つのバージョンがあります。1 つは Windows ベースのバージョン (Wscript.exe) で、Windows ベースのプロパティを使用してスクリプトのプロパティを設定できます。もう 1 つはコマンド プロンプト ベースのバージョン (Cscript.exe) で、コマンド ライン スイッチを使用してスクリプトのプロパティを設定できます。コマンド プロンプトで "wscript.exe" または "cscript.exe" と入力することにより、いずれかのバージョンを実行できます。

以前のバージョンの Windows では、ネイティブなスクリプト言語として MS-DOS コマンド言語だけがサポートされていました。MS-DOS は高速で軽量ですが、VBScript や JavaScript に比べて機能が制限されています。ActiveX のスクリプティング アーキテクチャにより、これらの強力なスクリプト言語の利点を生かすことができる一方で、MS-DOS コマンド スクリプトも引き続きサポートされています。

Windows ベースのスクリプト ホスト (Wscript.exe) を使用したスクリプトの実行

  1. コマンド プロンプトで wscript.exe と入力し、Enter キーを押します。
  2. スクリプト ホストの該当するプロパティを設定し、[OK] をクリックします。
  3. エクスプローラまたはマイ コンピュータで、実行するスクリプト ファイルをダブルクリックします。
: Wscript.exe に関連付けられていない拡張子のスクリプト ファイルをダブルクリックすると、[ファイルを開くアプリケーションの選択] ダイアログ ボックスが表示され、そのファイルを開くために使用するプログラムを選択するように求められます。[Microsoft (R) Windows Based Script Host] をクリックしてから、[これらのファイルを開くときは、いつもこのアプリケーションを使う] チェック ボックスをオンにすると、ダブルクリックしたファイルと同じ拡張子のすべてのファイルについて、Wscript.exe がデフォルトのプログラムとして登録されます。

マイ コンピュータまたはエクスプローラでスクリプト ファイルを右クリックし、[プロパティ] をクリックして [スクリプト] タブをクリックすることにより、個別のスクリプトのプロパティを設定することもできます。

個別のスクリプトのプロパティの設定

  1. エクスプローラまたはマイ コンピュータで、個別のプロパティを設定するスクリプト ファイルを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
  2. [スクリプト] タブをクリックし、そのスクリプトに使用するオプションを設定して、[OK] をクリックします。
: プロパティの設定は、拡張子 .wsh のファイルに保存されます。たとえば、スクリプト ファイルの名前が Chart.vbs の場合、設定は Chart.wsh という名前のテキスト ファイルに保存されます。

.wsh ファイルは、.ini ファイルと同様の形式のテキスト ファイルです。.wsh ファイルには、その .wsh ファイルが関連付けられているスクリプト ファイルを識別する [ScriptFile] セクションと、[スクリプト] タブで選択した設定に対応する [Options] セクションが含まれています。

.wsh ファイルは、古い 16 ビットの Windows ベースのプログラムや MS-DOS ベースのプログラムを実行するために使用される .pif ファイルに似ています。このファイルは、実行可能ファイルまたはバッチ ファイルと同様に扱うことができます。たとえば、Myscript.vbs という名前のスクリプトがあり、このスクリプトに対して Myscript.wsh という名前の .wsh ファイルを作成した場合、エクスプローラで Myscript.wsh をダブルクリックするか、コマンド プロンプトで Cscript.exe や Wscript.exe にスクリプト引数として Myscript.wsh を渡すことにより、Myscript.wsh に記録されたオプションを使用して Myscript.vbs を実行できます。


WSH の詳細については、以下のマイクロソフト Web サイトを参照してください。
http://www.microsoft.com/japan/msdn/library/ja/script56/html/wsoriWindowsScriptHost.asp

プロパティ

文書番号: 232211 - 最終更新日: 2006年2月6日 - リビジョン: 4.1
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Windows 2000 Server
  • Microsoft Windows 2000 Advanced Server
  • Microsoft Windows 2000 Professional
  • Microsoft Windows 2000 Datacenter Server
キーワード:?
kbhowto KB232211
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