Windows 2000 の COPY、XCOPY、および MOVE の上書き機能の変更

文書翻訳 文書翻訳
文書番号: 240268 - 対象製品
この記事は、以前は次の ID で公開されていました: JP240268
すべて展開する | すべて折りたたむ

目次

概要

Cmd.exe を Microsoft MS-DOS 6.x および Microsoft Windows 95 コマンド シェル (Command.com) に準拠させるため、Microsoft は上書きに対する警告メッセージを表示できるよう変更しました。ファイルをある場所から別の場所にコピーまたは移動するとき、コピー先または移動先に同じ名前のファイルが存在する場合は、その旨を伝える警告が出され、確認を得たうえで "上書き" が行われるように改められました。

この動作は /y スイッチを指定することで抑止できます。

詳細

これらのコマンドの説明は、copy/?、xcopy/?、および move/? を実行すると表示されます。各コマンドのスイッチは次のとおりです。

移動

ファイルを移動およびファイルとディレクトリ名を変更します。

複数のファイルを移動するには : 
MOVE [/Y | /-Y] [ドライブ:][パス]ファイル名1[,...] 受け側

ディレクトリ名を変更するには : 
MOVE [/Y | /-Y] [ドライブ:][パス]ディレクトリ名1 ディレクトリ名2

  [ドライブ:][パス]ファイル名1 移動するファイルの場所と名前を指定します。
  受け側             ファイルの新しい場所を指定します。移動先は
                          ドライブ名とコロン、
                          ディレクトリ名、または組み合わせから成ります。1つのファイルだけを
                          移動する場合で、そのファイルを移動する時に名前を変更する場合、
                          ファイル名を指定できます。
  [ドライブ:][パス]ディレクトリ名1  変更するディレクトリ名を指定します。
  ディレクトリ名2                新しいディレクトリ名を指定します。

  /Y                      移動先の既存のファイルを上書きする前に確認のメッセージを表示しません。
  /Y                      移動先の既存のファイルを上書きする前に確認のメッセージを表示します。

環境変数 COPYCMD にスイッチ /Y を設定できます。
これは、コマンド ラインの /-Y で無効になります。
デフォルトでは、COPY コマンドがバッチ スクリプトから実行されていない場合、上書きを確認します。

Xcopy

ファイルとディレクトリ ツリーをコピーします。

XCOPY 送り側 [受け側] [/A | /M] [/D[:日付]] [/P] [/S [/E]] [/V] [/W]
                           [/C] [/I] [/Q] [/F] [/L] [/H] [/R] [/T] [/U]
                           [/K] [/N] [/O] [/X] [/Y] [/-Y] [/Z]
                           [/EXCLUDE:ファイル1[+ファイル2][+ファイル3]...]

  送り側       コピーするファイル(複数可)を指定します。
  受け側  新しいファイルの位置や名前を指定します。
  /A           アーカイブ属性のファイルのみをコピーし、属性は変更しません。
  /M           アーカイブ属性のファイルのみをコピーし、アーカイブ属性を解除します。
  /D:月-日-年     指定した日付以後に変更されたファイルをコピーします。
               日付が指定されなかったときは、送り側の日付が受け側の日付よりも新しいファイルだけをコピーします。
  [/EXCLUDE:ファイル1[+ファイル2][+ファイル3]...]
               文字列を含むファイルの一覧を指定します。文字列がコピーされる
               ファイルの絶対パスの一部と一致した場合、そのファイルはコピーから除外されます。
For example, specifying a string like \obj\ or .obj will exclude
               all files underneath the directory obj or all files with the
               .obj extension respectively.
  /P           受け側のファイルを作成する前に確認のメッセージを表示します。
  /S           空の場合を除いて、サブディレクトリをコピーします。
  /E           サブディレクトリが空であってもコピーします。
               /S /E と同じ意味です。/T と同時に指定できます。
  /V           書き込んだ各ファイルを検証します。
  /W           キー入力があるまでコピー開始を待ちます。
  /C           エラーが発生してもコピーを続けます。
  /I           受け側がなく複数のファイルをコピーする場合、受け側をディレクトリとしてコピーします。
  /Q           コピー中ファイル名を表示しません。
  /F           コピー中送り側と受け側の全ファイル名を表示します。
  /L           コピーされるファイル名を表示します。
  /H           隠しファイルやシステム ファイルもコピーします。
  /R           読み取り専用ファイルを上書きします。
  /T           ファイルはコピーせずにディレクトリのみを作成します。ディレクトリまたはサブディレクトリが空の場合は除きます。
               /T と使用すればディレクトリやサブディレクトリが空でも作成されます。
  /U           受け側に既に存在するファイルだけをコピーします。
  /K           属性をコピーします。通常の XCOPY は読み取り専用属性を変更します。
  /N           生成された短い名前を使用してコピーします。
  /O           ファイルの所有権と ACL 情報をコピーします。
  /X           ファイルの監査設定をコピーします( /O を含む)。
  /Y                      受け側の既存のファイルを上書きする前に確認のメッセージを表示しません。
  /-Y                      受け側の既存のファイルを上書きする前に確認のメッセージを表示します。
  /Z           再起動可能モードでネットワーク ファイルをコピーします。

環境変数 COPYCMD にスイッチ /Y を設定できます。
これは、コマンド ラインの /-Y で無効になります。

コピー

1 つまたは複数のファイルを別の場所にコピーします。

COPY [/V] [/N] [/Y | /-Y] [/Z] [/A | /B ] 送り側 [/A | /B]
     [+ 送り側 [/A | /B] [+ ...]] [受け側 [/A | /B]]

  送り側       コピーするファイル(複数可)を指定します。
  /A           ASCII テキスト ファイルとして扱います。
  /B           バイナリ ファイルとして扱います。
  受け側  新しいファイルのディレクトリまたはファイル名(複数可)を指定します。
  /V           新しいファイルが正しく書き込まれたか検査します。
  /N           MS-DOS形式以外の名前のファイルをコピーするときに、利用可能ならば、短い名前を使用します。
               non-8dot3 name.
  /Y                      受け側の既存のファイルを上書きする前に確認のメッセージを表示しません。
  /-Y                      受け側の既存のファイルを上書きする前に確認のメッセージを表示します。
  /Z           ネットワーク ファイルを再起動可能モードでコピーします。
環境変数 COPYCMD でスイッチ /Y が設定されている場合があります。
このスイッチは、コマンド ラインから /-Y が指定されると無効になります。
デフォルトでは、COPY コマンドがバッチ スクリプトから実行されていない場合、上書き確認メッセージが表示されます。
複数のファイルを付加するときは、受け側に1 個のファイルを指定し、送り側に複数のファイルを指定します
(ワイルドカードを使うか、ファイル1+ファイル2+ファイル3 と指定します)。

関連情報

この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID 240268 (最終更新日 2000-01-18) をもとに作成したものです。

プロパティ

文書番号: 240268 - 最終更新日: 2004年5月7日 - リビジョン: 3.0
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Windows 2000 Advanced Server
  • Microsoft Windows 2000 Datacenter Server
  • Microsoft Windows 2000 Professional
  • Microsoft Windows 2000 Server
キーワード:?
kbinfo kbtool kbfaq KB240268
"Microsoft Knowledge Baseに含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行ないません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社 及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社 またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。なお、本文書においては、文書の体裁上の都合により製品名の表記において商標登録表示、その他の商標表示を省略している場合がありますので、予めご了解ください。"

フィードバック

 

Contact us for more help

Contact us for more help
Connect with Answer Desk for expert help.
Get more support from smallbusiness.support.microsoft.com