文書番号: 241754 - 最終更新日: 2007年8月14日 - リビジョン: 2.4

[InetSDK] クロスフレームスクリプトが可能なページを HTML アプリケーションで作成する

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概要

Internet Explorer 4.0 SP1 では、Microsoft は、コンテンツが別々のドメインに存在するフレームどうしがお互いにスクリプトしないようにしています。開発者の中には、この制限を避けたいけれども、あるフレームのドキュメントに対して document.domain を現在の最上位レベルのドメインに設定するという確立された回避策を使用できない人がいます。こういった場合は、Internet Explorer 5 の新機能である HTML アプリケーション (HTA) を使用して、クロス フレーム スクリプトを有効にすることができます。

詳細

クロス フレーム スクリプトは、フレーム スプーフィングと呼ばれるトロイの木馬型のセキュリティ ホールを防ぐために無効にされていました。このセキュリティ ホールは、ある Web サイトが、ユーザー情報を盗むために、信頼されている Web サイト内でフレームになりすますというものです。以下の Knowledge Base では、同じネットワーク上の別々のマシンのドキュメントに関して、document.domain を使用してクロス フレーム スクリプトを有効にする方法が説明されています。

167796? (http://support.microsoft.com/kb/167796/JA/ ) [InetSDK] フレームをまたがってのスクリプトで "アクセス拒否"

ただしこれは、同じネットワーク上のマシンで、別々の最上位レベル ドメインに解決されるもの、たとえば、同じマシン上にあって別々の仮想ホストを使用する Web サイトなどに対しては、効果がありません。また、お互いにパートナーとなっていて、フレーム経由で対話したいという 2 つの異なるサイトに対しても機能しません。

こうした状況では、Internet Explorer 5 のソリューションを構築している開発者は、作成したフレームセットのクロス フレーム セキュリティを、HTML アプリケーション (HTA) に変えることによって回避することができます。これには、ページに.hta という拡張子を付け、ページの上部、HTML タグの下に <HTA:APPLICATION> というタグを挿入することが必要です。別のフレームをスクリプトしようとするフレーム (スクリプトソースなど) は、属性ペア「APPLICATION=yes」を FRAME タグ内部に持っていなければなりません。

ユーザーからアクセスがあると、HTA はそのユーザーがファイルを「実行」したいかどうかたずねます。ユーザーが「はい」と応えると、HTA は独自のウィンドウで開きます。その時点から、ドキュメントは、別々のドメインからのドキュメントを持つフレーム間で自由にスクリプトを行うことができます。これは、信頼ベースのセキュリティを使用するため、安全と考えられます。ユーザーは、ホストが故意に悪質なプログラミングを行わないということを、確実に信頼できなければなりません。

HTA の動作を確認するには、以下の HTML コードを Frame.hta というファイルに入力します。
   <HTA:APPLICATION>

   <HEAD>
   <TITLE>HTML Application Sample</TITLE>
   </HEAD>

   <FRAMESET COLS="35%,*">

   <FRAME id=fm1 src="fm1.htm" APPLICATION=yes>
   <FRAME id=fm2 src="http://www.microsoft.com">

   </FRAMESET>

   </HTML>
以下のコードを Fm1.htm というファイルに入力します。
   <HTML>

   <BODY>

   <BUTTON id=btn1 onclick="window.external.AddFavorite(parent.fm2.document.loca
tion, parent.fm2.document.title)">
   Add to Favorites >>
   </BUTTON>

   </BODY>

   </HTML>
これらのファイルを同じディレクトリに保存して、Internet Explorer 5 を使用して Frame.hta にナビゲートします。

関連情報

クロス フレーム スクリプトの問題および document.domain の回避策についての詳細は、以下の Knowledge Base をご覧ください。
167796? (http://support.microsoft.com/kb/167796/JA/ ) [InetSDK] フレームをまたがってのスクリプトで "アクセス拒否"
Internet Explorer の Web ベースのソリューションを開発する方法については、以下のサイトをご覧ください。

MSDN Web Workshop
( http://msdn2.microsoft.com/en-us/library/ms968493.aspx (http://msdn2.microsoft.com/en-us/library/ms968493.aspx) )

Internet Explorer Developer Center
( http://msdn.microsoft.com/ie/ (http://msdn.microsoft.com/ie/) )

Internet Explorer (Programming) Support FAQs and Highlights Page
( http://support.microsoft.com/default.aspx?PR=iep&FR=0&SD=MSDN&LN=EN-US (http://support.microsoft.com/default.aspx?pr=iep&fr=0&sd=msdn&ln=en-us) )

関連情報

この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID 241754? (http://support.microsoft.com/kb/241754/EN-US/ ) (最終更新日 2000-07-06) をもとに作成したものです。


この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Internet Explorer 5.0
  • Microsoft Internet Explorer 5.5
キーワード:?
cross-frame denied kbcustomhtml kbdhtml kbgrpinet kbhta kbie500 kbie550 kbiefaq kbscript scripting kbhowto KB241754
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