KCC による複製トポロジーの自動作成を無効にする

文書翻訳 文書翻訳
文書番号: 242780 - 対象製品
この記事は、以前は次の ID で公開されていました: JP242780
すべて展開する | すべて折りたたむ

目次

概要

知識整合性チェッカー (KCC) は、Windows 2000 のコンポーネントであり、サイト内とサイト間の複製トポロジを自動的に生成し保持します。サイト内、またはサイト間、あるいは両方のトポロジ管理の KCC の自動生成は、無効にすることができます。

詳細

状況によっては、複製トポロジを合わせるために複製接続を手動で作成することがありますが、これは Active Directory で記述されるネットワーク トポロジの変更を監視する作業負荷を増大させたり、またはドメイン コントローラで複製の失敗を引き起こします。

KCC は、新しいドメイン コントローラと作成された新しいサイトの追加など、Active Directory 内で発生する変更に対して複製トポロジーを調整するために、一定の間隔で実行されます。同時に、KCC は既存の接続の複製状況を調べて、接続が機能していないかどうかを判断します。接続が機能していない場合は、しきい値に達した後、KCC はほかの複製パートナー (利用可能な場合) に対して一時的な接続を自動的にビルドして、複製がブロックされないことを保証します。

: 自動複製トポロジ管理が無効になっていると、上記のフェールオーバー検出も同様に無効となります。

Windows 2000 リソース キットに含まれている Ldp.exe ツールを使い、Active Directory に対して、所定の検索基準による特定情報の LDAP (Lightweight Directory Access Protocol) 検索を実行することができます。通常 LDAP 検索を使わなければ探せないデータを、 Windows 2000 に入っているこの管理ツールを使用して照会することもできます。しかし、LDP クエリで返されるすべての情報は、セキュリティ上アクセス許可の対象となります。

Active Directory を修正し、サイトの KCC を無効にする方法

  1. Windows 2000 CD-ROM の Support\Tools フォルダから Setup.exe (既にインストールされていない場合) を実行します。これによって Support Tool Kit をインストールします。
  2. Ldp.exe を実行します。
  3. [接続] メニューで、[接続] をクリックします。
  4. エンタプライズのドメイン コントローラのサーバー名を入力し、ポート設定が 389 であることを確認して、[コネクションレス#] チェック ボックスをオフにしてから [OK] をクリックします。接続が完了すると、サーバー固有のデータは右ウィンドウに表示されます。
  5. [接続] メニューで、[バインド] をクリックします。ユーザー名、パスワード、およびドメイン名 (DNS 形式で) を該当するボックスに ([ドメイン] チェック ボックスをオンにする必要がある場合があります) 入力して、[OK] をクリックします。バインドが成功すると、右ウィンドウに次の例に似たメッセージが表示されます。
    dn: YourUserID として認証されました。
  6. [表示] メニューで、[ツリー] をクリックします。
  7. [BaseDN] ボックスで、フォレストの構成コンテナにあるサイト オブジェクトの識別名を入力します。たとえば、Mydomain.com フォレストの Default-First-Site-Name サイトに対しては、ドメイン名は次の例のようになります。
    CN=Default-First-Site-Name,CN=Sites,CN=Configuration,DC=MYDOMAIN,DC=COM
    このオブジェクトが見つかると、LDP は左のウィンドウ枠にオブジェクトを表示します。
  8. [表示] を展開します。子オブジェクトの 1 つは、CN=NTDS Site Settings から始まります。このオブジェクトをダブルクリックします。右ウィンドウで、LDP はこのオブジェクトの属性の現在の設定を出力します。それぞれの属性は、先頭に番号があり、次にかっこ (> ) が続きます。番号は属性に含まれる値の数を表します。
  9. "options" 属性を検索します。これは存在しない場合が普通で、値の修正が容易です。

    : "options" 属性が存在してその値が 0 でない場合、設定されている現在のフラグを判定し、次の手順に進む前に以下の値を使用して新しい値を作成する必要があります。
  10. 右のウィンドウ枠で、NTDS Site Settingsオブジェクトの出力の先頭を見つけます。以下に類似の例を示します。
    Expanding base 'CN=NTDS Site Settings,CN=Default-First-Site-Name,CN=Sites,CN=Configuration,DC=MYDOMAIN,DC=COM'...
    Result <0>: (null)
    Matched DNs:
    Getting 1 entries:
    > > Dn: CN=NTDS Site Settings,CN=Default-First-Site-Name,CN=Sites,CN=Configuration,DC=MYDOMAIN,DC=COM
  11. LDP 出力の "> > Dn" 部分からデータの文字列をコピーします。
  12. [参照] メニューで、[修正] をクリックします。[Dn] ボックスに、前の手順でコピーした文字列を貼り付けます。
  13. [属性] ボックスに、optionsを入力します。
  14. [値] ボックスに、適切な値を入力します。
    • 自動的なサイト内トポロジの生成を無効にするには、値 1 (10 進数) を使います。
    • 自動的なサイト間トポロジの生成を無効にするには、値 16 (10 進数) を使います。
    • サイト内トポロジ、サイト間トポロジの両方の生成を無効にするには、値 17 (10 進数) を使います。
  15. [操作] ボックスで、[置換] をクリックし、[入力] をクリックしてから [実行] をクリックします。
  16. 操作が成功すると、右のウィンドウ枠に、以下の例に類似した出力が表示されます。
    ***Call Modify...
    ldap_modify_s(ld,'CN=NTDS Site Settings,CN=Default-First-Site-Name,CN=Sites,CN=Configuration,DC=MYDOMAIN,DC=COM',[1] attrs);
    Modified "CN=NTDS Site Settings,CN=Default-First-Site-Name,CN=Sites,CN=Configuration,DC=MYDOMAIN,DC=COM".
これらの値が正しく設定されているかどうかを判断するために、Active Directory Replication Monitor (Support Tools のインストールにも含まれています) を使い、サイト構成のレポートを作成することができます。この情報には以下の例のような出力が含まれます。
Site Name: Default-First-Site-Name
---------------------------------------
Site Options:NTDSSETTINGS_OPT_IS_AUTO_TOPOLOGY_DISABLEDNTDSSETTINGS_OPT_IS_INTER_SITE_AUTO_TOPOLOGY_DISABLED
Site Topology Generator: CN=NTDS Settings,CN=ESTAD-CESSNA,CN=Servers,CN=Default-First-Site-Name,CN=Sites,CN=Configuration,DC=ifr,DC=com
Site Topology Renewal:
Site Topology Failover:
:NTDSSETTINGS_OPT_IS_AUTO_TOPOLOGY_DISABLED は、サイト内トポロジ管理が無効になっていることを意味しています。また、NTDSSETTINGS_OPT_IS_INTER_SITE_AUTO_TOPOLOGY_DISABLED は、サイト間トポロジ管理が無効になっていることを意味しています。

関連情報

この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID 242780 (最終更新日 1999-12-29) をもとに作成したものです。

プロパティ

文書番号: 242780 - 最終更新日: 2004年9月8日 - リビジョン: 3.1
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Windows 2000 Advanced Server
  • Microsoft Windows 2000 Datacenter Server
  • Microsoft Windows 2000 Server
  • Microsoft Windows 2000 Professional
キーワード:?
kbtshoot kbtool KB242780
"Microsoft Knowledge Baseに含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行ないません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社 及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社 またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。なお、本文書においては、文書の体裁上の都合により製品名の表記において商標登録表示、その他の商標表示を省略している場合がありますので、予めご了解ください。"

フィードバック

 

Contact us for more help

Contact us for more help
Connect with Answer Desk for expert help.
Get more support from smallbusiness.support.microsoft.com