FAT16 と NTFS で Windows 98 と Windows NT 4.0 をデュアル ブート構成にする

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文書番号: 243896 - 対象製品
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概要

この資料では、任意の容量の NTFS ボリュームに Windows NT 4.0 を、大容量の FAT32 ボリュームに Windows 98 をインストールし、コンピュータをデュアル ブート構成にする手順について説明します。

大容量 NTFS パーティションに Windows NT 4.0 と Windows 98 を共存させる場合は、ドライブの先頭に小さな FAT アクティブ パーティションが必要です。現在、Windows NT 4.0 と Windows 98 の両方で POST (Power On Self-Test) からアドレス指定できる共通のファイル システムは、32 KB クラスタ サイズを使用した FAT16 のみです。したがって、C ドライブを 2 GB 以下に区切り、FAT でフォーマットすると、クラスタ サイズは適切な容量になります。

アクティブ パーティションが NTFS、または 64 KB クラスタ サイズを使用している大容量 FAT16 でフォーマットされている場合、このようなファイル システムからは Windows 98 で使用されているブート コードにアクセスできないので、Windows 98 は起動できません。同様に、アクティブ パーティションが FAT32 でフォーマットされている場合、Windows NT を起動できません。

詳細

これから説明する手順に従って、Fdisk ツールを使用し、必要なパーティションを定義することができます。Windows NT のインストール後、拡張パーティション内で論理ドライブを NTFS としてフォーマットすることは避けるようにしてください。拡張パーティション内では Fdisk で NTFS 論理ドライブを認識できないので、この作業をディスク アドミニストレータから実行することは可能ですが、サポートはされていません。NTFS を論理ドライブにした後に Fdisk の下にある FAT 論理ドライブを削除すると、代わりに先頭の NTFS 論理ドライブが誤って削除されるため、注意が必要です。これを避けるには、論理ドライブをすべて Fdisk 内に作成し、削除するときにはディスク アドミニストレータを使用します。その後、論理ドライブにアクセスするオペレーティング システムから RAW 論理ドライブをフォーマットします。

ブート セクタを復旧し、正常に Windows NT 4.0 を NTFS パーティションにインストールしながら、Windows 98 を使用してデュアル ブートができるようにするには煩雑な手順が必要ですが、次の手順により簡単に実行することができます。
  1. フロッピー ディスクまたは CD-ROM から Windows NT 4.0 をインストールします。
  2. Windows NT Setup で、最低 300 MB のサイズを持つプライマリ ドライブの C パーティションを作成します。ファイル システムに FAT を選択し、Windows NT の最小インストールに進みます (これは、今後のリリースでは Windows NT のインストールから除外されます)。

    : 7.8 GB より大きな IDE ドライブに Windows NT をインストールする場合、Setup が完了した後で、Windows NT 4.0 Service Pack 4 (SP4) 以降をインストールする必要があります。これは、SP4 で更新された Atapi.sys ドライバにより、Windows NT で大きな IDE ドライブが正しく見えるようにするためです。
  3. Windows 98 の起動ディスクを使用して、コンピュータを再起動します。Fdisk を実行し、大容量ディスクのサポートに関するプロンプトが表示されたら [はい] をクリックします。
  4. 必要なサイズの拡張パーティションを作成します。ディスクの末尾に、将来、ドライブ C に一時的にインストールした Windows NT から Windows NT のブート パーティションを作成する領域を確保しておいてください。

    : 拡張パーティションを作成するときには、拡張パーティションで使用可能な領域から、Windows NT で使用する領域を差し引く必要があります。最終的に、Windows NT が NTFS パーティションにインストールされたら、プライマリ パーティションを必要なサイズに拡大することができます。FAT16 パーティションに Windows NT をインストールする必要がある場合、このパーティションのサイズが 2,048 MB を超えないようにしてください。Windows NT FAT ボリュームのサイズが 2,048 MB を超えると、強制的に 64 KB クラスタが使用されるようになりますが、これは Windows 95/98 と Windows NT のデュアル ブートではサポートされていないので、Windows 95/98 Setup は正常に終了しません。このため、Windows NT で 2 GB を超えるボリュームが必要な場合は、NTFS を使用する必要があります。
  5. Fdisk から、論理ドライブを作成するように求められます。Windows 98 で使用される論理ドライブは、拡張パーティション全体にする必要があります。複数の論理ドライブを作成する予定がある場合は、先頭ドライブを Windows 98 のインストール パーティションにしなければなりません。
  6. 論理ドライブの作成が終了したら、Fdisk を終了します。
  7. Windows 98 Startup ディスクを使用してコンピュータを再起動し、CD-ROM サポートを選択します。
  8. Windows 98 CD-ROM が挿入されている CD-ROM ドライブに変更し、[Windows 98] フォルダに移動します。次に、format driveletter と入力します。driveletter には、Windows 98 のインストール先論理ドライブが入ります。
  9. フォーマットが完了したら、Windows NT 4.0 を再起動し、ディスク アドミニストレータを実行します。
  10. 拡張パーティションの背後にあるディスクの末尾で、空いている領域を右クリックし、[作成] をクリックして、プライマリ パーティションを作成します。このパーティションは Windows NT 4.0 の固定の場所になります。[今すぐ変更を反映] をクリックして、パーティションを適切にフォーマットします。
  11. Windows 98 Startup ディスクを使用してコンピュータを再起動し、CD-ROM サポートを選択します。
  12. Windows 98 CD-ROM が挿入されている CD-ROM ドライブに変更し、[Win98] フォルダに移動します。次に、format c: /s と入力します。

    : これにより、現在インストールされている Windows NT 4.0 がフォーマットされます。次に説明する手順で Windows NT 4.0 が新しいプライマリ パーティションにインストールされると、Windows 用の Bootsect.dos エントリと Boot.ini エントリが作成されます。
  13. フロッピー ディスクまたは CD-ROM から Windows NT 4.0 Setup を実行します。

    : Windows NT 4.0 を大きな IDE ドライブにインストールしており、インストール先パーティションがハード ディスクの最初の 7.8 GB 以降にある場合、Atapi.exe ファイルを入手して、Windows NT をインストールする前に、次の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) の資料で説明されている手順に従って操作してください。
    197667 大容量の IDE ハード ディスクに Windows NT をインストールする
    Atapi.exe ファイルは次のマイクロソフト Web サイトからダウンロードできます。
    ftp://ftp.microsoft.com/bussys/winnt/winnt-unsup-ed/fixes/nt40/atapi/atapi.exe
  14. Windows NT Setup のテキストモード部分では、パーティションを表示することができます。最後のパーティションを選択し、Enter キーを押してインストールを継続します。これが実際に使用する Windows NT です。
  15. プロンプトが表示されたら、[現在のファイル システムをそのまま使用 (変更なし)] をクリックします。

    : Windows NT 4.0 がインストールされているブート パーティションに INT13 BIOS 呼び出しでアクセスできない場合、コントローラ ドライバが C ドライブのルートにコピーされ、Ntbootdd.sys という名前が付けられます。つまり、Boot.ini ファイルの ARC パスにより、SCSI 構文を使用して、ドライブのアドレスが指定されます。POST でドライブのアドレス指定を行うために SCSI 構文を使用することにより、Boot.ini の後、20 〜 30 秒の間、画面は真っ黒になります。
  16. Windows NT 4.0 のインストールを完了します。Windows 98 Startup ディスクを使用してコンピュータを再起動し、CD-ROM サポートを選択します。
  17. Windows 98 CD-ROM が挿入されている CD-ROM ドライブに変更し、[Win98] フォルダに移動します。次に、同じフォルダから setup と入力します。
  18. セットアップ中、C:\Windows フォルダにインストールしないでください。[その他のディレクトリ] をクリックして、driveletter :\Windows にインストールします。driveletter には、Windows 98 のインストール先となる論理ドライブを指定します。
Windows 98 Setup が完了すると、どちらのオペレーティング システムも正常に起動されます。また、Boot.ini ファイルが更新され、Windows 98 が有効な選択肢として表示されます。

関連情報

パーティションの種類と Windows NT Setup の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
224526 Windows NT 4.0 がサポートするシステム パーティションは最大 7.8 GB
197667 大容量の IDE ハード ディスクに Windows NT をインストールする
119497 セットアップ時作成されるブート パーティションは 4 GB まで
151414 [NT]Win95 のパーティションの種類が Windows NT で認識されない
179144 Fdisk の使用後に NTFS 論理ドライブを参照できない

プロパティ

文書番号: 243896 - 最終更新日: 2005年11月21日 - リビジョン: 2.1
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Windows 98 Standard Edition
  • Microsoft Windows NT Server 4.0 Standard Edition
  • Microsoft Windows NT Workstation 4.0 Developer Edition
キーワード:?
kbenv kbinfo KB243896
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