dskprobe.exe を使用すると FAT32 ブート セクタが破損することがある

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文書番号: 246146 - 対象製品
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現象

Windows 2000 では、FAT、FAT32、および NTFS ファイル システムがサポートされています。Windows 2000 CD-ROM または Microsoft Windows 2000 リソース キットに含まれているバージョン以外の dskprobe.exe ユーティリティを使用して FAT32 ブート セクタを参照してから保存を行うと、関連する FAT32 パーティションが読み取り不可能になることがあります。この現象が発生すると、Windows 2000 chkdsk ツールにより、ボリュームにエラーがあり、そのエラーを修復できないことが報告されます。たとえば、次のようなメッセージが表示されます。
chkdsk e:
ファイル システムの種類は FAT32 です。
ボリューム シリアル番号は C408-2213 です

エラーを検出しました。読み取り専用モードでは CHKDSK を続行できません。

chkdsk e: /f
ファイル システムの種類は FAT32 です。
ボリューム シリアル番号は C408-2213 です

chkdsk e:
ファイル システムの種類は FAT32 です。
ボリューム シリアル番号は C408-2213 です

エラーを検出しました。読み取り専用モードでは CHKDSK を続行できません。
関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
247575 chkdsk で FAT32 ブート セクタの修復にバックアップブート セクタが使用されない

原因

dskprobe.exe ユーティリティは FAT32 を認識できないため、次の条件に該当する場合に FAT32 ブート セクタが破損することがあります。
  • FAT32 ブート セクタの読み取り後、[View] メニューの [FAT-16 BootSector] をクリックした。
  • FAT32 ブート セクタに変更を行わず、FAT32 ブート セクタの保存または書き込みを行うことを選択した。
この問題は、FAT ブート セクタ固有であり、FAT32 パーティションでは使用方法が異なる一部の静的な値が、dskprobe によって変更されることが原因で発生します。

以下に、GoodSector.dsk ブート セクタと BadSector.dsk ブート セクタの比較を実行した場合の出力例を示します。
C:\>comp
比較する最初のファイルの名前: GoodSector.dsk
比較する 2 番目のファイルの名前: BadSector.dsk
オプション:
GoodSector.dsk と BadSector.dsk を比較しています...
オフセット 2B で比較エラーがあります

ファイル1 = 0
ファイル2 = 20
オフセット 2C で比較エラーがあります

ファイル1 = 2
ファイル2 = 20
オフセット 2D で比較エラーがあります

ファイル1 = 0
ファイル2 = 20
オフセット 2E で比較エラーがあります

ファイル1 = 0
ファイル2 = 20
オフセット 2F で比較エラーがあります

ファイル1 = 0
ファイル2 = 20
オフセット 30 で比較エラーがあります

ファイル1 = 1
ファイル2 = 20
オフセット 31 で比較エラーがあります

ファイル1 = 0
ファイル2 = 20
オフセット 32 で比較エラーがあります

ファイル1 = 6
ファイル2 = 20
オフセット 33 で比較エラーがあります

ファイル1 = 0
ファイル2 = 20
オフセット 34 で比較エラーがあります

ファイル1 = 0
ファイル2 = 20
不一致の数が 10 に達しました - 比較を終了します

				

解決方法

FAT32 ファイル システムには、ブート セクタのバックアップ コピーが含まれています。dskprobe.exe を使用して、破損したブート セクタにバックアップ コピーをコピーすることができます。プライマリ ブート セクタは論理ドライブのセクタ 0 であり、バックアップ FAT32 ブート セクタは論理ドライブのセクタ 6 にあります。[Bytes] 表示で、論理ドライブのセクタ 6 を読み取り、そのセクタを "FAT ブート セクタ" として参照せずに論理ドライブのセクタ 0 に書き込みます。

バックアップの FAT32 ブート セクタを復元するには、次の手順を実行します。

警告 : FAT32 パーティションの場合、[View] メニューからブート セクタを FAT ブート セクタとして表示して保存しないでください。この操作を行うと、ブート セクタが再び破損します。これは行わずに、dskprobe での編集セッション全体を通して、デフォルトのモードである [Bytes] 表示のままにしてください。
  1. dskprobe.exe を起動します。
  2. [Drive] メニューの [Logical Volume] をクリックし、修復が必要な FAT32 ボリュームを示すドライブ文字をダブルクリックします。
  3. [Read-Only] チェック ボックスをオフにして、[Set Active] ボタンをクリックし、[OK] をクリックします。
  4. [Sectors] メニューの [Read] をクリックします。[Starting Sector] の値をデフォルトの 0 から 6 に変更し、[Number of Sectors] の値を 1 のままにして [Read] をクリックします。これにより、バックアップ FAT32 ブート セクタが読み取られます。
  5. [Sectors] メニューの [Write] をクリックします。
  6. アクティブなハンドルが、修復するボリュームの論理ドライブ文字のままであることを確認して、[Starting sector to write data] の値を 6 から 0 に変更し、[Write It] をクリックします。[はい] をクリックして、ドライブのセクタ 0 を上書きすることを確認します。
  7. dskprobe ツールを終了し、修復したボリュームに対して chkdsk を実行します。
    chkdsk logical_drive_letter:
    ドライブの修復を追加で行う必要がある場合は、/f スイッチを使用します。
FAT32 ボリュームで dskprobe を使用する場合、[View] メニューからブート セクタを FAT ブート セクタとして表示して保存しないでください。dskprobe.exe で FAT32 ブート セクタを表示または変更する場合は、[Bytes] モードのままにしてください。

プロパティ

文書番号: 246146 - 最終更新日: 2007年11月20日 - リビジョン: 3.2
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Windows 2000 Server
  • Microsoft Windows 2000 Advanced Server
  • Microsoft Windows 2000 Professional
  • Microsoft Windows 2000 Datacenter Server
キーワード:?
kbenv kbprb KB246146
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