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文書番号: 248025 - 最終更新日: 2007年10月26日 - リビジョン: 4.2

Windows 2000 Advanced Server 上にクラスタ化された IIS 仮想サーバーを構築する方法

この記事は、以前は次の ID で公開されていました: JP248025
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概要

この資料では、Microsoft インターネット インフォメーション サービス (IIS) Web サイトを構築するための負荷分散とクラスタ化の概要を説明します。また、Microsoft Windows 2000 Advanced Server クラスタ ノードに IIS 仮想サーバーを構築する手順についても説明します。

概要

負荷分散またはクラスタ化を使用すると、高可用性を備えた IIS Web サイトを構築できます。負荷分散は 1 日のヒット数が多い、高トラフィックの Web サイトで効果があります。また、クラスタ化は常に利用可能であることが必要な Web サイトのトラフィックを軽減するための効果的なソリューションです。クラスタ構成では 2 台のコンピュータが共有ハード ディスクを使用しており、ユーザーからは単一のサイトであるように見えます。

この資料では、Windows 2000 Advanced Server のクラスタ ノードに IIS 仮想サーバーを構築する方法について説明します。

詳細

: クラスタを構築する前に、Microsoft クラスタ サービスおよび Microsoft IIS 5.0 がクラスタの両方のコンピュータに正しくインストールされていることを確認してください。また、両方のコンピュータが同一の共有ハード ディスクに接続されていることも確認してください。クラスタ サービスは、Microsoft Windows 2000 Advanced Server ベースと Microsoft Windows 2000 Datacenter Server ベースのドメイン コントローラまたはメンバ サーバーにインストールできます。

クラスタ サービスを実行するサーバー上に IIS サーバー インスタンスをインストールする前に、クラスタ サービスが正しくインストールされ、フェールオーバーが機能することを確認してください。

クラスタ ノードでの MSDTC の実行は、クラスタ化されたリソースとして実行した場合のみサポートします。クラスタにおいてスタンドアロン モードで MSDTC を実行することは推奨しておらず、サポートする構成ではありません。クラスタ化されていないリソースとして MSDTC を MSCS クラスタ内で使用すると、問題が発生します。このような構成では、トランザクションが切り離される可能性があり、クラスタのフェールオーバーが発生した場合にデータが破損する可能性があります。

IIS クラスタ サイトを構築するには、次の手順を実行します。

: Web リソースを正しく作成するには、手順 1. 〜 23. に従う必要があります。
  1. クラスタの最初のノードで、[スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。次に、Comclust.exe と入力し、[OK] をクリックします。コンポーネントの負荷分散がインストールされないというメッセージは無視できます。

    この手順によって両方のノードに MSDTC が構成され、クラスタ サービスを実行しているサーバーに MSDTC リソース グループがインストールされます。

    IIS 仮想サーバーに対する MSDTC リソースのインストールは、Web プログラムがトランザクション モードを使用している場合、または MSDTC に関連するプログラムを呼び出している場合に必要になります。Web サイトがトランザクションを使用していない場合には、IIS 仮想サーバー インスタンスと MSDTC リソースの依存関係は必要ありません。
  2. クラスタ内の各ノードで手順 1. を繰り返します。
  3. クラスタ内のノードの 1 つで、[スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックし、次の行を入力します。drive は共有ドライブのドライブ文字、folder は使用する Web フォルダ用のフォルダ名です。
    drive:\Inetpub\Wwwroot\folder
    Comclust.exe を実行すると、デフォルトでは、MSDTC リソースはデフォルトのクラスタ グループに追加されますが、非クォーラム ディスクに依存する別のグループにインストールすることもできます。これを行うと、デフォルトのクラスタ グループには何も追加されません。

    クォーラム ディスクを削除するか、クォーラム ディスク リソースをグループの外に移動した場合、Comclust.exe は MSDTC リソースを別のグループに移動します。また、依存関係をクォーラム ディスクから別のディスクに変更し、別のディスク グループに移動できるようにするために、MSDTC リソースのプロパティを変更することもできます。
  4. 手順 3. で作成したフォルダに、Default.asp と Default.htm という 2 つの新しいファイルを作成します。
  5. [スタート] ボタンをクリックし、[プログラム]、[管理ツール] を順にポイントし、[クラスタ アドミニストレータ] をクリックします。
  6. 使用する非クォーラム ディスク グループを右クリックし、[新規作成] をクリックし、[リソース] をクリックします。次に、リソースの名前と説明を入力します。[リソースの種類] ボックスの [IP アドレス] をクリックし、[次へ] をクリックします。
  7. [実行可能な所有者] 画面で、障害が発生した場合にディスク リソースを利用可能にしないノードをクリックして [削除] をクリックし、[次へ] をクリックします。
  8. [依存関係] 画面で、ディスク リソースをクリックし、[追加] をクリックし、[次へ] をクリックします。
  9. 仮想サーバーの IP アドレスを入力します。各仮想サーバーに対しては異なる IP アドレスを使用します。状況に応じて、[このアドレスに対して NetBIOS を有効にする] チェック ボックスをオフにします。[ネットワーク] ボックスで [パブリック クラスタ接続] をクリックし、[完了] をクリックします。
  10. クラスタ アドミニストレータで、非クォーラム ディスクを使用しているディスク グループ内の IIS 仮想サーバー用の IP アドレス リソースを作成します。それぞれの仮想サーバーに対して異なる IP アドレスを使用します。各仮想サーバー インスタンスに関して手順 6. 〜 9. を実行します。この IP アドレス リソースを、Web サイト コンテンツを格納するために選択した共有ディスク リソースおよび MSDTC リソースに依存するように設定します。
  11. [スタート] ボタンをクリックし、[プログラム]、[管理ツール] の順にポイントし、[インターネット サービス マネージャ] をクリックします。
  12. コンピュータ名を右クリックし、[新規作成] をポイントし、[Web サイト] をクリックします。[次へ] をクリックします。
  13. Web サイトの説明を入力し、[次へ] をクリックします。
  14. 手順 9. で指定した IP アドレスを入力し、サイトのポートの設定を入力します。ホスト ヘッダーを使用する場合はホスト ヘッダー情報を入力し、[次へ] をクリックします。
  15. [パス] ボックスに手順 3. で作成したフォルダの場所を入力し、[次へ] をクリックします。
  16. [以下を許可] の下で必要なアクセス許可のチェック ボックスをオンにし、[次へ] をクリックします。
  17. [完了] をクリックします。
  18. [スタート] ボタンをクリックし、[プログラム]、[管理ツール] を順にポイントし、[クラスタ アドミニストレータ] をクリックします。
  19. 手順 9. で作成した IP アドレス用のディスク グループを右クリックし、[新規] をクリックし、[リソース] をクリックします。
  20. 仮想サーバー インスタンス用の名前と説明を入力し、[IIS Server Instance] をクリックし、[次へ] をクリックします。
  21. [実行可能な所有者] 画面で、仮想サーバーのホストとしないサーバーをすべて削除し、[次へ] をクリックします。
  22. ディスク リソースをクリックして [追加] をクリックし、IP アドレス リソースをクリックして [追加] をクリックし、[次へ] をクリックします。
  23. インターネット サービス マネージャで作成した仮想サーバーをクリックし、[完了] をクリックします。
  24. (この手順は省略可能です) DNS (Domain Name System) サーバーで、この Web サイト用に提供される IP アドレスに IIS 仮想サーバー ネットワーク名をマップするホスト エントリを追加します。 これで、IIS 仮想サーバー インスタンスの準備がノード A で整いました。グループをノード B に手動で移動して新しい Web サイトを作成することができます。これを行うには、ノード B の Microsoft 管理コンソール (MMC) を使用して、同一のフォルダ パスと IP アドレスを入力します。それ以外の方法として、IISSYNC ユーティリティを使用して 2 つのノードを自動的に同期させることもできます。

    Windows 2000 Advanced Server で IISSYNC を実行する方法の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
    249603? (http://support.microsoft.com/kb/249603/ ) IISSYNC を使用して、Windows 2000 Advanced Server 上のクラスタ化された Web サイトを同期する方法
  25. 手順 1. 〜 23. を実行した後、Web サイトの DNS 名にクライアント ブラウザからアクセスして IIS 仮想 Web サーバーをテストします。たとえば、IIS 仮想サーバーのネットワーク名が "MyWeb" であり、DNS エントリにこのサイト用の "MyWeb.Microsoft.com" に対応する IP がマップされている場合、次のアドレスをブラウザ ウィンドウに入力してデフォルト ページを表示します。
    http://myweb.microsoft.com
    手順 7. で DNS エントリを指定していない場合には、クラスタ化された Web サイトに IP アドレスを使用して直接アクセスすることでテストできます。ブラウザを使用して IIS 仮想 Web サーバーをテストする前に、コマンド プロンプトで PING プロトコルを使用してクラスタ Web サイト用の IP アドレスをチェックし、ネットワーク上の IP 構成が正しいことを確認します。

MSDTC のインストールに関する追加情報

IISSync では、クラスタ ノード間でメタベースを同期するために MSDTC が必要です。デフォルトで MSDTC はクラスタ グループにインストールされ、そのまま残しておくこともできます。 IIS サーバー インスタンスを所有するグループに MSDTC を移動する方法の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
243204? (http://support.microsoft.com/kb/243204/ ) Windows 2000 クラスタサーバーにおける MSDTC の回復方法

関連情報

クラスタ化された Web サイトの設定と構成の詳細については、次のマイクロソフト Web サイトでホワイト ペーパー『Installing the Windows NT Option Pack on Microsoft Cluster Server (MSCS)』を参照してください。
http://www.microsoft.com/ntserver/techresources/deployment/enterprise/ntoption.asp (http://www.microsoft.com/ntserver/techresources/deployment/enterprise/ntoption.asp)
詳細については、次の Web サイトを参照してください。
http://localhost/iisHelp/iis/misc/default.asp?jumpurl=..\htm\core\iicluswl.htm (http://localhost/iisHelp/iis/misc/default.asp?jumpurl=..\htm\core\iicluswl.htm)
: この URL は、コンピュータに IIS をインストールしているときにのみ有効です。

関連情報

この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID 248025? (http://support.microsoft.com/kb/248025/EN-US/ ) (最終更新日 2004-11-12) を基に作成したものです。

この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Windows 2000 Advanced Server
キーワード:?
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