Exchange 2010 の SP1 を適用した後、ユーザーがクォータの警告メッセージを受け取らない

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文書番号: 2480474 - 対象製品
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現象

Microsoft Exchange Server 2010 Service Pack 1 (SP1) にアップグレードした後、一部のユーザーは、メールボックス サイズがクォータ警告しきい値を超えていてもクォータの警告メッセージを受け取らなくなります。

原因

Microsoft Exchange Server 2010 SP1 でクォータの警告メッセージが生成される方法が変更されています。SP1 よりも前では、クォータ警告スケジュール中にサーバー上のすべてのメールボックスが調査され、サイズがクォータ警告しきい値を超えているかどうかを確認します。超えている場合は、そのメールボックスに対してクォータの警告メッセージが作成されます。

SP1 では、サイズが設定済み警告しきい値を超えているかどうかを確認するためにメールボックスを調査するかどうかを制御する、新しいフラグが導入されています。メールボックス サイズが 送信禁止クォータの 50% 以上である場合、メールボックスに対してこのフラグが設定されます。

このことは、警告クォータが送信禁止クォータの 50% 未満の値に設定されている場合、メールボックス サイズが警告クォータの制限を超えていても、送信禁止クォータの 50% を超えない可能性があることを意味します。この場合、メールボックスはしきい値を超えているかどうかを確認するために調査されることはなく、クォータの警告メッセージを受け取りません。

たとえば、メールボックスのサイズの上限を 10 MB に設定し、送信禁止サイズを 8 MB に設定した場合、8 MB の上限に達した後はユーザーはメールを送信できなくなります。ただし、メールの受信は 10 MB の上限になるまで続けることができます。警告クォータを 3 MB に設定した場合、これは送信禁止サイズの 50% より少ないので警告が表示されることはありません。

また、QuotaNotificationSchedule (データベースごと) の時点でメールボックスが調査されると、フラグはクリアされます。このことは、フラグがリセットされるまで、そのメールボックスは再調査されないことを意味します。メッセージがメールボックスに保存されるか、メールボックスでメッセージが送信されるときに、この現象が発生します。この時点で、メールボックス サイズが送信禁止クォータの 50% を超えている場合、フラグはリセットされ、QuotaNotificationSchedule の次のタイム スライスでメールボックスが調査されます。

解決方法

この問題を解決するには、次の更新プログラムのロールアップ パッケージをインストールします。
2608646 Exchange Server 2010 Service Pack 1 用の更新プログラムのロールアップ 6 について

詳細

管理者が、メールボックスが警告送信禁止送受信禁止、および格納域の制限を超えているかどうかを確認する必要がある場合は、次の手順を実行して診断ログを強化することができます。
  1. Exchange 管理コンソールを起動します。
  2. [Microsoft Exchange On-Premises] を展開します。
  3. [サーバーの構成] を選択します。
  4. [サーバーの構成] で、ログを強化するサーバーの名前を選択します。
  5. [アクション] ウィンドウで、[診断ログのプロパティの管理] を選択します。
  6. [MSExchangeIS] を展開します。
  7. [900 プライベート] を展開します。
  8. [格納域の制限] を選択します。
  9. [エキスパート] ラジオ ボタンを選択し、[構成] をクリックします。
  10. この設定を有効にするために、MSExchangeIS サービスを再起動したり、データベース ストアをマウント解除して再度マウントしたりする必要はありません。
  11. QuotaNotificationSchedule の次回実行時に、アプリケーション ログにイベントが記録され、格納域の制限送信制限、および送信禁止および受信禁止の格納域の制限を超えたメールボックスの詳細を示します。

各データベースの QuotaNotificationSchedule を確認するには、次のコマンドを実行します。
Get-MailboxDatabase | fl Name, QuotaNotificationSchedule

注意 : これは、マイクロソフトのサポート組織内で直接作成された "緊急公開" の資料です。 この資料には、確認中の問題に関する現状ベースの情報が記載されています。 情報提供のスピードを優先するため、資料には誤植が含まれる可能性があり、予告なしに随時改定される場合があります。 その他の考慮事項については、使用条件を参照してください。

プロパティ

文書番号: 2480474 - 最終更新日: 2011年11月11日 - リビジョン: 3.0
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Exchange Server 2010 Enterprise
  • Microsoft Exchange Server 2010 Standard
キーワード:?
kbsurveynew KB2480474
"Microsoft Knowledge Baseに含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行ないません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社 及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社 またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。なお、本文書においては、文書の体裁上の都合により製品名の表記において商標登録表示、その他の商標表示を省略している場合がありますので、予めご了解ください。"

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