[XADM] Isinteg を Fix モードで実行すると予定表が利用不可

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文書番号: 254230 - 対象製品
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目次

概要

この資料では、Isinteg を Fix モードで実行した後に、予定表の情報に影響がでる現象について記述しています。

詳細

一定の状況下で、インフォメーション ストアに対して Isinteg を Fix モードで実行すると、ユーザーが予定表を使用できなくなる場合があります。その結果、予定表のエントリーは存在はしますが、開始時間、終了時間がランダムに変更され使用不可になるか、または、ユーザーの予定表からエントリーが削除される現象が発生します。この問題の原因になると考えられる代表的なコマンド ラインは以下のとおりです。
isinteg -pri -fix -detailed -verbose -test message

原因

Isinteg をインフォメーション ストアに対して Fix モードで実行している際、予定に適切にアクセスするために必要かどうかを認識せずに、予定の JET プロパティ タグ配列から MAPI プロパティを削除する場合があります。その結果、開始終了時間がランダムに修正されるために使用不可になるか、あるいはユーザーの予定表から削除されます。

通常、これらの削除操作は、以下のような方法で Isinteg.pri ファイルまたは Isinteg.pub ファイルにログ出力されます。
  Microsoft Exchange Information Store Integrity Checker v5.5.2448.8
  Copyright (c) 1986-1997 Microsoft Corp.    All rights reserved.
  Started:    02/11/00 08:15:32
  Server name: garfield.pss.microsoft,de
  Store path: C:\exchsrvr\MDBDATA\PRIV.EDB
  Store size: 3153920 bytes
  Output log: d:\isinteg\isinteg-priv.log
  Check mode: check and fix
  Options: -pri -fix -detailed -verbose -l d:\isinteg\isinteg-priv.log -test
   message

  No reference count tests
  Starting test 1 of 1, 'Message'
  Warning: Message 13 (Inid=00BB-000000000349): Prop count does not match
   between ptagMsgPropTagArray(67B20102) and JET columns

  Warning:   Prop 806A0040 is in ptagArray but not in a JET column.
  Fix: Message 13 (Inid=00BB-000000000349): Fixed the ptagMsgPropTagArray 
  (67B20102) with correct props.

  Warning: Message 14 (Inid=00BB-00000000054D): Prop count does not match 
  between ptagMsgPropTagArray(67B20102) and JET columns

  Warning:   Prop 806A0040 is in ptagArray but not in a JET column.
  Fix: Message 14 (Inid=00BB-00000000054D): Fixed
  the ptagMsgPropTagArray(67B20102) with correct props.

  Warning: Message 15 (Inid=00BB-000000000551): Prop count does not match
  between ptagMsgPropTagArray(67B20102) and JET columns

  Warning:   Prop 806A0040 is in ptagArray but not in a JET column.
  Fix: Message 15 (Inid=00BB-000000000551): Fixed the
   ptagMsgPropTagArray(67B20102) with correct props.

  Finished Message, number of rows = 16. Time: 0h:1m:20s, number of warnings =
  6, number of fixes = 3

  . . . . . SUMMARY . . . . .
  Total number of tests : 1
  Total number of warnings : 6
  Total number of errors : 0
  Total number of fixes : 3
  Total time : 0h:1m:20s
このシナリオでは、名前付きプロパティ 806A0040 (806A はプロパティの ID を表わし、0040 はプロパティのタイプ PT_SYSTIME を表す) が、影響を受ける予定から削除されます。ID 806A は、名前付きプロパティであるため、他のストアに関しては異なる場合があります。MAPI に関しては、名前付きプロパティは、名前または ID によって一意に参照できます。この問題により、Isinteg が、予定の開始時間にマップする ID である ID 33293 にマップするすべての予定の名前付きプロパティを削除することになります。

状況

マイクロソフトは、本現象を Microsoft Exchange Server, version 5.5 SP2 / SP3 における障害として確認しました。修正モジュールは入手可能ですが、十分な広範囲にわたるテストは行われておらず、この特定の問題に直面しているシステムにのみ適用するべきです。この特定の問題によって重大な影響を受けていない場合に限り、マイクロソフトはこの修正を含む次のサービスパックを待つことを推奨します。詳細に関しては、マイクロソフト テクニカルサポートにお問い合わせください。なお、この問題は以下のバージョン以降で修正されています。
   File Name     Version
   -----------------------
   STORE.EXE     5.5.2652.42
この修正が含まれた I386 用の修正モジュールは以下の Microsoft Download Center 「Exchange 5.5 インフォメーションストア修正プログラム」よりダウンロードすることが可能です。
Exchange 5.5 インフォメーションストア修正プログラム (日本語版)
I386 URL : http://www.microsoft.com/downloads/release.asp?ReleaseID=20920
なお、本修正モジュールは Exchange Server version 5.5 Service Pack 3 の環境に対して適用可能な修正モジュールです。したがいまして、この修正モジュールを適用する前に Exchange Server 5.5 SP3 をインストールする必要があります。なお、Exchange Server 5.5 サーバー SP3 は、以下の FTP サイトからダウンロードが可能です。

ftp://ftp.microsoft.com/bussys/exchange/exchange-public/fixes/Jpn/Exchg5.5/Sp3 注意 この修正モジュール適用後に Microsoft Exchange Information Store サービスを起動しますと、Information Store データベースのアップグレードが行われます。アップグレードされたデータベースは Exchange サーバー 5.5 SP3 以前の環境にリストアすることはできませんのでご注意ください。したがいまして、Exchange サーバーを再インストールしてデータベースのリストアを行う場合には、以下の手順で実行していただきますようお願いいたします。

リストア手順

  1. Exchange サーバー 5.5 をインストールします。この時、バックアップを取得した環境の組織名とサイト名を合わせます。[既存サイトへの追加] は選択しないようにご注意ください。
  2. Exchange サーバー 5.5 SP3 を適用します。
  3. Exchange 5.5 インフォメーション ストア修正プログラムを適用します。
  4. データベースをリストアします。この時、[既存のデータをすべて削除] を選択します。

関連情報

この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID 254230 (最終更新日 2000-06-26) をもとに作成したものです。

プロパティ

文書番号: 254230 - 最終更新日: 2014年2月12日 - リビジョン: 3.0
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Exchange Server 5.5 Service Pack 3
  • Microsoft Exchange Server 5.5 Service Pack 2
キーワード:?
kbnosurvey kbarchive calendar fix-mode isinteg kbbug kbfix post-sp3 qfe schedule KB254230
"Microsoft Knowledge Baseに含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行ないません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社 及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社 またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。なお、本文書においては、文書の体裁上の都合により製品名の表記において商標登録表示、その他の商標表示を省略している場合がありますので、予めご了解ください。"

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