Office 365 で差出人セーフリストと受信拒否リストの設定を行う方法

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文書番号: 2545137 - 対象製品
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目次

はじめに?

Microsoft Office 365 の Microsoft Exchange Online でメールボックスの差出人セーフリストと受信拒否リストを設定する際、メールボックスは各ユーザーの差出人セーフリストと受信拒否リストを別々に保存します。これは、Microsoft Office Outlook の前のバージョンにみられる動作と類似しています。

設定後、Outlook と Outlook Web App で設定が継続されます。ハイブリッドを展開している組織の管理者は、Active Directory のグループ ポリシーを使用して適用される設定と一致する差出人セーフ リストと受信拒否リストを設定できます。Office 365 管理者は Exchange Online PowerShell を使用して、ユーザーのメールボックスに対してこの設定を行う必要があります。

本資料は Office 365 管理者向けの手順です。個人ユーザーが差出セーフ リストおよび受信拒否リストに変更を加える場合は、以下のいずれかの マイクロソフト Web サイトを参照してください。

手順

Exchange Online 管理者は、差出人セーフリストと受信拒否リストを設定するため、以下の管理者の役割を付与されている必要があります。
  • 組織の管理
  • レコードの管理
  • 受信者の管理
  • ヘルプデスク

単一のユーザーに対し、差出人セーフリストと受信拒否リストを設定する方法

  1. Windows PowerShell を使って Exchange Online に接続します。以下の Microsoft web サイトを参照してください。

    リモート PowerShell を使用して Exchange に接続する
  2. PowerShell プロンプトで以下のコマンドを入力し、Enter キーを押します。

    Set-MailboxJunkEmailConfiguration -Identity user@contoso.com -BlockedSendersAndDomains "<domainA>.com",
    "user@<domainB>.com","..." -TrustSendersAndDomains "<domainC>.com","user@<domainD>.com","..."


    プレースホールダー user@contoso.com は設定が行われているユーザーを意味し、プレースホールダー "<domainC>.com"、"user@<domainD>.com","..." は、一覧に追加する必要のあるドメインと個別の電子メールアドレスを意味します。例えば以下のコマンドは、user@contoso.comに対し、"<spamA>.com" から送信された電子メールをすべて拒否し、"john@<spamB>.com" から送信された電子メールをすべて許可します。

    Set-MailboxJunkEmailConfiguration -Identity user@contoso.com -BlockedSendersAndDomains "<spamA>.com" -TrustedSendersAndDomains john@<spamB>.com"

一括で差出人セーフリストと受信拒否リストを設定する方法

  1. Windows PowerShell を使って Exchange Online に接続します。以下の Microsoft web サイトを参照してください。

    リモート PowerShell を使用して Exchange に接続する
  2. PowerShell プロンプトで以下のコマンドを入力し、Enter キーを押します。

    Get-Mailbox | Set-MailboxJunkEmailConfiguration -BlockedSendersAndDomains "<domainA>.com","user@<domainB>.com","..." -TrustedSendersAndDomains "<domainC>.com","user@<domainD>.com","..."

    プレースホールダー user@contoso.comは設定が行われているユーザーを意味し、プレースホールダー "<domainC>.com"、"user@<domainD>.com","..." は、一覧に追加する必要のあるドメインと個別の電子メールアドレスを意味します。例えば以下のコマンドは、Contoso のすべてのユーザーに対し、"<spamA>.com" から送信された電子メールをすべて拒否し、"john@<spamB>.com" から送信された電子メールをすべて許可します。

    Get-Mailbox | Set-MailboxJunkEmailConfiguration -BlockedSendersAndDomains "<spamA>.com" -TrustedSendersAndDomains john@<spamB>.com"

差出人セーフリストと受信拒否リストを確認する方法

差出人セーフリストと受信拒否リストが正しく設定されたことを確認するには、Get-MailboxJunkEmailConfiguration コマンドレットを使用して、ユーザーの一覧の状態を確認します。これを行うには、Exchange Online PowerShellプロンプトで以下のコマンドを入力し、Enterキーを押します。
Get-MailboxJunkEmailConfiguration -Identity User@contoso.com

プレースホールダー user@contoso.com は組織のいかなるユーザーをも意味します。

上記の結果を、以下の例で示します。

元に戻す画像を拡大する
Results of Get-MailboxJunkEmailConfiguration



既存の差出人セーフリストと受信拒否リストを更新する方法


一覧を設定した後、今後更新が必要な場合があります。一覧を更新する際、電子メールアドレスやドメインを削除および追加したいことがあります。こうしたエントリーは多値の変数として保存されるため、いかなる変更も以前設定したエントリーのアイテムを上書きする可能性があります。この問題を回避するには、一覧を更新する前に、変数に既存のメールボックスの設定を保存します。これを行うには、以下の手順に従います。
  1. Windows PowerShell を使って Exchange Online に接続します。以下の Microsoft web サイトを参照してください。

    リモート PowerShell を使用して Exchange に接続する
  2. 変数($Temp)に設定を保存します。これを行うには、プロンプトに以下のコマンドを入力し、EnterToキーを押します。

    $Temp = Get-MailboxJunkEmailConfiguration User@contoso.com

    プレースホールダー User@contoso.comは、変更を加えたいユーザーを意味します。
  3. $Tempに一覧を更新します。これを行うには、演算子(+=)を使用しBlockedSendersandDomains または TrustedSendersAndDomains の属性を更新します。これを行うには、以下の手順に従います。
    1. 以下のコマンドを入力し、Enterキーを押して受信拒否リストを更新します。
      $Temp.BlockedSendersAndDomains += "domainC.com","user@domainD.com","..."
    2. 以下のコマンドを入力し、Enterキーを押して差出人セーフリストを更新します。
      $Temp.TrustedSendersAndDomains += "domainC.com","user@domainD.com","..."
  4. 変数 ($Temp)に対して行われた更新を行うには、以下のコマンドレットを使用して、Enterキーを押します。

    Set-MailboxJunkEmailConfiguration -Identity User@contoso.com -BlockedSendersAndDomains $Temp.BlockedSendersAndDomains -TrustedSendersAndDomains $Temp.TrustedSendersAndDomains


    この変更を組織のすべてのユーザーに適用するには、本トピックの"一括差出人セーフリストの設定" セクションに記載された手順に従ってください。


この手順で使用されるコマンドレットについての詳細は、以下のMicrosoft TechNet webサイトを参照してください。
Get-MailboxJunkEmailConfiguration
Set-MailboxJunkEmailConfiguration
追加情報が必要な場合は Office 365 コミュニティ Web サイトを参照してください。

プロパティ

文書番号: 2545137 - 最終更新日: 2014年7月16日 - リビジョン: 9.0
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Exchange Online
キーワード:?
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