[INF] SQL フェールオーバー クラスタ ウィザードのエラーのトラブルシューティング

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文書番号: 254593 - 対象製品
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目次

概要

この資料では、SQL Server フェールオーバー クラスタ ウィザードで実行される処理とその実行順序について説明します。また、ウィザードの手順の中でエラーの原因となる可能性のある問題について解説し、それらの問題の解決策を示します。さらに、具体的な事例について問題と解決方法を示します。

: SQL Server 6.5 または 7.0 クラスタを使用している場合は、SQL Server 2000 が入手可能になりしだい、できる限り速やかにアップグレードしてください。SQL Server 2000 Enterprise Edition のフェールオーバー クラスタ環境では、以下のツール、機能およびコンポーネントがサポートされます。
  • Microsoft Search サービス (全文検索)
  • 複数インスタンス
  • SQL Server Enterprise Manager
  • サービス コントロール マネージャ
  • レプリケーション
  • SQL プロファイラ
  • SQL クエリ アナライザ

詳細

SQL Server フェールオーバー クラスタ ウィザードを使用した場合、以下のように処理が実行されます。
  1. 最初に、SQL Server フェールオーバー クラスタ ウィザードはサーバーに接続し、すべてのデータベースとバイナリが共有ディスク上に存在するかどうかを確認します。

    起こり得る問題

    この段階で問題が発生する可能性があるのは、サービスが開始できないことくらいです。これは通常、共有ディスクを所有するノードが適切でないか、プログラム ファイルとデータ ファイルをインストールするときに失敗していたことが原因として考えられます。

    解決方法

    この問題を解決するには、クラスタ ウィザードを実行する前に、共有ディスクを所有するノードが適切であることを確認します。また、プログラム ファイルとデータ ファイルがクラスタ ディスクにインストールされていることも確認する必要があります。
  2. IP アドレスとネットワーク名を入力すると、ウィザードによりそれらのプロパティを持つテスト リソースが作成され、ネットワーク上で競合が生じないかどうかを確認するためにオンラインにされます。

    : エラー メッセージが表示されるのは、入力した IP アドレスが使用中の場合だけです。無効な IP アドレスや不適切なサブネット マスクは検出されません。

    起こり得る問題

    サーバーのクラスタを解除してから再度クラスタ化した場合、ネットワーク名が使用中であることを示すエラー メッセージが表示されることがあります。この問題が発生するのは、場合によって、Windows NT が NetBIOS 登録データベースからネットワーク名を正常に削除できないことがあるためです。

    第一の解決方法

    コマンド プロンプト ウィンドウを開き、次のコマンドを入力します。

    nbtstat -RR
    Enter キーを押します。コマンドの実行が完了したら、再度同じ IP アドレスを使用してみます。依然としてエラーが発生する場合は、第二の解決方法に進みます。

    第二の解決方法

    システムを再起動します。
  3. 必要な情報を入力すると、BINN に登録されているすべての COM ファイルが SQL Server のサブディレクトリにコピーされます。このディレクトリの位置は次のレジストリ キーに設定されています。
    HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Shared Tools\SharedFilesDir
    デフォルトでは、このキーには次の場所が設定されています。
    C:\Program Files\Common Files\Microsoft Shared\

    起こり得る問題

    SQL Server フェールオーバー クラスタ ウィザードがこれらのファイルまたはそのコピー先を見つけることができない場合があります。この問題が発生するのは通常、ウィザードで使用される次のレジストリ キーに問題がある場合です。
    HKey_Local_Machine\Software\Microsoft\SharedTools\SharedFilesDir


    セットアップでは別のレジストリ キー (以下のレジストリ キー) が使用されますが、通常はどちらのレジストリ キーにも同じパスが設定されています。
    HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\CommonFilesDir


    : この問題が発生してもエラーは表示されません (これは仕様です)。これは、レプリケーションを行わずにインストールでき、そのままウィザードを実行してもエラーが発生しないようにするためです。この問題が発生しているかどうかを確認する唯一の方法は、デバッグ出力ウィンドウを調べることです。デバッグ出力ウィンドウを表示するには、SQL Server フェールオーバー クラスタ ウィザードを実行する前にシステム環境に _PRINT_CONSOLE_=1 を設定します。この処理が正常に実行された場合、レプリケーション ファイル (Replres.dll や Distrib.exe など) がコピーされると、これらのファイルへの参照が表示されます。これらのファイルへの参照が表示されない場合は、この問題が発生しています。

    第一の解決方法

    「具体的なシナリオ」のシナリオ 8 を参照してください。

    第二の解決方法

    「具体的なシナリオ」のシナリオ 3 を参照してください。
  4. 次に、SQL Server フェールオーバー クラスタ ウィザードは、リモート レジストリを読み取って正しいパスを調べ、これらの同じファイルをもう一方のノードの同じ場所にコピーします。リモート ノードに cluster_tools_share という名前の共有が作成され、そこにファイルがコピーされます。その後、この共有は削除されます。
    起こり得る問題

    この段階で問題が発生する可能性があるのは、もう一方のノードのレジストリ キーに問題があるか、ウィザードが共有を作成できない場合のみです。

    第一の解決方法

    手順 8. を参照してください。

    第二の解決方法

    「具体的なシナリオ」のシナリオ 3 を参照してください。
  5. その後、ウィザードはクラスタ固有のファイルを両ノードの \System32 ディレクトリにコピーします。
    起こり得る問題

    通常、この段階の処理は正常に実行されます。SQL Server フェールオーバー クラスタ ウィザードはファイルを CD またはネットワーク共有からコピーするので、共有との接続が切断される、あるいは cluster_tools_share が既に存在するため作成できないという問題が発生する可能性があります。

    解決方法

    「具体的なシナリオ」のシナリオ 3 を参照してください。
  6. ウィザードは "secnode" セットアップを実行します。これにより、必要なシステム ファイルがリモート ノードにコピーされ、C:\Program files\Common files\Microsoft Shared ディレクトリにコピーされたすべての COM ファイルが登録されます。
    起こり得る問題

    この段階の主な問題の 1 つに、最初のノード (net use でユーザー名とパスワードを指定して接続) の共有ポイントからセットアップを実行した場合に起こる問題があります。このとき、デフォルトでは node2 には共有へのアクセス権がないため、secnode の実行時にインストール場所へと逆に接続してファイルをコピーすることができません。この問題が発生すると、リモート コンピュータでセットアップが実行できなかったことを示すメッセージが表示されます。

    ネットワーク共有からインストールする場合、パス名に空白が含まれていると、別の問題が発生することがあります。これにより secnode セットアップが失敗します。空白を含むパスは引用符で囲まれていないと正しく処理されません。共有の名前を変更する以外に回避策はありません。

    第一の解決方法

    どちらかの問題が生じた場合、<%SYSROOT%> ディレクトリの Sqlclstr.log ファイルか、第 2 ノード上の TEMP ディレクトリの Remsetup.log ファイルを調べることにより、問題解決の手掛かりが得られます。すべての問題を解決し、ウィザードを再度実行します。

    第二の解決方法

    第 2 ノードに対して操作を実行するときに、アクセス許可の問題が原因で SQL Server フェールオーバー クラスタ ウィザードが正常に機能しないこともあります。セットアップを実行するアカウントには、適切なアクセス許可が付与されている必要があります。
    • 両方のノードのローカル管理者であること。
    • "サービスとしてログオン" ユーザー権利が付与されていること。
    • "オペレーティング システムの一部として機能" ユーザー権利が付与されていること。
    両方のノードに対してこれらのアクセス許可が付与されていない場合、この処理は失敗します。

    これらのアクセス許可は、プライマリ ドメイン コントローラ (PDC) から設定します。適切なアクセス許可を設定したら、変更が反映されるように、ログオフしてから再びログオンする必要があります。詳細については、「具体的なシナリオ」のシナリオ 5 を参照してください。


    起こり得る問題

    実行されても、すべての COM ファイルが正常に登録されないなど、内部的なエラーが発生して、secnode でエラーが発生する場合もあります。

    解決方法

    第 2 ノード上の Sqlstp.log に記録された問題をすべて解決します。
  7. 次に、SQL Server フェールオーバー クラスタ ウィザードは、以下の場所にあるすべてのファイルを再バインドします。
    • SQL BINN ディレクトリ
    • C:\Program Files\Common Files\Microsoft Shared\SQL Server
    • C:\Program Files\Common Files\Microsoft Shared\Database Replication
    これは両方のノードで行われます。

    次に、SQL Server フェールオーバー クラスタ ウィザードは両方のノードで以下のシステム ファイルを再バインドします。
    • Dbnmpntw.dll
    • Sqlstr.dll
    • Sqlwoa.dll
    • Sqlsrv32.dll
    • Cliconfg.dll
    • Cliconfg.exe
    SQL Server フェールオーバー クラスタ ウィザードは、ローカル ノードの %Sysroot%\System32\Sqlctr70.dll のみを再バインドします。
    起こり得る問題

    再バインド処理が中断されるのは、バインド対象ファイルのいずれかが何かで使用されている場合だけです。SQL Server サービス マネージャなどの SQL Server アプリケーションが起動されている場合は、次のメッセージが表示されます。
    ..could not update binaries...
    詳細については、次の資料を参照してください。
    248380 [PRB] バイナリの更新時に SQL Server 7.0 フェールオーバー クラスタ ウィザードでエラーが発生する
    発生することが多い問題は、一部のシステム ファイルが使用中になっている場合の問題です。

    通常、問題が発生しているノードは、再試行後にメッセージが再び表示されるまでの時間から判断できます。メッセージがすぐ表示される場合は、ローカル コンピュータ上のファイルが使用中であり、表示に数秒かかるようであれば、リモート ノードで問題が発生していると考えられます。

    解決方法

    通常、この問題は、原因となるサービスをすべて停止し、起動中のアプリケーションがないことを確認することにより、回避できます。実行中のサービスを確認する方法を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
    192708 [INF] SQL 6.5 または MSMQ 1.0 のクラスタ サーバー サポートのインストール順序
    SQL Server 6.5 Enterprise Edition については、上の資料を参照してください。

    219264 [INF] SQL Server 7.0 クラスタリング セットアップのインストール手順
    SQL Server 7.0 Enterprise Edition については、上の資料を参照してください。


    起こり得る問題

    クラスタを解除しているときにリソース DLL のいずれかが使用中になっている場合、そのリソース DLL が、サーバーとの接続で応答を停止することがあります。これにより、リソースがオフラインであっても、リソース モニタ プロセス (Resrcmon.exe) で dbnmpntw.dll ファイルが開かれた状態になります。

    第一の解決方法
    再起動後、ウィザードを再度実行してアンインストールします。

    第二の解決方法

    原因となっている DLL の名前を Dbnmpntw.dll.copy に変更してから、そのファイルをコピーして元の名前に戻します。これで .copy ファイルは使用中でも dbnmpntw.dll ファイルは使用中でなくなるため、ウィザードを最後まで実行できる可能性があります。
  8. SQL Server フェールオーバー クラスタ ウィザードはネットワーク名、IP、sqlserver、エージェント、vsrvsvc の各リソースをクラスタで作成し、SQL Server リソースをオンラインにし、sysservers システム テーブル内のローカル サーバーを仮想サーバー名に変更します。

    起こり得る問題

    通常、これらのリソースの作成で問題が発生することはありません。当該ディスクの存在するグループ内にリソースが作成されることを確認できます。ここでの処理は、リソースを作成することと、各リソースが適切な順番で開始されるようにリソース間の依存関係を設定することです。

    セットアップの最終段階で、リソースがオンラインになります。最初の段階では、MSSQLSERVER$VIRTNAME サービスの開始、サービスへの接続、および sysservers への適切な値の設定が行われます。この処理が失敗した場合、セットアップ全体が失敗し、それまでのすべての作業がロールバックされます。このとき Sqlsrv32.dll ファイル (ODBC ファイル) の再バインドは正しく行われません。この問題が発生した場合、クラスタ セットアップ ログ (Sqlclstr.log) 内の fixsysservers 呼び出しの直後にエラー 123 または 126 が記録されます。

    この問題が発生した場合、以下のいずれかの状況になっています。
    1. クラスタが完全に破損しています。
    2. ウィザードで Kernel32.dll ファイルへの 2 つの参照のうち一方のみが、Vernel32.dll を参照するように変更されたことが原因で問題が発生しています。
    3. SQL Server をインストールする前に、別のバージョンの Microsoft Data Access Components (MDAC) がコンピュータにインストールされていた場合は、システムにある Sqlsrv32.dll ファイルのバージョンが異なります。
    第一の解決方法

    両方のサーバーを再起動し、再試行の前に、必要最小限のサービスのみが実行されていることを確認します。以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) の資料を参照してください。

    192708 [INF] SQL 6.5 または MSMQ 1.0 のクラスタ サーバー サポートのインストール順序
    SQL Server 6.5 Enterprise Edition については、上の資料を参照してください。

    219264 [INF] SQL Server 7.0 クラスタリング セットアップのインストール手順
    SQL Server 7.0 Enterprise Edition については、上の資料を参照してください。

    第二の解決方法

    Sqlsrv32.dll ファイルの名前を変更してから、コンピュータを再起動します。再試行の前に、必要最小限のサービスのみが実行されていることを確認します。以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) の資料を参照してください。

    192708 [INF] SQL 6.5 または MSMQ 1.0 のクラスタ サーバー サポートのインストール順序
    SQL Server 6.5 Enterprise Edition については、上の資料を参照してください。

    219264 [INF] SQL Server 7.0 クラスタリング セットアップのインストール手順
    SQL Server 7.0 Enterprise Edition については、上の資料を参照してください。

    第三の解決方法

    SQL Server Product Support Services にお問い合わせください。
  9. SQL Server フェールオーバー クラスタ ウィザードが完了します。


具体的なシナリオ

シナリオ 1

問題

SQL Server フェールオーバー クラスタ ウィザードでエラーが発生し、以下のログが出力されます。
@ CopyFileIfNeeded: [D:\EnterpriseEdition\x86\CLUSTER\SQAGTRES.DLL] => [C:\WINNT\System32\SQAGTRES.DLL]
@@@ CopyFileIfNeeded: [D:\EnterpriseEdition\x86\CLUSTER\SQAGTRES.DLL] => [\\LNXDAYCC02\admin$\system32\SQAGTRES.DLL]
~~~ XXX InstallRemote failed
[reghelp.cpp:34] : 2 (0x2): The system cannot find the file specified.
					
解決方法

クラスタ内の両方のノードから \\server_name\admin$ で接続できるかどうかを確認します。

ネットワーク インターフェイス カード (NIC) の設定が変更されていないかどうか、およびネットワーク カードが交換されていないかどうかを確認します。
警告 : Microsoft ネットワーク用ファイルとプリンタの共有 (Windows 2000 コンピュータのネットワーク接続のプロパティにあります) を無効にすると、管理用共有に接続できなくなります。管理用共有にアクセスしようとすると、エラー 53 のエラー メッセージが表示されます。

シナリオ 2

問題

SQL Server フェールオーバー クラスタ ウィザードでエラーが発生し、次の一般メッセージが出力されますが、特定のファイルへの参照はありません。
ファイルが既に存在します。
解決方法

SQL Server のグループ名がすべて大文字であるかどうかを確認します。すべて大文字でない場合、ウィザードでは新しいグループの作成が試行されますが、作成はできません。すべて大文字でない場合は、一時的に別の名前 (x など) に変更してから、すべて大文字の適切な名前に変更します。

: この問題に該当するのは、グループの名前を変更した場合のみです。"Disk Group 1" などのデフォルトの名前の場合は、SQL Server により必要に応じてリソースが新しいグループに移動されます。
シナリオ 3

問題

Sqlclstr.log ファイルに次のエントリが記録されます。
~~~ ClusterResourceStart... tick=2, state=2
[validate.cpp:147] DeleteTestGroup:OpenClusterResource: 5007 (0x138f): The cluster resource could not be found. 
~~~ XXX Copy Files failed
[reghelp.cpp:34] : 2 (0x2): The system cannot find the file specified.
					
解決方法

各ノードのネットワーク共有を調べ、以下の項目を探します。
  • \\cluster_tools_share
  • \\cluster_setup_share
見つかった場合は、どちらも削除します。
シナリオ 4

問題

SQL Server Service Pack 1 のインストール後に SQL Server を再クラスタ化しようとすると、インストールが失敗して次のエラーが Sqlclstr.log ファイルに記録されます。
Looking at disk P:
Disk P is fixed in group SQL_Disk
Looking at disk Q:
Disk Q is used by SQL but is moveable
Looking at disk R:
Error: Resource groups SQL_Disk and Disk_R both contain SQL disks
[chkconf.cpp:1416] : 160 (0xa0): The argument string passed to DosExecPgm is not correct. 
[chkconf.cpp:1482] ClusterFindVirtualSQLSrvGroup: 160 (0xa0): The argument string passed to DosExecPgm is not correct.
					

"P" ドライブは SQL Server のインストール先のドライブであり、インストーラでは使用中のドライブはこのドライブのみであると認識されていました。実際には、P、Q および R ドライブが使用中です。

解決方法

SQL Server のエラー ログおよび sysdevices システム テーブルを調べ、SQL で使用されているすべてのドライブが、SQL Server で使用される SQL Server グループに属しているかどうかを確認します。

: このクラスタに SQL Server で使用されるクラスタ ディスク リソースを追加する場合や、クラスタ内で現在使用されている他のディスクをクラスタ化されている SQL Server で使用する場合は、それらを SQL Server に依存するものとして追加する必要があります。
シナリオ 5

問題

セットアップで、リモート ノードを更新できません。または、初期セットアップ中、既定のデータベースにアクセスするときに、エラーが発生します。

以下に例を示します。
#### SQL Server Remote Setup - Start Time 10/28/99 13:14:22 ####
Script file copied to '\\server8\ADMIN$\secnode.iss' successfully.
Installing remote service...
Running '\\node1\F$\ENGLISH\X86\setup\setupsql.exe SecNode=1 -s -f1 \\node2\ADMIN$\secnode.iss'...
Remote process exit code was '-1'.
\\node2\Admin$\sqlsp.log
Disconnecting from remote machine...
Service removed successfully.
Remote files removed successfully.
#### SQL Server Remote Setup - Stop Time 10/28/99 13:15:08 ####
解決方法

サービス アカウントに必要なアクセス許可が付与されているかどうかを確認します。既存の Administrator アカウントをコピーすることにより、グループ メンバシップおよびその他の多くのプロパティを新しいアカウントに確実にコピーできます。ユーザー アカウントをコピーすると、説明、グループ メンバシップ、ログオン時間、ログオン ワークステーション、およびアカウント情報はそのままコピーされます。新しいアカウントのユーザー名、フルネーム、パスワードは空欄となるので、入力が必要です。[ユーザーはパスワードを変更できない] および [パスワードを無期限にする] チェック ボックスはコピーされます。

: Administrators ローカル グループのメンバのアカウントをコピーする場合は、[ユーザーはパスワードを変更できない] の設定はコピーされません。通常、[ユーザーは次回のログオン時にパスワード変更が必要] チェック ボックスは元のアカウントの設定と関係なくオンになりますが、これはオフにしてください。また、[パスワードを無期限にする] チェック ボックスはオンにしてください。必要な設定を行った後、[追加] をクリックします。

ユーザー マネージャを起動し、[原則] メニューの [ユーザーの権利] をクリックします。[高度なユーザー権利の表示] チェック ボックスをオンにし、新規のユーザーに以下の権利を付与します。
  • オペレーティング システムの一部として機能
  • サービスとしてログオン
  • ローカル ログオン
新しく作成したアカウントを使用して両方のノードにログオンし、基本的な接続や権利をテストします。
  • リモート プロシージャ コール (RPC) 接続を検証するには、Perfmon、Regedt32、Srvmgr のいずれかを使用して、各ノードからリモートで他のノードにログオンします。
  • NetBIOS を検証するには、net view \\machine_name および net use \\machine_name\admin$ コマンドを実行します。
  • RDR と SRV を、NBT および IP 接続なしで検証するには net view \\ IP Address コマンドを実行します。
  • telnet または FTP セッションを使用して転送機能をテストします。
シナリオ 6

問題

SQL Server 6.5 クラスタ ウィザードが失敗し、クラスタ ウィザード ログの最後の行に以下のように出力されます。
Start SQL Server cConnectString="ODBC;DSN='';DRIVER={SQL Server};SERVER=CLIO;DATABASE=master;UID=sa;PWD="
					

解決方法

まず、@@servername を実行したときの応答が NULL でないことを確認します。NULL が返される場合は、sysservers システム テーブルにローカル サーバーの名前に対応するエントリが存在していません。適宜修正し、次に進みます。

@@servername を検証できた場合は、ODBC ドライバを再読み込みした上で、SQL Server フェールオーバー クラスタ ウィザードを再度実行してください。ODBC ドライバを再読み込みするには、SQL Server 6.5 Extended Edition CD からセットアップ プログラムを実行します。プログラムの場所は \I386\Odbc ディレクトリ (Intel ベースのコンピュータ) または \Alpha\Odbc ディレクトリ (Alpha ベースのコンピュータ) です。
シナリオ 7

問題

Clustwiz.exe ファイルを実行すると毎回、ワトソン博士のメッセージが表示されます。このメッセージは Cpqmgmt.dbg ファイルに関するものです。

解決方法

以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) によると、この問題は Compaq Insight Manager に関係しています。最新の Compaq SoftPak (多くの場合は、SSD 2.12a) を適用し、競合する可能性があるサービスをすべて停止してください。以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) で概略が説明されています。

192708 [INF] SQL 6.5 または MSMQ 1.0 のクラスタ サーバー サポートのインストール順序
219264 [INF] SQL Server 7.0 クラスタリング セットアップのインストール手順
シナリオ 8

問題

次のレジストリ エントリの設定が適切ではありません。
Hkey_Local_Machine\Software\Microsoft\Windows\CurrentVer\CommonFilesDir


解決方法

パスに誤りがある場合は、パスを修正します。
シナリオ 9

問題

SQL Server クラスタ フェールオーバー ウィザードで SQL Server のクラスタを解除できません。

解決方法

SQL Server フェールオーバー クラスタ ウィザードを実行すると、SQL Server クラスタ リソースが作成されます。デフォルトでは、これらのリソースの命名の構造は以下のようになっています。
   <Virtual_SQL_Server_Name> IP Address
   <Virtual_SQL_Server_Name> Network Name
   <Virtual_SQL_Server_Name> SQL Server 7.0
   <Virtual_SQL_Server_Name> VServer
   <Virtual_SQL_Server_Name> SQL Server Agent 7.0
					
たとえば、Virtual_SQL_Server_Name が xyz の場合、デフォルトでは SQL Server リソースには以下の名前が付けられます。
   xyz IP Address
   xyz Network Name
   xyz SQL Server 7.0
   xyz VServer
   xyz SQL Server Agent 7.0
					
その後、これらのリソースの一部または全部が次のように修正されるとします。
   IP Address
   Network Name
   SQL Server
   Virtual Server
   SQL Agent
					
この場合、このことが原因で、SQL Server フェールオーバー クラスタ ウィザードでエラーが発生するか、ウィザードが応答を停止することがあります。この問題を解決するには、リソースの名前をデフォルトの名前に戻します。
シナリオ 10

問題

SQLCLSTR.LOG に次の情報が記録されます。
~~~ OnEnableCluster: UpdateSku
~~~ OnEnableCluster: TransferSQLServices
+++ TransferSQLServices: enter
+++ TransferSQLServices: calling AddVSNameLanManServer
[reghelp.h:132] type not REG_MULTI_SZ: 160 (0xa0): The argument string passed to DosExecPgm is not correct.

[reghelp.h:133] : 160 (0xa0): The argument string passed to DosExecPgm is not correct.

[reghelp.h:290] : 160 (0xa0): The argument string passed to DosExecPgm is not correct.

[clenable.cpp:1803] : 160 (0xa0): The argument string passed to DosExecPgm is not correct.

[clenable.cpp:1836] : 160 (0xa0): The argument string passed to DosExecPgm is not correct.

[clenable.cpp:2379] : 160 (0xa0): The argument string passed to DosExecPgm is not correct.

~~~ XXX TransferSQLServices failed
					
解決方法

次のレジストリ キーの種類を確認します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\LanmanServer\Parameters\NullSessionPipes
					
このレジストリ キーの種類は REG_MULTI_SZ です。

実際のエラーは RegQueryValue_MULTI_SZ() で発生しています。キーの種類が REG_MULTI_SZ でないため、エラーが発生します。

キーの種類が REG_MULTI_SZ でない場合、キーの内容をコピーして、削除し、同じ名前でキーを作り直し、種類の値を修正したうえで内容を入れ替える必要があります。

プロパティ

文書番号: 254593 - 最終更新日: 2006年9月26日 - リビジョン: 4.0
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft SQL Server 6.5 Enterprise Edition
  • Microsoft SQL Server 7.0 Enterprise Edition
キーワード:?
kbinfo KB254593
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