[XADM] インフォメーションストアがイベントをログに出力しない

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文書番号: 256467 - 対象製品
この記事は、以前は次の ID で公開されていました: JP256467
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目次

概要

この資料では、インフォメーション ストア (以下、IS) がイベントをログ出力しない現象と、応答を停止する現象について記述しています。

詳細

Exchange サーバーの IS が、アプリケーション イベントをログ出力しなかったり、または IS がアクセス違反で応答を停止したりする場合があります。この問題は、IS のプロパティ ページで、診断ログの [ログ出力のレベル] オプションが [中] 以上に設定されていて、かつ多くの受信者を含むメッセージを受信した場合にのみ発生します。

原因

この問題は、IS が、アプリケーション イベントをログ出力しようとして、32 キロバイト (KB) を超えるデータを Microsoft Windows NT ReportEvent() アプリケーション プログラミング インターフェイス (以下、API) に出力する場合に、発生の可能性があります。Windows NT 4.0 では、32 KB を超えるデータがこの API に渡されると、API は応答を停止して、クラッシュなどの予測不可能な動作が発生したり、その後のイベントをログ出力できなくなったりする場合があります。

32 KB を超えるデータを ReportEvent() API に出力しようとすると、常にエラーになり、イベントをログ出力しようとしても機能しません (その結果、この診断イベントが存在しなくなります)。

状況

マイクロソフトでは、本現象を Microsoft Exchange Server, version 5.5 SP3 における障害として確認しました。
この問題に対する修正モジュールは存在しますが、十分で広範囲にわたるテストは行われておりません。したがいましてこの特定の問題に直面し、それによって重大な影響を受けているシステムにのみこの修正モジュールを適応することをお勧めいたします。
それ以外の場合にはマイクロソフトでは、この修正を含む次のサービス パックがリリー スされるまで待つことを推奨します。
詳細に関しては、マイクロソフト テクニカル サポートにお問い合わせください。

なお、この問題は以下のバージョン以降で修正されています。
   File Name     Version
  ---------------------------
   STORE.EXE     5.5.2652.6
この修正が含まれた I386 用の修正モジュールは以下の Microsoft Download Center 「Exchange 5.5 インフォメーションストア修正プログラム」よりダウンロードすることが可能です。

Exchange 5.5 インフォメーションストア修正プログラム (日本語版)
I386 URL : http://www.microsoft.com/downloads/release.asp?ReleaseID=20920

この修正モジュールを適用後、IS は、この特定のイベントに対して、32 KB 未満のデータを出力します。この Windows NT の制限のために、すべてのデータをアプリケーション イベント ログに記録することはできないため、IS はアプリケーショ イベント ログのデータを、32 KB の制限に達する直前に切り捨て、"..." を追加して、それ以上のデータがあることを示します。

さらに、IS は ReportEvent() API が受け入れ可能な量より多くのデータを出力しないため、この修正モジュールにより、この資料の「原因」の節で説明している Windows NT4.0 の問題が回避できます。この IS 修正モジュールをインストールすると、それだけで、Exchange サーバーにおけるこの問題を十分に修正することができます。

注意

この修正モジュール適用後に Microsoft Exchange Information Store サービスを起動しますと、Information Store データベースのアップグレードが行われます。アップグレードされたデータベースは Exchange サーバー 5.5 SP3 以前の環境にリストアすることはできませんのでご注意ください。
したがいまして、Exchange サーバーを再インストールしてデータベースのリストアを行う場合には、以下の手順で実行していただきますようお願いいたします。

リストア手順

  1. Exchange サーバー 5.5 をインストールします。この時、バックアップを取得した環境の組織名とサイト名を合わせます。[既存サイトへの追加] は選択しないようにご注意ください。
  2. Exchange サーバー 5.5 SP3 を適用します。
  3. Exchange 5.5 インフォメーション ストア修正プログラムを適用します
  4. データベースをリストアします。この時、[既存のデータをすべて削除] を選択します。

回避策

この問題を回避するには、診断ログの [ログ出力のレベル] オプションを [最小] または [なし] に変更します。

関連情報

ARTICLE-ID : 256467
TITLE : XADM: Information Store Does Not Log Message in ApplicationEvent Log on Delivery

関連情報

この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID 256467 (最終更新日 2000-06-20) をもとに作成したものです。

プロパティ

文書番号: 256467 - 最終更新日: 2014年1月24日 - リビジョン: 3.0
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Exchange Server 5.5 Standard Edition
キーワード:?
kbnosurvey kbarchive kbbug kbfix KB256467
"Microsoft Knowledge Baseに含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行ないません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社 及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社 またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。なお、本文書においては、文書の体裁上の都合により製品名の表記において商標登録表示、その他の商標表示を省略している場合がありますので、予めご了解ください。"

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