エラー メッセージ : ローカル コンピュータでクラスタ サービスを開始できませんでした

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文書番号: 257905 - 対象製品
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目次

現象

Windows クラスタは、クラスタの変更についてログ ファイルに詳しく記録します。このファイルが何らかの理由で破損すると、クラスタ サービスが開始されないことがあります。クラスタ サービスを開始しようとすると、次のエラー メッセージが表示されることがあります。
ローカル コンピュータでクラスタ サービスを開始できませんでした。
エラー 1067: プロセスを途中で強制終了しました。
システム イベント ログに次のイベントが出力されることがあります。

イベント ID : 1019
種類 : 警告
ソース : ClusSvc
分類 : Log Mgr
説明 : ログ ファイル Q:\MSCS\quolog.log が壊れていました。ログ ファイルはリセットされます。または、クラスタ アドミニストレータ ユーティリティを使用して最大サイズを調整してください。

イベント ID : 1148
種類 : エラー
ソース : ClusSvc
分類 : Log Mgr
説明 : クラスタ サービスで致命的なエラーが発生しました。重要なクォーラム ログ ファイル 'Q:\MSCS\quolog.log' が壊れています。クォーラム ログ ファイルのバックアップがある場合は、コマンド ウィンドウに 'clussvc -debug -noquorumlogging' と入力してクラスタ サービスを開始し、クォーラム ドライブにある MSCS ディレクトリにバックアップのクォーラム ログ ファイルをコピーしてから、'net start clussvc' コマンドを使用して通常どおりクラスタ サービスを再開してください。クォーラム ログ ファイルのバックアップがない場合は、'clussvc -debug -resetquorumlog' コマンドを使用してクラスタ サービスを開始することができます。このコマンドを使用すると、サーバー クラスタ データベース内にある、古いと思われる情報を基に新しいクォーラム ログ ファイルの作成が試みられます。その後、クラスタ サービスを中止して、'net start clussvc' コマンドを使用して通常どおりにサービスを再開することができます。

原因

このエラー メッセージは、クラスタ サービスのスタートアップ時にクォーラム ログ ファイル (Quolog.log) が見つからないか、または読み取れない場合に表示されることがあります。このファイルは、ローカル ノード上のクラスタ構成が最新であることを確認するために、読み取る必要があります。クラスタ サービスがこのログを読み取ることができない場合、サービスが古い構成データを読み込んでしまうことを防ぐことができません。

Chkxxx.tmp ファイルの日時スタンプが、クォーラム ドライブ上の \MSCS フォルダの Quolog.log ファイルのスタンプと一致しない場合、ログ ファイルは壊れている可能性があります。最近復元処理を行ったか、または電源障害があった場合に、このファイルが破損する可能性があります。

解決方法

この問題を解決するには、-ResetQuorumLog スイッチを付けてクラスタ サービスを開始します。
  1. コンピュータの管理スナップインを起動します。
  2. クラスタ サービスのプロパティを開きます。
  3. [開始パラメータ] ボックスに -ResetQuorumLog と入力して、クラスタ サービスを開始します。
  4. すべてが正常に実行されるようにするには、クラスタ サービスを停止した後、パラメータを付けずにクラスタ サービスを再開します。この手順でクラスタ サービスが開始されない場合は、ローカル クラスタ レジストリからチェックポイントと Quolog.log ファイルを完全に作成し直す必要があります。次の手順を実行します。
    1. コンピュータの管理を起動します。
    2. クラスタ サービスのプロパティを開きます。
    3. [開始パラメータ] ボックスに -NoQuorumLogging と入力して、クラスタ サービスを開始します。
    4. エクスプローラを起動して、クォーラム ドライブ上の MSCS フォルダにある Quolog.log ファイルとすべての Chkxxx.tmp ファイルをクォーラム ドライブのルートに移動し、これらのファイルを MSCS フォルダから削除します。
    5. コンピュータの管理に戻り、クラスタ サービスを停止します。
    6. [開始パラメータ] ボックスに -ResetQuorumLog と入力して、クラスタ サービスを再開します。

      : クラスタが Windows 2000 Service Pack 4 (SP4) で実行しており、KB 872970 修正プログラムがインストールされている場合、-ResetQuorumLog スイッチは使用しないでください。通常どおりクラスタ サービスを開始できます。
    7. クラスタ サービスを停止した後、開始パラメータを付けずにクラスタ サービスを再開します。

詳細

クラスタに行われた最新の変更を含むいずれかのノードのシステム状態を復元することによって、バックアップ ソースからクォーラムを復元できます。 クラスタ構成情報のバックアップおよび復元の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
248998 クラスタ情報を正常に復元する方法

クラスタ データベースとレジストリ管理

クラスタに参加する各ノードでは、%SystemRoot%\Cluster\Clusdb ファイルにクラスタ データベースのローカル コピーを保持しています。ノードでクラスタ サービスが初めて開始されると、クラスタ データベースの最新のコピーが作成され、レジストリ ハイブ (HKEY_LOCAL_MACHINE\Cluster) として保持されます。クラスタ サーバーを再起動すると、既存のクラスタ ハイブが使用され、更新されます。

クラスタ サービスは、クォーラム リソース上にあるファイルにクラスタ レジストリを複製します。チェックポイント ファイルは \Mscs\Chkxxx.tmp にあります。チェックポイントが参照されるたびに、チェックサム レコードが \Mscs\Quolog.log ファイルに記録されます。クラスタ レジストリのチェックポイントは、次のイベントによってトリガされます。
  • (クォーラム リソースがオンラインになった後) 最初のノードがクラスタを形成する。
  • いずれかのノードでクラスタ サービスが停止する。
  • Quolog.log ファイルがリセット サイズ制限 (Windows 2000 で 64 KB) に達する。
  • 何も変更がなかった場合、クラスタ サービスは次のレジストリ キーに指定された間隔に基づいてチェックポイントを参照する (値が定義されていない場合、デフォルトの値は 4 時間です)。
    HKEY_LOCAL_MACHINE\Cluster\Quorum\CheckpointInterval

クラスタ ログの管理

クラスタ サーバーはクォーラム ログを使用して、クラスタ レジストリへの変更を記録します。変更が追跡されるため、クラスタ ノードが、オフライン状態だったクラスタに再加入すると、オフラインにされていた間にクラスタ構成に行われたすべての変更が適用されます。

クラスタ内のクォーラム ログを無効にすると、クラスタ構成への変更をログに記録できません。この期間にノードがオフラインになると、変更を他のノードに伝えられない場合に、最新の変更が失われる可能性があります。クォーラム ログは、ログ ファイルの破損から復元する必要がある場合にのみ、無効にする必要があります。

クォーラム ログ機能は、ノードがオフライン状態になって、チェックポイントが参照されるたびにオンになります。そして、すべてのクラスタ ノードが実行されるとオフになります。Quolog.log ファイルは、クォーラム ドライブ上の \Mscs フォルダにあります。クラスタ形成時には、デフォルトで、最新の \MSCS\Chkxxx.tmp ファイルがクラスタ レジストリの読み込みに使用されます。\Mscs\Quolog.log ファイルは、最後のチェックポイント以降に行われた、クラスタ データベースに対するすべての変更を適用するのに使用されます。このアルゴリズムは、ノードが一定の時間停止した場合でも適用されます。

関連情報

修正プログラム KB872970 の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
872970 Windows 2000 Advanced Server ベースのクラスタ環境ではクォーラム ログ ファイルが破損する

関連情報

この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID 257905 (最終更新日 2005-04-12) を基に作成したものです。

プロパティ

文書番号: 257905 - 最終更新日: 2005年9月21日 - リビジョン: 5.1
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Windows 2000 Advanced Server
  • Microsoft Windows 2000 Datacenter Server
キーワード:?
kbprb kbclustering KB257905
"Microsoft Knowledge Baseに含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行ないません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社 及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社 またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。なお、本文書においては、文書の体裁上の都合により製品名の表記において商標登録表示、その他の商標表示を省略している場合がありますので、予めご了解ください。"

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